第71回ゴールデングローブ賞

第71回ゴールデングローブ賞（だい71かいゴールデングローブしょう）は2013年の映画とテレビ番組を対象としており、授賞式は2014年1月12日にカリフォルニア州ビバリーヒルズのビバリーヒルトン・ホテル（英語版）で行われ、NBCが放送した。授賞式はディック・クラーク・プロダクションズ（英語版）がハリウッド外国人映画記者協会と共同でプロデュースする^[1]。2013年9月13日にウディ・アレンに生涯功労賞であるセシル・B・デミル賞が贈られることが発表された^[2]。10月15日、司会はティナ・フェイとエイミー・ポーラーが務めることが発表された^[3]。ノミネーションは2013年12月12日にアジズ・アンサリ、ゾーイ・サルダナ、オリヴィア・ワイルドによって発表された^[4]。

受賞・ノミネート[編集]

以下がノミネートの一覧である^[5]。太字が受賞である。

映画[編集]

映画作品賞
ドラマ部門	ミュージカル・コメディ部門
『それでも夜は明ける』『あなたを抱きしめる日まで』『ゼロ・グラビティ』『キャプテン・フィリップス』『ラッシュ/プライドと友情』	『アメリカン・ハッスル』『her/世界でひとつの彼女』『インサイド・ルーウィン・デイヴィス名もなき男の歌』『ネブラスカふたつの心をつなぐ旅』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
映画演技賞（ドラマ部門）
主演男優賞	主演女優賞
マシュー・マコノヒー - 『ダラス・バイヤーズクラブ』 - ロン・ウッドルーフ役ロバート・レッドフォード - 『オール・イズ・ロスト〜最後の手紙〜』 - 「我らの男」役トム・ハンクス - 『キャプテン・フィリップス』 - リチャード・フィリップ船長役キウェテル・イジョフォー - 『それでも夜は明ける』 - ソロモン・ノーサップ役イドリス・エルバ - 『マンデラ自由への長い道』 - ネルソン・マンデラ役	ケイト・ブランシェット - 『ブルージャスミン』 - ジャスミン・フランシス役ケイト・ウィンスレット - 『とらわれて夏』 - アデル・ウィーラー役ジュディ・デンチ - 『あなたを抱きしめる日まで』 - フィロミーナ・リー役サンドラ・ブロック - 『ゼロ・グラビティ』 - ライアン・ストーン博士役エマ・トンプソン - 『ウォルト・ディズニーの約束』 - P・L・トラバース役
映画演技賞（ミュージカル・コメディ部門）
主演男優賞	主演女優賞
レオナルド・ディカプリオ - 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 - ジョーダン・ベルフォート役ブルース・ダーン - 『ネブラスカふたつの心をつなぐ旅』 - ウディ・グラント役ホアキン・フェニックス - 『her/世界でひとつの彼女』 - セオドア・トゥオンブリー役オスカー・アイザック - 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス名もなき男の歌』 - ルーウィン・デイヴィス役クリスチャン・ベール - 『アメリカン・ハッスル』 - アーヴィング・ローゼンフェルド役	エイミー・アダムス - 『アメリカン・ハッスル』 - シドニー・プロッセ役ジュリー・デルピー - 『ビフォア・ミッドナイト』 - セリーヌ役ジュリア・ルイス＝ドレイファス - 『おとなの恋には嘘がある』 - エヴァ役グレタ・ガーウィグ - 『フランシス・ハ』 - フランセス・ハラデイ役メリル・ストリープ - 『8月の家族たち』 - ヴァイオレット・ウェストン役
