バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド

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バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライドBack To The Future - The Ride)は、世界のユニバーサル・スタジオ・テーマパークに存在した、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を基に製作されたアトラクションである。2007年以降ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでのみ運営されていたが2016年5月31日をもってクローズした[1]

このアトラクションが存在したパーク[編集]

概要[編集]

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズをベースに製作されたライド型アトラクション。

1991年ユニバーサル・スタジオ・フロリダに初めて設置され、1993年にはユニバーサル・スタジオ・ハリウッド2001年にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンにも設置された。フロリダとハリウッドのアトラクションはともに2007年にクローズ、建物は撤去されている。長らく日本のみ存在していたが、2016年5月31日をもってクローズした。これにより、全世界のユニバーサル・スタジオ・テーマパークから姿を消したことになる。

プレショーはレールの上をボールが転がる部屋で行われ、その次に研究室と称した部屋に案内される。その次の部屋にデロリアンがある。 1つのドーム内には8人乗り、計12台の油圧制御のデロリアン(ライド)が設置されており、オムニマックスでドーム内に投影される映像に合わせてライドが上下左右に非常に激しく動く。全てコンピュータで統括制御されている。2015年5月からのアトラクションのスポンサーは日本航空[2]

劇中の映像は、ダグラス・トランブルによるもの。

アトラクションの外に展示されているデロリアンは、米国のデロリアン専門店が作成したレプリカで、車体そのものは実際に撮影に使用されたものだという話があるが詳細は不明。完成当時はパーツが左右同じ、配線がオリジナルと異なる、ミスター・フュージョンが極端に大きい等、映画版と比べて外装に違いがあったが、現在は徐々に訂正されつつある。

また、これとは別にユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは自走可能なデロリアンも所有しており、パーク内アトモスフィア・エンターテイメントやパーク外での各地イベントにて使用されていた。

各施設紹介[編集]

ユニバーサル・スタジオ・フロリダ[編集]

バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド
Back To The Future: The Ride
オープン日 1991年5月2日
クローズ日 2007年3月30日
タイプ ライド型アトラクション
所要時間 約5分
定員 8名/1台


  • ワールド・エキスポエリアに設置。
  • フロリダの同ライドには、かつて建物の隣にパート3の最後に登場した機関車型タイムマシン「ジュール・ベルヌ号」(撮影に使われた実物)が飾られていた。アトラクションがクローズした後も、デロリアンとジュール・ベルヌ号の展示はハリウッド・エリアに場所を移して続行。また、付近でドクのグリーティングも実施されている。
  • 2008年5月15日、跡地に新アトラクション「ザ・シンプソンズ・ライド」がオープン。

ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド[編集]

バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド
Back To The Future: The Ride
オープン日 1993年6月12日
クローズ日 2007年9月3日
タイプ ライド型アトラクション
所要時間 約5分
定員 8名/1台


  • アッパー・ロットに設置。
  • アトラクションがクローズした後も、ドクのグリーティングは実施されている。また、同パークのアトラクション「スタジオ・ツアー」では、映画の劇中に登場した時計台を見ることができる。
  • 2008年5月19日、跡地に新アトラクション「ザ・シンプソンズ・ライド」がオープン。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン[編集]

バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド
Back To The Future - The Ride
オープン日 2001年3月31日
クローズ日 2016年5月31日
タイプ ライド型アトラクション
スポンサー 日本航空
所要時間 約5分
定員 8名/1台
エクスプレス・パス
シングルライダー


