ヘレナ・ボナム=カーター
| ヘレナ・ボナム=カーター Helena Bonham Carter | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2024年 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 本名 | Helena Bonham Carter | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 生年月日 | 1966年5月26日(60歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 出生地 |
ロンドン イズリントン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 身長 | 157cm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 職業 | 女優 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ジャンル | 映画、テレビドラマ、舞台 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 活動期間 | 1983年- | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 著名な家族 |
ハーバード・ヘンリー・アスキス伯爵(元イギリス首相) ヴァイオレット・ボナム・カーター(英国婦人権運動の功労者) アンソニー・アスキス(映画監督) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 主な作品 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
映画
テレビドラマ 『ザ・クラウン』 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ハリウッド名声の歩道 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ヘレナ・ボナム=カーター(Helena Bonham Carter, CBE、1966年5月26日 - )は、イギリスの女優。
来歴
[編集]生い立ち
[編集]ロンドン郊外のゴールダース・グリーン出身。兄が2人いる。父親のレイモンド・ボナム=カーターは銀行頭取、母親のエレーナ(旧姓カジェホン)は心理療法士。母方の祖父は、スペイン外交官のEduardo Propper de Callejónで、祖母はFould家の一員の女男爵Hélène Fould-Springerである。父方の祖父は政治家・企業家サー・モーリス・ボナム・カーター、祖母は政治家でフェミニストの女男爵ヴァイオレット・ボトム・カーター。大叔父は映画監督のアンソニー・アスキス、曾祖父は第一次世界大戦開戦時のイギリス首相のオックスフォード=アスキス伯爵のハーバート・ヘンリー・アスキス。母方からスペイン人とユダヤ人の血を引いている。ウェストミンスター・スクールで学んだ後、ケンブリッジ大学に合格していたが、女優としてのキャリアを考え入学を辞退した。
キャリア
[編集]1983年にテレビ映画でデビュー。1985年公開の『レディ・ジェーン/愛と運命のふたり』、翌年公開の『眺めのいい部屋』で国際的に注目を集める。
コスチューム・プレイ作品の出演が多いことから「コルセット・クィーン」や「イングリッシュ・ローズ」という愛称を付けられたが、本人は、そのような堅苦しいエドワード7世時代のイメージで語られることを嫌っているという。
1997年公開『鳩の翼』でロサンゼルス映画批評家協会賞主演女優賞を受賞、アカデミー主演女優賞にもノミネートされた。
2005年に第18回東京国際映画祭コンペティション部門に出品された『女たちとの会話』(劇場公開題『カンバセーションズ』)にて最優秀主演女優賞を受賞した[1]。
2007年公開の『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』から、当初予定されていたヘレン・マックロリー(妊娠したため辞退)に代わってベラトリックス・レストレンジ役を演じた[2]。また、同年公開の『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』などでゴールデングローブ賞 主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門) にノミネートされた。
2010年公開の『英国王のスピーチ』ではジョージ6世の王妃エリザベス・ボーズ=ライアンを演じ、英国アカデミー賞助演女優賞を受賞し、さらにアカデミー助演女優賞にもノミネートされた。
私生活
[編集]過去に映画『フランケンシュタイン』で共演した映画監督ケネス・ブラナーと交際していた時期があった[3]。
映画監督ティム・バートンと、結婚はしなかったもののロンドンで暮らし、2003年10月4日に長男ビリー・レイ・バートンを、2007年12月15日長女ネル・バートンを出産。バートンと交際し始めてから、コスチューム・プレイ(衣装劇・時代劇)への出演が激減し、バートン作品の常連となる。バートン作品では特殊メイクが多いため、「ティムはまたあなたに特殊メイクをさせるの?」と実母が憤慨したが、本人はバートンの才能を尊敬しており意に介していない。二人は2014年に破局を発表した[4]。
フランス語が得意で、全編フランス語の映画(『恋人たちのポートレート』)に出演したこともある。
フィルモグラフィ
[編集]映画
