磯子火力発電所

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Crystal energy.svg 磯子火力発電所
磯子火力発電所
磯子火力発電所
種類 火力発電所
電気事業者 電源開発
所在地 日本の旗 日本
神奈川県横浜市磯子区新磯子町37-2
北緯35度24分11.7秒 東経139度38分29.7秒 / 北緯35.403250度 東経139.641583度 / 35.403250; 139.641583座標: 北緯35度24分11.7秒 東経139度38分29.7秒 / 北緯35.403250度 東経139.641583度 / 35.403250; 139.641583
1号機
発電方式 汽力発電
出力 60万 kW
燃料 石炭
熱効率 45%(LHV)
営業運転開始日 2002年4月1日
2号機
発電方式 汽力発電
出力 60万 kW
燃料 石炭
熱効率 45%(LHV)
営業運転開始日 2009年7月15日
公式サイト:磯子火力発電所
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磯子火力発電所(いそごかりょくはつでんしょ)は神奈川県横浜市磯子区新磯子町37-2にある電源開発石炭火力発電所

概要[編集]

東京電力東北電力に電力を供給する火力発電所として1967年に(旧)1号機が運転を開始、(旧)2号機までが建設された。

その後、老朽化に伴い旧設備は廃止され、新たに新1、新2号機が建設された。隣接地には、LNGを燃料とする東京電力南横浜火力発電所がある。

2011年11月の火災[1]により発電を停止していたが、2012年1月19日にまず新2号機が[2]、23日に新1号機が運転を再開した[3]

2012年12月4日、新2号機において低圧タービン動翼の一部折損が確認されたため発電を停止[4]、電源開発では応急対策として、折損が認められた低圧タービンの動翼(第32段動静翼)を取り外し、圧力プレートを設置して運転することとした。新2号機は2013年6月3日に運転を再開した[5]。なお、圧力プレートの設置により、新2号機の定格出力は、暫定的に56.2万kWとなっている。

発電設備[編集]

タービンと発電機
  • 総出力:120万kW[6]
新1号機
定格出力:60万kW
使用燃料:石炭
蒸気条件:超々臨界圧Ultra Super Critical)
熱効率:
 43%(高位発熱量基準)
 45%(低位発熱量基準)
営業運転開始:2002年4月1日
新2号機
定格出力:60万kW (暫定56.2万kW
使用燃料:石炭
蒸気条件:超々臨界圧(USC)
熱効率:
 43%(高位発熱量基準)
 45%(低位発熱量基準)
営業運転開始:2009年7月15日

廃止された発電設備[編集]

  • 総出力:53万kW
旧1号機(廃止)
定格出力:26.5万kW
使用燃料:石炭
熱効率:38%(高位発熱量基準)
営業運転期間:1967年5月 - 2001年11月
旧2号機(廃止)
定格出力:26.5万kW
使用燃料:石炭
熱効率:38%(高位発熱量基準)
営業運転期間:1969年9月 - 2001年11月

発電所としての特徴[編集]

排煙脱硫装置
  • 石炭(国内炭および輸入炭)を燃料としており、1日あたり約5,000トンを消費する。中継基地よりほぼ毎日海上輸送され、10万トン貯蔵可能な石炭サイロに貯蔵される。年間38万トン程度発生する石炭灰は9割以上がセメント原料として再利用される。
  • アンモニア選択接触還元式乾式排煙脱硝装置、電気集塵機、活性炭吸着式乾式排煙脱硫装置を備え、旧発電装置を上回る大気汚染防止対策が取られている。
  • 敷地を有効に利用するため、日本で初めてタワー式ボイラーを採用している。新1号機のボイラー建屋は高さ約100mで、日本の発電所建屋の高さとしては最も高い。煙突は高さ200mで、三渓園方面からの景観に配慮して扁平な形状としている。建屋や煙突の彩色は景観への配慮がなされ、2002年には第17回公共の色彩賞を受賞している。
  • 新2号機のボイラー建屋は、新1号機に比べ地上からの高さに約20mの差があるが、これは同じ高さで建設すると、隣接する東京電力南横浜火力発電所の煙突に風が当たらないという分析結果が出たため、20m掘り下げて建設している。従って両者のボイラーの高さは実質同じである。
  • 発電効率向上のため、主蒸気温度600℃、再熱蒸気温度610℃、主蒸気圧力25.0MPaとした超々臨界圧ボイラー蒸気タービンを採用し、熱効率は43%(高位発熱量基準)となり世界最高水準を達成した。更に新2号機では再熱蒸気温度を620℃まで高め、更なる効率向上を図った[7]

沿革[編集]

石炭サイロ
  • 1967年昭和42年)5月 - 旧1号機運転開始
  • 1969年(昭和44年)9月 - 旧2号機運転開始
  • 1996年平成8年)9月 - 新1号機着工
  • 2001年(平成13年)11月 - 旧1・2号機廃止
  • 2002年(平成14年)4月 - 新1号機営業運転開始
  • 2004年(平成16年)3月 - 旧1・2号機撤去完了
  • 2005年(平成17年)10月 - 新2号機着工
  • 2008年(平成20年)12月 - 新2号機試運転開始
  • 2009年(平成21年)7月15日 - 新2号機営業運転開始
  • 2011年(平成23年)11月24日 - 夜10時ごろ、石炭運搬用ベルトコンベア付近から出火、貯炭設備が爆発。翌朝7時45分頃に鎮火した。
  • 2012年(平成24年)1月19日 - 新2号機運転再開。
  • 2012年(平成24年)23日 - 新1号機運転再開。

アクセス[編集]

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]