がんばれゴエモン外伝2〜天下の財宝〜

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がんばれゴエモン外伝2
~天下の財宝~
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 ファミリーコンピュータ
開発元 コナミ
発売元 コナミ
人数 1人
メディア カセット
発売日 1992年1月3日
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がんばれゴエモン外伝2~天下の財宝~』(がんばれゴエモンがいでんツー てんかのざいほう)はコナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)から発売されたゲームソフトがんばれゴエモンシリーズの1つ)。1992年1月3日ファミリーコンピュータ用ソフトとして発売された。

がんばれゴエモン外伝 きえた黄金キセル』の続編にあたり、前作での仲間であるコバンネコはゲスト出演するが、ヤエは今作では登場しない。システムも改良され、戦闘画面についてはそれが顕著である。

なお、作中で登場する技の名前の一部は、『グラディウス』のパワーアップ時の音声に由来する。

ストーリー[編集]

平和な日々に暇を持て余していたゴエモンの元に、エビス丸が大江戸タウンにて行われる「世界ドロボウ大会」の開催案内を持ってやって来た。初めのうちは泥棒と義賊を一緒にするな、と突っぱねるゴエモンだったが、優勝賞金が1億両と聞き態度を一変し、参加を決意するのであった。

戦闘[編集]

基本的には前作と同じだが、前作のように味方側は横に顔グラで表示されるのではなく、下にキャラクターが並んで表示される。結果、戦闘画面は横に広くなった。パーティー全員が死亡状態になるとゲームオーバー。セーブした場所からの再開、ゲーム終了のどちらかになる。

主な登場キャラクター[編集]

プレイヤーキャラ[編集]

装備関連に関してはゴエモン・エビス丸・コリュウタのみ各自専用の装備が可能だが4人目に関しては装備さえのこっていれば他4人目枠のキャラクターの装備を共通して装備する事が可能になっているため、強い威力の武具を後半まであえて装備させずに残しておくことも出来る。

ゴエモン
主人公の「正義の義賊」。武器はキセル。主人公らしく、バランスの良い能力を持つ。技は攻撃型多数だが、補助系も少し覚える。
エビス丸
ゴエモンの相棒の自称「正義の忍者」。武器は笛。能力的には攻撃型だが、味方を補助する方にも向いており、柔軟な対応が出来る。
コリュウタ
不思議な力を持つ少年。母親の病気を治す薬草を探しに出る所にゴエモン達が助け舟を出し旅の仲間となる。母親の病気を治した後も、最後までゴエモン達と旅を続ける。正体は竜人。その姿は必殺技「覇龍変化」「聖龍変化」で見ることができる。武器は剣。序盤はレベルの低さもあって弱いが、レベルが上がるにつれて攻撃・回復・補助技をバランスよく覚え、メインとして十分使える。
がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス』、『がんばれゴエモン〜ネオ桃山幕府のおどり〜』にもゲストとして登場しており、龍変化の力でゴエモン達を助けてくれる。
シモン=ベルモント
悪魔城ドラキュラ』からのゲストキャラクター。ヴァンパイアを追って日本にやって来たヴァンパイア・ハンター。ドラキュランを倒すまでの間、一時期仲間になる。武器は鞭。必殺技は聖なる加護を受けた水で敵を攻撃する「聖水」。
ゲーム中では真面目な人物なのだが、漫画版ではわがまま、臆病、卑劣、支離滅裂という強烈な性格をしている。漫画では後に彼の祖父というピエール=ベルモントが登場する。顔も性格も孫に酷似している。
女の子
記憶喪失の少女。記憶を取り戻すまでの間、一時期仲間になる。プレイヤーが仮の名前を付けることができるが、何もしなければ「ナナちゃん」という名前になる。正体はふらわ城のお姫様で、名前はユリ。必殺技は味方全員の攻撃力を向上させる「がんばって!」。
漫画版では同年代のコリュウタと仲良くなり、プライベートでも付き合っている。
ペモペモ
宇宙パトロールのペモペモ星人。遮光器土偶の様な外見をしているが、実力は非常に高い。カラクリスターの詳細調査までの間、一時期仲間になる。武器はレーザーブレード。必殺技は光線を放つ「ペモシューム」。
紅トカゲ/ハヅキ
世界ドロボウ大会の参加者。ライバルでありながらも、何故かゴエモン達を助けてくれる。その正体は、地球の平和を守る秘密特捜忍者の一員(くノ一)ハヅキ。一時期仲間になり、また一時期離脱する。武器は。必殺技は光の手裏剣を放つ「光手裏剣」。

