コナミ矩形波倶楽部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Farzest01 (会話 | 投稿記録) による 2016年2月24日 (水) 05:43個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (矩形波倶楽部ディスコグラフィを時系列順にソート、あけなアケゾーさんを追加)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

コナミ矩形波倶楽部
KONAMI矩形波倶楽部
別名 矩形波倶楽部
Konami Sound Staff
Club Kukeiha
出身地 日本の旗 日本 兵庫県神戸市
ジャンル フュージョン
ゲームミュージック
職業 バンド
ゲーム開発
活動期間 1987年 - 2003年
レーベル アポロン音楽工業株式会社
アルファレコード (G.M.Oレーベル)
サイトロン・レーベル
コナミレーベル
EGG MUSIC RECORDS
メンバー 古川もとあき森本ゆきえ船橋淳
旧メンバー なぞなぞ鈴木
深見誠一
S.S.T.BAND

コナミ矩形波倶楽部(コナミくけいはくらぶ)は、1990年代日本コンピュータゲームメーカーコナミ(→コナミデジタルエンタテインメント)で活躍していたサウンドチームの総称およびバンド、バンドにはコナミのゲーム音楽を担当していたメンバーが在籍していた。

コナミ矩形波倶楽部をサウンドチームの総称、矩形波倶楽部はバンドの名前との捉え方もあるが、一般的にはどちらの名称も混同して使用されており、コナミ自身ですら混用していた。本項では一括してコナミ矩形波倶楽部とする。

概要

1987年、当時在籍していたコナミの音楽担当チームのメンバーがバンド活動を行う為にコナミ矩形波倶楽部を結成した[1][2]。当時はタイトーZUNTATA、セガ(後のセガゲームス)のS.S.T.BAND日本ファルコムJ.D.K.BANDデータイーストGAMADELICなどゲームメーカー内でのバンド結成が相次いだ時期でもあり、矩形波倶楽部もその流れに乗ったものであった。

コナミのゲーム音楽CDでは、基本的にバンド結成以降「作曲者」「コンポーザー」のクレジットが「コナミ矩形波倶楽部」で統一されていたが、実際にバンド活動に関わっていたのは古川もとあきプロフェット深見・森本ゆきえ・船橋淳・なぞなぞ鈴木などであり、その他の音楽スタッフも在籍してはいるが、バンド活動にはあまり携わっていない状況であった。行ったライブの内幾つかの模様は(音源のみであるが)『千両箱』シリーズに収録されている。

矩形波倶楽部が存在していた時期のコナミ音楽は非常に評価が高く、前述のゲームメーカーの作品音楽と並んで当時起こったゲームサウンドブームの一角を担っていた[3]。特にファミコンMSXなど向けにソフトが開発されていた1980年代には音源開発にもコナミは力を入れており、MSXの『グラディウス2』などに見られるようなSCCファミコンの『悪魔城伝説』、『魍魎戦記MADARA』、『エスパードリーム2』に搭載しているVRC VI(パルス波2ch+鋸波1ch)、同じくファミコンの『ラグランジュポイント』に搭載されているVRC VIIFM音源をファミコンでも使用できるようにした)など、独自の音源をROMカセット及びROMカートリッジに搭載していたほどだった。また別の理由として、完成した曲をコナミのスタッフの間で何度も聞き意見を募るというチェック体制がしっかりしていた。また『Konami Game Music Collection Vol.1』ライナーノーツでの山下章の解説などにおいて、メロディーライン、『沙羅曼蛇』をはじめとした3連符の多用、ボイス(声で無く音種の一つ)の効果的な使用といった点がコナミミュージックの特徴として挙げられている。

