島原市

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しまばらし
島原市
Shimabara Castle Tower 20090906.jpg
島原城天守
Flag of Shimabara, Nagasaki.svg
島原市旗
Shimabara Nagasaki chapter.JPG
島原市章
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 長崎県
団体コード 42203-7
面積 82.78km²
総人口 46,309
推計人口、2014年3月1日)
人口密度 559人/km²
隣接自治体 雲仙市南島原市
(海を隔てて)熊本県熊本市
市の木 くすの木
市の花 ウメ
他のシンボル なし
島原市役所
所在地 855-8555
長崎県島原市上の町537
北緯32度47分17.3秒東経130度22分12.9秒
島原市役所
外部リンク 島原市

島原市位置図

― 市 / ― 町

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島原市(しまばらし)は、長崎県南東部の島原半島にある。島原半島の中心都市。島原城や武家屋敷など旧城下町の街並みが残り、市内に湧水群のある観光都市である。有明海島原湾)を介して、フェリーや高速船で結ばれている対岸の熊本県熊本市福岡県大牟田市などとの関係も深い。旧南高来郡

地理[編集]

島原港から見た眉山

島原半島の東端に位置し、西に雲仙市、南に南島原市と接する。市の西部には標高1,483mの平成新山をはじめとした雲仙岳の山々があり、東向きに裾野が広がる。東は有明海に面する。東部の海岸沿いに人口が多く、国道251号島原鉄道が海岸沿いを縦断する。

地域[編集]

地名[編集]

島原市の地名参照。

人口[編集]

Demography42203.svg
島原市と全国の年齢別人口分布(2005年) 島原市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 島原市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
島原市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 56,692人
1975年 57,289人
1980年 58,890人
1985年 58,457人
1990年 56,903人
1995年 52,853人
2000年 51,563人
2005年 50,045人
2010年 47,471人
総務省統計局 国勢調査より

歴史[編集]

島原城
  • 明治時代廃藩置県によって一時的に島原県が設立され県庁所在地となったが、島原県はすぐに長崎県に編入された。その後島原城も廃城となり、破却された(1964年に復元)。
  • 半島の中央部にある雲仙普賢岳は噴火を繰り返す活火山として有名である。1792年寛政4年)の噴火の際には眉山山体崩壊により島原大変肥後迷惑と呼ばれる日本史上最悪の火山災害が起こり現在の島原市域に大打撃を与え、肥前、肥後両国で1万5千人以上の死者が発生している。また最近では1990年(平成2年)11月17日から普賢岳が噴火。翌1991年(平成3年)6月3日には火砕流が発生し、報道関係者や世界的に有名な火山学者クラフト夫妻など43人が亡くなった。1996年(平成8年)6月3日に火山活動の終息が宣言され、それ以降は現在まで復興へ向けた取り組みが続けられている。

行政区域の変遷[編集]

明治[編集]

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制施行により、現在の市域にあたる以下の町村が発足(すべて南高来郡)。
    • 島原町・島原村・湊町・安中村・杉谷村・三会村・大三東村・湯江村

大正[編集]

昭和[編集]

平成[編集]

  • 1990年(平成2年)11月17日 - 普賢岳が噴火。
  • 1991年(平成3年)6月3日 - 大火砕流が発生。
  • 1996年(平成8年)6月3日 - 火山活動の終息が宣言。
  • 2002年(平成14年)- 島原半島の市町村間で様々な合併協議会が発足し、合併のあり方が模索される。
    • 3月1日 - 島原地域任意合併協議会(島原市深江町[1]布津町[1]有家町[1])が発足。
    • 3月29日 - 南高北東部合併推進協議会(瑞穂町[2]、国見町[2]有明町)が発足。
    • 6月4日 - 有明町が南高北部合併推進協議会から脱退。
    • 7月1日 - 島原地域一市五町合併協議会(島原市有明町、深江町、布津町、有家町、西有家町)が発足。
  • 2003年(平成15年)
    • 3月31日 - 島原地域一市五町合併協議会が解散。
    • 4月1日 - 島原地域合併協議会(島原市有明町)が発足。
  • 2006年(平成18年)1月1日 - 有明町島原市へ編入。
  • 2009年(平成21年)4月1日 - 土曜と日曜の午前中(8:30~12:00)の市役所窓口開設サービスを開始。[3]
  • 2010年(平成22年)4月1日
    • 組織改編 - 「課」・「係」制を廃止し、「部制」・「グループ」制を導入。[4][5]
    • パスポート業務が長崎県から、島原市に移管され、島原市民は島原市役所(本庁)でパスポートの申請・受け取りができるようになった。[6][7]

