フィーラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
導入が予定されているV250

フィーラ (Fyra) は、オランダ高速鉄道ベルギー国鉄HSL-ZuidHSL 4両高速新線を経由し、アムステルダムスキポール空港ロッテルダムハーグアントウェルペンなどオランダベルギーの主要都市を経由しブリュッセル[1]に至る高速列車のブランド名(列車愛称)である。フィーラは高速新線では現在運行が行われている高速列車タリスと共に運行されている。

運行計画[編集]

大部分のオランダ高速鉄道運行の列車の拠点駅はアムステルダム中央駅で、ロッテルダムへは毎時2本、ブレダへも毎時2本、ベルギー側のアントウェルペンやブリュッセルへは毎時1本となる。加えて日に8本はハーグからブレダを経由しブリュッセルへ運行され、ベルギー側での運行はベルギー国鉄が担当する。

2012年12月9日より高速電車V250を使用して、両国を跨ぐ系統(アムステルダム中央駅 - スキポール駅 - ロッテルダム中央駅 - アントワープ中央駅 - ブリュッセル中央駅 - ブリュッセル南駅)の運行が開始された。[2]しかし開業直後から寒波の影響などで定時運行率が50%を割り込む[3]など、遅延や故障が頻発してるとして2013年1月18日からベルギー国鉄は安全が確認できるまで運行停止にすると発表[4]

2月18日よりフィーラ運行前に両国間を結んでいたインターシティ2往復をデンハーグ発着で復活。さらに3月11日より1日8本に増発することになった[5]

その後、ベルギー国鉄は2013年5月末に列車の購入中止を決定、オランダ鉄道も2013年6月3日に撤退を表明、オランダ政府が了承したため、廃止される見通しである。[6]

使用車両[編集]

オランダ高速鉄道は16編成の高速電車V250アンサルドブレーダに発注し、ベルギー国鉄も3編成発注している。オランダ国内やブリュッセル方面へ導入され[1]、1編成8両で構成されており、最高速度250km/hで2010年後半[1]に運行開始が予定されている。 差し当たってオランダ高速鉄道では現在アムステルダム、ブリュッセル間で使用されている信頼性が低下している[7] ベルギー国鉄クラス11電気機関車の置き換え用に、イギリスの車両リース会社エンジェルトレインズよりボンバルディア・トランスポーテーション電気機関車TRAXX(F140 MS、E186 111~E186 122)[7]を借り受ける。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c Fyra brand for Amsterdam – Brussels high speed”. Railway Gazette International. 2009年7月7日閲覧。[リンク切れ]
  2. ^ オランダとベルギーを結ぶ高速鉄道Fyra、12月9日から運行
  3. ^ 高速列車Fyra, 遅延は55%以上
  4. ^ 高速列車Fyra, ベルギーで運行禁止
  5. ^ Fyra problems could be more political than technical
  6. ^ 高速列車、半年で廃止=トラブル相次ぐ-オランダ・ベルギー
  7. ^ a b Angel Trains Cargo E186 series”. Railcolor.net - Modern Locomotive Power. 2008年12月16日閲覧。

外部リンク[編集]