[編集]| 年 | 題名 | 役名 | 備考 | 吹き替え |
|---|---|---|---|---|
| 1985 | 眺めのいい部屋 A Room with a View | ルーシー・ハニーチャーチ | (吹き替え版なし) | |
| レディ・ジェーン/愛と運命のふたり Lady Jane | レディ・ジェーン・グレイ | VHSスルー | ||
| 1987 | モーリス Maurice | クリケットの試合の夫人 | カメオ出演 | 久川綾(テレビ東京版) |
| A Hazard of Hearts | セレナ・スタヴァーリー | 日本未公開 | N/A | |
| 1988 | ラ・マスケラ La Maschera | イリス | ||
| ザ・ビジョン/衛星テレビの陰謀 The Vison | ジョー・マリナー | テレビ映画 | ||
| Six Minutes with Ludwig | スター | N/A | ||
| 1989 | フランチェスコ Francesco | アッシジのキアラ | 不明(VHS版) | |
| Getting It Right | ミネレバ・マンディ嬢 | N/A | ||
| Arms and the Man | ライナ・ペトコフ | N/A | ||
| 1990 | ハムレット Hamlet | オフィーリア | 吉利麻里 | |
| The Early Life of Beatrix Potter | ビアトリクス・ポッター | N/A | ||
| 1991 | 天使も許さぬ恋ゆえに Where Angels Fear to Tread | キャロライン・アボット | VHSスルー | (吹き替え版なし) |
| 1992 | ハワーズ・エンド Howards End | ヘレン・シュレーゲル | 英国アカデミー賞 助演女優賞ノミネート | 勝生真沙子 |
| 1993 | Dancing Queen | パンドラ ジュリー | テレビ映画 | N/A |
| 1994 | フランケンシュタイン Mary Shelley's Frankenstein | エリザベス・フランケンシュタイン | 勝生真沙子(ソフト版) 日野由利加(テレビ朝日版) | |
| 暗殺調書 Fatal Deception: Mrs. Lee Harvey Oswald | マリナ・オズワルド | テレビ映画 ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)ノミネート | ||
| A Dark-Adapted Eye | フェイス・セヴァン | テレビ映画 | N/A | |
| Butter | ドロシー | N/A | ||
| 1995 | 誘惑のアフロディーテ Mighty Aphrodite | アマンダ・ウェインリブ | ||
| 死の愛撫 Margaret's Museum | マーガレット・マクニール | |||
| Jeremy Hardy Gives Good Sex | 本人 | 声の出演 | N/A | |
| 1996 | 十二夜 Twelfth Night: Or What You Will | オリヴィア | 児玉孝子 | |
| 恋人たちのポートレート Portraits chinois | エイダ | |||
| 1997 | The Petticoat Expeditions | ナレーター | N/A | |
| Keep the Aspidistra Flying | ローズマリー | N/A | ||
| 鳩の翼 The Wings of the Dove | ケイト・クロイ | アカデミー主演女優賞ノミネート ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ部門)ノミネート 英国アカデミー賞 主演女優賞ノミネート |
日野由利加 | |
| 1998 | The Revengers' Comedies (US title:Sweet Revenge) | カレン・ナイトリー | N/A | |
| ヴァージン・フライト The Theory of Flight | ジェーン・ザットチャード | 深見梨加 | ||
| 1999 | ファイト・クラブ Fight Club | マーラ・シンガー | 高乃麗(ソフト版) 勝生真沙子(フジテレビ版) | |
| Women Talking Dirty | コーラ | N/A | ||
| The Nearly Complete and Utter History of Everything | リリー | N/A | ||
| 2000 | Carnivale | ミリー | 声の出演 | N/A |
| 2001 | PLANET OF THE APES/猿の惑星 Planet of the Apes | アリ | 唐沢潤(ソフト版) 田中敦子(日本テレビ版) 日野由利加(機内上映版) | |
| ノボケイン/局部麻酔の罠 Novocaine | スーザン・アイヴィー | 湯屋敦子 | ||
| Football | マム | N/A | ||
| 2002 | The Heart of Me | ディナ | N/A | |
| ライブ・フロム・バグダッド 湾岸戦争最前線 Live From Baghdad | イングリッド・フォーマネク | テレビ映画 エミー賞主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)ノミネート ゴールデングローブ賞主演女優賞(ニシリーズ・テレビ映画部門)ノミネート |
児玉孝子 | |
| 記憶のはばたき Till Human Voices Wake Us | ルビー | |||
