ミシェル・アンリ

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ミシェル・アンリ
Michel Henry
フルネーム ミシェル・アンリ
Michel Henry
生誕 1922年1月10日
フランスの旗 フランスフランス領インドシナハイフォン
死没 2002年7月3日(満80歳没)
フランスの旗 フランスアルビ
時代 20世紀の哲学
地域 西洋哲学
学派 大陸哲学
現象学
研究分野 現象学形而上学
倫理学
社会哲学政治哲学
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ミシェル・アンリMichel Henry, 1922年1月10日 - 2002年7月3日)は、フランス哲学者

目次

概説 [編集]

  • 1922年に当時フランスの領土だったインドシナに生まれる。1929年にフランスに帰国。アンリIV世校に学ぶ。
  • 1942-1943年、リール大学で学位論文『スピノザの幸福』を提出。その後地下潜行、レジスタンス運動に参加。
  • 1948年、『身体の哲学と現象学』を書き終える(65年に出版)。
  • 1960-82年 ソルボンヌ大学への招聘を拒否しモンペリエ大学で教鞭をとり続ける。
  • 1963年『顕現の本質』で国家博士を取得。
  • 1983年 来日。
  • 2002年、アルビにて逝去。

ドイツ観念論の研究から出発し、メーヌ・ド・ビラン、フッサール、ハイデガー等の影響を受けながら、生と主観性を問題の中心に据えた独自の生の現象学を構築。

1976年には「マルクス主義とは、カール・マルクスに対してなされた誤解の総体である」と宣言し、独自のマルクス解釈を展開。

レヴィナスと並んでフランス哲学界において重要な役割を果たしたが、生涯孤高の哲学者として南仏に留まり、晩年はキリスト教に接近した。

哲学関係の著作以外に小説も四作発表している。

著作 [編集]

  • Le bonheur de Spinoza (1944)
    • 『スピノザの幸福』
  • L'essence de la manifestation (1963)
    • 『現出の本質』 法政大学出版局
  • Philosophie et phenomenologie du corps: Essai sur l'ontologie biranienne (1965)
    • 『身体の哲学と現象学──ビラン存在論についての試論』 法政大学出版局
  • Marx 1: Une philosophie de la realite (1976)
    • 『マルクス1──現実の哲学』 法政大学出版局(抄訳)
  • Marx 2: Une philosophie de l'economie (1976)
    • 『マルクス2──経済の哲学』法政大学出版局(抄訳)
  • Genealogie de la psychanalyse: Le commencement perdu (1985)
    • 『精神分析の系譜──失われた始源について』 法政大学出版局
  • La barbarie (1987)
    • 『野蛮──科学主義の独裁と文化の危機』 法政大学出版局
  • Voir l'invisible: Sur Kandinsky (1988)
    • 『見えないものを見る──カンディンスキー論』 法政大学出版局
  • Phenomenologie materielle (1990)
    • 『実質的現象学──時間・方法・他者』 法政大学出版局
  • Du communisme au capitalisme: Theorie d'une catastrophe (1990)
    • 『共産主義から資本主義へ──破局の理論』 法政大学出版局
  • C'est Moi la Verite (1996)
    • 『我は真理なり』
  • Incarnation: Une philosophie de la chair (2000)
    • 『受肉──肉の哲学』法政大学出版局
  • Paroles du Christ (2002)
    • 『キリストの言葉』
  • Phenomenologie de la vie, volume 1 : De la phenomenologie (2003)
    • 『生の現象学1──現象学について』
  • Phenomenologie de la vie, volume 2 : De la subjectivite (2003)
    • 『生の現象学2──主観性について』
  • Phenomenologie de la vie, volume 3 : De l'art et du politique (2004)
    • 『生の現象学3──芸術及び政治について』
  • Phenomenologie de la vie, volume 4 : Sur l'éthique et la religion (2004)
    • 『生の現象学4──倫理及び宗教について』
  • Auto-donation (2002/2004)
    • 『自己‐贈与』
  • Entretiens (2005)
    • 『対談』
  • Le socialisme selon Marx (2008)
    • 『マルクスによる社会主義』

脚注 [編集]

外部リンク [編集]