涙の乗車券
「涙の乗車券」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ビートルズ の シングル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
初出アルバム『4人はアイドル』 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B面 | イエス・イット・イズ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
録音 |
アビー・ロード・スタジオ 1965年2月15日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジャンル | ロック | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レーベル |
パーロフォン(イギリス) キャピトル・レコード(アメリカ) オデオン(日本) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
作詞・作曲 | レノン=マッカートニー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロデュース | ジョージ・マーティン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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「涙の乗車券」 | ||||
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カーペンターズ の シングル | ||||
初出アルバム『涙の乗車券』 | ||||
B面 | ワンダフル・パレード | |||
リリース | ||||
ジャンル | ポップス | |||
レーベル | A&Mレコード | |||
作詞・作曲 | レノン=マッカートニー | |||
プロデュース | ジャック・ドーハティ | |||
チャート最高順位 | ||||
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カーペンターズ シングル 年表 | ||||
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「涙の乗車券」(なみだのじょうしゃけん、Ticket To Ride)は、1965年4月にビートルズが発表した9枚目のオリジナル・シングル曲である。ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500では384位にランクされている。
解説
レノン=マッカートニーの作品。実質的にはジョン・レノンの作った楽曲である。リード・ヴォーカルはジョン。ヴァースからサビ、ブリッジに至るまで、ほぼ全編にわたってポール・マッカートニーがハーモニーを付けている。リードギターはポール・マッカートニー。ただしイントロからのギターリフはジョージ・ハリスンの12弦ギターによるものである[1]。ユニークなつっこみ気味のドラム・パターンはポール・マッカートニーのアイデアといわれている[2]。ドラム、ギターのイントロとともに、当時としてはヘヴィーなナンバーである(ジョン・レノンによれば「元祖ヘヴィメタル」)。
「涙の乗車券」は1965年4月にシングル盤としてリリースされた後、同年8月にリリースされたアルバム『4人はアイドル』にも収録された。映画『ヘルプ!4人はアイドル』でもスキーのシーンで使用された。
タイトルはイギリス・ワイト島にライド(Ryde)というフェリー港があり、"Ticket to Ride"はそのフェリー港までの切符"Ticket to Ryde"にかけた洒落である。
ステレオ・ヴァージョン
「涙の乗車券」のリアル・ステレオ・ヴァージョンは1965年8月にリリースされたアルバム『4人はアイドル』ステレオ盤に収録された。CDでは1987年4月にリリースされたアルバム『4人はアイドル』に収録された。
アメリカでは1982年3月にリリースされたアルバム『リール・ミュージック』に収録された。それ以前の『ヘルプ(4人はアイドル)』(ステレオ盤)では疑似ステレオ・ヴァージョンが、『ザ・ビートルズ1962年~1966年』ではモノラル・ヴァージョンが収録されていた。
シングル盤
シングル盤は1965年4月9日にリリースされ、イギリスで58万枚、アメリカでも50万枚以上のセールスを記録した。イギリスのメロディーメーカーで5週連続第1位を記録、アメリカのビルボード誌では、1965年5月22日に週間ランキング第1位を獲得した。ビルボード1965年年間ランキングでは第31位だった。キャッシュボックス誌でも1週だけ第1位を獲得し、年間ランキングは36位。B面は「イエス・イット・イズ」。こちらはビルボード最高位46位を記録している。なお1969年、カーペンターズは、デビュー曲として、この曲を採り上げてシングル・リリースした。アメリカのビルボード誌では最高位54位だったが、ロング・ヒットとなり、後の成功への布石となった。
カヴァー
- カーペンターズは、この曲のカヴァー・ヴァージョンをメジャー・デビュー・シングルとして発表した。ビートルズのオリジナルに比べると大幅にテンポを遅くしており、カレン・カーペンターがドラムスを叩きながらバラード風に歌っていた。歌詞は女性目線となりGirlがBoyにSheがHeに変更されている他、"She's got a ticket to ride but she don't care" が "He's got a ticket to ride and he don't care" に変更されている。
- ミニアルバム「Pride」収録。クイーンやレッド・ツェッペリンを彷彿とさせるハードロック的なアレンジで仕立てている。ライヴでもたびたび披露される。
- キャンディーズはセカンド・アルバム『危い土曜日〜キャンディーズの世界〜』で、この曲を取り上げた。
- キューピッツ
- 麻生京子
収録アルバム
脚注
- ^ ただしこの曲のライヴ演奏時は、ベーシストのポールが同時演奏することが不可能なため、ジョージ・ハリスンがほぼ忠実に再現していた。
- ^ 同時期のセッションで録音されたポール作の未発表曲"That Means A Lot"でも同様のドラムパターンが試されている。
関連項目
- ワイト島#小説や音楽に出てくるワイト島 - 原題のタイトルの所以となった曲「ライド港への乗車券」(Ticket to Ryde)のライド港のある島。