ちゃっくんぽっぷ

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ちゃっくんぽっぷ
ジャンル アクションゲーム
対応機種 アーケードゲーム[AC]
ファミリーコンピュータ[FC]
SG-1000[SG]
MSX
PC-8800シリーズ[PC-88]
PC-6001mkII[PC-60]
FM-7
X1
MZ-2000/2200[MZ]
PlayStation 2[PS2]
PlayStation Portable[PSP]
開発元 タイトー[AC][MSX][FC]
キャリーラボ[MZ][X1][PC-88/60][FM]
セガ[SG]
発売元 タイトー[AC][MSX][FC]
キャリーラボ[MZ][X1][PC-88/60][FM]
セガ[SG]
人数 1~2人交互プレイ
発売日 [AC]:1984年1月
[MZ]:1984年7月
[MSX][X1][PC-88]:1984年8月
[FM]:1984年9月
[PC-60]:1984年10月
[FC]:1985年5月24日
[SG]:1985年9月
対象年齢 CERO: A(全年齢対象)
ESRB: Everyone
その他

SG版はタイトルが「チャックンポップ」と片仮名表記で、独自のBGMが付く

PS2版はタイトーメモリーズ 下巻に、PSP版はタイトーメモリーズ ポケットに収録
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ちゃっくんぽっぷ』(Chack'n Pop)は1984年タイトーから稼動されたアーケードゲームで、固定画面タイプのアクションゲームである。

正しいタイトルは英文の『Chack'n Pop』だが、カタログ裏面にデザインされたひらがな表記が一人歩きし、『ちゃっくんぽっぷ』が通り名となっている。セガSG-1000用のみ『チャックンポップ』とカナ表記タイトル。

ゲームルール[編集]

8方向レバー、2ボタンで主人公の「ちゃっくん」を操作する。各面ではオリに囚われたハートを解放し、ちゃっくんを出口まで到達させるとクリアとなる。ちゃっくんはレバー操作で立体的な迷路の中をジャンプや天井張り付きなどのアクションを交えて移動する。2つのボタンで、それぞれ左右方向へ爆弾を投げる。

障害として、迷路内には敵キャラクターの「もんすた」がいる。画面上部にはタイマー役の「まいた」がいて、「まいた」が画面右上の迷路の出口を塞ぐまでに、出口に到達する必要がある。

ちゃっくんがもんすたに触れる、爆弾の煙に触れる、ムービングブロックに挟まれる、タイムアウトでまいたに出口を閉ざされる、のいずれかでミスとなる。

敵キャラクター[編集]

もんすた
迷路内をうろつく敵。最初は動かない卵として存在しているが、時間がたつと孵化し迷路内をさまよう。爆弾などで倒すことが可能。各面のもんすたを全て倒さずにクリアすると、次の面のもんすたが増加する。
もんすたの行動パターンは通常の巡回移動以外に、「にげにげもんすた」と「おいかけもんすた」の2パターンがある。にげにげもんすたは、爆弾が近くにあると反対方向に逃げ出す。おいかけもんすたは、ちゃっくんの通過した軌跡をなぞるように移動する。爆弾からは逃げない。
2周目以降は、迷路内のもんすたの数が減ると、不気味な効果音とともに残存もんすたのうち1匹の色が赤(目は青)く変化し、高速で移動する「いかりもんすた」となる。ただし、該当するもんすたが迷路の出口付近にいる場合は、効果音は鳴るがいかりもんすたにはならない。いかりもんすたは、その迷路内でちゃっくんが既に通過した場所を通過すると、必ずおいかけもんすたとなりちゃっくんの軌跡を辿って追いかけてくる。
まいた
迷路の上部に存在し、迷路の出口を岩でふさごうとするキャラクター。開始時は左端にいて、時間と共に右に移動していく。倒すことはできない。
名前の由来はTimer(タイマー)の逆読みだと思われる。

爆弾と煙[編集]

爆弾は投げてから数秒経過後に爆発し煙が広がる。爆弾自体に「ちゃっくん」や「もんすた」が触れても何も起きない。左右各一つずつ投げることができ、爆発して煙が消えるまでは、次の新しい爆弾を投げられない。