ゲストキャラクター[編集]

マメタン
よろず村で暮らすタヌキの一匹。めききダヌキとも呼ばれており、10両の格安で仲間になる。戦闘には参加しないが、仲間になって以降は「めきき」コマンドが使用可能になり、武具屋で購入する際には、装備可能な者を教えてくれる。
怪盗ルポン/ドラキュラン
世界ドロボウ大会の参加者。フロンス出身。橋を破壊するなどゴエモン一行の行く手をたびたび妨害する。正体は、シモンが追っていたヴァンパイアであるドラキュラン。8つの鍵の1つである「まっくらけの鍵」をつかって、ヨーロッパを暗闇の世界にしようとした。
モデルは、アルセーヌ・ルパン
ゲーム版のドラキュランはゴエモン達よりも数倍大きいが、漫画版では逆に頭身が低い。
百面相
世界ドロボウ大会の参加者。小太りな外見であるが、名前通りありとあらゆる変装の名人で、細身の女性にも変装出来る。ゴエモン達の集めた8つの鍵を手に入れるべく、シナモン博士の娘であるコナミを誘拐するも、ハヅキ率いる秘密特捜忍者の妨害によって失敗。行方をくらます。
実は今作の真の黒幕で、冒険中にゴエモン達が戦った謎のカラクリロボット集団は全て百面相の忠実な下僕達であり、彼らによる奇怪な事件やドロボウ大会までをも仕組んだ張本人。最後は究極の変身形態である「ハイパー面相」となって、ゴエモン達に襲いかかる。
モデルは、怪人二十面相
コバンネコ
前作に引き継いで登場するも、今作では仲間にならない。結界山を出た先にある茶店の団子が気に入って働いており、ゴエモン達に女将さんに内緒で団子をただで奢ってくれる。
シナモン博士
ツインビー』からのゲストキャラクター。どんぶり村に娘のこなみちゃんと住んでおり、見た目がツインビーそのものである「とぶんびー」という乗り物を貸してくれる。このゲームではシナモン博士は愛称で、本名は「しなやまもんざえもん」となっている。
ジングウさん
しんかい港に住む、頑固親父として有名な男性。ただし、娘に関しては非常に甘く、娘をごろつきの手から救ったお礼としてゴエモン達に潜水艦「オドロキ丸」を貸してくれる。元ネタは映画「海底軍艦」に登場する神宮司八郎

ボスキャラクター[編集]

霊媒妖怪
寺子屋にて登場。霊媒師の姿をした妖怪。女の子の幽霊を寺子屋に閉じ込め、夜な夜な琴を弾かせていた。
狼ウルフン
洋館にて登場。狼男の姿をした怪物で、ドラキュランの部下でもある。
ドラキュラン
南蛮船にて登場。怪盗ルポンの正体で、シモンが追っていた吸血鬼。「真っ暗けの鍵」を使って、世界を暗黒の世界に染めようとしていた。
ジャングルジム
見張り小屋にて登場。「雄叫びの鍵」が眠っているジャングルを守っているターザン。危険なジャングルに向かおうとするゴエモン達の実力を試すべく、勝負を挑んでくる。
カラクリ星人
宇宙船にて登場。謎のUFOを操るカラクリ星人達の頭領で、正体は百面相の部下。ポカポン村に混乱を起こしたり、牛達を攫ったりした。他のカラクリ星人達と違い身体の色が赤で、能力も全体的に高い。
ごろつき
深海港の道中にて登場。深海港の潜水艦のジングウ船長の娘に絡んでいる所で、ゴエモン達に遭遇。ゴエモン達と乱闘になる。
3人で挑んでくる上に何故か技の攻撃が一切効かないが、名前通りのチンピラである為、大して強くない。
カメ親分
海底神殿にて登場。「白鯨の鍵」と「天の水瓶」が眠っている海底神殿の最深部にて、ゴエモン達を待ち受けている海の暴れん坊。
大百足
百足山にて登場。コリュウタの母を毒で苦しめた張本人である巨大な百足。
メカ姫ちゃん
ふらわ城にて登場。百面相の部下である女性型ロボットで、百面相の命令でふらわ城を占拠し、本物のユリ姫の記憶を消して洞窟内に置き去りにした後、ユリ姫に成りすましていた。倒すと女の子の記憶が戻る。
漫画版では百面相と関わりはなく、人間だがパワードスーツを装着してメカ姫ちゃんになる。
雪の女王
霜柱の館にて登場。サンバ王子が野球をしていた時、王子の打ったボールが頭にぶつかった事で怒り、サンバ王子を氷の宮殿に閉じ込めた。氷の宮殿が見えるようになる雪眼鏡を隠し持っている。
ワガシン&ヨーガシン
シュガー宮殿にて登場。2対のスイート魔神で、クイモンシティの人々を虫歯にしてしまった。それぞれが名前の通り、和菓子洋菓子の姿をしている。
ゲーム中では、唯一2対で挑んでくるボス。
ナスピロシキ
魔獣城にて登場。魔獣城の主である魔獣で、パヤ王国の王女を連れ去った。ゴエモン達が南極洞窟で取り損ねた「寒いなの鍵」を隠し持っており、それによって冷気の力を手に入れていた。
百面相
地獄谷にて登場。ドロボウ大会の出演者の1人。シナモン博士の娘であるコナミを人質に取り、8つの鍵の引渡しを要求するが、紅蜥蜴の姿を装っていたハヅキの活躍により失敗。ヤケクソになって襲い掛かってくる。
メカニ司会者
大江戸タワーにて登場。ドロボウ大会の司会者であるが、その正体は、百面相の操るカラクリキングの部下であるロボット。カラクリスターと連絡を取り、合流する予定であったが、ゴエモン達に追い詰められた事で、正体を現す。
カラクリキング
カラクリスターにて登場。パヨパヨ星人の所有するカラクリスターを占拠した巨大ロボット。最後の8つの鍵である「王者の鍵」を隠し持っていた。その正体は百面相の忠実な部下であり、彼の指示でカラクリ星人やメカ姫ちゃんに指示を送っていた。
ハイパー面相
本作の最終ボス。望み山にて登場。百面相の最終形態であり、全ての事件を仕組んでいた真の黒幕でもある。