その後ゲームミュージック作曲者の知名度やゲームミュージック自体の地位の向上もあって、1996年以降のサウンドトラックやアルバムから「矩形波倶楽部」の名前は消え始め、作曲者(あるいは編曲者)の名前がクレジットされるようになった。加えて1990年代後半以降、バンド結成当時のスタッフもほとんどコナミを退社しており、矩形波倶楽部最後の主要メンバーであった古川の退社をもって消滅した。コナミの企業形態も1980年代はアーケード版作品も家庭用ゲーム機用作品も同じ「コナミ工業」により開発されていたのが、1990年代半ばから次第に分社化が進み、複数の開発子会社により開発されるようになった。さらに2000年代になってBEMANIシリーズから派生したライブが開催されたり、『beatnationレーベル』が立ち上げられたりしたように音楽ゲームを中心とした展開が主流になるなど大きく変化し、復活は困難な状況になっている。

ただしその後2000年代に入っても楽曲の版権管理などの便宜上から引き続き「コナミ矩形波倶楽部」のクレジットが使用されることもある。一例を挙げると『KEYBOARDMANIA 3rd MIX』には『沙羅曼蛇2』、『イー・アル・カンフー』の曲の細江慎治によるアレンジが収録されているが、原曲の作曲者はそれぞれエンゾニック前田(前田尚紀)、MIKI-CHANG(東野美紀)であることが前者は『沙羅曼蛇2』サウンドトラックライナーノーツ、後者は例えば『幻想水滸伝II』発売時にゲーム雑誌に東野のインタビューが掲載された際などにプロフィールとして記載されていたにもかかわらず、『KEYBOARDMANIA 3rd MIX』のサウンドトラックでは、あくまで2曲とも「作曲:コナミ矩形波倶楽部」となっている。i-revoや携帯電話向けサイト「コナミネットDX」などでコナミの過去のゲームミュージックがダウンロード販売される際にも、既に作曲者が公表されている曲も含めて「コナミ矩形波倶楽部」のクレジットが使用されている。

歴史

  • 1987年3月 アルファレコードG.M.Oレーベル)から発売された『コナミック・ゲーム・フリークス』で、コナミの音楽スタッフの古川もとあき(ギター担当、リーダー)・森本ゆきえ(キーボード担当)・船橋淳(キーボード担当)によって結成[1]
  • 1990年2月 リリースした『グラディウスIII』がオリコンにて初登場で26位に入り、ゲーム音楽界異例の大ヒットを成し遂げた[1]
  • 1990年11月 オリジナルアルバム『矩形波倶楽部』リリース(1998年9月にコナミお宝ゲームミュージックコレクションとして再リリース)。T-SQUAREのメンバーが参加(安藤まさひろがプロデュース)
  • 1992年6月 古川がソロアルバム『SOUND LOCOMOTIVE』をリリースし、古川がソロデビューを飾る。
  • 1993年 メンバー変更宣言
  • 1993年11月 オリジナルアルバム2枚目『HOPE』リリース。
  • 1996年11月 セガ(後のセガゲームス)のS.S.T.BAND元メンバー、並木晃一と古川が手を組み、『POLICENAUTS F/N』リリース。
  • 1997年12月 ベストアルバム『矩形波倶楽部&コナミ矩形波倶楽部BEST vol.1』リリース。
  • 1998年9月 ベストアルバム『矩形波倶楽部&コナミ矩形波倶楽部BEST vol.2』リリース。
  • 2003年1月 古川がコナミを退社した事により、実質消滅。1990年の結成からおよそ13年の歴史に幕を閉じた。

主要メンバーと担当作品

ミッシェル古川、みっしぇるふるかわ、古川もとあき(古川元亮[4]
プロフェット深見、プロフェット・FUKA(深見誠一)
MIKI-CHANG(東野美紀
その筋森本(森本ゆきえ)[5]
フナ-chan(船橋淳)[6]
モアイ佐々木、Mr.モアイ(佐々木嘉則)
IKA-chan(碇子正広)
ルーズベルト泉、IZUMI(泉陸奥彦
なぞなぞ鈴木、nazo2鈴木、Suzuki Katsuhiko(鈴木勝彦)[7]
ピストン上原(上原和彦
テクノウチ(竹ノ内裕治)[8]
むちむちプリン聡子(宮脇聡子)
METAL YUHKI、メタルユーキ(斎藤幹雄)[9]
すけのみや藤尾、Sukemaro Fujio、Damian Fujio、FUJIO、藤尾玩具(藤尾敦)
エンゾニック前田、NAOKI MAEDA、ダーマエ(前田尚紀
シタール妹尾(妹尾和浩)
プレイバック半沢、半沢紀夫(半澤一雄)[10]
ゼンジーペキト(関戸剛)[11]
フンイキ福井(福井健一郎)[12]
仲野順丸(仲野順也)[13]
yamako、Charming yamako、ONIGIRI YAMAKO(山下絹代)[14]
KEN、Taurus松原(松原健一)
J_KANE(兼田潤一郎
チルチル山根、山根登山(山根ミチル[15]
マイケル前沢、魔遺慶流、前澤ヒデノリ(前沢秀憲)[16]
たっぴー、TAPPY(岩瀬立飛[17]
あけなアケゾー、安慶名あけぞー(安慶名伸行)
ゴージャス・トミー、Tomy(冨田朋也)[18]
ラ・ナカムール(中村康三[19]