助演男優賞	助演女優賞
ジャレッド・レト - 『ダラス・バイヤーズクラブ』 - レイヨン役バーカッド・アブディ - 『キャプテン・フィリップス』 - ムセ役ダニエル・ブリュール - 『ラッシュ/プライドと友情』 - ニキ・ラウダ役ブラッドリー・クーパー - 『アメリカン・ハッスル』 - リッチー・ディマソ役マイケル・ファスベンダー - 『それでも夜は明ける』 - エドウィン・エップス役	ジェニファー・ローレンス - 『アメリカン・ハッスル』 - ロザリン・ローゼンフェルド役サリー・ホーキンス - 『ブルージャスミン』 - ジンジャー役ルピタ・ニョンゴ - 『それでも夜は明ける』 - パッツィー役ジュリア・ロバーツ - 『8月の家族たち』 - バーバラ・ウェストン役ジューン・スキッブ - 『ネブラスカふたつの心をつなぐ旅』 - ケイト・グラント役
監督賞	脚本賞
アルフォンソ・キュアロン - 『ゼロ・グラビティ』ポール・グリーングラス - 『キャプテン・フィリップス』アレクサンダー・ペイン - 『ネブラスカふたつの心をつなぐ旅』スティーヴ・マックイーン - 『それでも夜は明ける』デヴィッド・O・ラッセル - 『アメリカン・ハッスル』	スパイク・ジョーンズ - 『her/世界でひとつの彼女』ジョン・リドリー - 『それでも夜は明ける』エリック・ウォーレン・シンガー、デヴィッド・O・ラッセル - 『アメリカン・ハッスル』ボブ・ネルソン - 『ネブラスカふたつの心をつなぐ旅』ジェフ・ポープ、スティーヴ・クーガン - 『あなたを抱きしめる日まで』
作曲賞	主題歌賞
アレックス・エバート - 『オール・イズ・ロスト〜最後の手紙〜』ハンス・ジマー - 『それでも夜は明ける』スティーヴン・プライス - 『ゼロ・グラビティ』ジョン・ウィリアムズ - 『やさしい本泥棒』アレックス・ヘフェス - 『マンデラ自由への長い道』	「オーディナリー・ラヴ」（U2、デンジャー・マウス） - 『マンデラ自由への長い道』 "Atlas"（コールドプレイ） - 『ハンガー・ゲーム2』「レット・イット・ゴー」（ロバート・ロペス、クリスティン・アンダーソン・ロペス） - 『アナと雪の女王』 "Please Mr. Kennedy"（エド・ラッシュ、ジョージ・クロマティ、T・ボーン・バーネット、ジャスティン・ティンバーレイク、ジョエル&イーサン・コーエン） - 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス名もなき男の歌』 "Sweeter Than Fiction"（テイラー・スウィフト、ジャック・アントノーフ） - 『ワンチャンス』
アニメ映画賞	外国語映画賞
『アナと雪の女王』『クルードさんちのはじめての冒険』『怪盗グルーのミニオン危機一発』	『グレート・ビューティー/追憶のローマ』イタリア『ある過去の行方』イラン『風立ちぬ』日本『アデル、ブルーは熱い色』フランス『偽りなき者』デンマーク

