ブライアン・クランストン

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Bryan Cranston
ブライアン・クランストン
ブライアン・クランストン
2018年
本名 ブライアン・リー・クランストン
(Bryan Lee Cranston)[1]
別名義 リー・ストーン
(Lee Stone)
生年月日 (1956-03-07) 1956年3月7日(66歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カリフォルニア州ハリウッド
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
身長 179cm[1]
職業 俳優声優監督
ジャンル 映画テレビドラマアニメ
活動期間 1980年 -
配偶者 ミッキー・ミドルトン(1978年 - 1982年)
ロビン・デアデン(1989年 - )
著名な家族 ジョー・クランストン(父)
カイル・エドワード・クランストン(兄)
主な作品
映画
プライベート・ライアン
ドライヴ
アルゴ
トータル・リコール
GODZILLA ゴジラ
トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
アイ'ム ホーム 覗く男
ウェディング・バトル アウトな男たち
パワーレンジャー
THE UPSIDE/最強のふたり
犬ヶ島
テレビドラマ
マルコム in the Middle
ブレイキング・バッド
Your Honor/追い詰められた判事
 
受賞
放送映画批評家協会賞
作品賞(ドラマシリーズ)
2013年『ブレイキング・バッド』
2014年『ブレイキング・バッド』
主演男優賞(ドラマシリーズ)
2012年『ブレイキング・バッド』
2013年『ブレイキング・バッド』
アンサンブル演技賞
2012年『アルゴ
エミー賞
作品賞(ドラマシリーズ部門)
2013年ブレイキング・バッド
2014年『ブレイキング・バッド』
主演男優賞(ドラマシリーズ部門)
2008年『ブレイキング・バッド』
2009年『ブレイキング・バッド』
2010年『ブレイキング・バッド』
2014年『ブレイキング・バッド』
ゴールデングローブ賞
作品賞(ドラマシリーズ部門)
2013年『ブレイキング・バッド』
主演男優賞(ドラマシリーズ部門)
2013年『ブレイキング・バッド』
全米映画俳優組合賞
男優賞(ドラマシリーズ部門)
2012年『ブレイキング・バッド』
2013年『ブレイキング・バッド』
男優賞(テレビ映画・ミニシリーズ部門)
2016年『オール・ザ・ウェイ JFKを継いだ男』
アンサンブル演技賞
2012年『アルゴ』
アンサンブル演技賞(ドラマシリーズ)
2013年『ブレイキング・バッド』
トニー賞
演劇主演男優賞
2014年『オール・ザ・ウェイ』
2019年『ネットワーク』
その他の賞
パームスプリングス国際映画祭
男優賞
2015年トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
Valleyfest映画祭
観客賞
2000年『Last Chance』[2]
サテライト賞
男優賞(ドラマシリーズ)
2008年『ブレイキング・バッド』[2]
2009年『ブレイキング・バッド』[2]
2010年『ブレイキング・バッド』[2]
TCAアワード
個人賞(ドラマシリーズ)
2009年『ブレイキング・バッド』[2]
備考
ドン・ブッフバルト&アソシエイツ所属
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ブライアン・クランストン(Bryan Cranston, 1956年3月7日[1] - ) は、アメリカ合衆国俳優声優演出家

来歴[編集]

カリフォルニア州ハリウッドで生まれ、サンフェルナンド・バレーで育つ[3]。父は俳優のジョー・クランストンで[1]、兄のカイル・エドワード・クランストンものちに俳優となった[1]

カノガ・パーク高校卒業[1]。当初は警察官になることを志していたが、短大在学中に俳優志望に転向し[4]、グラナダ劇場の舞台でデビュー[1]。ウェイターや警備員の仕事をしつつ[5][6]、テレビドラマの端役やコマーシャルへの出演などで演技のキャリアを重ねた[7]

1994年からシットコム『となりのサインフェルド』に準レギュラー出演したのち、2000年からはシットコム『マルコム in the Middle』でメインキャラクターの一人を演じる。同作ではプライムタイム・エミー賞コメディシリーズ助演男優賞に3回ノミネートされ、複数のエピソードで監督も務めた。

2008年から2013年までテレビドラマ『ブレイキング・バッド』にウォルター・ホワイト役で主演する。プライムタイム・エミー賞ドラマシリーズ主演男優賞を4回受賞し、ゴールデン・グローブ賞ドラマシリーズ主演男優賞や全米映画俳優組合賞ドラマシリーズ男優賞も受賞した。