ディスコグラフィ

矩形波倶楽部

  • 魍魎戦記 摩陀羅 (1990/4/21 KICA-1008)
矩形波倶楽部名義によるアレンジアルバム
  • 矩形波倶楽部 (1990/11/21 KICA-1020, 1998/9/23再発)
矩形波倶楽部名義のオリジナルアルバム。ファーストアルバムとも言われている。矩形波倶楽部オリジナル曲とゲーム楽曲からのアレンジを収録
  • HOPE (1993/11/26 KICA-7625)
矩形波倶楽部名義のオリジナルアルバム第二弾。全曲矩形波倶楽部のオリジナル曲のみを収録、アルバムタイトル曲「HOPE」は文化放送系ラジオ番組「ツインビーPARADISE」のメインテーマとして書き下された経緯がある。HOPEの命名の由来は鉄道好きな古川もとあきが新幹線「のぞみ」より命名したとのこと。
  • 矩形波倶楽部 pro-fusion ~ツインビー ヤッホー!~ (1995/7/21 KICA-7669)
ツインビーヤッホー! ふしぎの国で大あばれ!!の楽曲のフュージョンアレンジアルバム
  • 矩形波倶楽部 pro-fusion ~沙羅曼蛇~ (1996/5/22 KICA-7702)
沙羅曼蛇2の楽曲のフュージョンアレンジアルバム、新規矩形波倶楽部オリジナル楽曲として「SALAMANDER」を収録
  • 矩形波倶楽部 & コナミ矩形波倶楽部 BEST Vol.1 (1997/12/22 KICA-7820)
過去のコナミ矩形波倶楽部のゲームアレンジ楽曲のみを収録したベスト盤
  • 矩形波倶楽部 pro-fusion ~ときめきメモリアル~ (1998/7/3 KICA-7873)
ときめきメモリアルの楽曲のフュージョンアレンジアルバム、アレンジ以外に新規オリジナルボーカル曲「誰よりも」「リアル」の2曲を収録
  • 矩形波倶楽部 & コナミ矩形波倶楽部 BEST Vol.2 (1998/9/4 KICA-7890)
過去のコナミ矩形波倶楽部のゲームアレンジ楽曲と矩形波倶楽部オリジナル曲を収録したベスト盤