テレビ[編集]

テレビシリーズ賞
ドラマ部門	ミュージカル・コメディ部門
『ブレイキング・バッド』『ダウントン・アビー』『グッド・ワイフ』『ハウス・オブ・カード野望の階段』 Masters of Sex	Booklyn Nine-Nine 『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』『GIRLS/ガールズ』『モダン・ファミリー』 Parks and Recreation
テレビシリーズ演技賞（ドラマ部門）
主演男優賞	主演女優賞
ブライアン・クランストン - 『ブレイキング・バッド』 - ウォルター・ホワイト（英語版）役マイケル・シーン - Masters of Sex - ビル・マスターズ（英語版）役リーヴ・シュレイバー - 『レイ・ドノヴァンザ・フィクサー』 - レイ・ドノヴァン役ケヴィン・スペイシー - 『ハウス・オブ・カード野望の階段』 - フランク・アンダーウッド（英語版）役ジェームズ・スペイダー - 『THE BLACKLIST/ブラックリスト』 - レイモンド・レディントン役	ロビン・ライト - 『ハウス・オブ・カード野望の階段』 - クレア・アンダーウッド（英語版）役ジュリアナ・マルグリーズ - 『グッド・ワイフ』 - アリシア・フロリック役タチアナ・マスラニー - 『オーファン・ブラック暴走遺伝子』 - サラ・マニング、ベス・チャイルズ、アリソン・ヘンドリックス、コシマ・ニーハウス、ヘレナ、カーチャ・オビンジャー役テイラー・シリング - Orange is the New Black - パイパー・チャップマン役ケリー・ワシントン - 『スキャンダル託された秘密』 - オリヴィア・ポープ（英語版）役
テレビシリーズ演技賞（ミュージカル・コメディ部門）
主演男優賞	主演女優賞
アンディ・サムバーグ - Brooklyn Nine-Nine - ジェイク・ペラルタ役ジェイソン・ベイトマン - 『アレステッド・ディベロプメント』 - マイケル・ブルス（英語版）役ドン・チードル - House of Lies - マーティ・カーン役マイケル・J・フォックス - 『マイケル・J・フォックス・ショウ』 - マイク・ヘンリー役ジム・パーソンズ - 『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』 - シェルドン・クーパー（英語版）役	エイミー・ポーラー - Parks and Recreation - レスリー・ノップ（英語版）役ズーイー・デシャネル - 『New Girl / ダサかわ女子と三銃士』 - ジェシカ・"ジェス"・デイ役レナ・ダナム -『GIRLS/ガールズ』 - ハンナ・ホルバート役イーディ・ファルコ - 『ナース・ジャッキー』 - ジャッキー・ペイトン役ジュリア・ルイス＝ドレイファス - Veep - セリーナ・メイヤー（英語版）役
ミニシリーズ・テレビ映画演技賞
主演男優賞	主演女優賞
マイケル・ダグラス - 『恋するリベラーチェ』 - リベラーチェ役マット・デイモン - 『恋するリベラーチェ』 - スコット・ソーソン（英語版）役キウェテル・イジョフォー - Dancing on the Edge - ルイス・レスター役イドリス・エルバ - 『刑事ジョン・ルーサー』 - ジョン・ルーサー役アル・パチーノ - Phil Spector - フィル・スペクター役	エリザベス・モス - 『トップ・オブ・ザ・レイク〜消えた少女〜（英語版）』 - ロビン・グリフィン役ヘレナ・ボナム＝カーター - Burton & Taylor - エリザベス・テイラー役レベッカ・フェルグソン - The White Queen - エリザベス・ウッドヴィル役ジェシカ・ラング - 『アメリカン・ホラー・ストーリー: 魔女団（英語版）』 - フィオナ・グッド役ヘレン・ミレン - Phil Spector - リンダ・ケニー・バーデン役
助演賞
助演男優賞	助演女優賞
ジョン・ヴォイト - 『レイ・ドノヴァンザ・フィクサー』 - ミッキー・ドノヴァン役ジョシュ・チャールズ - 『グッド・ワイフ』 - ウィル・ガードナー役ロブ・ロウ - 『恋するリベラーチェ』 - ジェイク・スターツ役アーロン・ポール - 『ブレイキング・バッド』 - ジェシー・ピンクマン（英語版）役コリー・ストール - 『ハウス・オブ・カード野望の階段』 - ピーター・ルッソ役	ジャクリーン・ビセット - Dancing on the Edge - リヴィニア・クレモネジャネット・マクティア - The White Queen - ジャケット・ド・リュクサンブール役ヘイデン・パネッティーア - Nashville - ジュリエット・バーンズ役モニカ・ポッター - Parenthood - クリスティーナ・ブレイヴァマン役ソフィア・ベルガラ - 『モダン・ファミリー』 - グロリア・デルガド＝プリチェット役
ミニシリーズ・テレビ映画賞
『恋するリベラーチェ』『アメリカン・ホラー・ストーリー: 魔女団（英語版）』 Dancing on the Edge 『トップ・オブ・ザ・レイク〜消えた少女〜（英語版）』 The White Queen

ノミネーションの総計[編集]

映画[編集]

16本の映画が複数の部門でのノミネートを獲得した。

ノミネート数	映画
7	それでも夜は明ける
7	アメリカン・ハッスル
5	ネブラスカふたつの心をつなぐ旅
4	キャプテン・フィリップス
4	ゼロ・グラビティ
3	her/世界でひとつの彼女
	インサイド・ルーウィン・デイヴィス名もなき男の歌
	マンデラ自由への長い道
	あなたを抱きしめる日まで
2	オール・イズ・ロスト〜最後の手紙〜
	8月の家族たち
	ブルージャスミン
	ダラス・バイヤーズクラブ
	アナと雪の女王
	ラッシュ/プライドと友情
	ウルフ・オブ・ウォールストリート

テレビ[編集]

