ジャクリーン・ビセット
| ジャクリーン・ビセット Jacqueline Bisset | |||||||||
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1969年宣伝写真 | |||||||||
| 本名 | Winifred Jacqueline Fraser Bisset | ||||||||
| 生年月日 | 1944年9月13日(82歳) | ||||||||
| 出生地 |
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| 国籍 |
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| 身長 | 168cm[1] | ||||||||
| 活動期間 | 1965年 - | ||||||||
| 配偶者 | なし | ||||||||
| 主な作品 | |||||||||
| 『映画に愛をこめて アメリカの夜』 | |||||||||
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ジャクリーン・ビセット(ビセ 発音例)(Jacqueline Bisset、本名: Winifred Jacqueline Fraser Bisset、1944年9月13日 - )は、イギリスの女優。サリー州ウェーブリッジ出身[2][3]。瞳はグレー・グリーン[3]、髪は栗色[3]。
来歴
[編集]父親はスコットランド人の医師[3][4]、母親はイングランドとフランスの血を引くフランス人[3][4]。流暢なフランス語を話すため、フランス映画への出演も多い[2]。子供のころからバレエを習い、18歳のとき、自活を決心してファッションモデルとなった[3]。容姿・ムードとも都会的で、田舎娘とはかけ離れていたが[1]、「私ってカントリー・ガールなのよ」と述べていた[1]。
ジェーン・バーキン、シャーロット・ランプリングと同じく、1965年のイギリス映画『ナック』のオーディションに採用され[3]、端役(出演は列に並ぶ一人)として女優デビュー[2][3]。長い下積みの後[3]、1967年に20世紀フォックスと契約し[3][4]、カリフォルニア州ロサンゼルスに移住[4]。ジャクリーヌは偶然のチャンスからハリウッドの映画界に注目された[1][3]。1968年の『刑事』の撮影中、主演のフランク・シナトラの恋人役として出演する予定だった、当時のシナトラの妻・ミア・ファローが共演を拒否し[1][3]、シナトラが急遽、相手役としてジャクリーヌを抜擢した[1][3]。この後、シナトラとミアは離婚という道を辿り、スキャンダラスな話題となった[1]。シナトラがミアに代わる女として白羽の矢を立てた新人、とジャクリーヌは興味の目で見られた[1]。しかしジャクリーヌは、新スターとして独自の才能を持つことを証明し[1]、当代一の人気スター・スティーブ・マックイーンの野心作『ブリット』では、マックイーンの耐える恋人役を演じ、日本でも人気を博した[1][3]。当時のハリウッドではフェイ・ダナウェイに続く、あるいはそれ以上の新星として注目された[1]。
60年代後半からアメリカ映画にも多数出演し、スター女優として活躍。またフランス語も堪能で[4]、フランス映画にも出演し、妖艶な美貌と抜群のスタイルを持つ国際女優として認知された[2]。2010年にはフランスのレジオンドヌール勲章を授与されている[4]。
1977年の米英合作『ザ・ディープ』で見せた濡れたTシャツのポスターは、70年代の最も象徴的な画像の1つともいわれ[4]、今なお語り継がれている[2][5]。
2013年、BBCのミニシリーズ'Dancing on the Edgeでの演技が高く評価され、ゴールデングローブ賞 助演女優賞 (テレビ部門)を受賞した[6]。1969年にゴールデングローブ賞にノミネートされた他、14年ぶり5度目のノミネートでの受賞となった。
私生活
[編集]1968年の『甘い暴走』で知り合ったマイケル・サラザンと長く同棲したが結婚せず[4]。マイケル・サラザンは日本では無名俳優だった[2]。以降も付き合った男性は多いが[2][4]、独身を貫いている[2]。アンジェリーナ・ジョリーの両親ジョン・ヴォイトとミシェリーヌ・ベルトランと親しかったため、彼女の代理母(ゴッドマザー)となった[4]。アンジェリーナ・ジョリーの名付け親である[2]。しかし、現在はほとんど面識がないとトーク・ショーで語っている。
主な出演作品
[編集]映画
[編集]| 公開年 | 邦題 原題 | 役名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1965 | ナック The Knack ...and How to Get It | エキストラとして出演 | |
| 袋小路 Cul-De-Sac | ジャクリーン | ||
| 1967 | 007 カジノ・ロワイヤル Casino Royale | ミス・フトモモ | |
| いつも2人で Two for the Road | ジャッキー | ||
| 謀略都市 The Cape Town Affair | キャンディ | ||
| 1968 | 刑事 The Detective | ノーマ | |
| 甘い暴走 The Sweet Ride | ヴィッキー・カートライト | ||
| ブリット Bullitt | キャシー | ||
| 1969 | 経験 The First Time | アンナ | |
| フランソワの青春 L'échelle blanche | ウェンディ・シンクレア | ||
| クリスチーヌの性愛記 The Grasshopper | クリスチーヌ | ||
| 1970 | 大空港 Airport | グエン | |
| 1971 | さらば青春の日 Believe in Me | パメラ | |
| シークレット Secret | ジェニファー・ウッド | ||
| 悪魔のワルツ The Mephisto Waltz | ポーラ・クラークソン | ||
| 1972 | Stand Up and Be Counted | シーラ・ハモンド | |
| ロイ・ビーン The Life and Times of Judge Roy Bean | ローズ・ビーン | ||
| 1973 | おかしなおかしな大泥棒 The Thief Who Came to Dinner | ローラ・キートン | |
| 映画に愛をこめて アメリカの夜 La Nuit Américaine | ジュリー | ||
| おかしなおかしな大冒険 Le Magnifique | タチアナ/クリスティーン | ||
| 1974 | オリエント急行殺人事件 Murder on the Orient Express | エレナ・アンドレニイ伯爵夫人 | |
| 1975 | らせん階段 The Spiral Staircase | ヘレン・マロリー | |
| 殺意の行方 Der Richter und sein Henker | アンナ | ||
| 1976 | セント・アイブス ST. Ives | ジャネット・ホイッスラー | |
| 1977 | ザ・ディープ The Deep | ゲイル・バーク | |