KONAMI矩形波倶楽部/ゲーム・サウンドトラック/アレンジ・サウンドトラック

  • オリジナル・サウンド・オブ・グラディウス (1986/5/21 KHY-1010 (カセットテープ))
「グラディウス(FC)」の楽曲を収録
  • Konami GAME MUSIC VOL.1 (1986/6/25 28XA-85(CD) ALC-22902(カセットテープ) ALR-22902(LP))
  • Konami GAME MUSIC VOL.2 (1986/9/10 28XA-86(CD) ALC-22904(カセットテープ) ALR-22904(LP))
  • オリジナル・サウンド・オブ・沙羅曼蛇 (1986/12/16 KHY1012(カセットテープ))
後にオリジナル・サウンド・オブ・沙羅曼蛇 アーケード版としてSCDで再発
  • コナミック・ゲーム・フリークス (1987/3/25 28XA-135(CD) ALC-22911(カセットテープ) ALR-22911(LP))
KONAMI GAME MUSIC VOL.3が無いのは「コナミック・ゲーム・フリークス」がKONAMI GAME MUSIC VOL.3にあたるため
  • オリジナル・サウンド・オブ・グラディウス アーケード版 (1987/5/5 KHY1016(カセットテープ) 1988/11/21 BY12-5021(CD))
  • オリジナル・サウンド・オブ・グラディウス2 MSX版(1987/10/5 KHY-1021(カセットテープ) 1988/11/21 BY12-5022(CD))
  • オリジナル・サウンド・オブ・グラディウス&沙羅曼蛇 バトルミュージックコレクション(1987/11/21 BY305202(CD) KSF-1506(カセットテープ AY25-0015(LP))
  • KONAMI GAME MUSIC VOL.4 A-JAX (1988/3/10 28XA-201(CD) ALC-22922(カセットテープ) ALR-22922(LP))
  • MUSIC from スーパー魂斗羅&A-JAX(1988/3/21 K30X-7702(CD) K25H-4702(カセットテープ) K25G-7702(LP) 再発1993/5/21 KICA-2307)
  • オリジナル・サウンド・オブ・パロディウス MSX版(1988/5/21 KHY-1032(カセットテープ) 1988/11/21 BY12-5023(CD))
  • オリジナル・サウンド・オブ・沙羅曼蛇 MSX版(1988/8/5 KHY-1035(カセットテープ) 1988/11/21 BY12-5020(CD))
  • Konami Game Music Collection Vol.1(1988/8/5 K25H-4705(カセットテープ) K25G-7705(LP) K30X-7705(CD) 再発1993/5/21 KICA-2309(CD))
グラディウスII -GOFERの野望-」「ラビリンスランナー」「悪魔城ドラキュラ(AC)」「チェッカーフラッグ」の楽曲を収録
  • コナミ・ゲーム・ミュージック・スペシャル(1988/8/25 28XA-214(CD) ALC-28103(カセットテープ))
  • オリジナル・サウンド・オブ・沙羅曼蛇 アーケード版 (1988/11/21 BY12-5019)
  • スペース・オデッセイ グラディウスII ~GOFERの野望~ (1989/5/21 BY30-5202)
  • サンダークロス (1989/5/21 276A-7703、再発1993/5/21 KICA-2306)
  • From ファミコン がんばれゴエモン2 (1989/5/21 140A-7704)
  • From MSX ゴーファーの野望 エピソードII (1989/5/21 140A-7705)
後に「コナミMSXスーパーベストアンティークス」として再収録
  • From MSX F1スピリット&F1スピリット3Dスペシャル (1989/5/21 140A-7706)
  • コナミ・ファミコン・ミュージック・メモリアル・ベス VOL.1 (1989/7/21 140A-7709)
「グラディウスII(FC)」「バイオミラクル ぼくってウパ」「もえろツインビー」「月風魔伝」の楽曲を収録
  • こなみ すぺしゃる みゅーじっく 千両箱 (1989/12/21 220A-7721-3)
  • グラディウス III (1990/2/21 KICA-1001)
  • 悪魔城ドラキュラ ファミコン ベスト (1990/3/21 KICA-1005)
悪魔城ドラキュラ」「ドラキュラII 呪いの封印」「悪魔城伝説」「悪魔城ドラキュラ(NES)」の楽曲を収録
