名探偵コナン 4-D ライブ・ショー 〜星空の宝石〜
名探偵コナン 4-D ライブ・ショー 〜星空の | |||||||||||||
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アトラクションのエントランス(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン / 2024年) | |||||||||||||
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主なデータ | |||||||||||||
種類 | ショー・アトラクション(立体映像、ライブアクション) | ||||||||||||
テーマ | 名探偵コナン | ||||||||||||
ショーごとの収容数 | 750名(車イス、電動車イススペース8台) | ||||||||||||
所要時間 | 約30分 | ||||||||||||
協賛 | NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社 | ||||||||||||
チャイルドスイッチ | 利用可能 | ||||||||||||
ウィッグ | 着用可能 | ||||||||||||
アシスティング‧ドック | 同伴可能 | ||||||||||||
ユニバーサル・エクスプレス・パス 利用可能 | |||||||||||||
車椅子に対応 |
「名探偵コナン 4-D ライブ・ショー 〜星空の宝石〜」(めいたんていコナン 4-D ライブ・ショー 〜ほしぞらのジュエル〜、英:Detective Conan 4-D Live Show - Jewel Under the Starry Sky -)は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに存在する施設「マンハッタンシアター」で開催されている「名探偵コナン」をテーマにしたレギュラー・アトラクションである[1]。
概要
[編集]2023年12月19日に連載30周年企画の一環としてパーク史上初となる「名探偵コナン」をテーマとしたレギュラー・アトラクションがオープンすることが発表された[2]。
2024年1月19日にレギュラー・アトラクションのタイトルが「名探偵コナン 4-D ライブ・ショー 〜星空の宝石〜」であることや同年3月22日に開業すること、シアター・ライブ・エンターテイメント・アトラクションであること、ストーリーや登場キャラクターが発表された[3]。
アトラクション開催場所はニューヨーク・エリアにある「マンハッタンシアター」である。この施設は3面の3Dスクリーンとステージが設けられており、3D効果・座席の動き・水しぶき・フォグ・ストロボ・大音量の特殊効果が搭載されたシアターである。また、この施設は2020年9月14日にクローズしたアトラクション「ターミネーター 2:3-D」の会場を「マンハッタンシアター」と改名して再利用される。当アトラクションは「ターミネーター 2:3-D」の後継のアトラクションとして運営されることになる。
ストーリー
[編集]ゲストは、鈴木財閥が開発した、最新技術を駆使したシアター「ベルツリーシーサイドシアター」で開催される、星空の下で虹色の光を発する「黄昏の虹」のお披露目会に参加する。
シアターは「エレベータワー」というエレベーターになっており、地下1階から屋上まで上昇することができる。また、宝石の運搬及び警備は鈴木財閥が特別に開発したアーム付きドローンによって行われており、次郎吉の愛犬ルパンの指紋認証がないと作動しないシステムになっている。
プレショー
[編集]お披露目会前のプレショーでは、鈴木財閥の令嬢である鈴木園子と、モニター越しに鈴木財閥相談役の鈴木次郎吉がゲストを出迎える。鈴木次郎吉は、今回用意した劇場の概要と、怪盗キッドが「黄昏の虹」を狙って予告状を送ったことをゲストに伝える。プレショーが終了すると、鈴木次郎吉と鈴木園子はゲストに、メインホールへ進むように伝える。
メインショー
