涙の乗車券 (カーペンターズのアルバム)

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涙の乗車券
カーペンターズスタジオ・アルバム
リリース 1969年11月15日
録音 1969年
ジャンル ロック
時間 36:29
レーベル A&M
プロデュース ジャック・ドーアティー
専門評論家によるレビュー
カーペンターズ 年表
涙の乗車券
(1969年)
遙かなる影
(1970年)
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涙の乗車券(なみだのじょうしゃけん、原題:"Ticket to Ride")は1969年11月15日カーペンターズが発表したアルバム(LP盤)である。発表当初は『オファリング』(原題:"Offering")であった。後にCD盤も発売されている。

概要[編集]

収録曲[編集]

このアルバムには次の曲が収められている。

  1. 祈り(原題:Invocation
    作詞ジョン・ベティス作曲リチャード・カーペンター
    賛美歌調の曲。曲の最後にofferingという歌詞が出てくる。
  2. ワンダフル・パレード(原題:Your Wonderful Parade
    作詞・作曲:リチャード・カーペンター
    行進曲風の曲。冒頭にリンカーンゲティスバーグ演説の一部を引用した演説調の台詞が出てくる。
  3. いつの日か愛に(原題:Someday
    作詞:ジョン・ベティス、作曲:リチャード・カーペンター
  4. ゲット・トゥゲザー(原題:Get Together
    作詞:ジョン・ベティス、作曲:リチャード・カーペンター
    当時ヒットしていたザ・ヤングブラッズの「Let's Get Together」(作詞・作曲:Williams Chester Powers Jr., Dino Valente)を、ベティスとリチャードが改詞・編曲したもの。
  5. 私のすべてをあなたに(原題:All of My Life
    作詞・作曲:リチャード・カーペンター
  6. ターン・アウェイ(原題:Turn Away
    作詞:ジョン・ベティス、作曲:リチャード・カーペンター
  7. 涙の乗車券(原題:Ticket to Ride
    作詞・作曲:ジョン・レノンポール・マッカートニー
    改題後のアルバムと同名の曲で、ビートルズのオリジナル曲。
  8. 恐れないで(原題:Don't Be Afraid
    作詞・作曲:リチャード・カーペンター
  9. 何んになるの(2000年にリリースされたデジタル・リマスター版では『何になるの』となっている)(原題:What's The Use
    作詞:ジョン・ベティス、作曲:リチャード・カーペンター
  10. オール・アイ・キャン・ドゥー(原題:All I Can Do
    作詞:ジョン・ベティス、作曲:リチャード・カーペンター
  11. 眠れない夜(原題:Eve
    作詞:ジョン・ベティス、作曲:リチャード・カーペンター
  12. 歌うのをやめた私(原題:Nowadays Clancy Can't Even Sing
    作詞・作曲:ニール・ヤング
    バッファロー・スプリングフィールドのデビュー・シングル(ファースト・アルバムにも収録)のカバー。
  13. 神の祝福を(原題:Benediction
    作詞:ジョン・ベティス、作曲:リチャード・カーペンター
    冒頭の「祈り」同様に賛美歌調の曲。

アルバムの特徴[編集]

後年のアルバムと大きく違うのが、オリジナル曲を多用し、「涙の乗車券」と「歌うのをやめた私」(、そして実質的に「ゲット・トゥゲザー」)以外は、全てオリジナルである。また、収録曲のうち、「ワンダフル・パレード」、「ゲット・トゥゲザー」、「ターン・アウェイ」、「何になるの」、「歌うのをやめた私」の5曲がリチャード・カーペンターのリードヴォーカルである。 全曲でカレン・カーペンターがドラムを担当している。

結果[編集]

最高は全米150位であった。

改題の理由[編集]

後年リチャード・カーペンターは、「最初の写真は酷いものだった。写真を変えて欲しいけど、それを言ったらレコード会社に嫌われ、契約を打ち切られるのではないかと恐れた。その後スターダムに乗れたので、言いやすくなったと思い、改題を申し入れた。そのついでに(本来の目的の)写真の入れ替えも行った。」と言っている。

最初の写真はジャケット用に撮影されたものではなく、レコード会社の近所で撮られたただのスナップだった。

関連項目[編集]