コナミお宝ゲームミュージックコレクションでの再発版は悪魔城ドラキュラ ベストに品名変更
  • From MSX スペースマンボウ (1990/4/5 KICA-1006)
後に「コナミMSXスーパーベストアンティークス」として再収録
  • パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~ (1990/7/21 KICA-1011 再発1998/9/23 KICA-7904)
  • こなみ すぺしゃる みゅ~じっく 千両箱 平成三年版 (1990/12/21 KICA-9005-8) 3枚組
「T.M.N.T.」「グラディウスIII(SFC)」の楽曲を収録
  • MADARA ~魍魎戦記 摩陀羅 サウンドトラック~ (1991/3/5 KICA-1024-5) 2枚組
  • ソリッドスネーク メタルギア2 (1991/4/5 KICA-7501)
後に「コナミMSXスーパーベストアンティークス」として再収録
  • 出たな!! ツインビー (1991/6/5 KICA-7503)
  • 魍魎戦記 MADARA SPECIAL (1991/9/5 KICA-7504)
  • PERFECT SELECTION GRADIUS (1991/11/21 KICA-1048)
  • 悪魔城ドラキュラ ベスト2 (1991/12/5 KICA-7506-7、再発1998/9/23 KICA-7902-3) 2枚組
悪魔城ドラキュラ(SFC)」「ドラキュラ伝説」「ドラキュラ伝説II」の楽曲を収録
  • コナミ・オールスターズ ~千両箱 平成4年版~ (1991/12/21 KICA-1053-5) 3枚組
Disc1は1991年10月26日東京・天風会館でのライブを収録
  • XEXEX (1992/1/21 KICA-7508, 再発1998/9/23 KICA-7911)
  • PERFECT SELECTION TWINBEE (1992/2/21 KICA-1057)
  • 沙羅曼蛇 ~Again~ (1992/3/25 KICA-7601, 再発1998/9/23 KICA-7905)
  • MIDI POWER X68000 Collection Ver.1 (1992/5/21, 再発1998/9/23)
「出たなツインビー(X68000)」「グラディウスII(X68000)」「パロディウスだ!!(X68000)」の楽曲を収録
  • エスパードリーム めもりあるべすと (1992/8/21 KICA-7603)
エスパードリーム」「エスパードリーム2 新たなる戦い」の楽曲を収録
  • 魂斗羅スピリッツ (1992/8/21 KICA-7604)
  • PERFECT SELECTION GRADIUS 第二章 (1992/11/6 KICA-1112)
  • コナミ・オールスターズ 1993 ~夢のミュージック・ステーション (1992/12/24 KICA-9016-8) 3枚組
  • PERFECT SELECTION ~Sound Racing History~ (1993/2/24)
  • POP'n ツインビー グラフィティ (1993/6/23)
  • コナミ・アミューズメントサウンズ '93・・・夏 (1993/8/21) 2枚組
ガイアポリス」「リーサルエンフォーサーズ」「ミスティックウォーリアーズ」の楽曲を収録
  • 魍魎戦記 MADARA 2 Sound Fantasia (1993/9/3)
  • 魍魎戦記 MADARA 2 ORIGINAL SOUNDTRACK (1993/9/22)
  • KONAMI GM HITS FACTORY 2 (1993/10/21)
  • 悪魔城ドラキュラX (1993/11/3) 2枚組
悪魔城ドラキュラX 血の輪廻」「バンパイアキラー(MD)」の楽曲を収録
  • 極上パロディウス (1994/7/2)
  • ときめきメモリアル SOUNDコレクション (1994/9/21)
  • MIDI POWER Ver.5.0 ~スナッチャー~ (1994/10/21)
  • POLICENAUTS (1995/2/3 KICA-7653)
  • ときめきメモリアル ~forever with you~ オリジナル・ゲーム・サントラ (1995/10/25 KICA-7675-6) 2枚組
  • SPEED KING/対戦ぱずるだま オリジナル・ゲーム・サントラ (1996/1/24)
  • 沙羅曼蛇2 オリジナル・ゲーム・サントラ (1996/4/5 KICA-7695)
  • MIDI Power Pro2 ~ツインビーヤッホー・沙羅曼蛇2~ (1996/7/5)
