ZUNTATA

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ZUNTATA(ズンタタ)とは、タイトーサウンド開発部門の総称である[1]三拍子を口ずさむ「ずん、たっ、たっ」を捩った名称である。

変遷[編集]

ズンタタ・レコード
ZUNTATA RECORDS
設立 1996年
販売元 ソニー・ミュージックエンタテインメント
(1996年10月-2001年9月)
ソニー・ミュージックディストリビューション
(2001年10月-2014年3月)
ソニー・ミュージックマーケティング
(2014年4月-)
日本の旗 日本

タイトーのサウンド開発部門が1983年に発足し、『ダライアス―TAITO GAME MUSIC VOL.2』(アルファレコードGMOレーベル1987年)で初めてこの名称が使われた[1][2]

1988年、サイトロンレーベルサイトロン・アンド・アートとポニーキャニオンの共同による)に移籍。6月に同レーベル最初の作品でもある『ニンジャウォーリアーズ -G.S.M.TAITO 1-』を、引き続きZUNTATA名義でリリースする。

ゲーム業界で加熱したサウンド開発部門(サウンドチームとも言う)によるライブ活動の際には、1990年にホーンセクションも加えた大所帯バンドを結成し、演奏を披露した。バンド活動を行ったのは、当時セガS.S.T.BANDがアルバムをリリースしていたポニーキャニオンから「ZUNTATAもライブをやりませんか?」と誘われたのがきっかけだという[3]。ライブでは演劇仕立ての演出[4]を行なう等、先進的な創作表現を行なっている。

後にHAGGYばびーらによるZUNTATA-J.A.M(Junky As Machine)なるユニットも組まれ、電車でGO!シリーズのイメージソング等を歌った。

1996年10月、タイトーの社内レーベル「ZUNTATA RECORDS」を設立。

他社作品への楽曲提供も稀に行っており、1997年の『ガメラ2000』(デジタルフロンティア)を皮切りに、『ダークラビリンス』(エイチーム)などへの楽曲・効果音の提供が行われている。

2005年、タイトーがスクウェア・エニックス・ホールディングスの子会社となった後、タイトー本体のリストラが進みつつあり、[要出典]全盛期スタッフの退社が相次ぎ規模は縮小しているが、従来のサウンド開発業務は遜色無く行われている。ゲームサウンド開発の他に、着信メロディ制作やモバイルサイト、イベントの企画など音に関連した多彩な業務を行っている。

2011年3月には東京・渋谷においてダライアスバースト アナザークロニクル開発者トークショーと併わせ12年ぶりにZUNTATA単独でライブを行った[5]

おもなスタッフ[編集]

50音順。コンポーザーの場合は代表作を併記。

現主要メンバー[編集]

石川勝久(ばびー)
効果音担当(ダライアス外伝メタルブラックカイザーナックル、ファイターズインパクト、ジェットでGO!ポケットダライアスバーストなど)。ZUNTATA-J.A.M.の一人で、「電車で電車でGO!GO!GO!」等ではボーカルを務める。
5代目リーダー。担当は効果音やサウンドディレクションが中心で、作曲は行わない。また、イベントやライブ、ネット配信ではMCを務める。
小塩広和(COSIO)
アルカノイドDS、スペースインベーダーエクストリーム、電車で電車でGO!GO!GO! れぼりゅ~しょん、ダライアスバーストグルーヴコースター
土屋昇平
ホーンテッドミュージアムダライアスバーストグルーヴコースター

旧主要メンバー[編集]

今村良雄(IMA、Y.I.)
ワイルドウエスタンちゃっくんぽっぷエレベーターアクション
ZUNTATA初代リーダー。ライブではティンパニや管楽器を担当。
内田哉
4代目リーダー。プログラマやプロデューサーとして活動。
2011年6月退社、株式会社ファラッドを設立。
海野和子(Karu.)
ミズバク大冒険プリルラ逆鱗弾パズルボブル、あっかんべぇだぁー、オペレーションタイガー、クレセントテール
瓜田幸治(URI)
電車でGO!3通勤編パズルボブル3、バトルギア
小倉久佳(OGR)
ダライアスシリーズ、ニンジャウォーリアーズ影の伝説奇々怪界、ギャラクティックストーム、ゾイドインフィニティ
2007年退社しフリー(「小倉久佳音画製作所」名義)に。
河本圭代(TAMAYO)
レイフォースシリーズ、きらめきスターロード♪イントロ倶楽部♪
君島正(KIMI)
アルカノイドバブルボブル
高木正彦(Mar.)
ナイトストライカーレイメイズ、ラスタンサーガ、ウォーリアーブレード、ガメラ2000、フルスロットル
3代目リーダー。ライブではギターを担当。
高萩英樹(HAGGY)
サイキックフォースシリーズ、武刃街バトルギア1、2ゾイドインフィニティ
殿村裕誠(Tono)
ダイノレックスクイズHQ、(ディレクターとして)レイフォースレイストーム
2代目リーダー。
中澤秀一郎(SHU)
クレオパトラフォーチュン、ランディングギア、ジェットでGO!2
古川典裕(中山上等兵/なかやまらいでん)
ニンジャウォーリアーズPCエンジン版)、ダイナマイトリーグスペースガンアラビアンマジックグリッドシーカー、ライトブリンガー、パズルボブル2電車でGO!カオスヒートタクトオブマジック
2001年退社しフリーに。
八木下直人(YAG)
ワイバーンF-0ファイナルバブルボブル
山田靖子(Yasko)
ドンドコドンバブルシンフォニーバブルメモリーズ
渡部恭久(Yack.)
メタルブラック、サイバリオン、カイザーナックル、ルナーク、ファイターズインパクト、旋光の輪舞カスタムロボ

ZUNTATA NIGHT[編集]

2010年より開始されたUstream配信番組。ネットワークエンジニアは第1回から内田哉が担当し、内田の退社後も継続して参加している。

コンセプトとして、合間にタイトーのゲームミュージックが必ず流され、中には発売前の貴重な音源が流されることもある。また、音楽がかけられている間も映像は途切れず、幕間のリラックスした出演者の様子もそのまま流される(マイクは切られている)。時には用意されたホワイトボードで、視聴者とコミュニケーションを取ることも。また“お祭り感”を重視するため、放送はタイトー社外(ゲームセンター店内など)から行われる。

第1回は同年10月23日に行われ、当初の予定を大幅に上回る6時間放送。以降、2014年9月現在で7回配信されている(放送間隔は不定期)。

ゲームミュージックが流されることもあってか、基本的にアーカイヴ化されない。

その他[編集]

  • TAITORUS RECORDS(たいとらす れこーど) - 1999年に発足した第二の自社レーベル。ゲーム以外のマスメディアへの音楽配信等を行なっている。
  • カラオケ - タイトーのカラオケ事業だった通信カラオケ(現在はエクシングに事業譲渡されている)用のメドレー曲の作曲も行っている。

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b ZUNTATAオフィシャルサイトZ-FIELD 内「ZUNTATAについて」。
  2. ^ Player 2007年3月号 ZUNTATAインタビュー記事。
  3. ^ 「超アーケード」(多根清史箭本進一阿部広樹著、太田出版、2002年)pp.202 - 215
  4. ^ 「超アーケード」によれば、脚本はデータイーストのMr.Kこと木内達也(当時ゲーマデリック所属)が手がけていたとのこと。
  5. ^ ZUNTATA,12年ぶりの単独ライブ。Ver.Up「Unlock A」の情報も公開された「ダライアスバースト AC」ライブ&開発者トークショーレポート 4Gamer.net

外部リンク[編集]