[編集]ゲストは鈴木園子と、彼女の親友であり今回のお披露目会のアシスタントである毛利蘭によってメインホールへ案内され、「黄昏の虹」を鑑賞。空中に浮遊するプラットホームに乗る次郎吉が操作するアーム付きドローンで宝石をゲストに見せようとするが上手く操作できず暴走してしまう。また次郎吉の愛犬ルパンも全く懐いていなかった。そこで、毛利小五郎の代理でお披露目会のVIP席に招待されていたコナンと安室透が、会場にいる次郎吉はキッドによる変装であることを見破る。 会場でコナン、安室透とキッドによる宝石の争奪戦が繰り広げられる中、偶然宝石が手に渡ってしまった園子が宝石を落としたところ、宝石が虹色に激しく点滅し始める。コナンはその点滅する光を元に宝石の謎を紐解き、「黄昏の虹」が爆弾であることに気付く。実は「黄昏の虹」は宝石に見せかけた爆弾であり、テロリストが鈴木財閥に無理やり売りつけたものであった。毛利小五郎は既にそのことを知っており、保身のために体調不良を装ってコナンと安室透を代理で出席させていたのだった。また、安室透の所属する公安は宝石型爆弾を製造していたテロリストを摘発中で、各地に散らばった宝石型爆弾の行方を捜査しているところだった。 キッドが逃亡し、「エレベータワー」が屋上に向かう中、コナン達は爆弾を解除しようとするも間に合わないため、安室透はコナンがキック力増強シューズで「黄昏の虹」を劇場付近の海に蹴り飛ばすことを提案する。ただ、コナンたちが乗っているプラットホームと、宝石を掴んでいるドローンが故障してまたもや暴走してしまい、なかなか狙いが定まらなくなってしまう。しかし、安室透が電線を利用しプラットホームを固定、そして再び現れたキッドがワイヤーでドローンを固定し、コナンは「黄昏の虹」を海に蹴り飛ばすことに成功する。 騒動が一件落着しコナン達が一息ついている間、公安から、他の宝石型爆弾が発見されたとの電話が安室透に届く。安室透とコナンは毛利蘭と園子に見送られながら、次郎吉が用意したヘリで現場に向かうのだった。
登場キャラクター
[編集]- 江戸川 コナン
- 声 - 高山みなみ
- 主人公。その正体は、高校生探偵の工藤新一が幼児化した姿。少年探偵団の一員。本アトラクションでは、「黄昏の虹」お披露目会に毛利小五郎の代理で安室透と共に出席した。
- 毛利 蘭
- 本作のヒロイン。新一の幼馴染で恋人。園子と共にお披露目会のアシスタントとして登場した。
- 毛利 小五郎
- 蘭の父親でコナンの保護者。毛利探偵事務所を営んでいる。元警視庁捜査一課の刑事。お披露目会にはVIP席に招待されるも体調不良で欠席し、代理でコナンと安室透を出席させた。
- 鈴木 園子
- 蘭や新一とは幼馴染の同級生で、鈴木財閥の令嬢でもある。毛利蘭とともにお披露目会のアシスタントとして登場した。また、プレショーでは案内役を務める。
- 安室 透
- 声 - 古谷徹
- 警視庁警備局警備企画課「ゼロ」の公安警察官。「降谷零」が本名で、黒の組織に潜入捜査しており、状況に応じて、偽名の「安室透」、コードネーム「バーボン」を使い分けている”トリプルフェイス”。コナンと共に毛利小五郎の代理としてお披露目会に出席する。
- 鈴木 次郎吉
- 声 - 佐藤正治
- 鈴木財閥相談役。会長である鈴木史郎の従兄弟で、園子からは「おじさま」と呼ばれている。「人力飛行機世界一周を成し遂げたのと同時期にキッドの事件が発生し、それを報じた記事に新聞の1・2面を取られ、自分の記事が3面の隅に追いやられた」という理由から、キッドにはただならぬ敵対心を抱いている。宝石「黄昏の虹」を怪しい宝石商から購入し、それを餌にしてキッドを釣る為に「ベルツリーシーサイドタワー」を建設してお披露目会を開催するも、会場に侵入したキッドに襲撃されて衣服を奪われ、演説台の中に監禁されてしまう。その後コナン達によって救出され、爆弾のことについて消防庁に通報した。コナンが爆弾を海に蹴り飛ばした後、新たに爆弾が発見された現場に向かうコナンと安室透をヘリで輸送した。
- 怪盗キッド
- 声 - 山口勝平
- 神出鬼没の大怪盗で、コナンのライバル。『まじっく快斗』の主人公でもある。コナンの正体を知っている。「黄昏の虹」を狙い、次郎吉に変装してお披露目会に侵入するも、コナンに正体を見破られてしまう。また、「黄昏の虹」が爆弾であることに気づいていた。
アトラクション概要
[編集]- 所要時間:約30分
- 開催場所:マンハッタンシアター(ニューヨーク・エリア)
- 定員:750名(車イス、電動車イススペース 8台)
- 特殊効果:3D効果・座席の動き・水しぶき・フォグ・ストロボ・大音量
脚注
[編集]- ^ “ユニバーサル・スタジオ・ジャパン|USJ”. Universal Studios Japan. 2024年1月22日閲覧。
- ^ “ニュース:合同会社ユー・エス・ジェイ”. www.usj.co.jp. 2024年1月22日閲覧。
- ^ “ニュース:合同会社ユー・エス・ジェイ”. www.usj.co.jp. 2024年1月22日閲覧。