高岡駅

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高岡駅
古城公園口(2014年6月1日)
古城公園口(2014年6月1日)
たかおか
Takaoka
所在地 富山県高岡市下関町
所属事業者 あいの風とやま鉄道駅詳細
西日本旅客鉄道(JR西日本・駅詳細
万葉線駅詳細
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高岡駅(たかおかえき)は、富山県高岡市下関町にある、あいの風とやま鉄道西日本旅客鉄道(JR西日本)・万葉線である。

万葉線は「駅」も正式停留場名に入り、高岡駅停留場(たかおかえきていりゅうじょう)となる。

乗り入れ路線[編集]

あいの風とやま鉄道とJR西日本の高岡駅には、あいの風とやま鉄道のあいの風とやま鉄道線と、JR西日本の城端線氷見線が乗り入れる。氷見線・城端線はともに当駅が起点であり、JRとしての所属線は城端線である。あいの風とやま鉄道線は元々JR西日本の北陸本線の一部であったため、JR西日本の単独駅であったが、北陸新幹線延伸に伴う北陸本線の一部区間の経営分離により、両社の共同使用駅となった。

万葉線の高岡駅停留場には、高岡軌道線が乗り入れる。当駅を起点としている。

歴史[編集]

1898年(明治31年)開業当時の高岡駅
大正年間の当駅周辺の状況を示した地図
  • 1897年明治30年)11月17日 - 中越鉄道線高岡 - 黒田仮停車場間が竣工する[1]
  • 1898年(明治31年)
    • 1月2日 - 中越鉄道 高岡駅 - 黒田仮停車場間の延伸開業に伴い、中越鉄道の高岡駅(たかおかえき)が開業する[1]。同時に黒田仮停車場を廃止する[1]。そもそも中越鉄道線は、1896年(明治29年)6月6日に官設鉄道高岡駅建設予定地であった博労町地内(現在の高岡市立博労小学校附近)において起工式を挙行し、同地点を起点として建設されたのであるが[1]、1896年(明治29年)7月から8月にかけての庄川及び千保川の大洪水によって損害を受けたため、官設鉄道高岡駅の建設予定地を変更することとなった[2]。また、当時の博労町においては同地に駅が敷設されることに対して、町の発展の妨害になるとして反対する声も根強かったといわれる[2]。中越鉄道は鉄道作業局の建設予定地変更の意嚮に合せて高岡駅への建設工事を中断し、黒田仮停車場において一時的に開業することとなった[1][2]。その後、官設鉄道高岡駅の建設予定地が改めて射水郡下関村地内になることが決定したため、黒田 - 高岡間は遅れて開業することとなったのである[2]。開業当時の下関村は畑地や笹原が多く、人家は少ない地帯であったという[2]
    • 5月1日 - 中越鉄道が高岡 - 伏木間鉄道敷設免許を受ける[1]
    • 11月1日 - 官設鉄道北陸線 金沢駅 - 高岡駅間延伸開業に伴い、官設鉄道の高岡駅が開設(一般駅[3]
  • 1899年(明治32年)
    • 3月20日 - 官設鉄道北陸線 高岡駅 - 富山駅間延伸開業に伴い、高岡駅が同線の途中駅となる[4]。また、高岡富山間に小杉駅が開業する[4]
    • 4月3日 - 中越鉄道線高岡 - 戸出間に二塚駅が開業する[5]
  • 1900年(明治33年)
    • 12月13日 - 中越鉄道線高岡 - 伏木間が竣工する[1]
    • 12月26日 - 中越鉄道、高岡 - 伏木間の運輸営業免許を受ける[1]
    • 12月29日 - 中越鉄道 伏木駅 - 高岡駅間延伸開業[1]
  • 1902年(明治35年)5月15日 - 中越鉄道線高岡 - 戸出間の二塚駅を廃止する[6]
  • 1909年(明治42年)
    • 4月1日 - 中越鉄道が鉄道院総裁と官設高岡駅共同使用契約を締結する[1]
    • 4月5日 - 同日を以て中越鉄道高岡駅を廃止し、官設高岡駅の共同使用を開始する[1]
