ダイヤモンドカップゴルフ

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Golf pictogram.svgアジアパシフィックオープン
ゴルフチャンピオンシップ
ダイヤモンドカップゴルフ
Nuvola apps kolf.svg トーナメント情報
創設 1969年
(ダンロップトーナメントとして)
開催地 埼玉県(2018年)[1]
開催コース 武蔵カントリークラブ笹井コース(2018年)[1]
基準打数 Par71(2018年)[1]
ヤーデージ 7,060ヤード (6,460 m) (2018年)[1]
主催 アジア太平洋ゴルフ連盟
関西テレビ放送株式会社
三菱商事株式会社
公益財団法人日本ゴルフ協会
ツアー 日本ゴルフツアー機構
アジアンツアー
競技方法 ストロークプレー
賞金総額 1億5000万円(2018年)
開催月 9月
Nuvola apps kolf.svg 最高記録
通算スコア -26 アメリカ合衆国の旗 ブラント・ジョーブ(1995年)[2]
Nuvola apps kolf.svg 最新優勝者
日本の旗 池田勇太(2018年)[1]
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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ日本ゴルフ協会(JGA)、日本ゴルフツアー機構(JGTO)及びアジアンツアー共同主管により開催される男子プロゴルフトーナメントである。

概要[編集]

元は大会を共催する住友ゴム工業が主催した「ダンロップゴルフトーナメント」として1969年からスタートし、1977年三菱自動車工業が主催者に加わったのをきっかけに「三菱ギャラントーナメント」[3]1999年から「三菱自動車トーナメント」)と題して一新。毎年全国各地のチャンピオンコースを巡回する公式戦並みの「サーキット大会」として開催され、多くのトッププロが参戦。初夏の風物詩として定着した。

その後2001年から三菱自動車を含む三菱グループ[4][5]全体がメインの主催を行うことから大会名を三菱グループのシンボルであるスリーダイヤにちなんだ「ダイヤモンドカップトーナメント」(2004年から「三菱ダイヤモンドカップゴルフ」)として一新。トッププロの一流のプレーを堪能してもらうだけにとどめず、三菱グループ、住友ゴム工業とテレビ中継の制作局である関西テレビの主催3者が発足した「三菱ダイヤモンドカップゴルフ・チャリティー基金」活動を実施。大会の運営を開催自治体の市民などがボランティアで運営するとともに、出場選手やギャラリーから浄財を募集し地域の社会福祉活動や世界中で飢えや貧困に苦しむ子供たちを救済する活動にそれを充当する活動を行っている。2009年で三菱グループが主催者から撤退し、「三菱」の冠は外れたが、現在も三菱商事が関西テレビと共に大会を主催し、三菱自動車など三菱グループ数社[6]が大会に協賛している。また関西テレビが主催しているものの、関東圏での開催が多い。

2014年大会からは2013年をもって一旦廃止された「アジアパシフィック・パナソニックオープン[7]と統合された上で、開催時期を9月最終週に移行し、更に賞金総額も1億5000万円(優勝賞金3000万円)に増額して開催[8]

2019年からは開催時期が5月に移動し、優勝者には全英オープンゴルフへの出場権が与えられることとなっている[9]

なおアジアンツアー(その前身のアジアサーキット含む)と三菱グループのかかわりとしては、過去に「キリンオープンゴルフ」(1997年-2001年 キリンビール後援[10])が行われたことがあった。

歴代優勝者及び開催コース[編集]