映像作品への出演と並行して舞台にも数多く出演しており、ブロードウェイで2014年に主演した『All the Way』と2017年に主演した『Network』ではトニー賞演劇主演男優賞を受賞している[8]

人物[編集]

1977年に作家のミッキー・ミドルトンと結婚するが、1982年に離婚[1]。1989年に『超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ』での共演がきっかけで女優のロビン・デアデンと再婚し[1]、1993年に生まれた娘のテイラー・デアデン英語版は女優となった[1]

学生時代は野球に打ち込み、現在もロサンゼルス・ドジャースロサンゼルス・ラムズの熱心なファンである[9]

2020年3月、新型コロナウイルス感染症に感染した。軽度の症状で回復したが、少なくとも同年12月まで嗅覚に障害が残った[10][11]

出演作品[編集]

テレビドラマ[編集]

タイトル 放送年 役名 備考
白バイ野郎ジョン&パンチ
CHiPs
1982 ビリー・ジョー 第126話ゲスト
Loving 1983 ダグラス 第1話ゲスト
Cover Up 1985 フランク 第18話ゲスト
ジェシカおばさんの事件簿
Murder, She Wrote
1986 ブライアン・イースト 第42話(日本では45話)ゲスト
超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ
Airwolf
ロバート・ホリス 第50話ゲスト
North and South, Book II オースティン大佐 第6話ゲスト
Raising Miranda 1988 ラッセル 9エピソード
ベイウォッチ
Baywatch
1989 トム・ローガン 第10話ゲスト
ジェシカおばさんの事件簿
Murder, She Wrote
1990 ジェリー・ウィルバー 第122話ゲスト
超音速ヒーロー ザ・フラッシュ
The Flash
1991 フィリップ 第22話ゲスト
パワーレンジャー
Mighty Morphin Power Rangers
1993 スニザードの声 第10話ゲスト
ノンクレジット
ツインマンの声 第38話ゲスト
ノンクレジット
ハイテク武装車バイパー
Viper
1994 ギャレット・バーリン 第9話ゲスト
炎のテキサス・レンジャー
Walker, Texas Ranger
ハンク 第22話ゲスト
となりのサインフェルド
Seinfeld
1994 - 1997 ティム・ホワットリー 5エピソード
ジェシカおばさんの事件簿
Murder, She Wrote
1996 パーカー・フォアマン 第257話ゲスト
新Dr.マーク・スローン
Diagnosis Murder
1996 マーティン・ラトガース 第32話ゲスト
サブリナ
Sabrina, the Teenage Witch
1997 スチュワート・クラークソン 第24話ゲスト
バビロン5
Babylon 5
エリクソン 第71話ゲスト
新Dr.マーク・スローン
Diagnosis Murder
1998 ウォルター・メイスン 第155話ゲスト
ブルックリン74分署
Brooklyn South
ゴードン・デントン 第11・第15話ゲスト
フロム・ジ・アース/人類、月に立つ
From the Earth to the Moon
バズ・オルドリン 2エピソード
V.I.P.
V.I.P.
コルト・アロー 第1話ゲスト
Xファイル
X-Files
パトリック・クランプ 第119話ゲスト
シカゴ・ホープ
Chicago Hope
ジーザス 第104話ゲスト
ザ・プリテンダー 仮面の逃亡者
The Pretender
1999 ニール・ロバーツ 第60話ゲスト
The King of Queens 1999 - 2001 ティム 4エピソード
マルコム in the Middle
Malcolm in the Middle
2000 - 2006 ハル・ウィルカーソン エミー賞ノミネート[2]
サターン賞ノミネート[2]
ゴールデングローブ賞ノミネート[2]
TACアワードノミネート[2]
ヤングアーティストアワードノミネート[2]
ブレイキング・バッド
Breaking Bad
2008 - 2013 ウォルター・H・ホワイト[12] エミー賞受賞[2]
サテライト賞ノミネート[2]
ゴールデングロー賞ノミネート[2]
プリズムアワードノミネート[2]
スニーキー・ピート
Sneaky Pete
2015-2017 ヴィンス 企画・製作総指揮・出演・監督
フィリップ・K・ディックのエレクトリック・ドリームズ
Philip K. Dick's Electric Dreams
2017 サイラス・へリック 『人間らしさ』
Your Honor/追い詰められた判事
Your Honor
2020 - マイケル・デジアート 主演・製作総指揮・監督
ベター・コール・ソウル
Better Call Saul
2022 ウォルター・H・ホワイト 2エピソード