16本の番組が複数のノミネーションを獲得した。

ノミネーション数	番組
4	恋するリベラーチェ
4	ハウス・オブ・カード野望の階段
3	ブレイキング・バッド
	Dancing on the Edge
	グッド・ワイフ
	The White Queen
2	アメリカン・ホラー・ストーリー: 魔女団
	ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則
	Brooklyn Nine-Nine
	GIRLS/ガールズ
	Masters of Sex
	モダン・ファミリー
	Parks and Recreation
	Phil Spector
	レイ・ドノヴァンザ・フィクサー
	トップ・オブ・ザ・レイク〜消えた少女〜

プレゼンター[編集]

本年度のプレゼンターは以下の人物が務めた。

参考文献[編集]

^ “The Hollywood Foreign Press Association and Producer Dick Clark Productions Bring 'The 71st Annual Golden Globe Awards' Live Coast-To-Coast On NBC Sunday, January 12, 2014”. goldenglobes.org (2013年4月18日). 2013年10月10日閲覧。
^ “Golden Globes: Woody Allen to Receive Cecil B. DeMille Award”. The Hollywood Reporter (2013年9月13日). 2013年11月14日閲覧。
^ Belloni, Matthew (2013年10月15日). “Tina Fey, Amy Poehler to Host Golden Globes for Next Two Years”. The Hollywood Reporter. 2013年10月17日閲覧。
^ “Golden Globes nominations 2014: The complete list of nominees”. Los Angeles Times (2013年12月12日). 2013年12月12日閲覧。
^ “the 2014 Golden Globe awards”. 2013年12月13日閲覧。

外部リンク[編集]

公式ウェブサイト（英語）
The 71st Annual Golden Globe Awards (2014) - ハリウッド外国人映画記者協会（英語）

[GGAnnouncement-1] “The Hollywood Foreign Press Association and Producer Dick Clark Productions Bring 'The 71st Annual Golden Globe Awards' Live Coast-To-Coast On NBC Sunday, January 12, 2014”. goldenglobes.org (2013年4月18日). 2013年10月10日閲覧。

[2] “Golden Globes: Woody Allen to Receive Cecil B. DeMille Award”. The Hollywood Reporter (2013年9月13日). 2013年11月14日閲覧。

[3] Belloni, Matthew (2013年10月15日). “Tina Fey, Amy Poehler to Host Golden Globes for Next Two Years”. The Hollywood Reporter. 2013年10月17日閲覧。

[4] “Golden Globes nominations 2014: The complete list of nominees”. Los Angeles Times (2013年12月12日). 2013年12月12日閲覧。

[5] “the 2014 Golden Globe awards”. 2013年12月13日閲覧。

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

表話編歴ゴールデングローブ賞
映画部門	作品賞 (ドラマ部門) 作品賞 (ミュージカル・コメディ部門) 主演男優賞 (ドラマ部門) 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) 主演女優賞 (ドラマ部門) 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) 助演男優賞助演女優賞アニメ映画賞監督賞外国語映画賞作曲賞主題歌賞脚本賞
テレビドラマ部門	作品賞（ドラマ部門）作品賞（ミュージカル・コメディ部門）作品賞（ミニシリーズ・テレビ映画部門）男優賞（ドラマ部門）（英語版）男優賞（ミュージカル・コメディ部門）（英語版）男優賞（ミニシリーズ・テレビ映画部門）（英語版）女優賞（ドラマ部門）（英語版）女優賞（ミュージカル・コメディ部門）（英語版）女優賞（ミニシリーズ・テレビ映画部門）（英語版）助演男優賞（英語版）助演女優賞（英語版）
授賞式	1943 1944 1945 1946 1947 1948 1949 1950 1951 1952 1953 1954 1955 1956 1957 1958 1959 1960 1961 1962 1963 1964 1965 1966 1967（英語版） 1968（英語版） 1969（英語版） 1970（英語版） 1971（英語版） 1972（英語版） 1973（英語版） 1974（英語版） 1975（英語版） 1976（英語版） 1977（英語版） 1978（英語版） 1979（英語版） 1980（英語版） 1981（英語版） 1982 1983 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022（英語版） 2023 （授賞式は前年に公開された映画と配信・放送されたテレビドラマを対象にして行われる）
その他	セシル・B・デミル賞ミス・ゴールデングローブハリウッド外国人映画記者協会