    • 10月12日 - 国有鉄道線路名称制定により、当駅を含む北陸線の米原駅 - 魚津駅間を北陸本線と命名[7]。高岡駅は北陸本線の所属駅となる[7]
  • 1914年大正3年)2月20日 - 中越鉄道高岡 - 戸出間に二塚簡易停車場を設置する[8]
  • 1916年(大正5年)4月1日 - 中越鉄道線高岡 - 能町間に中川簡易停車場を設置する[9]
  • 1917年(大正6年)4月1日 - 中越鉄道線高岡 - 戸出間の二塚簡易停車場及び中越鉄道線高岡 - 能町間の中川簡易停車場が停留場となる[5]
  • 1920年(大正9年)9月1日 - 中越鉄道が国有化され、伏木駅 - 高岡駅 - 城端駅間が国有鉄道中越線(ちゅうえつせん)と命名[10]。高岡駅は国有鉄道単独駅となる[10]。同時に中越線高岡 - 戸出間の二塚停留場及び同線高岡 - 能町間の中川停留場は駅となる[10]
  • 1923年(大正12年)10月15日 - 高岡 - 小杉間に越中大門駅が開業する[11]
  • 1942年昭和17年)8月1日 - 当駅を境に中越線の線路名称を改定[12]。伏木駅 - 当駅間は氷見線に編入され、当駅 - 城端駅間は城端線に改称[12]
  • 1944年(昭和19年)
    • 3月3日 - 富山地方鉄道が高岡駅前 - 新湊間及び米島口 - 伏木港間の軌道敷設特許を申請する[13]
    • 11月5日 - 富山地方鉄道が高岡駅前 - 新湊間及び米島口 - 伏木港間の軌道敷設特許を受ける[13][14]
昭和30年代の高岡軌道線
  • 1948年(昭和23年)
  • 1949年(昭和24年)6月1日 - 日本国有鉄道法施行に伴い、高岡駅が日本国有鉄道(国鉄)に継承[16]
  • 1951年(昭和26年)
    • 4月1日 - 高岡軌道線米島口 - 新湊間が開業し、地鉄高岡 - 西町間において直通運転を開始する[13]
    • 4月30日 - 地鉄高岡駅の改築工事成る[13]
  • 1956年(昭和31年)11月19日 - 高岡 - 福岡間に西高岡信号場が開業する[5]
  • 1957年(昭和32年)4月25日 - 高岡 - 福岡間の西高岡信号場が西高岡駅として開業する[17]
  • 1959年(昭和34年)4月1日 - 富山地方鉄道高岡軌道線 地鉄高岡駅 - 伏木港駅間が加越能鉄道(現在の加越能バス)に譲渡[13]。地鉄高岡駅を新高岡停留場(しんたかおか)に改称[18][15]
整備事業前の高岡駅前
整備事業後の高岡駅前
  • 1961年(昭和36年)7月 - 当駅駅前広場を整備し、また駅前ビルを建設する[19]
  • 1963年(昭和38年)
    • 9月15日 - 新高岡駅を駅前広場に移転、路線長を0.1km短縮[20]
    • 9月27日 - 北陸本線 高岡駅 - 越中大門駅間が複線化[21]
    • 10月 - 高岡市、株式会社鉄道会館に民衆駅建設調査を委託する[19]
    • 12月 - 高岡市、民衆駅設置事務局を開設し、民衆駅建設計画立案業務を開始する[19]
  • 1964年(昭和39年)
    • 1月 - 高岡民衆駅建設推進委員会が設置され、民衆駅内開業予定の商業施設名を「高岡ステーションビル」となす旨等決定する[19]
    • 8月24日 - 金沢駅 - 高岡駅 - 富山操車場(現在の富山貨物駅)間が交流電化する[21]。これに合せてホーム、跨線橋等を改築する[19]
    • 9月29日 - 高岡 - 西高岡駅間に千保川信号場が開業する[5]
  • 1965年(昭和40年)
    • 6月 - 高岡民衆駅建設が国鉄の承認を受ける[19]
    • 9月 - 高岡民衆駅建設に着工する[19]
    • 8月25日 - 北陸本線 千保川信号場 - 高岡駅間が複線化[21]。千保川信号場が廃止[5]
  • 1966年(昭和41年)12月1日 - 当駅駅舎改築成り、竣工式を挙行する[19]。地上3階に合せて地下1階を有し、1階に国鉄関係、2階に銘産品店等63店、3階に食堂街、地下1階に食品店及び喫茶店等28店が入居する民衆駅であった[22]