  • ときめきメモリアル ~forever with you~ オリジナル・ゲーム・サントラ 2 (1996/12/21 KICA-7734-6) 2枚組
  • ツインビーRPG オリジナル・ゲーム・サントラ (1998/4/3 KICA-7861)
  • SNATCHER 》 POLICENAUTS 小島秀夫監督作品音楽集 黒盤 (1998/8/21 KICA-7888)
  • 悪魔城ドラキュラ ベスト (1998/9/23 KICA-7901)
旧譜の悪魔城ドラキュラ ファミコン ベストの品名変更再発盤
  • コナミMSXスーパーベストアンティークス (1998/9/23 KICA-7909-10) 2枚組
旧譜となる「From MSX スペースマンボウ」「ソリッドスネーク メタルギア2」「From MSX ゴーファーの野望 エピソードII」の3枚を2枚にまとめて再収録
  • METAL GEAR 》 SOLID SNAKE 小島秀夫監督作品音楽集 赤盤 (1998/12/23 KICA-7929)
  • GUNGAGE オリジナル・サウンドトラック (1999/8/6)
  • Harlem Beat (1999/11/26)
  • ときめきメモリアル2 オリジナル・ゲーム・サントラ vol.1 (1999/12/3) 2枚組
  • ときめきメモリアル2 オリジナル・ゲーム・サントラ vol.2 (1999/12/3) 2枚組
  • あいたくて… ~your smiles in my heart~ オリジナル・ゲーム・サントラ vol.1 (2000/3/24)
  • あいたくて… ~your smiles in my heart~ オリジナル・ゲーム・サントラ vol.2 (2000/3/24)
  • Silent Scope TRILOGY オリジナルサウンドトラック (2001/6/27)
  • グラディウス アーケードサウンドトラック (2002/04/24 KMCA155)
  • 沙羅曼蛇 アーケード サウンドトラック (2003/4/9)
  • GAME SOUND LEGEND SERIES コナミック・ゲーム・フリークス (2005/10/19 SCDC-465)
  • GAME SOUND LEGEND SERIES コナミ・ゲーム・ミュージック VOL.4 ~A-JAX~ (2005/11/23 SCDC-00472)
  • パチスロ 悪魔城ドラキュラ ORIGINAL SOUNDTRACK (2009/6/24 GFCA173)
  • 悪魔城ドラキュラ Best Music Collections BOX (2010/03/24 GFCA195-212) CD18枚+DVD1枚組
  • パチスロ 悪魔城ドラキュラII ORIGINAL SOUNDTRACK (2010/7/21 GFCA228)
  • GRADIUS ULTIMATE COLLECTION (2011/1/13 LC1949-1956) CD8枚組
  • KONAMI SHOOTING COLLECTION (2011/09/22 LC2039-2048) CD10枚組
  • パチスロ悪魔城ドラキュラIII ORIGINAL SOUNDTRACK (2012/02/22 GFCA310)
  • MSX RACING SPIRIT SOUNDTRACKS (2014/5/19 EMCA-0015)
  • ワイワイワールド1&2 サウンドコレクション (2014/5/19 EMCA-0016)
  • エスパードリーム1&2 さうんどめもりある (2014/7/1 EMCA-0017)
  • コナミ・ファミコン・クロニクル Vol.1 ディスクシステム編 (2014/9/1 EMCA-0018)
  • コナミ・ファミコン・クロニクル Vol.2 ディスクシステム編 (2014/10/31 EMCA-0019)
  • 魂斗羅クロニクル Vol.1 coupling with "HARD CORPS:UPRISING" (2015/2/19 EMCA-0020)
  • LAGRANGE POINT SOUNDTRACKS RETURNS (2015/5/22 EMCA-0021)
  • コナミ・ファミコン・クロニクル Vol.3 ROMカセット編 (2015/8/21 EMCA-0022)
  • 魍魎戦記MADARA 1&2 SOUNDTRACKS RETURNS (2015/11/13 EMCA-0023)
  • X68000 グラディウスII GOFERの野望 COMPLETE SOUNDTRACKS (2016/1/23 EMCA-0024)