ダンロップトーナメント
開催年 優勝者 開催地 開催ゴルフ場 備考
1969年 日本の旗河野高明 大阪府 箕面カントリークラブ
1970年 日本の旗安田春雄
1971年 オーストラリアの旗ピーター・トムソン
1972年 オーストラリアの旗グラハム・マーシュ
1973年 フィリピンの旗ベン・アルダ 千葉県 鶴舞カントリークラブ・西コース
1974年 オーストラリアの旗グラハム・マーシュ 姉ヶ崎カントリークラブ
1975年 日本の旗鈴木規夫 石川県 能登カントリークラブ
日本海・はまなすコース
1976年 日本の旗横島由一
三菱ギャラントーナメント
開催年 優勝者名 開催地 開催ゴルフ場 備考
1977年 中華民国の旗 許勝三 石川県 能登カントリークラブ
日本海・はまなすコース
1978年 日本の旗 中村通 岩手県 南部富士カントリークラブ 大会連覇
1979年 茨城県 大洗ゴルフ倶楽部
1980年 日本の旗 中嶋常幸 滋賀県 名神八日市カントリークラブ  
1981年 中華民国の旗 呂西鈞 栃木県 大日向カントリー倶楽部
1982年 オーストラリアの旗 グラハム・マーシュ英語版 岡山県 久米カントリークラブ
1983年 日本の旗 中嶋常幸 岩手県 南部富士カントリークラブ
1984年 日本の旗 安田春雄 石川県 能登カントリークラブ
日本海・はまなすコース
1985年 オーストラリアの旗 ブライアン・ジョーンズ英語版 岡山県 久米カントリークラブ
1986年 日本の旗 中嶋常幸 茨城県 大洗ゴルフ倶楽部
1987年 オーストラリアの旗 ブライアン・ジョーンズ 兵庫県 パインレークゴルフクラブ 大会連覇
1988年 北海道 大沼レイクゴルフクラブ
小沼・大沼コース
1989年 日本の旗 尾崎健夫 熊本県 熊本空港カントリークラブ  
1990年 日本の旗 青木功 兵庫県 ゴールデンバレーゴルフ倶楽部
1991年 日本の旗 鈴木弘一 石川県 能登カントリークラブ
日本海・はまなすコース
1992年 日本の旗 青木功 岩手県 南部富士カントリークラブ
岩手山・姫神山コース
1993年 中華民国の旗 陳志忠 茨城県 大洗ゴルフ倶楽部
1994年 日本の旗 友利勝良 北海道 北海道早来カントリークラブ
北ウイングコース
現・早来カントリー倶楽部[11]
1995年 アメリカ合衆国の旗 ブラント・ジョーブ英語版 熊本県 阿蘇プリンスホテルゴルフ場 72ホールの最多アンダーパー新記録(当時)で優勝[2]
1996年 日本の旗 尾崎将司 茨城県 大洗ゴルフ倶楽部 大会連覇
1996年は日本記録となる8打差を逆転しての優勝
1997年 兵庫県 太平洋クラブ六甲コース
1998年 日本の旗 谷口徹 高知県 土佐カントリークラブ
三菱自動車トーナメント
開催年 優勝者名 開催地 開催ゴルフ場 備考
1999年 日本の旗 米山剛 岐阜県 レイクグリーンゴルフ倶楽部
レイクコース
2000年 日本の旗 宮瀬博文 滋賀県 蒲生ゴルフ倶楽部
比良・伊吹コース
ダイヤモンドカップトーナメント
開催年 優勝者名 開催地 開催ゴルフ場 備考
2001年 日本の旗 伊沢利光 茨城県 大洗ゴルフ倶楽部 初日116位からの大逆転優勝
2002年 日本の旗 中嶋常幸 埼玉県 狭山ゴルフ・クラブ 7年ぶりのツアー優勝で復活を遂げる
2003年 アメリカ合衆国の旗 トッド・ハミルトン 茨城県 大洗ゴルフ倶楽部
三菱ダイヤモンドカップゴルフ
開催年 優勝者名 開催地 開催ゴルフ場 備考
2004年 日本の旗 平塚哲二 茨城県 大洗ゴルフ倶楽部  
2005年 大韓民国の旗 I・J・ジャン英語版 兵庫県 東広野ゴルフ倶楽部
2006年 日本の旗 横尾要 埼玉県 狭山ゴルフ・クラブ
2007年 日本の旗 平塚哲二 茨城県 大洗ゴルフ倶楽部 史上初の大洗での2勝目
2008年 タイ王国の旗 プラヤド・マークセン 兵庫県 東広野ゴルフ倶楽部
2009年 日本の旗 兼本貴司 茨城県 大洗ゴルフ倶楽部 38歳、プロ17年目が悲願のツアー初制覇
ダイヤモンドカップゴルフ
開催年 優勝者名 開催地 開催ゴルフ場 備考
2010年 大韓民国の旗 金庚泰 埼玉県 狭山ゴルフ・クラブ  
2011年 日本の旗 小田孔明 千葉県 千葉カントリークラブ梅郷コース
2012年 日本の旗 藤田寛之 ザ・カントリークラブ・ジャパン
2013年 日本の旗 松山英樹 茨城県 大洗ゴルフ倶楽部
アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ
開催年 優勝者名 開催地 開催ゴルフ場 備考
2014年 日本の旗 藤田寛之[12] 茨城県 大利根カントリークラブ西コース
2015年 大韓民国の旗 金庚泰[13]
2016年 台湾の旗 詹世昌英語版(セン・セショウ)[14] 大阪府 茨木カンツリー倶楽部西コース
2017年 日本の旗 片岡大育[15] 千葉県 カレドニアン・ゴルフクラブ
2018年 日本の旗 池田勇太[1] 埼玉県 武蔵カントリークラブ・笹井コース[16]
2019年 千葉県 総武カントリークラブ総武コース