| 1978 | 愛はエーゲ海に燃ゆ The Greek Tycoon | リズ・キャシディ | |
| 料理長殿、ご用心 Who Is Killing the Great Chefs of Europe? | ナターシャ・オブライエン | ||
| 1980 | 世界崩壊の序曲 When Time Ran Out... | ケイ・カービー | |
| 1981 | インチョン! Inchon | バーバラ | |
| ベストフレンズ Rich and Famous | リズ・ハミルトン | 製作・出演 | |
| 1983 | 恋のスクランブル Class | エレン | |
| 1984 | 火山のもとで Under the Volcano | イヴォンヌ | |
| ベルリンは夜 Forbidden | ニナ | ||
| 1985 | ジャクリーン・ビセットの アンナ・カレーニナ Anna Karenina | アンナ・カレーニナ | テレビ映画 |
| 1987 | ハイシーズン High Season | キャサリン・ショー | |
| 1990 | 蘭の女 Wild Orchid | クラウディア・デニス | |
| 1991 | 彼はメイド・イン・パリ Un amour de banquier | ニコール | テレビ映画 |
| 1993 | クライムブローカー/仮面の誘惑 CrimeBroker | ホリー・マクフィー | テレビ映画 |
| メランコリー Les Marmottes | Frédérique | ||
| 1995 | 沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇 La Cérémonie | カトリーヌ・ルリエーブル | |
| 1996 | ひとり旅の女/殺意の片道切符 Once You Meet a Stranger | シェイラ | テレビ映画 |
| 1998 | 娼婦ベロニカ Dangerous Beauty | パオラ・フランコ | |
| 1999 | ウィッチ・ハント/魔女の血族 Witch Hunt | バーバラ・トーマス | テレビ映画 |
| ヴァージン・ブレイド Joan of Arc | Isabelle D'Arc | テレビ映画 | |
| JESUS 奇蹟の生涯 Jesus | マリア | テレビ映画 | |
| 2000 | ブリタニック Britannic | レディ・ルイス | テレビ映画 |
| ニュー・イヤーズ・デイ 約束の日 New Year's Day | ジェラルディン | ||
| 2003 | J・F・ケネディJr./悲劇のプリンス America's Prince: The John F. Kennedy Jr. Story | ジャクリーン・ケネディ | テレビ映画 |
| 2004 | 誘惑のファッシネイション Fascination | モーリーン・ドハーティ | |
| 2005 | ミネハハ 秘密の森の少女たち The Fine Art of Love: Mine Ha-Ha | 校長 | |
| ドミノ Domino | ソフィー | ||
| 2006 | セイブ・ザ・ラストダンス2 Save the Last Dance 2 | モニク | |
| 2014 | ハニートラップ 大統領になり損ねた男 Welcome to New York | シモーヌ | |
| 2015 | マイ・ベスト・フレンド Miss You Already | ミランダ | |
| 2017 | 2重螺旋の恋人 L'Amant double | シェンカー | |
| 2018 | バグダッド・スキャンダル Backstabbing for Beginners | ||
| 私のニューヨーク Here and Now | ジャンヌ | ||
| 殺し屋 Asher | ドラ | ||
| ヘッド・フル・オブ・ハニー Head Full of Honey | ヴィヴィアン |
テレビシリーズ
[編集]| 放映年 | 邦題 原題 | 役名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1987 | 英雄物語/ナポレオンとジョセフィーヌ Napoleon and Josephine: A Love Story | ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ | ミニシリーズ |
| 2001-2002 | アリー my Love Ally My Love | フランセス・ショー | 2エピソード |
| 2003 | LAW & ORDER:性犯罪特捜班 Law & Order: Special Victims Unit | ジュリエット・バークレー | 1エピソード |
| 2006 | NIP/TUCK マイアミ整形外科医 Nip/Tuck | James LeBeau | 7エピソード |
| 2011-2012 | リゾーリ&アイルズ ヒロインたちの捜査線 Rizzoli & Isles | コンスタンス・アイルズ | 3エピソード |
参照
[編集]- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 「ハリウッドのヤング・パワー ジャクリーヌ」『映画情報』1969年8月号、国際情報社、7–8頁。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 『70's STYLE BOOK』宝島社、2007年、22–27頁。ISBN 978-4-7966-5967-3。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 「初秋のヒロイン ジャクリーン・ビセット」『内外タイムス』内外タイムス社、1969年9月10日、5面。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 “Jacqueline Bisset interview” (2014年8月17日). 2023年6月2日閲覧。 “My first relationship the man had two children and he hadn’t married her so I thought if he hasn’t married that woman he’s not going to marry me.”
- ↑ Maude Bass-Krueger (2019年5月27日). “史上最強の民主派アイテム、白Tシャツの進化をたどる。【FASHION ENCYCLOPEDIA Vol.4】”. VOGUE JAPAN. コンデナスト・パブリケーションズ. 2023年6月2日閲覧。櫻井香 (2016年12月25日). “昭和の男子を奮い立たせた映画女優シリーズ 【蒼き時代の女神たち6】「バミューダの濡れた砂」ジャクリーン・ビセット”. MEN'S Precious. 小学館. 2020年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月2日閲覧。
- ↑ “2014 Golden Globe Awards”. 2015年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月13日閲覧。