ダライアス外伝

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ダライアス外伝
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 アーケード[AC]
セガサターン[SS]
プレイステーション[PS]
プレイステーション2[PS2]
開発元 タイトー
発売元 タイトー(PS版のみベック
人数 1〜2人(協力プレイ可)
メディア [AC]:F3システム
[SS][PS]:CD-ROM
発売日 [AC]:1994年10月
[SS]:1995年12月15日
[PS]:1996年12月13日
[PS2]:2005年7月28日
価格 [SS][PS]:5,800円
[PS2]:5,040円
その他 PS2版はタイトーメモリーズ 上巻に収録。
  

ダライアス外伝』(だらいあすがいでん)は、1994年タイトーが発売したアーケードゲームで横スクロールのシューティングゲームアーケードゲームとしてはダライアスシリーズの第3作目になる。

目次

[編集] 概要

本作では前2作とは違い1画面構成となったが、当時では珍しかったラスタースクロールや半透明処理などを使った様々な演出・効果及び前作よりも磨きをかけたグラフィック・サウンド(後述)などが支持され、一画面構成自体が後に新規ユーザーを取り組むだけでなく、前作の大型筐体にはない通常筐体で運用出来る事が商業的にも流通しやすくなりプレイしやすくなった。 そういった効果の影響もあって、登場した94年時は格闘ゲーム全盛期にもかかわらず、アーケード専門誌であったゲーメストではシューティング部門の大賞に選ばれるなど、功績と評価は非常に高い。 ゲームバランスも一画面でプレイしやすくなっただけでなく、前2作よりも難易度が下がったというより自機のウェポンの性能強化やルートごとの難易度が堅実に分別されたおかげで、上級者は元より初心者や中級者にも幅広くプレイしやすくなったと言える。

当時ゲーメストではハイスコアと言われるスコアランキングにダライアス外伝もスコア対象として登録されていたが、無敵バグの発覚によりスコア集計対象から除外されるアクシデントがあった。

[編集] ゲームのルール

8方向レバー、2ボタン(ショット&ボム、ボンバー)で1Pはケイス・アーディンが乗る赤いシルバーホーク、2Pはアンナ・シュタイナーが乗る青いシルバーホークを操作しながら敵を倒していく。全28ゾーンあり、Aゾーンから分岐する全7ステージをクリアするとゲームオーバー。

[編集] 新要素

  1. ボンバーの採用
    • これにより、緊急回避やボス戦などで重なってショットを打ち込む際に重宝する。
    • 紫色のアイテムを回収することにより補充される。
    • 全面クリア時に残弾数に応じてボーナス得点が加算される。
  2. キャプチャーボール
    • 特定の敵キャラ(今作では中ボス)に付いている丸い玉の部分を規定数攻撃すると中ボスの動きが止まりその玉が外れる。それを回収すると一定時間そのキャラがこちらの援護攻撃をするようになる。また、一部中ボスは対戦格闘ゲームのようなコマンド入力で特殊な攻撃をさせることができる。こちらも仲間にした回数に応じて全面クリア時ボーナスが加算される。
    • なお、キャプチャーした中ボスの攻撃で敵を倒した場合はスコアが入らないばかりか、編隊の最後の敵を倒した際に得られるボーナスも獲得できない。このため、ハイスコアを意識する場合は、仲間にした後に画面外に追いやるなど中ボスに攻撃をさせないプレイをする必要がある。
    • 続編のGダライアスではこのシステムを発展させ、キャプチャーできる敵が雑魚キャラにまで拡大した。

[編集] パワーアップ

従来のダライアスシリーズと同じく赤・緑・青に色分けされたアイテムを取ることでパワーアップするが、形は前2作(球)と違い紋章型になっている。「II」にあったレーザーアイテムが無くなり従来の三種類のみとなった。赤(ショット)は一つ取るごとに、緑(ボム)と青(アーム)は一定数取ることでパワーアップする。 ショットは赤ウェーブになると敵を追尾攻撃するオプションがつき、ボムはナパームボム(前方下のみに投下)からツインボム(前方上下に発射)、マルチボム(前後方上下に発射)となり、さらに上の段階では敵を追尾するようになる。

ショットは最終段階の「赤ウェーブ+小ウェーブ×2」よりもその一つ手前の「赤ウェーブ+白弾×2」の方が格段に強く(貫通弾であるウェーブに対し実弾の白弾に2倍の威力設定がされている為)最終ボス戦において難易度に大きな差が出てくるため(連射装置がある場合はさらに顕著となる)、終盤は赤紋章を取らずにスルーすることが求められる。しかし紋章は円軌道を描いて移動する上にスクロールスピードが遅いため非常に避けづらくダラ外最強の敵は赤紋章と揶揄されることがある。