優勝回数[編集]

  • 4勝 - 中嶋常幸
  • 3勝 - グラハム・マーシュ、ブライアン・ジョーンズ
  • 2勝 - 中村通、安田春雄、青木功、尾崎将司、平塚哲二、藤田寛之、金庚泰

テレビ中継[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 池田勇太がツアー20勝目 史上3位の年少記録 - スポーツニッポン、2018年9月23日配信、同日閲覧
  2. ^ a b I・H・ホ ツアー新の通算28アンダー初V「全部塗り替えたい」 - スポニチアネックス(2014年10月13日)
  3. ^ 改題当初は優勝者には三菱自動車のギャランが贈られ、規定ホールでのホールインワン達成者では同じ三菱自動車から車が贈られた。 1990年代に入ってからは優勝者にはディアマンテ、規定ホールでのホールインワン達成者ではギャランが贈られた年もあった。「三菱自動車~」なってからはホールインワン達成者に贈られるものが車から賞金に変更され、2001年の「ダイヤモンドカップ」になってから2009年まではホールインワン達成者にはDCカード(現・三菱UFJニコス)よりギフトカード200万円分が贈られたが、2010年三菱商事から、2011年からは同社系列のローソンから賞金300万円が贈られる。 また、優勝賞品も三菱自動車の車に加え(2016年を除く)、三菱電機・キリンビールから副賞が贈られている(2009年までは三菱商事から提携ホテルのスイートルーム1泊券と三菱地所からフェラガモ・バッグセットが贈られた)。
  4. ^ 但し、「三菱ギャラン→三菱自動車トーナメント」時代から番組中のクレジットは各企業名義であるが三菱グループの多くの企業のサブ協賛はあった。現在は筆頭協賛社が三菱商事(但し、冠筆頭扱いながら企業スローガンは提供クレジットのみ)になっている。
  5. ^ よく間違えられるが、同じ「三菱」と名の付いて、かつ社章が同じ「三菱鉛筆」は三菱グループには属していない。詳細は三菱鉛筆の項及び三菱グループの当該項に記載しているのでそちらを参照願いたい。
  6. ^ 前身の大会からの名残で三菱グループ外(住友グループ系)・日本ダンロップの協賛が長らくついている他、2010年は三菱商事傘下になったローソンや三菱グループ外の第一三共ヘルスケアなども加わった。
  7. ^ 2016年より復活開催。
  8. ^ 【アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップダイヤモンドカップゴルフ2014の開催が決定】(公財)日本ゴルフ協会
  9. ^ “ダイヤモンドカップ19年大会は5月開催で、優勝者には全英オープン出場権付与” (日本語). 報知新聞社. (2018年9月22日). https://www.hochi.co.jp/golf/20180922-OHT1T50170.html 2018年9月22日閲覧。 
  10. ^ さらにその前身は「ダンロップオープン」
  11. ^ その後、ANAダイヤモンドゴルフクラブとして営業していたが、2012年シーズンから現在の名称に変更した(参考リンク )。
  12. ^ 藤田寛之が逆転で今季3勝目 賞金ランクトップに浮上 - ゴルフダイジェスト・オンライン(2014年9月28日)
  13. ^ キム・キョンテが今季4勝目で賞金1億円突破 石川遼は大崩れし52位 - ゴルフダイジェスト・オンライン(2015年9月27日)※2015年9月28日閲覧
  14. ^ セン逆転V 2位小池、4位17歳コンワットマイ - 日刊スポーツ、2016年9月25日閲覧
  15. ^ 片岡大育 逆転で今季初優勝!ツアー3勝目も「1番緊張した」 - スポーツニッポン、2017年9月24日閲覧
  16. ^ 【アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップダイヤモンドカップ2018の開催コースが決定】(公財)日本ゴルフ協会 2017年3月9日
  17. ^ 但し、天候次第では生中継となることがある。過去には、三菱ギャラントーナメント当時の1986年と1995年の2回、生中継となった。いずれも、2日目が強い雨のため中止となり、最終日に36ホールの決勝ラウンドを行ったためにこの措置が採られた。

外部リンク[編集]