悪魔城ドラキュラ (アーケードゲーム)
| ジャンル | アクション |
|---|---|
| 対応機種 | アーケード(AC) プレイステーション2(PS2) |
| 開発元 | コナミ |
| 発売元 | AC: コナミ PS2: ハムスター |
| 人数 | 1人 - 2人(交替プレイ) |
| メディア | AC: 業務用基板[1] PS2: CD-ROM |
| 発売日 | AC: 1988年2月 PS2: 2006年5月25日 |
| 価格 | PS2: 2000円 |
『悪魔城ドラキュラ』(あくまじょう-、英題: Haunted Castle)は、1988年2月にコナミより発売されたアーケード用のアクションゲーム。
2006年にハムスターの「オレたちゲーセン族」シリーズで『オレたちゲーセン族 悪魔城ドラキュラ』としてプレイステーション2に移植された。
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概要[編集]
ゴシックホラーアクションゲーム『悪魔城ドラキュラ』シリーズで初の業務用アーケード作品[2]。ゲームシステムは横スクロールのステージクリア型ジャンプアクション。タイトルロゴやメインイラストなどは家庭用のファミリーコンピュータ版・MSX2版の『悪魔城ドラキュラ』と同じだが、それらの移植ではなく、ステージ構成やグラフィック、音楽などは全て新規に作られたオリジナル作品である。当時の家庭用ゲーム機よりも遥かにスペックが高いアーケードゲームというプラットフォームを生かしたグラフィックや演出、音楽が実現されている。キャッチコピーは「伝説が再び血で染まる。」。本作の広告チラシには「華麗なグラフィック」「恐怖を盛り上げる効果音とBGM」「MSX、ファミコンで好評を得たゲームの究極バージョン」とある。出荷数が同社の他のアーケードゲームに比べて少なく、ゲームセンター等であまり出回ることなくヒットしたとは言えなかったためか、業務用基板はレア度が高く、長い間希少作品であった。
2006年5月25日に『オレたちゲーセン族』シリーズの第5弾として18年ぶりにリリースされた。この初めて家庭用に移植されたプレイステーション2移植版では、サウンドトラックCDである「ゲームミュージックCD」やゲームプレイを収録した「映像特典DVD」などが付属されていた。CDもDVDもオレたちゲーセン族のために新たに作られたもので、特にCDは実機原音に忠実に全曲収録され、効果音集やアレンジ曲もある。
ストーリー[編集]
邪教徒達の血の儀式によって、闇の魔王ドラキュラ伯爵が100年の眠りから蘇った。結婚式が行われていた最中に花嫁セレナをさらわれたシモンは、セレナを救うためドラキュラの棲む悪魔城へと向かう[3]。
システム[編集]
4方向レバーと2ボタンを使用する。
- レバーの左右で移動、下でしゃがむ、昇り階段の前で上で階段を上る。
- アタックボタンでメイン武器(初期状態ではノーマルのムチ)で攻撃。上 + アタックボタンで取得しているサブ武器で攻撃。
- ジャンプボタンでジャンプ。ファミコン版同様ジャンプの軌跡は調整できない。
- マニュアル説明上は4方向だが、レバーを一般の8方向設定にする事でしゃがみながら振り向く動作が可能になる。VHSの攻略ビデオでも使われていたテクニック。
敵やトラップに接触するとエネルギー(E)が減る。穴などに落ちた場合はエネルギーが減ってステージ内の特定ポイントに戻される。穴などに落ちたりしない限りは、どんな攻撃を受けてもエネルギーは1メモリしか減らない。本作には「残機」という概念はなく、エネルギーが0になるか、TIMEが0になるとゲームオーバーになる。コンティニューは可能だが、やや特殊な2つの方法があり、プレイ中にクレジット(コイン)を投入し、スタートボタンを押してエネルギーを一定量増加させる方法(このシステムは同社のベルトスクロールアクションゲームの『クライムファイターズ』でも採用されている)と、もう1つはゲームオーバー時にクレジットを投入し、そのステージの最初から継続する方法(ただし、3回までという回数制限がある)。
主人公の動きがファミコン版に比べて緩慢なことから、敵・トラップの回避が難しめである。2面から頻繁に登場するスケルトンのうち一部は倒した直後に不死の死霊となって再び襲いかかるが、倒した際の声によってしか判別できないことなども難易度上昇の一因となっている。一方、ファミコン版では後半のボスに無効となっているサブウェポンの懐中時計が全ステージ・ボスで有効であり、この点では難易度は抑えられている。エンディング後には敵の動きが速くなるなどさらに難易度が上がった2周目や3周目が始まる。