煙は、爆発した地形によって広がり方に変化がある。また、2つの煙が重なるように爆弾が爆発すると、単独の爆発よりも遠くまで煙が広がる。爆弾は水中でも爆発するが、煙は広がらない。

迷路内のギミック[編集]

迷路には以下のものが配置されている。

ブロック
出口への通路を塞いでいる壁。爆弾では破壊できない。ハートを開放すると、ハートが地上に脱出する途上でブロックを一つ破壊する。
アイスブロック
氷でできた壁。普通の壁のように、上に乗ったり張り付いたりできる。爆弾で破壊可能。
ムービングブロック
動く壁。上に乗ったり下に張り付くことが可能である。ムービングブロックと壁に挟まれると、ちゃっくんは潰されミスになる。同様にもんすたを挟んで倒すことも可能。爆弾では破壊できない。
ウォーターボトル
水が入ったビン。爆弾で破壊すると水が流れ出し迷路の下に溜まっていく。水がたまっている部分では足場がなくても移動することができる(泳げる)。
オリ(檻)
ハートが閉じ込められている檻。爆弾で破壊するとハートは開放され、地上へ向かって移動する。
もんすたエッグ
もんすたの卵。一定時間が経過すると、色が変化していく(シアン - 黄色 - マゼンタ)。マゼンタになると卵は落下し、もんすたが孵化する。爆弾で破壊可能。

パワーアップアイテム[編集]

爆弾で複数のもんすたを同時に倒すとアイテムが出現する。ちゃっくんがアイテムに触れるとボーナスを獲得する。爆弾で破壊可能だが、その場合ボーナスは獲得されない。

フルーツ
ちゃっくんが触れるとボーナススコアを獲得する。同時に倒す数が多いほど、ボーナススコアの高いフルーツが出現する。
スーパーハート
ある法則に従い(後述)、爆弾で複数のもんすたを同時に倒すと、フルーツの代わりにスーパーハートが出現する。
ちゃっくんが触れると一定時間「スーパーちゃっくん」に変身する。動きが素早くなり、体当たりでもんすたを倒すことができるようになり、煙に触れてもミスにならない。

スーパーハートの出現判定は、各面の開始時点から投げた爆弾の数によって決定される。右の爆弾でプラス1、左の爆弾でマイナス1がカウントされ、特定発数目に複数のもんすたを倒すと出現する。

各面でのスーパーハート出現のための爆弾の発数は以下の通り。

2MAZE目以降が円周率を表している。

MAZE 爆弾の発数
練習 2
2 3
3 1
4 4
5 1
6 5
7 9
8 2
9 6
10 5
11 3
12 5
13 8
14 9

隠しボーナス[編集]

敵を倒さずにクリアする
敵を倒さずにクリアするとボーナスが2万点入り、残数が1増える。
卵からかえったもんすたを全部倒す
卵を一つも破壊せずに全て孵化させ、もんすたを全て倒すとボーナスが5000点入る。

他の出演作[編集]

このゲームの登場キャラクターは、タイトーの他の作品にも出演している(隠れキャラの場合もある)。特にバブルボブルでは、まいたともんすたは敵キャラとして、スーパーハート(ちゃっくんハートなどとも呼ばれる)は同様の効果を持つパワーアップアイテムとして、そしてちゃっくんはステージ構成やボーナスフルーツとして登場した。

また、ちゃっくんは、タイトーの事実上のマスコットキャラとして扱われていた時期がある。

開発の経緯[編集]

東大マイコンクラブが日立のベーシックマスターレベルIIIで開発した「Chack'n Chack」というゲームをタイトーが買い取り、アーケード版として発売したと言われる。

関連作[編集]

バブルボブル(1986)
「もんすた」と「まいた」が敵キャラクターとして登場している。
メガブラスト(1989)
5面と8面の中ボスとして登場する
バブルシンフォニー(1994)
ちゃっくんがゲストキャラクターとして登場する。
ぽっぷんぽっぷ(1997)
アーケード版には登場しないが、家庭用で登場する。
ラクガキ王国シリーズ(2002,2004)
初代、「2」でちゃっくんの「ラクガキ」が登場。

外部リンク[編集]