行政[編集]

市長[編集]

戦前
戦後
  • 第3代 - 中岡秀蔵(1947年(昭和22年)4月16日~2期8年)
  • 第4代 - 奥平広敏(1955年(昭和30年)6月20日~2期目途中)
  • 第5代 - 松尾徳義(1960年(昭和35年)12月19日~3期12年)
  • 第6代 - 宮崎忠夫(1972年(昭和47年)12月18日~2期8年)
  • 第7代 - 鐘ヶ江管一1980年(昭和55年)12月18日~3期12年)
  • 第8代 - 吉岡庭二郎(1992年(平成4年)12月18日~4期16年)
  • 第9代 - 横田修一郎(2008年(平成20年)12月18日~1期4年)
  • 第10代 - 古川隆三郎2012年(平成24年)12月18日~現職) 「隆」は生の上に一が入る

市議会[編集]

  • 島原市議会 定数21

組織[編集]

  • 市長
    • 副市長
      • 「部(公室)」 - 「グループ」 - 「班」という階層になっている。(2010年(平成22年)に導入)
      • 市長公室
        • 政策企画グループ - 政策振興班、秘書広報班、人事班
        • 文化・スポーツ振興グループ - 文化振興班、スポーツ振興班
      • 総務部
        • 経営管理グループ - 総務行政班、財政班
        • 税務グループ - 市民税班、固定資産税班、収納班
        • 契約管財グループ - 管財班、契約検査班、地籍調査班
      • 市民生活部
        • 市民生活グループ - 総務調整班、交通防災班、市民相談センター
        • 市民窓口グループ - 市民窓口班(パスポート窓口)、国民年金班、三会(みえ)出張所班
        • 環境グループ - 衛生保全班、廃棄物対策班
      • 福祉保健部
        • 福祉保健総務グループ - 総務調整班、福祉班、生活保護班、ありあけ壮(養護老人ホーム
        • こども支援グループ - こども福祉班、こども家庭班、白山保育園、三会保育園、児童館、母子生活支援施設
        • 保健・健康増進グループ - 保健班、健康増進班
      • 産業振興部
        • 産業政策グループ - 企画調整班、商工振興班
        • 物産流通グループ
        • 農林水産グループ - 農林畜産班、耕地水産班
        • 観光・ジオパークグループ - 観光・ジオパーク振興班、観光施設班
      • まちづくり基盤整備部
        • まちづくり管理グループ - 総務管理班、まちづくり班、住宅管理班
        • 建設整備グループ - 土木班、建築班
        • 水道局 - 業務班、工務班
      • 支所 - 有明支所(旧有明町役場)
      • 会計担当者[9] - 会計室 - 分室
  • 議会 - 議会事務局 - 総務調査班、議事班
  • 教育委員会 - 教育長
    • 教育総務グループ
    • 学校教育グループ
    • 社会教育グループ
  • 選挙管理委員会 - 選挙管理委員会事務局
  • 監査委員 - 監査委員事務局
  • 農業委員会 - 農業委員会事務局

支所・出張所[編集]

  • 支所 - 有明支所(旧有明町役場)
  • 出張所 - 三会出張所

庁舎[編集]

  • 島原市役所 本庁(同じ敷地内に本館・別館・新館の3棟から成る。)
    • 1階
      • 本館 - 福祉保健総務グループ、観光・ジオパークグループ、会計室、選挙管理委員会事務局
      • 新館 - 市民窓口グループ(パスポート窓口)、市民相談センター、保険・健康増進グループ
      • 別館 - こども支援グループ
    • 2階
      • 本館 - 市長室、副市長室、政策企画グループ(秘書広報班、人事班)、経営管理グループ、環境グループ、まちづくり管理グループ住宅管理班、第一応接室、第二応接室
      • 新館 - 税務グループ、島原地域広域市町村圏組合電算課
      • 別館 - 市民生活グループ、監査委員事務局
    • 3階
      • 本館 - 政策企画グループ(政策振興班)、契約管財グループ、まちづくり管理グループ(住宅管理班除く)、建設整備グループ、大会議室、市政記者室
      • 新館 - 正副議長室、委員会室、議員控室、議会事務局、議会図書館
      • 別館 - 待機室、小会議室
    • 4階
      • 市議会議場、議会会議室、傍聴席
  • 有明庁舎(有明支所/旧有明町役場)
    • 1階
      • 産業政策グループ、農林水産グループ、物産流通グループ、有明支所、会計室分室、農業委員会事務局、水道局、相談室
    • 2階
      • 教育長室、文化・スポーツ振興グループ、教育委員会(教育総務グループ、学校教育グループ、社会教育グループ)