映画[編集]

タイトル 公開年 役名 備考
すべてをあなたに
That Thing You Do!
1996 ガス・グリソム
プライベート・ライアン
Saving Private Ryan
1998 I・W・ブライス大佐
ラスト・チャンス
Last Chance
1999 ランス
ウォーキング・オン・ザ・ムーン 3D
Magnificent Desolation: Walking on the Moon 3D
2005 バズ・オルドリンの声
リトル・ミス・サンシャイン
Little Miss Sunshine
2006 スタン・グロスマン
リンカーン弁護士
The Lincoln Lawyer
2011 ランクフォード刑事
ドライヴ
Drive
シャノン
幸せの教室
Larry Crowne
ディーン・テイノー
コンテイジョン
Contagion
ライル・ハガティ少将
デタッチメント 優しい無関心
Detachment
ダーデン氏
Red Tails 2012 ウィリアム・モルタムス大佐
ジョン・カーター
John Carter
パウエル
ロック・オブ・エイジズ
Rock of Ages
マイク・ウィットモア市長
アルゴ
Argo
ジャック・オニール
トータル・リコール
Total Recall
ヴィロス・コーヘイゲン
凍える夜に、盲目の殺し屋トポ
Cold Comes the Night
2013 トポ
GODZILLA ゴジラ
Godzilla
2014 ジョー・ブロディ
トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
Trumbo
2015 ダルトン・トランボ 日本公開は2016年[13]
潜入者
The Infiltrator
2016 ロバート・メイザー
アイ'ム ホーム 覗く男
Wakefield
ハワード・ウェイクフィールド 劇場未公開
ウェディング・バトル アウトな男たち
WHY HIM?
ネッド 劇場未公開
ゲット・ア・ジョブ 〜僕たちの就職戦線
Get a Job
ロジャー・デイヴィス 劇場未公開
疑わしき戦い
In Dubious Battle
保安官 劇場未公開
ディザスター・アーティスト
The Disaster Artist
2017 本人(カメオ出演)
パワーレンジャー
Power Rangers
ゾードン
30年後の同窓会
Last Flag Flying
サル・ネルソン
THE UPSIDE 最強のふたり
THE UPSIDE
フィリップ・ラカッセ 2019年12月20日公開[14]
犬ヶ島
Isle of Dogs
2018 チーフ 声の出演
エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE
El Camino: A Breaking Bad Movie
2019 ウォルター・ホワイト
ゴリラのアイヴァン
The One and Only Ivan
2020 マック

テレビ映画[編集]

タイトル 放送年 役名 備考
エイリアン・ファイター
Dead Space
1991 ダルデン
逃亡迷路
Dead Silence
ハリス教授
サイバー・コンパニオン
The Companion
1994 アラン
ロックフォードの事件メモ/運命の再会
The Rockford Files:Crime and Punishment
1996 パトリック・ドーティ
エグゼクティブ・コマンド
Strategic Command
1997 フィル・ハーツバーグ
キラー・モンキーズ
Terror Tract
2000 ロン
ハイテクサンタがやってきた
Twas the Night
2001 ニック・リグレー
ナショナル・ランプーン/感謝祭ホリデー!
Thanksgiving Family Reunion
2003 ウッドロー・スナイダー
オール・ザ・ウェイ JFKを継いだ男
All the Way
2016 リンドン・ジョンソン HBO Films

テレビアニメ[編集]

タイトル 放送年 担当 備考
海底大戦争 愛の20000マイル 1983 リッキー 英語版
走れメロス セリヌンティウス
Dr.スランプ アラレちゃん 1984 英語版
パイロット版
荒野の呼び声 吠えろバック マニエル
ピート
英語版
銀河鉄道999 君は母のように愛せるか!! 1985
若草物語 1986 ローリー
宇宙の騎士テッカマンブレード  1995 - 1996 バーナード軍曹
科学忍者隊ガッチャマンII
科学忍者隊ガッチャマンF
Eagle Riders
1996 - 1997 ジョー アメリカ編集版
Clerks: The Animated Series 2000 - 2001 ヘリのパイロット 他 3エピソード
サンタクロース・ブラザーズ
The Santa Claus Brothers
2001 サンタクロース(パパ) テレビ映画
リロ・アンド・スティッチ・ザ・シリーズ
Lilo & Stitch: The Series
2003 ジェームソン 第25話ゲスト
アメリカン・ダッド
American Dad
2005 パブリッシャー 第16話ゲスト
ファミリー・ガイ
Family Guy
2006 - 2020 ハル・ウィルカーソン 他 10エピソード
Glenn Martin DDS 2011 ドレイク・ストーン 第38話ゲスト
Robot Chicken ガンダルフ 第99・101話ゲスト
Archer 2012 トニー・ドレイク 第35・36話ゲスト
The Cleveland Show グラハム・ケンジントン 第54話ゲスト
ザ・シンプソンズ
The Simpsons
ストラディバリウス・カイン 第506話ゲスト