  • 1967年(昭和42年)10月16日 - 当駅駅前地下道が開通する[23]
  • 1969年(昭和44年)
    • 11月30日 - 当駅駅前地下道が完成する[19]
    • 12月 - 「高岡ステーションビル」と「高岡駅前地下街」が開業[24]
  • 1974年(昭和49年)10月1日 - 営業範囲を改正し、当駅は旅客、荷物及び車扱貨物を取扱う駅となる[25]
  • 1979年(昭和54年) - 新高岡駅を高岡駅前停留場(たかおかえきまえていりゅうじょう)に改称[15]
  • 1980年(昭和55年)12月6日 - 加越能鉄道高岡軌道線に「万葉線」の愛称が付けられる[26]
  • 1983年(昭和58年)3月1日 - 城端線全線において列車集中制御装置 (CTC) の使用を開始する[27]
  • 1986年(昭和61年)11月1日 - 営業範囲を改正し、車扱貨物の取扱を廃する[28]。また、荷物の取扱は爾後新聞紙のみとなる[28]
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、高岡駅が西日本旅客鉄道(JR西日本)に継承[5]
  • 1999年平成11年)
    • 5月7日 - 北陸新幹線新駅設置問題をめぐり、高岡にて地元経済界による「現駅併設高岡市民会議」が発足し、北陸新幹線の当駅乗入れを訴える[29]
    • 7月12日 - 第4回高岡市新幹線問題懇話会において佐藤孝志高岡市市長が、北陸新幹線の当駅乗入れを断念する旨を表明する[30]
    • 7月14日 - 高岡市商工会議所が北陸新幹線の当駅乗入れを断念することを表明する[31]
  • 2000年(平成12年)7月25日 - 高岡駅周辺整備計画策定委員会が、当駅駅舎を橋上駅となし南北を自由通路を以て接続する計画をまとめ、連続立体交差化を断念する[32]
  • 2002年(平成14年)
    • 4月1日 - 加越能鉄道高岡軌道線が万葉線に譲渡[26]。高岡駅前停留場も同社に継承[15]
    • 10月8日 - 高岡市が高岡駅周辺整備事業中間報告において高岡ステーションビルの取毀し、橋上駅及び歩行者専用南北自由通路の建設、万葉線の駅構内乗入れ等の具体案を公表する[33]
南口側橋上化整備計画予定図(2008年(平成20年)9月5日)
古城公園口工事中の様子(2012年(平成24年)12月2日)
  • 2005年(平成17年)3月1日 - 「お鈴」の演奏による発車メロディの使用を開始する[34]
  • 2007年(平成19年)10月13日 - JR高岡駅の橋上化工事開始[35]
  • 2009年(平成21年)12月12日 - 当駅橋上駅化事業第一段階たる南北連絡通路が竣工し、同月13日より南口仮駅舎の供用を開始する[36]
  • 2011年(平成23年)
    • 8月28日 - 橋上駅舎完成・供用開始[37]
    • 12月31日 - 「高岡ステーションビル」と「高岡駅前地下街」の営業を終了[24][38]
  • 2014年(平成26年)
    • 3月29日 - 高岡駅ステーションビル「Curun TAKAOKA」開業[39]。同時に万葉線高岡軌道線の高岡駅前停留場が移転し、高岡駅停留場(たかおかえきていりゅうじょう)に改称[40]
    • 6月1日 - 高岡駅地下街の全面供用を開始[40]
  • 2015年(平成27年)
    • 3月14日 - 北陸新幹線 長野駅 - 金沢駅間延伸開業に伴い、北陸本線 倶利伽羅駅 - 高岡駅 - 市振駅間があいの風とやま鉄道に移管[41]。あいの風とやま鉄道管轄によるJR西日本との共同使用駅となる。同時にJRの所属線を城端線に変更。
    • 3月26日 - あいの風とやま鉄道の駅でICカードICOCA供用開始[42]
  • 2016年(平成28年)

