ボンバルディア・トランスポーテーション

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ボンバルディア・トランスポーテーション
Bombardier Transportation
Bombardier.svg
種類 Gmbh(有限会社
本社所在地 ドイツの旗 ドイツ
Schöneberger Ufer 1, Berlin, Germany
設立 1974
業種 製造業
事業内容 鉄道車両製造
代表者 André Navarri (President)
従業員数 34,900
主要株主 ボンバルディア 100%
外部リンク http://www.bombardier.com/en/transportation
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ボンバルディア・トランスポーテーション(Bombardier Transportation)は、カナダのボンバルディアグループの鉄道部門。本社はドイツベルリンに所在する。2007年現在の社長はアンドレ・ナヴァーリ。

概要[編集]

鉄道車両の製造メーカーとしては1970年代に設立された比較的後発のメーカーであったが、相次ぐ買収により規模を一気に拡大させてきた。現在は世界最大の鉄道生産設備を誇り、車体だけではなく台車、電装品や運行および制御システムと幅広く、完全な鉄道システムを供給できる。

総合鉄道関連メーカーとしては、シーメンスアルストムと並ぶ「ビッグ3」の一つで、世界の鉄道車両製造では約2割強のシェアを有する(他の2社もほぼ同程度、日本企業は主要6社を合わせて約1割)。

生産拠点[編集]

ボンバルディア・トランスポーテーションの生産設備は以下に所在する:

歴史[編集]

ボンバルディア・トランスポーテーションは1974年に設立され、モントリオール運輸局 (Société de transport de Montréal, STCUM) からの契約を受注し、モントリオール向け地下鉄電車の製造を開始する。

1975年にはモントリオール・ロコモティブ・ワークス (Montreal Locomotive Works, MLW) を買収し、ボンバルディア・トランスポーテーションはLRC (Light, Rapid, Comfortable) の製造を行うようになる。ボンバルディア・グループは更にホーカー・シドレー・カナダを買収した。MLWはその後1988年にゼネラル・エレクトリックに売却された。

1980年代になると振り子式LRCの製造を始める。また、この頃から90年代にかけて欧州の多数の鉄道車両メーカーを買収してゆく。1988年にベルギーのBN Constructions Ferroviaires et Métalliquesを買収したことにはじまり、1989年にフランスのANF-Industries、1990年にイギリスのProcor Engineering、1995年にドイツのタルボット、1997年にドイツ(旧東ドイツ)の Deutsche Waggonbau AG (DWA) と、全土に及んだ。

そして、2001年にはドイツのダイムラー・クライスラー系鉄道車両メーカーアドトランツ(ADtranz)を買収し、世界で2番目に大きな鉄道車両メーカーに成長した。アドトランツの買収によりボンバルディア・トランスポーテーションは機関車製造メーカーとなった。

製品[編集]

合併を繰り返した為、多岐に渡る。徐々に統廃合が進みつつある。

機関車[編集]

など

地下鉄・在来線車両[編集]

北米[編集]

アジア[編集]

  • 青蔵鉄道用、高地走行用の与圧機能装備の25T型客車

ヨーロッパ[編集]

高速鉄道向け車両[編集]

など

LRV (Light Rail Vehicle)[編集]

岡山電気軌道向け9200形電車(Typ Bremen/GT4M-ZR)

ブレーメン形 (Typ Bremen)[編集]

(買収前の)アドトランツの前身であるマン社が開発した世界最初の100%超低床LRVであり、1990年に発表された。正式なシリーズ名はなく、1993年にブレーメンで初めて導入されたので、便宜上「ブレーメン形」と呼ばれる場合がある。日本ではメーカーの形式名から「GTシリーズ」と呼ばれることもある。

※現在生産されているモデルは、後述のアウトルックの一形式インチェントロのバリエーションであり、モジュラーを共用する。

詳細は該当ページ参照のこと。

フレキシティ (Flexity)[編集]

LRV発達の過程で頻繁な企業買収で乱立したブランド(製品)を整理・統合した新ブランド。

用途・仕様に応じて、アウトルック (Outlook)、クラシック (Classic)、スウィフト](Swift)、リンク (Link) の4種類が存在する。

詳細は該当ページならびにフレキシティ・スウィフトを参照のこと。

鉄道事業者での採用[編集]

日本向け車両は、新潟鐵工所(現、新潟トランシス)が当社のブレーメン形を基にライセンス生産している。

※その他日本国以外のライトレールについては上記各シリーズのページを参照のこと。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]