トロント交通局

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トロント交通局(TTC、Toronto Transit Commission)は、カナダオンタリオ州トロント市内及び近郊で、地下鉄バス路面電車軽軌道鉄道などを運営している機関である。


目次

[編集] 地下鉄

2015年の地下鉄予定路線図

[編集] 概要

地下鉄の路線は、ヤング-ユニヴァーシティー-スパダイナ線(Yonge-University-Spadina)、ブロア-ダンフォース線(Bloor -Danforth)、スカボローRT線(Scarborough RT)、シェパード線(Sheppard)の4つがある。

[編集] 営業時刻

  • 平日/土曜日 6:00ごろ - 1:30ごろ
  • 日曜日 9:00ごろ - 1:30ごろ

[編集] 路面電車

ダンダス通りを走るトロント交通局の路面電車

トロントの路面電車(streetcar)は北米でも数少ない現存する路面電車のひとつであり、赤く塗られたクラシックな車体はトロントの名物ともなっている。19世紀中旬の1861年より、馬車による運行を開始し、電力での運行は1892年より開始された。路面電車は現在市街地中央部に集中し、その他の地域はバスなどの他の方式にとって変わられた。オンタリオ湖岸より5km北のセントクレア通り(St. Clair Avenue)以北の路線は運営されていない。2007年3月16日に、トロント市政府及びトロント交通局より、LRTとしての路面電車網の拡張計画が提案された。

[編集] バス

トロント交通局のバス車両

トロント交通局の中でバスの運行は今日大きな割合を占めているが、1960年以前はもともと路面電車に比べ比較的小規模の運行を計画していた。1921年に路面電車が運行していない地域でバス営業を開始した。1947年に多くの路線でトロリーバスの運行も開始したが、1991年から1993年の間にトロリーバスは通常のバスにすべて変更された。近年、何百台もの旧型バスが新型で低床型のオリオンVIIに置き換えられ、また500台以上のハイブリッド・バスも購入されている。

簡素なバス停標識

トロントのオリオンVII型バスのほとんどは「パン箱」型の標準タイプだが、最近のハイブリッド・オリオンは新型でスタイリッシュな車体である。ほとんどの旧型バスは新型に置き換わったが、一部のリフト付き高床型は寿命が来るまでしばらく使用され、2012年頃に新型注文が必要となる。

[編集] グレイ・コーチ

グレイ・コーチ・ライン(Grey Coach Lines)は郊外及び地域都市間バスとして、トロント交通局が1927年に営業開始した。トロントと南オンタリオ各都市を結ぶ運行サービスの他、グレイ・ライン・ツアーと共同で観光バスを運行している。

メイン・ターミナルはトロント中心地のエリザベス・ストリートにあるトロント・コーチ・ターミナル(メトロポリタン・トロント・バスターミナル)。

1954年に、トロント交通局と合併しなかった独立系の地域バス会社を買収し、グレーター・トロント全域に営業地域を拡大した。1980年代にはグレーター・トロントの都市間運行では地域のバス会社と熾烈な競争となり、トロント交通局は1990年に、グレイ・コーチ・ラインを売却した。

[編集] 運賃

※金額などは2006年7月現在

  • 通常運賃(地下鉄・バス・路面電車共通):2.75カナダドル均一(13~19歳の学生・生徒は1.85カナダドル(要指定ID)、12歳以下の小児運賃は0.7カナダドル)
    • TTCの全線で均一料金となっている。更に、(一部の場合を除き)乗り換えも無料でできる。乗換えの時にはトランスファーというチケットが必要(但し、一部バス及び路面電車~地下鉄相互間で不要な箇所がある)。一般的に、地下鉄の場合は出発駅の改札口先のトランスファーチケット発行器でトランスファーを、バスや路面電車などでは運転手からトランスファーを受け取ることができる。
    • 「トークン」と呼ばれるコインをあらかじめ購入しそれで支払うこともできる。トークンは大人5回分で10.5カナダドル、大人10回分で21カナダドル。
    • 回数券も販売している。回数券は大人5回分で10.5カナダドル、10回分で21カナダドル。学生5回分で7カナダドル、10回分で14カナダドル。小人10回分で4.7カナダドル。
  • 「デイパス」:8.5カナダドル
    • 平日は1人1枚のみ有効だが、土日及び祝日は1枚で「大人2名+小児4人」または「大人1名+子供5名」まで有効。
  • 「ウィークリーパス」:30カナダドル
    • 本人が利用していないときに限り、他人への貸与が可能である。

[編集] 安全について

[編集] 防犯カメラ(地下鉄)

地下鉄の駅構内

全ての地下鉄の駅のホームには、DWA(Designated Waiting Areas)という場所が用意されていて、そこにいると、防犯カメラの視界内にいることができる。また、この一角は安全の為に、照明が少し強くしてあり、更に係員呼出し用インターホン、公衆電話やベンチなどが設置してある。

[編集] 深夜の女性のバスの一人乗りについて

21:00 - 5:00の間は、女性がバスに一人で乗る場合、運転手に降りたい場所を告げると、停留所以外の場所でも下ろしてくれるRequest Stopというサービスがある。しかし、深夜以降はバスの路線はBlue Trainという特別な路線に変わるため、すべてのバス路線が24時間営業しているわけではない。

[編集] 非常ベル(地下鉄)

車内の窓枠のところにある、黄色い帯になっている場所を押すと、非常ベルを鳴らすことができる。火災の時、急病人が出た時、痴漢に遭った時などに押すことができる。

[編集] 非常通報装置(バス・路面電車)

バスや路面電車には非常ベルと、非常通報装置が備え付けられており、非常の時には運転手が使用することになっている。


[編集] 関連項目

[編集] 参考文献

  • GREATER TORONTO・MAPS・ROUTES・INFO FALL 2004 FREE RIDE GUIDE

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