橋上化工事[編集]

2007年(平成19年)10月13日より、JR高岡駅の橋上化工事が開始された[35]。駅舎橋上化のほか、氷見線ホームの移設、万葉線高岡駅前停留場の移設および2面化、高岡ステーションビルの建替などが行われた[44]。2009年(平成21年)12月13日より、南口仮駅舎として新しい橋の部分供用が開始された[36]。橋上駅は2011年(平成23年)8月28日に完成し、供用を開始した[37]。自由通路は「万葉ロード」と命名され、これまでの北口・南口の呼称もそれぞれ「古城公園口」・「瑞龍寺口」と改められた[37][45]。2014年(平成26年)3月29日に高岡駅ステーションビル「Curun TAKAOKA」[注 1]がオープンおよびペデストリアンデッキが完成し、同年6月1日に高岡駅地下街の全面供用が開始された[40]

なお、従来は駅の北側と南側を南北地下通路で結んでいたが、この橋上化に伴い「Curun TAKAOKA」開業と同時に地下通路は廃止され、現在は埋め戻されている。南北地下通路には、高岡市伏木出身の洋画家・故鶴谷登製作の「高岡御車山まつり」のタイルアートが内壁に設置されていたが、「Curun TAKAOKA」地下街の整備によりこれは同地下街の広場に移設されている[46]

駅構造[編集]

あいの風とやま鉄道・JR西日本[編集]

あいの風とやま鉄道 高岡駅
瑞龍寺口(2012年12月2日)
瑞龍寺口(2012年12月2日)
たかおか
Takaoka
所在地 富山県高岡市下関町6-1
所属事業者 Ainokaze Toyama Railway logo.png あいの風とやま鉄道
JR logo (west).svg西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 タカ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 4面7線
乗車人員
-統計年度-
(あいの風)6,529[注 2]人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1898年明治31年)1月2日
乗入路線 3 路線
所属路線 あいの風とやま鉄道線
(あいの風とやま鉄道)
キロ程 22.8km(倶利伽羅起点)
金沢から40.6km
米原から217.2km
西高岡 (5.3km)
(3.7km) 越中大門
所属路線 城端線(JR西日本)
キロ程 0.0km(高岡起点)
(1.8km) 新高岡
所属路線 氷見線(JR西日本)
キロ程 0.0km(高岡起点)
(1.7km) 越中中川
備考 共同使用駅(あいの風とやま鉄道の管轄駅)
直営駅
みどりの窓口
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橋上駅舎を有する地上駅で、のりばは4面7線である[45]。通常は駅長室のある駅舎(駅本屋)側から番号を振るが、当駅では地上駅時代の駅本屋から最も遠い城端線のりばから番号が振られている[45]。これは元来、高岡駅に最初に到達したのが中越鉄道線であった名残であるといわれている[47]

旧7・8番のりばのみ、他ののりばから離れた駅舎の直江津方の隣にあり、正面改札口から跨線橋を通らずに行くことができ、1 - 6番のりばへは跨線橋で連絡していたが、2010年(平成22年)8月23日より旧7番と8番ホームは廃止され、正面改札口前に単式の新7番ホームが供用開始されて、氷見線専用ホームとなった[48]

改札口はかつては、直営の正面改札口のほかにも、跨線橋の南の突き当たりにジェイアール西日本金沢メンテックが業務を受託する南口改札、北の突き当たりに委託職員による集改札業務のみの高岡ステーションデパート(駅ビル)改札があった。北側の駅ビル改札は高岡ステーションデパートの閉店と同時に廃止され、2011年(平成23年)8月28日より橋上駅舎の供用が開始されたため、以前の正面改札口ならびに南口改札も廃止され、橋上駅舎に新設された直営の1ヶ所に集約された[37]

