ミッシェル

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ミッシェル』(Michelle )は、1965年に発表されたザ・ビートルズのアルバム『ラバー・ソウル』に収録されているバラード曲(英国オリジナル・米国編集版とも同じ)。ポール・マッカートニーが、10代の頃に書いた曲の一つで、歌詞作りにはアイヴァン・ヴォーン(ポールとジョンの出会いのきっかけをつくった)の妻であるジャン・ヴォーンが貢献している。またミドル8の部分には元々歌詞がなくコーラスであったが、ジョンの提案で「I love you, I love you」と繰り返されることになった。この曲は1966年度グラミー賞最優秀楽曲賞を獲得した。英米ではシングル・カットされなかったが、英日ではおのおの4曲入りEPもしくはコンパクト盤で発売され、日本ではこのコンパクト盤の存在を根拠にラジオのヒットパレードの上位につけた。また、フィリピンではシングル・カットされている。赤盤にも収録されている。

この曲はメロディラインがフランスのシャンソンに似ていることから「ザ・ビートルズ公式発表曲の中で唯一のシャンソン」と関連書籍に書かれている。

冒頭のベースの半音階で下降するコード進行は、クリシェと呼ばれる典型的なパターンであるが、ポール自身は「ジョルジュ・ビゼー風に書いた」と発言している。これは、オペラカルメン』のハバネラ「恋は野の鳥」(半音階で下降するメロディが特徴)をヒントにしたものであろう。

この曲の歌詞のサビの部分にフランス語の歌詞が出てくるが、これは「ミッシェルは僕の恋人。ほら、とてもすばらしく響く名前」という意味である。公式発表曲の中で、フランス語の歌詞が使用されている唯一の曲である。