このほか、アイテムとして金勲章、銀勲章、1UPが出現する。金勲章は取得した時点の雑魚敵と敵弾を消去、銀勲章はボーナス獲得(50~51,200点の11段階からランダム)、1UPは残機が1機増える。いずれも、地形のどこかに隠されており、一定数のショット又はボムを撃ち込むことで出現する。

[編集] ボス

ゾーン名 ボス ボスモチーフ
ROUND 1 A GOLDEN OGRE (金色の食人鬼) オニキンメ
ROUND 2 B ANCIENT DOZER (古代のブルドーザー) カブトガニ
C KING FOSSIL (化石王) シーラカンス
ROUND 3 DF FOLDING FAN (扇子) オウギベンテンウオ
E ELECTRIC FAN (扇風機) イソギンチャク
ROUND 4 GI PRICKLY ANGLER (刺々しい釣り人) アンコウ(幼生)
HJ NEON LIGHT ILLUSION (ネオンの幻影) イカ(コウイカ類)
ROUND 5 KO FATTY GLUTTON (小太りな大食漢) ピラニア
LN DOUBLE DEALER (裏表のある奴) ヒラメ/カレイ
M TITANIC LANCE (巨大な騎兵槍-タイタンの槍) ベレムナイト
ROUND 6 PRT CRUSTY HAMMER (甲殻の槌) シャコ
QSU DEADLY CRESCENT (死の三日月) カガミダイ
ROUND 7 Z' GREAT THING (でかぶつ) マッコウクジラ
V RISK STORAGE (危険貯蔵庫) フウセンウナギ
W VERMILION CORONATUS (朱の冠) タツノオトシゴ
X HYSTERIC EMPRESS (ヒステリーな女帝) タカアシガニ
Y ODIOUS TRIDENT (憎らしい三叉戟-オーディンの鉾) マンボウ
Z CURIOUS CHANDELIER (奇妙なシャンデリア) エビクラゲ
V' STORM CAUSER (嵐を呼ぶ者) オニキンメ

[編集] 熾烈なボス攻撃

ボンバーが採用されたことで間口が広まったとも言えるが、これが裏目に出てしまったのか本作のボスキャラの攻撃はバラエティにかなり富んでいる上、一度見ただけでは回避できないほど激しいものが多い。特にPゾーンのボス「CRUSTY HAMMER」(通称Pシャコ)はボンバーなしでは倒せないと噂された。また最終面のボスもどれもが非常に激しい攻撃を持ち、V'ゾーンのボス「STORM CAUSER」は攻撃が始まると撃破不能とも言われるほど。

ただ、これらはパターンを突き詰めれば撃破は過度に難しいものではない。あくまでゲームの方向性としてプレイヤーの開発陣との頭脳比べであるとも言える。

[編集] 中ボス

ゾーン名 中ボス 中ボスモチーフ
A ニギス ニギス
BC ナメクジウオ ナメクジウオ
DEF カブトウオ カブトウオ
GHIJ プリックリーアングラー アンコウ
KLNO バルディエホシノエソ バルディビアホシエソ
PQRSTU コブダイ コブダイ
Z'VWYZV' コウモリダコ コウモリダコ

ステージの途中に出てくる中ボスは普通に倒すだけでは20000点しか入らないが、中ボスの頭に付いているキャプチャーボールを攻撃し、それがボスから外れると10000点、そして取ると30000点が入り、中ボスを一定時間仲間にできる。

最終ゾーンクリア時には中ボスを仲間にした回数でキャプチャーボーナスが入るものの、ウェーブ+白弾ショットでないと、なかなか辛く、高次面になるほどボールの耐久力が上がって、獲得が難しくなる。

中ボスは仲間にする前もコマンド入力が可能でも、こちらの希望通りにはなかなかならない。4面の中ボス(ボスでもある)のプリックリーアングラーはボールがないので、キャプチャーが不可能。

[編集] 演出・音楽

作曲は前2作と同じく小倉久佳が担当。この作品の楽曲は共通して「幻視」をモチーフとしており、これについてはサウンドトラックのライナーノーツでユング心理学的な解説が作曲者自身からされている。

最終面のBGMは全て同一曲が使用され、曲の開始をステージの長さに合わせて遅らせており、どのステージでもボスが登場すると同時に同じパートが流れるようになっている。

シャコやカガミダイが登場するステージで、初盤の大気圏突入時の演出の美しさにゲーメストではシューティング史上に残る歴代の演出と言わしめている。

(ダライアス外伝で、あまりの熾烈な攻撃に今作の代表的なボスとして有名になったシャコはムック(ゲーメストムック)の開発者インタビューによると開発段階ではステージ1のボスとしてビルから突き破って登場する演出が企画されていた。)

[編集] エキストラバージョン

ロケテストバージョンを元にしたものだと言われているが、実際はタイトー非公式である。そのため流通量はごく少ない。ステージ構成もまったく異なる。[要出典]

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