あいの風とやま鉄道の直営駅で、みどりの窓口自動券売機が設置されている[49]。IC専用の扉付き自動改札機は2016年(平成28年)2月27日に利用開始された[43]。なお、磁気券は従来通り有人改札での対応の予定である。JR管轄時代末期は富山地域鉄道部管轄の直営駅であった。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先 備考
1・2 JR城端線 城端方面
3・4 あいの風とやま鉄道線 上り 金沢方面[50]
5・6 下り 富山魚津方面[50] 一部2・3番のりば
7 JR氷見線 氷見方面 一部6番のりば
  • 1・2番のりば、3・4番のりば、5・6番のりばが同一平面上。なお、あいの風とやま鉄道線の上り(金沢方面)本線は4番のりば、下り(富山方面)本線は5番のりばである[49]。城端線の本線は1番のりば、氷見線の本線は7番のりば[49]
  • 3番のりばと6番のりばは、JR時代は特急の待避で多用されていた。あいの風とやま鉄道への移管後は特急列車の設定がなくなったため、2015年(平成27年)3月改正時点では3番のりばは事実上富山方面への折返し専用となっている[50]
  • 駅自動放送自体は北陸本線主要駅標準の詳細自動放送の文面であるが、列車発車時には、高岡市の伝統工芸高岡銅器の「おりん」を使った、当駅独自の発車メロディが流れる[51]。また、夏季にはホームに銅器風鈴が吊り下げられる[52]
  • 「おりん」を使った発車メロディは2015年(平成27年)3月14日に開業した北陸新幹線新高岡駅においても使用されている[53]。ただし、同駅で使用されている曲は「おりん」のみで演奏している高岡駅の曲と異なり、高岡に古くから伝わる雅楽の打楽器と弦楽四重奏を加えて組み合わせた曲となっている[54]
  • 構内にJR西日本北陸広域鉄道部高岡運転派出(旧・高岡鉄道部→富山地域鉄道部高岡運転派出)があり、城端線・氷見線を担当する運転士が所属しているほか、使用される車両が夜間滞泊している[45]

万葉線[編集]

万葉線 高岡駅停留場*
構内のホーム(2014年4月1日)
構内のホーム(2014年4月1日)
たかおかえき
Takaoka Station
(0.5km) 末広町
所在地 富山県高岡市下関町6-1
所属事業者 万葉線
所属路線 高岡軌道線
キロ程 0.0km(高岡駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1948年昭和23年)4月10日
* 改称経歴
- 1959年 地鉄高岡駅→新高岡駅
- 1979年 新高岡駅→高岡駅前停留場
- 2014年 高岡駅前停留場→高岡駅停留場
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頭端式ホーム2面2線を有し、駅ビル「Curun TAKAOKA」1階にホーム・待合室がある[39]2014年(平成26年)3月29日に移転するまでは駅前に1面1線のホームが設置されていた[47]。電車が発着する時、JR西日本・あいの風とやま鉄道高岡駅と同じく、伝統工芸の高岡銅器お鈴(おりん)を使った独自の発車メロディが流れるが、JR西日本・あいの風とやま鉄道高岡駅の曲とは異なる[55]

のりば[編集]

のりば 路線 行先
1 - 3 万葉線 米島口新湊方面海王丸越ノ潟
  • 1・2番のりばは同一の線路を使用する。2・3番のりばが同一平面上。


貨物取扱[編集]

昭和36年当時の高岡駅周辺航空写真

当駅における貨物取扱は、1986年(昭和61年)11月1日に廃止された[28]

1953年(昭和28年)10月10日付『鉄道公報』第1254号通報専用線一覧別表掲載中、当駅接続の専用線は次の通りであった[56]

  • 鐘淵紡績線(第三者使用:日本通運、動力:国鉄機関車、作業粁程:1.5粁(第1積卸場)、1.4粁(第2積卸場)、1.7粁(直通)、備考:当駅 - 二塚駅間より分岐)
  • 荻布建材工場線(動力:国鉄機関車及び手押、作業粁程:0.1粁)

1970年(昭和45年)10月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった[57]

  • 荻布建材工場線(真荷主:岩谷産業、動力:国鉄機関車及び手押、作業粁程:0.1粁、総延長粁程:0.1粁)


駅弁[編集]

主な駅弁は下記の通り[58]

  • 三色ちらし弁当
  • ますのすし小箱
  • ぶりのすし小箱
  • ますとぶり小箱
  • つるぎ
  • ますのすし小丸
  • 富山味づくし
  • W7系北陸新幹線弁当 北都の源
  • ますのすし(一重)
  • ぶりのすし
  • 特選ますのすし
  • ますのすし(二重)