特記事項

復刻盤の内容変更

アルファレコードG.M.O.レーベルから発売された『コナミック・ゲーム・フリークス』『コナミ・ゲーム・ミュージックVol.4』はサイトロンからGAME SOUND LEGEND SERIESとして復刻されているが、この2つのアルバムは一部曲削除やゲームタイトル表記の変更が行われている。前者は『WECル・マン24』が全曲削除、『火の鳥 鳳凰編 我王の冒険』は「コナミ ファミコンアクションゲーム」とタイトルを変更、後者は『F1 SPIRIT』が「MSXレーシングゲーム」とタイトルを変更されている。これらについては画像も削除されている。理由は商標問題のためであり、このことによって復刻盤が一度発売中止になった経緯がある。

2014年にはプロジェクトEGGにより『F1 SPIRIT・F1 SPIRIT 3D SPECIAL』のサントラ復刻及び『コナミワイワイワールド』初のサントラ化などが行われたが、上記ケースと同様に『F1 SPIRIT』は『MSX RACING SPIRIT』(3Dも同様)へタイトルの変更[20]が行われており、コナミワイワイワールドのサントラではマイキー及びコングがそれぞれャラクターM、キャラクターKと名前を伏せられている。「コナミ・ファミコン・クロニクル Vol.2 ディスクシステム編」においても「リサの妖精伝説」から「アイドルの妖精伝説」へのタイトル名変更が行われての収録となっている。

サイトロンとキングレコードの確執

ゲーメスト大賞からの企画でゲームミュージック部門10位以内に入ったゲームの音楽を収録したCD(ビデオゲームミュージック年鑑)をサイトロンから発売する事になったが、当時コナミはキングレコードからCDを発売しており、キングレコードが音源の提供を拒否したため、上位に入った『パロディウスだ!』と『サンダークロス』は収録されず、以後数年間に及び発売された「ビデオゲームミュージック年鑑」シリーズにコナミゲームの曲が収録されることは無かった。この事は後々まで尾を引き、GMフェスティバル'92で行われたゲームミュージックバンドのライブを収録したCDもサイトロンから発売されたためにコナミ矩形波倶楽部の曲は収録されず、代わりに『コナミオールスターズ1993』(キングレコード)に収録された。ただし、ライブの模様は全て入っておらず2曲のみで、なおかつ途中でフェードアウトするというものであった。またこれ以外にもゲームミュージックバンドの中ではライブ映像などを収録した映像メディアが希少になっている。

関連項目

脚注・出典

  1. ^ a b c ファミリーコンピュータMagazine 1990年No.19 p127
  2. ^ 古川は自身のウェブサイトにおいて、1990年結成と記述している。Music Works 古川もとあきStation
  3. ^ 『こなみ・すぺしゃる・みゅーじっく 千両箱』のCDジャーナル(音楽出版社)によるレビュー
  4. ^ 『矩形波倶楽部』(アルバム)にてバンドメンバーとして紹介
  5. ^ 『矩形波倶楽部』(アルバム)にてバンドメンバーとして紹介
  6. ^ 『矩形波倶楽部』(アルバム)にてバンドメンバーとして紹介
  7. ^ 1992年に元コナミ開発チームが独立したトレジャー設立に伴い移籍後、1996年にコナミへ再入社)
  8. ^ 1996年ソニー・コンピュータエンタテインメントに移籍。
  9. ^ テクモよりコナミへ移籍
  10. ^ 後にNONに改名。1992年に元コナミ開発チームが独立したトレジャー設立に伴い移籍。
  11. ^ 1995年スクウェア(現:スクウェア・エニックス)に移籍
  12. ^ 関戸とほぼ同時期にスクウェアに移籍
  13. ^ 関戸とほぼ同時期にスクウェアに移籍
  14. ^ 現在、フリーランス
  15. ^ 2008年にコナミを退社し、現在フリーランス
  16. ^ コナミレーベルへ移籍後、2000年に有限会社ピクニックを設立し独立
  17. ^ 矩形波倶楽部でドラムを担当。木住野佳子トリオへの加入をきっかけにコナミより退社。
  18. ^ 2005年に元がんばれゴエモンシリーズ開発チームメンバーが中心となり独立したグッド・フィール設立に伴い移籍
  19. ^ 2013年にコナミを退社
  20. ^ 「MSX RACING SPIRITSOUNDTRACK」ライナーノーツに諸事情によりゲーム名をそのまま出すことが出来ないとある。MSXも商標ではあるが、こちらはMSXライセンスコーポレーションより許諾を得ていることが記されている。MSXの商標詳細についてはMSXを参照のこと。