姉妹都市・提携都市[編集]

国内[編集]

広域行政[編集]

消防[編集]

不燃物処理[編集]

  • 島原リサイクルプラント(中間処理)
  • 広域クリーンセンター(最終処理)

県政所管[編集]

県議会[編集]

県の出先機関[編集]

警察[編集]

医療[編集]

公立

保健所[編集]

国政[編集]

衆議院選挙区[編集]

国の出先機関[編集]

法務省
財務省
厚生労働省
国土交通省
農林水産省
裁判所


産業[編集]

金融[編集]

教育[編集]

高等学校[編集]

県立
私立


中学校[編集]

市立
  • 第一中学校(だいいち、城内一丁目1222)
  • 第二中学校(だいに、新山三丁目8916)
  • 第三中学校(だいさん、梅園町丁2898)
  • 三会中学校(みえ、下宮町甲2511-2)
  • 有明中学校(ありあけ、有明町大三東戊1535-第2)

小学校[編集]

市立
  • 第一小学校(だいいち、城内一丁目1129)
  • 第二小学校(だいに、萩が丘二丁目5688)
  • 第三小学校(だいさん、広馬場町7758)
  • 第四小学校(だいよん、宇土町乙670-1)
  • 第五小学校(だいご、大下町丙1049-1)
  • 三会小学校(みえ、中原町乙1462)
    • 長貫分校(ながぬき、長貫町丙1902-1)
  • 大三東小学校(おおみさき、有明町大三東丙582-1)
  • 高野小学校(こうや、有明町大三東丁2133-1)
  • 湯江小学校(ゆえ、有明町湯江丙839)


幼稚園[編集]

すべて私立

  • 島原活水幼稚園(しまばらかっすい、青葉町5436)
  • 安中幼稚園(大下町丙1159)
  • 勝光幼稚園(有明町大三東戊1480-1)
認定こども園
  • ひかわ第一幼稚園(上新丁二丁目2576)
  • 島原幼稚園(弁天町一丁目107)
  • 有明幼稚園(坂上町7528)


保育所[編集]

市立
  • 白山保育園(はくさん、白山町50)
  • 三会保育園(へき地)(みえ、油堀町丙652)
私立
  • 誓願幼児園(有明町大三東乙955)
  • たけしま保育園(下折橋町4554)
  • 中木場保育園(大下町丙1047)
  • 愛児保育園(上の町896)
  • みどり保育園(柿の木町2937)
  • 桜花保育園(亀の甲町乙100)
  • わかくさ園保育所(新山二丁目8934-1)
  • 安徳保育園(中安徳町丁4178)
  • 寺町保育園(寺町5954)
  • 春陽保育園(萩が丘一丁目5624-2)
  • 山寺保育園(山寺町丙854)
  • 美祢保育園(南下川尻町8119)
  • こひつじ保育園(湊道二丁目7008-2)
  • 清華保育園(有明町大三東甲2150)
  • みやま保育園(有明町湯江乙1741)
  • 向陵保育園(有明町湯江丙728-1)
  • 恵祥保育園(有明町大三東戊2106-4)
  • 東向保育園(有明町湯江甲421)
  • 心香保育園(有明町大三東戊452-1)
  • 浦田保育園(浦田一丁目816-1)
  • おさなご園(津吹町乙1380-3)
認可外保育施設
  • 島原幼稚園付属つぼみ教室
  • ひかわ第一幼稚園 星の子教室


特別支援学校[編集]

看護学校[編集]

その他の教育関連施設[編集]

  • 島原市児童館 (白土桃山二丁目1139-2)
  • 島原市東京学生寮 (東京都武蔵野市吉祥寺東町2-45-11)
  • 島原市立学校給食共同調理場(宇土町乙670-1)
  • 島原市立有明学校給食センター(有明町湯江丙383-2)

文化・スポーツ施設[編集]