利用状況[編集]

  • JR西日本 - 2014年度の1日平均乗車人員7,119人である。富山県内の駅では富山駅に次いで利用者が多い。
  • あいの風とやま鉄道 - 2015年度の1日平均乗車人員は6,529人[注 2]である[59]

「富山県統計年鑑」「高岡市統計書」によると、当駅の1日平均乗車人員は以下の通りである[60]

年度 JR西日本 あいの風
1日平均
乗車人員
1日平均
乗車人員[注 2]
1997年(平成09年) 10,320

1998年(平成10年) 9,817
1999年(平成11年) 9,447
2000年(平成12年) 9,209
2001年(平成13年) 8,937
2002年(平成14年) 8,671
2003年(平成15年) 8,405
2004年(平成16年) 8,320
2005年(平成17年) 8,188
2006年(平成18年) 8,107
2007年(平成19年) 7,938
2008年(平成20年) 7,863
2009年(平成21年) 7,510
2010年(平成22年) 7,464
2011年(平成23年) 7,469
2012年(平成24年) 7,506
2013年(平成25年) 7,518
2014年(平成26年) 7,119[注 3] 6,218[注 4][61]
2015年(平成27年) 6,529

駅周辺[編集]

古城公園口[編集]

前述のとおり呼称が北口から古城公園口となった。

瑞龍寺口[編集]

観光バスやツアーバスから転換した高速バスは、主に瑞龍寺口に乗り入れる。前述のとおり呼称が南口から瑞龍寺口となった。

バス路線[編集]

高岡駅前[編集]

古城公園口前の北口駅前広場内にバスターミナルがあり、加越能バスおよび親会社の富山地方鉄道が運行する周辺各地への路線バスや白川郷・五箇山の合掌造り集落、仙台・東京・名古屋・金沢方面への高速バスなどが発着している[62]。このバスターミナルは人工デッキによって「Curun TAKAOKA」と接続している[44]。また、「Curun TAKAOKA」1階に待合室と加越能バス乗車券センターがある[62]

かつては駅前広場の東にある「駅前ビル」内にバスターミナルがあった[63]。「高岡駅(古城公園口)周辺整備事業」によって古城公園口周辺が閉鎖されることから、2012年(平成24年)1月に氷見線の旧7番、8番ホーム跡を整地した代替駅前広場に一旦移転し[64]、その後駅前広場が完成すると2014年(平成26年)3月に現在の場所へ再移転した[65]

特記なきものは全て加越能バスによる運行[66]

高岡駅南口[編集]

瑞龍寺口のロータリーにもバス停留所があり、周辺各地への路線バスなどが発着している[62]。特に、高岡駅南口 - 新高岡駅間は7時台 - 21時台において10分間隔の高頻度で路線バスが運行されている[68]。また、東京方面への高速バスのうち、主にツアーバスから転換した路線がロータリー周辺から発着している。

特記なきものは全て加越能バスによる運行[66]

  • 1番のりば:シャトル6 イオンモール口・新高岡駅・戸出町・砺波・中田町方面
    • 新高岡駅・イオンモール高岡
    • 済生会高岡病院
    • 済生会高岡病院・中田町経由 中田中学校前
    • 戸出町経由 高岡法科大学前
    • 戸出町・砺波駅前経由 砺波総合病院前・庄川町・小牧堰堤
  • 2番のりば:仏生寺・氷見・城光寺・新湊・海王丸方面
    • 関町経由 高岡駅前
    • 国吉・勝木原
    • 仏生寺経由 氷見市民病院
    • 福岡町経由 石動駅前・三井アウトレットパーク北陸小矢部
    • 新守山経由 氷見市民病院・脇
    • 高岡ふしき病院・伏木駅前経由 西回り古府循環
    • 伏木駅前経由 西回り伏木循環・矢田
    • 伏木駅前・高岡ふしき病院経由 東回り古府循環
    • 伏木駅前経由 磯はなび・氷見市民病院
    • 高岡ふしき病院経由 氷見市民病院
    • 二上団地前・城光寺運動公園
    • 石瀬本町・牧野・新湊庁舎前経由 海王丸パーク
  • 3番のりば:高速バス
    • アウトレットライナー 三井アウトレットパーク北陸小矢部
    • きときとライナー 名古屋駅前(イルカ交通[69]
  • NewJaran北側:高速バス
  • NewJaran西側:高速バス