関連用語[編集]

8つの鍵
ゴエモン達が参加した泥棒大会にて、予選を通過したメンバーに探してくる事を下された、世界の何処かに隠されているという8つの鍵。その正体は、何でも願いが叶うとされる天下の財宝「願い玉」の隠されている満月島の洞窟の扉を開ける為の鍵であり、それぞれの鍵には特殊な力が宿り、持ち主に力を与える。鍵の入った宝箱には特殊な封印が施されており、「神秘のプレート」と呼ばれるアイテムによってしか、封印を解く事が出来ない。
しかし、願い玉の力を悪用される事を恐れた者によってセキュリティが設けられており、迂闊に鍵の封印を解いてしまうと、地震が発生して、最終的にマグマ層の活性化により、地球を崩壊させてしまう危険性がある。
大地の鍵
どんどこ洞窟に封印されていた鍵。大地の力が秘められており、ゴエモン達が封印を解いて入手した。
真っ暗けの鍵
怪盗ルポンことドラキュランが入手していた鍵。世界を暗闇で閉ざしてしまう程の闇の力が秘められており、ドラキュランがゴエモン達に倒された後、奪取された。
雄叫びの鍵
悪魔の森に封印されていた鍵。野性の力が秘められており、ゴエモン達が封印を解いて入手した。
白鯨の鍵
ウー大陸で保管されていた鍵で、カメ親分が奪い取った。海の力が秘められており、それによって地震を引き起こす事が可能であった。カメ親分がゴエモン達に倒された後、奪取された。
ソルトの鍵
地底世界のクイモンシティの王家にて保管されていた鍵。塩の力が秘められており、魔人達の住むシュガー宮殿の扉を開ける鍵にもなっている。クイモンシティの国王に魔人の討伐を依頼された際、ゴエモン達に託された。
寒いなの鍵
南極大陸の北の洞窟にて封印されていた鍵であったが、地震の影響で地下世界に落ちてしまい、ナスピロシキの手に渡った。氷の力が秘められており、それによって冷気の力を操る事が可能であった。ナスピロシキがゴエモン達に倒された後、奪取された。
熱いぞの鍵
マグマの沼の洞窟にて封印されていた鍵。炎の力が秘められており、ゴエモン達が封印を解いて入手した。
王者の鍵
月面のからくりドームにて封印されていた鍵で、カラクリ仮面こと、カラクリキングが奪い取った。雷の力が秘められており、それによって電撃の力を操る事が可能だった。カラクリキングがゴエモン達に倒された後、奪取された。

漫画[編集]

帯ひろ志による本作を基にした漫画『がんばれゴエモン外伝 天下の財宝編』が『デラックスボンボン』(講談社)に掲載された。単行本は全4巻。