図書館
  • 島原図書館(城内一丁目1202)
  • 有明図書館「こんね」(有明町大三東戊1382)[12]
博物館
  • 雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)(平成町1-1)
文化会館
  • 島原文化会館(城内一丁目1177-2)
  • 島原市有明総合文化会館(グリーンウェーブ)(有明町大三東戊1382)
公民館
  • 三会公民館(中原町乙1935)
  • 杉谷公民館(宇土町乙687-1)
  • 森岳公民館(城内一丁目1177-イ第3)
  • 霊丘公民館(新町二丁目103-1)
  • 白山公民館(西八幡町7657)
  • 安中公民館(大下町丙1114-第1)
  • 有明公民館(有明町大三東戊1438-1)
スポーツ施設・体験施設
  • 島原復興アリーナ (平成町2-1)
  • 島原市営陸上競技場 (上の原三丁目5643-7)
  • 島原市営球場(上の原三丁目5643-7)
  • 島原市体育館(弁天町二丁目7295-1)
  • 島原市立有馬武道館(弁天町二丁目7247-40)
  • 島原市立温水プール(弁天町二丁目7247-40)
  • 島原市有明プール(有明町大三東丁10-3)
  • 島原市有明農林漁業体験実習施設 舞岳山荘(有明町大三東戊5580-2)
  • 有明の森
    • 運動公園・フラワー公園・ふるさと物産館 (有明町湯江乙)


交通[編集]

空路[編集]

海路[編集]

  • 島原港から次の各地への航路がある。
熊本県
  • 熊本港熊本市
    • 1993年(平成5年)に開設。対岸の熊本市と直接結ばれた事により、観光ルートや日常生活の面で変革をもたらした。
福岡県
廃止航路
  • 三角港(熊本県宇城市)とフェリーで結ばれていたが、熊本航路へのシフトが進んだことで2006年(平成18年)8月29日に廃止された。

道路[編集]

最寄りの高速道路[編集]

一般国道[編集]

県道[編集]

主要地方道
一般県道

広域農道[編集]

鉄道路線[編集]

バス路線[編集]

一般バス路線[編集]

  • 島鉄バス
    • 長崎空港線(高速道路を通らない一般路線)がある。

高速バス[編集]

観光[編集]

名所・旧跡・観光スポット[編集]

郷土料理[編集]

祭事・催事[編集]

  • 島原城下ひなめぐり
  • 初市、島原水まつり
  • 精霊流し
  • がまだす花火大会
  • 島原温泉不知火まつり
  • 島原半島ツーデーマーチ、以上[16]

島原市出身の有名人[編集]

島原市にゆかりのある有名人[編集]

マスメディア[編集]

島原市は有明海を挟んで、熊本市金峰山大牟田市の甘木山と対峙する形なので、昔から長崎の放送局よりも熊本や福岡の局を受信することが一般的であった。ケーブルテレビも長崎・熊本・福岡・佐賀などの各局を再送信しており圧巻である。

なお、島原市内にはコミュニティFM局であるエフエムしまばら、郷土紙の島原新聞がある。

その他[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c この合併は結局実現せず、この3町は、西有家町北有馬町南有馬町口之津町加津佐町と合併し、南島原市となった。
  2. ^ a b この3町の合併はかなわず、瑞穂町と国見町は愛野町吾妻町千々石町小浜町南串山町と合併し、雲仙市となった。
  3. ^ 平日に比べて、業務内容も制限されているので、事前に土日開庁のお知らせ(島原市ウェブサイト)を参考にされたい。
  4. ^ 市役所の組織が変わります(PDF) - 島原市ウェブサイト
  5. ^ 島原市役所の組織が新しくなります(PDF) - 島原市ウェブサイト
  6. ^ 雲仙市、南島原市でもパスポート業務が各市役所(本庁)に移管されたため、それまでパスポート業務を行っていた島原振興局のパスポート窓口は閉鎖された。
  7. ^ 長崎県パスポートインフォメーション - 長崎県ウェブサイト
  8. ^ 読みは「しょうむかんしょう」。意味は旧市制・町村制において、市町村長・助役・収入役などに故障のある場合に、監督官庁が官吏(かんり、役人)を派遣してその職務を行わせたこと。現行の地方自治法ではこれを認めていない。
  9. ^ 収入役は2007年(平成19年)に廃止された。
  10. ^ ただし、雲仙市は、介護保険に関しては全域が所管となるが、消防事業と不燃物処理事業、広域電算処理においては、旧瑞穂町国見町のみが所管区域となっている。その他の地区に関しては、県央地域広域市町村圏組合で行っている。)
  11. ^ チェリー豆紹介 - 元祖豆貞ウェブサイト
  12. ^ 方言で「来ませんか」という意味。
  13. ^ 便の種類により異なる。
  14. ^ 島鉄高速船の案内 - 島原鉄道ウェブサイト
  15. ^ 郷土料理紹介 - 島原温泉観光協会ウェブサイト
  16. ^ イベント紹介 - 島原温泉観光協会ウェブサイト

外部リンク[編集]