劇場アニメ[編集]

タイトル 公開年 役名 備考
The Treasure Planet 1983 フィリペ 英語版
The Little Train 1985 ティン・ソルジャー
王立宇宙軍 オネアミスの翼
Royal Space Force: The Wings of Honnêamise
1994 マティ 英語版
リー・ストーン名義
ストリートファイターII MOVIE 1995 フェイロン 英語版
ラーマーヤナ ラーマ王子伝説
Ramayana: The Legend of Prince Rama
2001 ラーマ 英語新録版
マダガスカル3
Madagascar 3: Europe's Most Wanted
2012 ビターリ

OVA[編集]

タイトル 発売年 役名 備考
モルダイバー
Moldiver
1994 オペレーター 英語版
リー・ストーン名義
アミテージ・ザ・サード
Armitage III
1995 エディー
超時空世紀オーガス02
Super Dimension Century Orguss
グスタフ伍長 / 近衛騎兵大尉
マクロスプラス
Macross Plus
イサム・ダイソン
Batman: Year One 2011 ジェームズ・ゴードン

その他[編集]

参加作品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j Bryan Cranston - Biography”. インターネットムービーデータベース. 2012年6月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n Bryan Cranston - Awards”. インターネットムービーデータベース. 2012年6月20日閲覧。
  3. ^ An Interview with Bryan Cranston”. IGN. 2012年6月20日閲覧。
  4. ^ 『ブレイキング・バッド』のブライアン・クランストン、若い頃は警察官志望”. 海外ドラマNA (2012年2月1日). 2012年6月17日閲覧。
  5. ^ "Hollywood's Hall of Famous ULC Ministers: Bryan Cranston" Archived May 10, 2015, at the Wayback Machine., Universallifechurchministers.org
  6. ^ Halle, Howard (2009年3月4日). “The Hot Seat: Bryan Cranston”. TimeOut. 2016年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月10日閲覧。
  7. ^ “'Breaking Bad' star Bryan Cranston was 'always hustling' as a young a young actor – The Washington Post”. The Washington Post. (2018年4月10日). オリジナルの2016年10月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161005000116/https://www.washingtonpost.com/entertainment/books/breaking-bad-star-bryan-cranston-was-always-hustling-as-a-young-actor/2016/09/28/2930c2b0-8101-11e6-a52d-9a865a0ed0d4_story.html 2018年4月10日閲覧。 
  8. ^ Stasio, Marilyn (2014年3月7日). “Bryan Cranston owns the role of LBJ in this beautifully built dramatic piece.”. Variety. オリジナルの2014年3月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140313001633/http://variety.com/2014/legit/reviews/broadway-review-bryan-cranston-lbj-all-the-way-1201127585/ 2014年3月14日閲覧。 
  9. ^ Brian Cranston talks All Star predictions, Shoehei Ohtani, and being a lifelong Dodgers Fan”. MLB.com. 2022年11月19日閲覧。
  10. ^ Bryan Cranston reveals Covid-19 diagnosis” (英語). RTÉ.ie (2020年7月31日). 2020年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月6日閲覧。
  11. ^ Bryan Cranston: I Still Suffer From Lingering COVID-19 Symptoms”. Us Weekly (2020年12月4日). 2020年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月18日閲覧。
  12. ^ ブライアン・クランストン、映画版『ブレイキング・バッド』でジェシーが成長する姿を見たい! - ライブドアニュース
  13. ^ 「ブレイキング・バッド」の主演俳優が実在した脚本家に扮する「トランボ」邦題決定”. 映画ナタリー (2016年2月25日). 2016年2月25日閲覧。
  14. ^ 映画「THE UPSIDE 最強のふたり」公式サイト

外部リンク[編集]