BGM[編集]
音源はFM音源のYM3812、PCM音源、SCCなどにより構成されている。
作曲者は『ドラキュラII 呪いの封印』『トライゴン』『クライシスフォース』『Contra Force』等を担当した松原健一(2面と最終ボスのBGM等は『王家の谷 エルギーザの封印』『スナッチャー』『メタルギア2 ソリッドスネーク』等を担当した碇子正広他による作曲)。本作のBGMも収録されているサウンドトラックCD『コナミ・ゲーム・ミュージック・コレクションVol.1』のライナーノーツによると、3面のBGMは、松原が『ドラキュラII』で自分が作った曲(Bloody Tears)を移したとのこと。ゲームオーバーBGMも『ドラキュラII』のゲームオーバーBGMと同じものである。
本作のBGMは後に悪魔城ドラキュラシリーズでのアレンジ再利用以外に、『KEYBOARDMANIA 2ndMIX』や『pop'n music』にもメドレーでプレイ可能な楽曲として収録されている。
アイテム[編集]
- ハート
- 小ハートは1つ、大ハートは5つ増える。ステージクリア後にエネルギーを回復できる。
- 鉄球(クサリ)
- 基本装備のメイン武器「ムチ」がトゲつき鉄球とクサリのモーニングスターになって攻撃力2倍にパワーアップする。
- 剣
- 鉄球がさらにパワーアップ。最強のメイン武器。
- タイマツ
- 広範囲に足元の地面を燃やす松明のサブウェポン。
- ダイナマイト
- 放物線を描いて飛び、地面に着弾すると火柱が上がる爆弾のサブウェポン。
- ブーメラン
- 前方に直進して飛びダメージを与える遠距離攻撃用のサブウェポン。
- タイマー
- 3秒間、敵の動きを止める懐中時計のサブウェポン。ボス戦でも有効。ハート消費量は2。
- 十字架
- 前方に残像を残しながら十字架レーザーを発射するサブウェポン。威力が高い。
ステージ[編集]
| ステージ | ステージ名 | BGM | 登場敵 | ボス |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 墓場 | 十字架を胸に | コウモリ、ゾンビ、スケルトン、木霊 | メデューサ |
| 2 | 洞窟 | 悪魔たちのララバイ | 半魚人、コウモリ、ドラゴン、マッドマン | ボーンドラゴンキング |
| 3 | 城内(1F) | 血の涙(Bloody Tears) | せむし男、アックスアーマー、ハーピー、ゴースト 眼球、ポルターガイスト(食器・料理) |
ステンドグラスナイト |
| 4 | 城内(地下) | 地下室のメロディー | ミイラ男、せむし男、コウモリ、カラス 眼球、スケルトン |
ゴーレム |
| 5 | 時計台 | 時計台の恐怖 | ミイラ男、アックスアーマー、亡霊、せむし男 スケルトン、カラス |
フランケン |
| 6 | ドラキュラ伯爵寝室 | 夜まで待てない | コウモリ、ハーピー | ドラキュラ |
※ステージ名は広告チラシ、ボス名はオレたちゲーセン族ガイドブックより。
ビデオ[編集]
- 悪魔城ドラキュラ
- コナミ・ゲーム・シミュレーション・ビデオ。本作のゲームプレイが収録されている攻略ビデオ。1989年2月21日発売。3800円。30分。
- コナミ・ベスト・セレクション
- コナミ・ゲーム・シミュレーション・ビデオ。本作と『サンダークロス』『スーパー魂斗羅』の3作品の全面ゲームプレイに加え、コナミの過去のアーケードゲームの「コナミゲームヒストリー」、新作ゲームの紹介なども収録されている攻略ビデオ(VHS、ベータ)。レーザーディスク版も発売された(87分)。1989年2月21日発売。9800円。
脚注[編集]
- ^ 海外では専用のアーケード筐体も発売された。
- ^ 海外ではファミコンディスクシステム版『悪魔城ドラキュラ』を移植して、任天堂VSシステム基板対応のアーケード版『VS Castlevania』が発売されている。
- ^ 広告チラシとコナミビデオより。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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