磯子駅

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磯子駅
西口駅舎(2006年6月18日)
いそご
Isogo
根岸 (2.4 km)
(1.6 km) 新杉田
所在地 横浜市磯子区一丁目1-1
北緯35度23分59.5秒 東経139度37分4.5秒 / 北緯35.399861度 東経139.617917度 / 35.399861; 139.617917座標: 北緯35度23分59.5秒 東経139度37分4.5秒 / 北緯35.399861度 東経139.617917度 / 35.399861; 139.617917
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 根岸線
キロ程 9.5km(横浜起点)
大宮から68.6km
八王子から53.9 km
電報略号 ソコ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
18,456人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1964年昭和39年)5月19日
備考 みどりの窓口
浜 横浜市内
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磯子駅(いそごえき)は、神奈川県横浜市磯子区一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)根岸線である。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅。折り返し用の線路(引き上げ線)が新杉田方と根岸方にそれぞれ設けられているが、後者は主に留置線の出入り用に使われる。北東側には、11本の留置線を持つ鎌倉車両センター磯子派出所が広がっている。直営駅みどりの窓口を設置している。

根岸線の列車の約半数が当駅始発・終着となっている。

かつては駅の海側に1面1線の貨物ホームが存在していたが、1986年11月に使用停止となった後に撤去され、現在は駐車場や住宅などになっている。その線路の一部は着発線・保線用各1本が残されており、工事臨時列車の発着と荷役・保線作業車の留置などに使用されている。なお、2011年時点では着発線の駅構内の信号機が使用停止となっているため、着発線は側線として機能している。

開業当初からの橋上駅舎を持つが、後に改装されており、外観は開業当初と比べると大きく変化している。ホームの上空部分に改札口やみどりの窓口・自動券売機自動精算機などが設置されており、ここから西側に3つの出口が開けている他、東側には橋が延びて出口となっている。

駅構内店舗は、改札前にあるBECK'S COFFEE SHOPの他、改札内に売店が、また改札を出て右手すぐ西口側にはNEWDAYS mini磯子1号店もある。

トイレはホーム大船方の先端にある他、コンコース内には多目的トイレも設置されている。

また、当駅終着列車の車内点検を行うため、駅社員が常駐する駅務室がホーム上に設けられている。ここで忘れ物の取り扱いも行っている。

JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅である。

磯子駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先 備考
1 根岸線 上り 横浜東京大宮方面  
横浜線 - 新横浜町田八王子方面 朝晩のみ運転
2 根岸線 上り 洋光台大船方面  

利用状況

2010年度の一日平均乗車人員は18,456人であった。近年の推移は下表の通り。

年度 一日平均
乗車人員[1]
1998年 22,811
1999年 21,934
2000年 21,112
2001年 20,876
2002年 20,272
2003年 20,199
2004年 19,367
2005年 19,085
2006年 19,120
2007年 19,047
2008年 18,960
2009年 18,675
2010年 18,456
2011年

駅周辺

バス路線

磯子駅前(西口バスターミナル)

  • 横浜市営バス横浜交通開発横浜京急バス江ノ電バス横浜神奈川中央交通
    • 1番乗り場
      • <10> 峰の郷行(杉田駅前経由)(市営)
      • <293> 氷取沢循環(杉田駅前・栗木町・磯子台団地・上中里団地経由) (市営)
      • 洋光台駅行(三井団地経由)(江ノ電)
    • 2番乗り場
    • 3番乗り場
      • <60> 南区役所前循環(山王谷・笹堀・弘明寺経由)(神奈中)
      • <70> 汐見台循環(市営)
      • <深夜> 市電保存館前行(汐見台ストアー前・汐見台3丁目・浜小学校・岡村町経由)(市営)  
    • 4番乗り場
      • 降車専用
    • 5番乗り場
      • <95899113> 磯子車庫前行(市営) ※磯子車庫前では営業所入口前(産業道路沿い)に停車
    • 6番乗り場
      • <磯6> 上大岡駅行(森が丘経由)(京急)
    • 7番乗り場
      • <4> 追浜駅・追浜車庫前行(杉田・金沢文庫経由)(京急)
    • 8番乗り場
      • <61> 入国管理局前行(新杉田駅前・鳥浜町経由)(交通開発)
      • <110> 杉田・杉田平和町行(京急)
      • <磯6> 杉田行(京急)
    • 9番乗り場
      • 降車専用
    • 10番乗り場
      • <60> 南区役所前循環(山王谷・笹堀・弘明寺経由)(神奈中)
      • <110> 横浜駅前行(浦舟町経由)(京急)
      • <113> 桜木町駅前行(吉野町駅前経由)(市営)
      • <327> 急行 桜木町駅前行(同上)(市営)
    • 11番乗り場
    • 12番乗り場
      • <58> 小港橋・桜木町駅前・横浜駅前行(根岸駅前・山下橋経由、平日8本のみみなと赤十字病院も経由) (市営)
      • <99> 桜木町駅前行(根岸駅前・市庁前経由)(市営)

磯子駅東口(産業道路上)

  • 横浜市営バス
    • <85> 下水処理場前・東京ガス前行/磯子車庫前行

※横浜交通開発が運行する路線は、2007年11月30日まで横浜市営バスが運行していた。

かつては駅付近の丘の上に横浜プリンスホテルがあり、そこから当駅を経て羽田空港へ向かうリムジンバスが発着していた。

歴史

その他

  • 当駅は終電到着時刻が遅いことから、深夜帯には駅前にタクシー待ちの行列ができる。タクシー乗り場から階段、さらには改札口付近まで延びる長い行列も珍しくない。元々、この周辺は鉄道に加えて自宅近くまでバスなどの交通手段を必要とする土地柄のためであるが、これは根岸線沿線のほとんどの駅にも当てはまる。また、平日の深夜1時頃には大船方面に向かう客目当てのタクシーの列が数百メートルにわたって続いている[要出典]。なお、市電保存館行の深夜バスも運行している。
  • 駅開設に際しては、当時の横浜市長・飛鳥田一雄の自宅の便を考慮したとされる。[要出典]

隣の駅

東日本旅客鉄道
根岸線
快速・各駅停車(いずれも根岸線内は各駅に停車)
根岸駅 - 磯子駅 - 新杉田駅

脚注

関連項目

外部リンク