がんばれゴエモン2
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| ジャンル | アクションゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | ファミリーコンピュータ |
| 開発元 | コナミ |
| 発売元 | コナミ |
| 人数 | 1〜2人 |
| メディア | 2Mbitカセット |
| 発売日 | 1989年1月4日 |
| 価格 | 5500円(税抜) |
『がんばれゴエモン2』は、1989年1月4日にコナミから発売されたファミリーコンピュータ用アクションゲーム。『がんばれゴエモン!からくり道中』の続編にあたる。
目次 |
[編集] ゲームの概要
プレイヤーは義賊のゴエモンと忍者のエビス丸を操り、財宝が隠されていると言われるからくり城を目指す。前作との最も大きな相違点は、2人同時プレイが可能になった点である。また、前作は横スクロールのみであったが、今回は縦スクロールのマップも新たに登場。ステージによってはボスも登場する。前作と比較してステージ内の施設や敵、攻撃アイテムなどのバリエーションが豊富になっている。ステージ数が大幅に削減されたこと、ステージクリア時の残り時間に応じて所持金が増えることなどにより、やや攻略しやすくなった。その反面、前作では3Dの迷路内で利用できた裏技が利用できなくなった点、島や崖、落とし穴など足場が不安定な場所が増えた点などを考慮すれば、必ずしもすべての面で容易になったとはいえない。
[編集] 世界観
舞台は江戸時代の日本。後の『がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜』以降のシリーズ作品はSFの要素を多く含むようになるが、本作においては江戸時代の雰囲気が強く現れた作品である。
[編集] ゲームの基本
基本操作は攻撃とジャンプ。敵を倒すと小判(10両)が手に入る。
ひょうたんの近くでジャンプすると、招き猫もしくはおたふくが出現する。招き猫を取得すると武器が変化し、ゴエモンの場合は「キセル→小判→ネズミ花火」、エビス丸の場合は「笛→かんしゃく玉→手裏剣」の順に武器が変更する。おたふくを取得すると移動速度がアップする。なお、ひょうたんから飛び出すウンチを取ってしまうとパワーダウンとなる。
2人同時プレイの場合は、一方の残機が無くなっても、もう一方の残機が2つ以上あればAボタンを押すことでそれをもらい復活することができる。
ゲームオーバーになると、初めの1回だけは地獄で釜の上に吊るされる。Bボタンを連打し脱出すれば、アイテムとお金を失わずに復帰できる(ただし残機は1つ)。釜に落ちた場合も復帰できるが、アイテムが失われる上にお金が半分になる。また2回目以降ゲームオーバーになっても同様の措置が採られる。
大抵のステージは前作と同様、手形を3つ集め関所を開くことでクリアとなるが、前作と違いボスを倒さなければならない場合もある。クリアすると残り時間に応じてお金をもらうことができる。
なお、本作はスコアの概念がなく、2周目以降のステージもない。
[編集] 登場する施設
- よろずや
- おにぎりや時計、手形などを売っている。
- 宿屋
- 泊まるとライフが回復する。泊まる部屋には松・竹・梅の3ランクがあり、それぞれ価格・回復度が異なる。
- めしや
- 各地で名産の食べ物を売っている。食べるとライフが回復。
- ふろや
- ゴエモンは男湯に、エビス丸は女湯に入るとライフが回復する。逆に、ゴエモンが女湯、エビス丸が男湯に入るとライフが減る。
- ?や
- 3Dの迷路に挑む。手形やお金、1UPが隠されている。よろずやで迷路用のお助けアイテムも売っている。類似のものに自然洞窟があるが、こちらは無料で入場できる。
- みせものごや
- おたみちゃんSHOWを見ることができる。ステージによって違いがあるSHOWもある。
- おみくじや
- 運勢を占ってもらえる。「大吉」だと小判が、「凶」だと岩が降り、「吉」だとなにも起こらない。
- とばくや
- 勝てば持ち金が倍に、負ければ半分になる。掛け金30両でアイテムが手に入るとばくやもある。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] 2人の武器について
- ゴエモン
- 手に持って敵を叩く。接近用武器。
- 敵に向かって一直線に投げつける事ができる。使っても所持金が減ることはない。
- 武器ボタンを押すと足下に現れ、その後不規則に動き回って爆発する。
- エビス丸
- 手に持って敵を叩く。接近用武器。
- 放物線を描き前方に飛んでいく。敵か地面に触れると爆発する。
- やや蛇行しながら前方に手裏剣が飛んでいく。貫通力があり直線状の敵をまとめて倒せる。
2人の武器レベルは共用になっており、例えばゴエモンが招き猫を取りキセルから小判になるとエビス丸も笛からかんしゃく玉に変化し、逆にダメージを受けゴエモンが小判からキセルに戻るとエビス丸の武器もかんしゃく玉から笛に戻ってしまう。