  • パーク開業と同時にオープン。サンフランシスコ・エリアに設置された。
  • 2014年と2015年のハロウィーン・ホラー・ナイト期間中は、「呪怨〜呪われたアトラクション〜」として特別バージョンで運営。
  • 2016年3月31日にパーク運営会社ユー・エス・ジェイが、同年5月31日をもってクローズすることを明らかにした。それに伴い、4月29日から5月31日まで「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド~さよならキャンペーン」を実施。アトラクションの装飾に使用された品をチャリティーオークションに出品し、売上はマイケル・J・フォックスが設立した「パーキンソン病リサーチ財団」に寄付される。また、キャンペーン期間限定でドクのグリーティングが復活。
  • 5月11日、累計タイムトラベラーが6000万人に到達した。
  • 2017年4月21日、跡地に新アトラクション「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」がオープン。

ストーリー[編集]

「フューチャーテクノロジー研究所(通称:IFT)」にタイムトラベラー参加者として来たゲストが8人乗り新型デロリアンに乗ってタイムトラベルへと出かけるライド・アトラクション。

ドク・ブラウンが設立したフューチャーテクノロジー研究所は、タイムマシン「8人乗り新型デロリアン」の開発に成功。 あとは実際に運転して性能を確かめるだけ。そこで研究所は一般人をこのマシンに乗せて行う「タイムトラベル1日体験ツアー」を計画する。 タイムトラベラーとしてきたゲストを研究員はお出迎えし、研究室内では研究員たちがデロリアンの準備を行っている。 そんな中緊急事態が発生。なんと1955年にいるはずの「ビフ・タネン」という悪者が同年で研究員が実験を行っていた時、こっそりデロリアンに乗り現在の研究所内に侵入。 ドクを研究室に閉じ込めてデロリアンを盗んで逃走してしまった。 そこでゲストはドクがリモコンで操縦するデロリアンに乗ってビフを連れ戻すために時空を超えたカーチェイスに巻き込まれることに。

設定[編集]

アトラクションの建物は映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」後にエメット・ブラウン博士により開設された研究所という設定である。クローズしたハリウッド及びフロリダではその後ザ・シンプソンズ・ライドにアトラクションが変更されたのだが、そのプレショーの中に、研究所を失い嘆くドクの描写がある。 研究室内には、映画のパート3で1885年にドクとマーティが時計台の前で撮った写真も飾られている。

ここで働くクルー(従業員)は、研究員という設定。 研究員たちは有名大学の理工学部出身者。 そのため身体よりも頭を使うタイプの人間で溢れている。 ちなみに男性の研究員は緑色ラボコート、女性の研究員は橙色ラボコートを着ている。

映画版では、ドクはタイムマシンを営利目的で使用するのを嫌い、時代介入を避けるために人に見せないスタンスを保ってはいたが、当ライドでは未来の新たなコミュニケーションを模索するため、あくまで科学へのあくなき探究心を目的としてタイムトラベルツアーを一般向けとしているという設定である。

映画版の主人公であるマーティ・マクフライは足の部分のみが登場した。

利用制限[編集]

USJで一番ライドの動きが激しく、非常に激しい揺れが乗車中続く為、身長102cm未満の人は利用できない。また、身長122cm未満の人は、安全の為、保護者の同伴が必要となる。さらに、次の状態の人も利用できない。

  • 心臓・首・腰・背中・呼吸器系疾患の人
  • 乗り物酔いしやすい・めまいを伴っている
  • 騒音過敏症
  • 高所・暗所・閉所恐怖症の人
  • 高血圧・痙攣発作を引き起こす人
  • 妊娠中の人・新生児
  • 激しい揺れに耐えられない人

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

映像ソフト化[編集]

・Blu-ray版
2010年10月26日に発売された「バック・トゥ・ザ・フューチャー 25thアニバーサリー Blu-ray BOX 」の映像特典として 待ち時間映像、アトラクション映像が収録された(英語音声のみ、字幕付き)。

脚注[編集]

  1. ^ ニュース:株式会社ユー・エス・ジェイ2016年3月31日発表
  2. ^ 以前のスポンサーはトヨタ自動車。このスポンサーが影響し、タウンエースノア/ライトエースノアの最終生産モデルのコマーシャルに当アトラクションが採用されたことがある。