HS2

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HS2(黒)とHS1(赤)

HS2(High Speed TwoHigh Speed 2)はイギリスで計画されている高速鉄道路線である。英国政府により設立された High Speed Two Ltd. により本事業が行われる。当路線は第一期工事においてロンドンユーストン駅バーミンガムを結び、CTRL(High Speed OneHigh Speed 1)と接続しイギリス西北部とヨーロッパ大陸を高速鉄道で結ぶルートとして計画された。

High Speed Two Ltd.[編集]

計画概要[編集]

構造物は設計速度400km/hとなり、開業当初列車は360km/hでの営業運転が計画されている。建築限界はGCとなり、大型の客車を運行できるようになっている。第一期区間の建設は2017年から始まり、2025年までに終え、2026年に営業開始する予定である。

ロンドン[編集]

ロンドン側のターミナル駅はユーストン駅となる。現在のユーストン駅は南・西方向へと拡張して、24のプラットフォームを持つ在来線および高速新線の駅として生まれ変わる。ユーストン駅の北側にはHS1への連絡線も設けられるほか、ユーストン駅とセントパンクラ駅間にはピープルムーバも整備される計画である。HS2開業にあわせて地下鉄のユーストン・スクエア駅も再整備される。さらにユーストン駅の負荷を軽減するために、Old Oak Common Railway Stationが計画されている。また、第二期線としてバーミンガムからヒースロー空港への支線も計画されている。

バーミンガム[編集]

バーミンガム側のターミナルはムーアストリート駅の近くにCurzon Street railway stationが計画されている。この駅は415mの有効長を持つ6つのプラットフォームを持ち、各方面への列車が発着する。また、ニューストリート駅へはピープルムーバが整備され、2分で乗り換え可能となる。設計者は北京南駅を設計したテリー・ファレルとなる予定である。駅の建設をきっかけに、Birmingham CIty University が新キャンパスの建設計画を発表するなど、再開発の機運が高まっている。また、本線上にはBirmingham International railway stationに隣接してBirmingham International Junction が計画されており、ロンドンからバーミンガム空港まで40分でアクセス可能になる。

歴史[編集]

2007年7月3日にイギリス政府は、オンライン版の何紙かの新聞に次の30年間の戦略レポートを著した。そのレポートでは、高速鉄道の計画が述べられ「イギリスではHS2は必要であるかもしれない。」しかし「路線の建設費を捻出するには至らない。」と必要性を強調しながらも、予算不足をにじませた。2012年1月に第一期線の建設計画が、2013年1月に第二期線の計画が承認され、第一期線は2017年の着工を目指している。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]