このうちゴエモンのネズミ花火は扱いづらく、プレイヤーからは不評だった。このため1人プレイでも2人プレイにしてワザとゴエモンの残機をゼロにしエビス丸のみで進める、武器レベルを2(小判、かんしゃく玉)で止めるなども行われた[要出典]。なお説明書にはネズミ花火・かんしゃく玉は隠し階段の近くで爆発すると階段が発見できると書かれているが、実際には見つけるためには階段の近くでジャンプする必要があり、武器は発見に無関係である。
[編集] ステージ構成
ゴエモンたちは牢を抜けた後にからくり城を目指し、南の九州から北の蝦夷地まで日本列島を縦断する。各ステージではその地方の名物や特徴をよく表したマップやキャラクターが登場する。
- ステージ1 牢破り
- 牢に捕らわれているゴエモンはある日、「からくり城に財宝が隠されている」という情報をエビス丸から聞き、暇潰しのためにからくり城へ向かうことにする。囚人によれば、庄屋に会えばからくり城のことが分かるかも知れないという。牢を破り町に出たゴエモンとエビス丸は庄屋のもとを目指す。ボスは庄屋が中で操縦する「相撲ロボ 庄屋壱号」。手形は登場しない。
- ステージ2 九州(肥前・肥後・豊後)
- 中国人や宣教師・阿蘇山が登場。
- ステージ3 四国(伊予・阿波・土佐・讃岐)
- 鳴門の渦潮や蟹・河童・土佐犬・雷神・風神が登場。讃岐には金刀比羅宮を模した神社がある。
- ステージ4 中国(安芸・長門・出雲・因幡・備前)
- サルや山賊・白兎・鬼が登場。ボスは赤鬼青鬼を吐き出す桃「モモザンヤ」。出雲には出雲大社を模した神社がある。なお、このステージのみ隠し階段が一切配置されていない。その代わり3D迷路は無料で入れる。
- ステージ5 近畿(播磨・摂津・河内・山城・大和)
- 弁慶や鹿・白兎が登場。大和には大仏殿がある。当時コナミの本社のあった摂津国ではファミコンを売っており、買うとそのソフトに登場するキャラが敵や町人になって出現する。一方で、手形は迷路や店で手に入れるしかない。
- ステージ6 中部(伊賀・伊勢・尾張・飛騨・信濃・甲斐・駿河・大井川)
- 忍者や山賊・猪が登場。飛騨は細い通路が多く、迷路状になっている。
- ステージ7 関東(伊豆・相模・武蔵・日本橋・江戸城)
- 手形が不要。江戸城の奥で殿様と会うと、からくり城はもっと北にあると教えられる。伊豆国では波乗り御用役人も出現。相模国では鎌倉の大仏も見られる。ゴエモンシリーズのテーマ曲でもある、前作の町ステージBGMのアレンジバージョンが初めて流れるのもこの面である。
- ステージ8 東北(上野・下野・越後・羽後・陸奥)
- 雪ん子や雪だるま・雪女・妖怪が登場する。陸奥では恐山にイタコ婆さんが出現。ボスはイタコ婆さんが呼び出す「ブラックゴエモン&エビス丸」(ゴエモンおよびエビス丸の偽者)。
- ステージ9 蝦夷
- 一帯が銀世界の面。雪ん子や雪だるま・猿・猪が登場。ボスは「ヒグマの赤丸」。
- ステージ10 からくり城
- 最終ステージだけあって城内は非常に広く、店や擬似3Dによる無限回廊もある。1階から8階まであり、敵がいるのは7階まで。役人や忍者・からくりロボが登場。ボスは大砲男(1階)・巨大核(ビッグコア)(3階)・皿人形(5階)・般若(6階)・城主(7階)。手形は登場しない。
[編集] エビス丸について
このゲームのエンディングでは、ゴエモンの相棒エビス丸が実は「へんしんからくりの術」によって変身させられた女性であったことが明かされる。その姿は、後に登場するくのいちの「ヤエ」とやや似ている。ところが、本作の次に発売された『がんばれゴエモン外伝〜消えた黄金キセル〜』では、エビス丸が再び忍者として登場する。「へんしんからくりの術」は外伝でも人をエビス丸に変身させる術として登場しているため、オリジナルのエビス丸は少なくとも外伝以降で登場する人物であると言える。しかし、外伝の冒頭ではゴエモンとエビス丸が初対面であるような描写がされており、矛盾が生じている。
本作でエビス丸のキャラクターがユーザーの間で好評だったことから、以後エビス丸がゴエモンシリーズの看板のひとつにすえられており、『がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜』以降の作品でもエビス丸はゴエモンの相棒として活躍することとなる。そのためか、後の作品においては本作におけるエビス丸の背景や矛盾点について、コナミは目を瞑っている状態となっている。
[編集] 小ネタ
[編集] 製作スタッフ
- プログラム:品門和浩、小川光章、蛭子丸
- デザイン:日下進、西村汁子、雷計以太
- サウンド:村田幸史、山根登山
[編集] 関連項目
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前作: |
がんばれゴエモンシリーズ |
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