| 2003 | ビッグ・フィッシュ Big Fish | ジェニファー・ヒル 魔女 |
佐藤しのぶ(ソフト版) | |
| キング・オブ・ファイヤー Henry VIII | アン・ブーリン | テレビ映画 | 不明 | |
| 2004 | レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 A Series of Unfortunate Events | ベアトリス・ボードレール | カメオ出演(クレジット表記なし) | |
| 2005 | カンバセーションズ Conversations with Other Women | 女性 | 映画祭タイトル『女たちとの会話』 第18回東京国際映画祭最優秀女優賞受賞 |
深見梨加 |
| Magnificent 7 | マギー・ジャクソン | N/A | ||
| ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! Wallace & Gromit: The Curse of the Were-Rabbit | トッティントン夫人 | 声の出演 | 飯島直子 | |
| ティム・バートンのコープスブライド Tim Burton's Corpse Bride | コープスブライド | 山像かおり | ||
| チャーリーとチョコレート工場 Charlie and the Chocolate Factory | バケット夫人 | 山像かおり(ソフト版) 渡辺美佐(日本テレビ版) | ||
| 2006 | くたばれ!イングランド Sixty Six | エステル・ルーベンス | 日本ではビデオ化なし | |
| 2007 | ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 Harry Potter and the Order of the Phoenix | ベラトリックス・レストレンジ | 高乃麗 | |
| スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street | ミセス・ラヴェット | ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ノミネート | (吹き替え版なし) | |
| 2009 | ハリー・ポッターと謎のプリンス Harry Potter and the Half-Blood Prince | ベラトリックス・レストレンジ | 高乃麗 | |
| ターミネーター4 Terminator Salvation | セレーナ・コーガン | 坪井木の実 | ||
| Enid | イーニッド・ブライトン | テレビ映画 | N/A | |
| The Gruffalo | ナレーター | N/A | ||
| 2010 | アリス・イン・ワンダーランド Alice in Wonderland | 赤の女王 | 朴璐美(劇場公開版) 島田彩夏(フジテレビ版) | |
| ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 Harry Potter and the Deathly Hallows - Part 1 | ベラトリックス・レストレンジ | 高乃麗 | ||
| 英国王のスピーチ The King's Speech | エリザベス・ボーズ=ライアン | アカデミー助演女優賞ノミネート ゴールデングローブ賞 助演女優賞ノミネート 英国アカデミー賞 助演女優賞受賞 |
佐々木優子 | |
| 2011 | ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 Harry Potter and the Deathly Hallows - Part 2 | ベラトリックス・レストレンジ | 高乃麗 | |
| 2012 | ダーク・シャドウ Dark Shadows | ジュリア・ホフマン博士 | ||
| 大いなる遺産 Great Expectations | ミス・ハヴィシャム | 日本劇場未公開 WOWOWで放映 |
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| レ・ミゼラブル Les Misérables | テナルディエ夫人 | (吹き替え版なし) | ||
| A Therapy | 患者 | N/A | ||
| 2013 | ローン・レンジャー The Lone Ranger | レッド・ハリントン | 朴璐美 | |
| 天才スピヴェット The Young and Prodigious T.S. Spivet | クレア博士 | 佐々木優子 | ||
| Burton and Tylor | エリザベス・テイラー | N/A | ||
| 2014 | MI5:世界を敵にしたスパイ Salting the battlefield | マーゴット・ティレル | (吹き替え版なし) | |
| MI5:灼熱のコンスパイラシー Turks and Caicos | ||||
| 2015 | シンデレラ Cinderella | フェアリー・ゴッドマザー | 朴璐美 | |
| Codes of Conduct | エスター・カウフマン | N/A | ||
| 未来を花束にして Suffragette | イーディス・エリン | (吹き替え版なし) | ||
| 2016 | アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅 Alice Through the Looking Glass | 赤の女王 | 朴璐美 | |