隣の駅[編集]

※あいの風とやま鉄道線の「あいの風ライナー」(平日のみ運転)の隣の停車駅は、あいの風ライナーの項を参照のこと。

Ainokaze Toyama Railway logo.png あいの風とやま鉄道
あいの風とやま鉄道線
西高岡駅 - 高岡駅 - 越中大門駅
JR logo (west).svg西日本旅客鉄道(JR西日本)
城端線(べるもんた51、53号終着駅、52、54号始発駅)
高岡駅 - 新高岡駅
氷見線(城端線新高岡直通べるもんた停車駅)
高岡駅 - 越中中川駅
万葉線
高岡軌道線
高岡駅停留場 - 末広町停留場

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 「c」はクリエイティブ、「u」はアーバンを意味し、これらを「run」と組み合わせた造語。
  2. ^ a b c 氷見線・城端線からの乗り換え客は含まず
  3. ^ 2014年度は2015年3月13日までの347日間の集計
  4. ^ 2014年度は2015年3月14日に開業したため、3月14日から3月31日までの18日間の集計

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k 中越鉄道編、『開業二十年誌』、1916年(大正5年)5月、中越鉄道
  2. ^ a b c d e 高岡市史編纂委員会編、『高岡市史 下巻』、1969年(昭和44年)12月、高岡市
  3. ^ 明治三十一年逓信省告示第二百八十八号(『官報』、1898年(明治31年)10月27日、印刷局)
  4. ^ a b 明治三十二年逓信省告示第九十号(『官報』所収、1899年(明治32年)3月16日、内閣印刷局)
  5. ^ a b c d e f 石野哲編、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編Ⅱ』、1998年(平成10年)10月、JTB
  6. ^ 『官報』、1902年(明治35年)5月14日、内閣印刷局(290頁)
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  8. ^ 『官報』、1914年(大正3年)3月2日、内閣印刷局(13頁)
  9. ^ 『官報』、1916年(大正5年)4月15日、内閣印刷局(415頁)
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  11. ^ 大正十二年鉄道省告示第二百二十五号(『官報』、1923年(大正12年)10月9日、内閣印刷局)
  12. ^ a b 石野哲編、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編Ⅰ』、1998年(平成10年)9月、JTB
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  14. ^ 『官報』、1944年(昭和19年)11月24日、大蔵省印刷局(256頁)
  15. ^ a b c d 今尾恵介監修、『日本鉄道旅行地図帳 全線・全駅・全廃線 6号』、2008年(平成20年)10月、新潮社
  16. ^ 日本国有鉄道法の施行は当初昭和24年4月1日とされていた(『官報』第6531号、昭和23年12月20日)が、のちにこれを6月1日と改めた(『官報』6662号、昭和24年3月31日)
  17. ^ 昭和三十二年日本国有鉄道公示第百四十五号(『官報』、1957年(昭和32年)4月19日、大蔵省印刷局)
  18. ^ 服部重敬『富山地鉄笹津・射水線』(RMLIBRARY 107、2008年ネコ・パブリッシング)p.8に、「新高岡駅」の看板が見える駅舎写真(1962年5月28日撮影)が掲載されている。
  19. ^ a b c d e f g h i 高岡市市制一〇〇年記念誌編集委員会編、『高岡市市制一〇〇年記念誌 たかおか―歴史との出会い―』、1991年(平成3年)12月、高岡市
  20. ^ 前出『富山地鉄笹津・射水線』p.35。
  21. ^ a b c 日本国有鉄道編、『日本国有鉄道百年史年表』、1972年(昭和47年)10月、日本国有鉄道
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  52. ^ 風鈴涼しげ JR高岡駅、ホームに230個設置 - 2013年(平成25年)7月12日、北日本新聞
  53. ^ 新幹線駅発車音など10曲 音風景の会がCD制作 - 2015年(平成27年)4月28日、北日本新聞
  54. ^ 高岡市/新高岡駅発車メロディ - 2016年(平成28年)3月4日、高岡市
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関連項目[編集]

外部リンク[編集]