脇田隆字

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脇田 隆字(わきた たかじ、1958年 - )は、日本の医学者。医学博士(名古屋大学)。国立感染症研究所ウイルス第二部・部長。名古屋市出身。

C型肝炎ウイルス(HCV)は、遺伝子の複製力が弱く、生体外で増殖させることができず、ワクチン開発が困難とされてきたが、脇田博士は、世界で初めて、C型肝炎ウイルス(HCV)の感染性ウィルス粒子を、培養細胞で作製することに成功[1][2]。これによって、HCVワクチン開発の道が拓かれた[3]

経歴[編集]

  • 1983年 名古屋大学医学部卒業
  • 1983年 臨床病院勤務
  • 1988年 名古屋大学大学院医学研究科
  • 1992年 ハーバード大学医学部およびマサチューセッツ総合病院癌センター客員研究員
  • 1995年 東京都臨床医学総合研究所 主任研究員
  • 1998年 東京都神経科学総合研究所 主任研究員
  • 2006年 国立感染症研究所・ウイルス第二部・部長

受賞歴[編集]

  • 2008年 第52回野口英世記念医学賞 「培養細胞におけるC型肝炎ウイルス(HCV)増殖に関する研究」

脚注[編集]

  1. ^ 「C型肝炎ウイルス、培養して増殖成功 都神経研」朝日新聞、2005年6月14日付朝刊、3頁。
  2. ^ 「C型肝炎、ウイルス培養成功――都神経研グループ、新治療法に道。」日本経済新聞、2005年6月14日付朝刊、42頁。
  3. ^ 「C型肝炎 薬の進化でほぼ完治」(あしたの医療 2005X:5)朝日新聞、2008年11月14日付夕刊、2頁。

参考資料[編集]