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ティム・ゴス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ティム・ゴス

Tim Goss
生誕 (1963-02-28) 1963年2月28日(61歳)
イングランドの旗 イングランド バークシャー州ウィンザー
国籍 イギリスの旗 イギリス
教育 インペリアル・カレッジ・ロンドン
業績
専門分野 自動車エンジニア
所属機関 国際自動車連盟(2021年 - 2023年)
雇用者
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ティム ゴス(Tim Goss、1963年2月28日 - )は、イングランド出身の自動車技術者[1][2]。長年モータースポーツのマクラーレンに所属し技術部門を歴任[3]。後年は、FIA(国際自動車連盟)の技術管理職に就いている。

経歴

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インペリアル・カレッジ・ロンドンに在学。大学院では、エンジン関連の技術を研究した。卒業後の1986年、レーシングエンジンビルダーのコスワースに入社[2]

1990年マクラーレンに移籍し[3]、エンジン部門を担当[2]。以降、ミカ・ハッキネンのアシスタント、テスト部門、ビークルダイナミクス、パワートレインなど技術職の責任者を歴任[3]

2011年1月、エンジニアリング・ディレクターに就任[3]。2013年2月、移籍したパディ・ロウ移籍の後任として、テクニカル・ディレクターに昇格した[3][4]、2018年まで同職を務めマクラーレンを退社。

2021年FIAのシングルシーター技術問題の副責任者に就任し、2023年いっぱいまで勤めた[5]

2024年より、ガーデニング休暇を経た10月からレッドブル傘下のRB・F1チーム(前スクーデリア・アルファタウリ)に移籍し、CTO(最高技術責任者)に就く予定を公表[6]

脚注

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  1. ^ Brown, Allen. “Tim Goss”. OldRacingCars.com. 2022年9月18日閲覧。
  2. ^ a b c Tim Goss”. GrandPrix.com. 26 February 2013閲覧。
  3. ^ a b c d e Technical Director”. McLaren. 2013年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月18日閲覧。
  4. ^ Lowe set to join Mercedes after McLaren move”. ESPN. 26 February 2013閲覧。
  5. ^ FIAのF1チームからテクニカルディレクターのティム・ゴスが辞職”. f1-gate.com (2024年1月9日). 2024年1月10日閲覧。
  6. ^ RBフォーミュラ1、競争力強化に向け3名の”手練”を起用…ティム・ゴスとアラン・パーメインに加え元レッドブルの主任技術者も”. Formula1-data.com (2024年1月30日). 2024年2月1日閲覧。