太平洋クラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
株式会社 太平洋クラブ
Taiheiyo club Corporation
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
105-0013
東京都港区浜松町1-31
文化放送メディアプラス6F
設立 1971年5月20日
業種 サービス業
事業内容 ゴルフ場、ホテル、ゴルフアカデミーの運営
代表者 代表取締役社長 韓 俊[1]
資本金 26億円(資本準備金を含む)
主要株主 株式会社マルハン
主要子会社 株式会社太平洋ゴルフサービス
外部リンク http://www.taiheiyoclub.co.jp/
テンプレートを表示

株式会社太平洋クラブ(たいへいようクラブ、Taiheiyo Club,Inc.)は、東京都港区に本社を置くゴルフ場リゾート開発会社である。

概要[編集]

平和相互銀行の創業者である小宮山英蔵が全国に27のゴルフ場チェーンをつくるとの構想に基づき1971年に設立[2]

直営コース8ヶ所、関連会社の太平洋アソシエイツ運営コース2ヶ所、太平洋クラブ&アソシエイツの共同経営コース7ヶ所の、合計17ヵ所の会員制リゾート型ゴルフコースを展開している他、パブリックコース(一般利用可)のラ・ヴィスタ・ゴルフリゾート(千葉県)とも提携している。またアメリカ合衆国ペブルビーチ・ゴルフアカデミーと提携して、将来の有望なゴルファーを育成する組織「太平洋クラブゴルフアカデミー」も行っている。

1972年、経営難のプロ野球球団・西鉄ライオンズを買収した福岡野球のメインスポンサーとなり、太平洋クラブライオンズとするが、1976年をもってメインスポンサーからは撤退した[注 1]

平和相互銀行事件が発覚後、太平洋クラブは住友銀行管理下のゴルフ場として運営され、2007年東急不動産と資本業務提携を締結。新たに、東急不動産、三井住友フィナンシャルグループ大和証券グループ本社が共同で設立した投資会社、エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズなどと共に、持株会社・太平洋クラブホールディングスを設立し、太平洋クラブはその傘下に入った[3]

だが、その後、土地買収を含めた設備投資に伴う金融債務の負担に加え、法人客の減少・客単価の下落などゴルフ事業の環境悪化によって、資金不足に陥り、2012年1月23日、同社および子会社計7社は民事再生法の適用を東京地方裁判所に申し立てた[4](負債額1260億円)。同年7月、太平洋クラブは東京地裁に再生計画案を提出した。しかし、一部会員から再生計画案への反対が起こり、会員を中心とした債権者有志で再建を目指すとして、同9月28日に会社更生法の適用を申し立てた。これを受け、東京地裁も同10月3日に再生手続き廃止決定。こののち太平洋クラブ側も会社更生法の適用を申請。同10月31日に東京地裁は更生手続き開始を認め、永沢徹弁護士が管財人に選任された。

2013年5月に太平洋クラブは、パチンコ店最大手のマルハンとスポンサー契約を締結した[5]。この方針によって、太平洋クラブが新たに発行する株式をマルハンが引き受け、その資金で会員への預託金の一部返還を行うほか、別途提供される資金で設備投資などを進めるとした[6]

毎年11月に「三井住友VISA太平洋マスターズ」を三井住友カード及びTBSと共催しており、同社御殿場コースで開催されている[7]。上述の通り2012年に民事再生法を申請したことにより、一時共催から撤退した[注 2]が、2016年に復帰した[8]

脚注[編集]

[ヘルプ]

[編集]

  1. ^ 但しメインスポンサーがクラウンガスライターに変更された1977・78年も、ユニフォームスポンサーとしてロゴを入れていた。また2010年に「ライオンズ・クラシック」において太平洋時代のユニフォームが復刻された。
  2. ^ ただし大会名は現状維持、会場も引き続き御殿場コースを使用している。

出典[編集]

  1. ^ “松山プレート”の設置検討 太平洋クラブ社長「何か残したい」 - スポーツニッポン新聞社、2016年11月10日配信、同日閲覧
  2. ^ 『銀行の墓碑銘』p.506
  3. ^ 『銀行の墓碑銘』p.521
  4. ^ “太平洋クラブ、民事再生手続き申し立て”. 読売新聞. (2012年1月23日). http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120123-OYT1T00914.htm 2012年1月23日閲覧。 
  5. ^ ■ マルハンが太平洋クラブの再建支援企業に - 月刊グリーンべると・2013年5月14日
  6. ^ “太平洋クラブグループ、マルハンが再建支援企業に”. 日本経済新聞. (2013年5月13日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASDD130OI_T10C13A5TJ1000/ 2018年10月25日閲覧。 
  7. ^ 『銀行の墓碑銘』p.522
  8. ^ 大会概要 - 2016三井住友VISA太平洋マスターズ公式サイト、2016年11月10日閲覧

参考文献[編集]

外部リンク[編集]