| 2017 | 権利への階段 55 Steps | エレノア・リース | (吹き替え版なし) | |
| 2018 | オーシャンズ8 Ocean's Eight | ローズ・ワイル | 高乃麗 | |
| 2020 | エノーラ・ホームズの事件簿 Enola Holmes | ユードリア・ホームズ | 高乃麗 | |
| 2022 | エノーラ・ホームズの事件簿2 Enola Holmes 2 | |||
| 2023 | ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命 One Life | バベット・ウィントン | (吹き替え版なし) |
テレビシリーズ
[編集]| 公開年 | 題名 | 役名 | 備考 | 吹替 |
|---|---|---|---|---|
| 1983 | A Pattern of Roses | ネティ・ベリンジャー | 日本未公開 | N/A |
| 1987 | 特捜刑事マイアミ・バイス 'Miami Vice | テレサ・ライオンズ | 2エピソード | 不明 |
| 1988 | Screen Two | Jo Marriner | 1エピソード | N/A |
| 1991 | Jackanory | Reader | 5エピソード | N/A |
| 1993 | Dancing Queen | ドリーム・サフラン | テレビ映画 | N/A |
| 1996 | The Great War and the Shaping of the 20th Century | ベラ・ブリテン | N/A | |
| 1998 | エクスカリバー 聖剣伝説 Merlin | モーガン・ル・フェイ | テレビ映画 エミー賞助演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)ノミネート ゴールデングローブ賞助演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)ノミネート | (吹き替え版なし) |
| 2010 | トースト Toast | ジョーン・ポッター | テレビ映画 | |
| 2016 | Love Nina | ジョージ | 5エピソード | N/A |
| 2019 | ダーククリスタル: エイジ・オブ・レジスタンス The Dark Crystal: Age of Resistance | オルモードラ | 声の出演 | くわばらあきら |
| 2019-2020 | ザ・クラウン The Crown |
プリンセス・マーガレット | 18エピソード | 浅野まゆみ |
| 2022 | ハリー・ポッター20周年記念: リターン・トゥ・ホグワーツ Harry Potter 20th Anniversary: Return to Hogwarts | 本人役 | HBO Maxスペシャル | 高乃麗 |
| 2023 | NOLLY ソープオペラの女王 Nolly |
ノエル・ゴードン | ミニシリーズ | 朴璐美 |
| 2026 | アガサ・クリスティのセブンダイヤルズ Agatha Christie's Seven Dials | レディ・カターハム | ミニシリーズ | 高乃麗 |
日本語吹き替え
[編集]主に担当しているのは、以下の二人である。
- 高乃麗
- 『ファイト・クラブ』(ソフト版)で初担当。『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』のベラトリックス・レストレンジ役を演じて以降は大半の作品で担当しており、「ヘレナ女史の声でおなじみ」と評されるほどに定着している[5]。
- 高乃自身もずっとやりたかった女優と語っており、ボナム=カーターについて「非常に音域の広い方で、すごく高い子供みたいな声から、地を這うような低音まで出される」と分析しつつ、その遊びがとてもあると述べている[6]。
- 朴璐美
- 『アリス・イン・ワンダーランド』(劇場公開版)の赤の女王役で初担当。以降、高乃の次に多く吹き替えている。
このほかにも、勝生真沙子、日野由利加、佐々木優子、深見梨加、山像かおり、児玉孝子(現:兒玉彩伽)なども複数回、声を当てている。
出典
[編集]- ↑ “最優秀男優賞は佐藤浩市「難しい局面です……」”. シネマトゥデイ (2005年10月30日). 2025年7月12日閲覧。
- ↑ その後、ヘレン・マックロリーは『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009年)、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年)および『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011年)で、ドラコ・マルフォイの母でありベラトリックス・レストレンジの妹にあたるナルシッサ・マルフォイを演じている。
- ↑ エマ・トンプソン、ケネス・ブラナーとの結婚生活を壊したヘレナ・ボナム=カーターを許す
- ↑ ティム・バートン監督とヘレナ・ボナム=カーター、破局していた
- ↑ @fukikaeru_ (2021年9月24日). “日本初配信となるその吹替え版に、ヘレナ女史の声でおなじみの #高乃麗 さんがご出演!”. X(旧Twitter)より2024年5月24日閲覧.
- ↑ 大塚周夫(インタビュアー:村上健一)「『吹替の帝王』|高乃麗スペシャルインタビュー」『吹替の帝王, 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン』。オリジナルの2024年5月24日時点におけるアーカイブ。2019年6月18日閲覧。