播州赤穂駅

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播州赤穂駅
駅舎(2010年1月)
駅舎(2010年1月)
ばんしゅうあこう - Banshū-Akō
坂越[1] (2.7km)
(4.0km) 天和*[1]
所在地 兵庫県赤穂市加里屋328[1]
所属事業者 JR logo (west).svg西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 A 赤穂線
キロ程 10.5km(相生起点)
姫路から31.2km
大阪から119.1km
電報略号 ハア
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
3,890人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1951年昭和26年)12月12日[1]
備考 直営駅[1]
みどりの窓口
* この間に貨物駅として西浜駅有り(当駅から2.4km先)
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播州赤穂駅(ばんしゅうあこうえき)は、兵庫県赤穂市加里屋にある西日本旅客鉄道(JR西日本)赤穂線である[1]

概要[編集]

赤穂市の中心駅である[1]と同時に赤穂線における列車運用境界駅でもあり[1]、同線内では当駅以東(相生姫路方面)でICOCAとその相互利用対象ICカードが利用可能[1]日生岡山方面はサービスエリア外で利用不可)。

現在の駅舎は第3回近畿の駅百選に選ばれた。

歴史[編集]

  • 1951年昭和26年)12月12日 - 日本国有鉄道の駅として開業[1]。当初は当駅が赤穂線終着駅だった。
  • 1955年(昭和30年)3月1日 - 赤穂線が日生駅まで延長される。
  • 1962年(昭和37年)9月1日 - 赤穂線(相生駅 - 東岡山駅間)全通。
  • 1969年(昭和44年) - 赤穂駅北地区区画整理事業が完了する。
  • 1978年(昭和53年) - 駅の北口設置について赤穂市が国鉄に陳情。
  • 1983年(昭和58年) - 赤穂市が駅南東の国鉄用地を取得。
  • 1985年(昭和60年) - 横断歩道橋の設置について赤穂市が国鉄に陳情。
  • 1986年(昭和61年) - 赤穂市の総合計画に自由通路の新設が位置付けられる。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
  • 1989年平成元年)2月 - 赤穂駅周辺土地利用計画が策定される。
  • 1992年(平成4年)2月 - 赤穂駅周辺整備構想が策定される。
  • 1993年(平成5年)
    • 3月 - 赤穂駅周辺整備基本計画が策定される。
    • 7月 - 赤穂市が駅南西の国鉄清算事業団用地を取得する。
  • 1996年(平成8年)2月 - 赤穂駅周辺整備推進計画が策定される。
  • 1998年(平成10年)6月 - 「赤穂駅周辺整備事業株式会社」が設立される。
    • 10月 - 赤穂駅周辺整備計画が策定される。
    • 12月 - 赤穂市と赤穂駅周辺整備事業株式会社との間で赤穂駅周辺整備事業実施に関する協定が結ばれる。開発事業者(ディベロッパー)には大和ハウスを選定。
  • 1999年(平成11年)2月 - 赤穂駅周辺整備事業・大和ハウス・赤穂市間で赤穂駅周辺整備に関する基本協定書を締結する。
  • 5月 - 赤穂市議会赤穂駅周辺整備調査特別委員会に基本計画の提出・説明が行われる。
    • 6月 - JRとの間で播州赤穂駅橋上化工事の施行に関する協定が締結される。
  • 2000年(平成12年)
    • 3月 - プラット赤穂が着工する。
    • 12月1日 - 橋上駅舎の運用開始[1]。プラット赤穂が開業。
  • 2001年(平成13年)2月 - ホテル棟が着工する。
    • 4月 ホテル棟の工事が中断される。
    • 9月 - 赤穂市が赤穂駅周辺整備事業株式会社の収支改善計画や建設が凍結されたホテルの転用計画、北爪照夫市長の給与カットが発表される。
    • 9月 - 赤穂駅周辺整備事業が金融機関から事業資金を借り入れる際、赤穂市が金融機関と損失補償を契約する。
    • 9月 - 赤穂駅周辺整備事業がプラット赤穂を取得する。
  • 2002年(平成14年)12月 - 赤穂駅周辺整備事業が経営コンサルタントに依頼し、経営再建策の検討を始める。
  • 2003年(平成15年)
    • 4月 - 経営コンサルタントによる土地・建物等の売却等、経費削減をまとめた報告書がまとまる。
    • 5月 - 赤穂駅周辺整備事業が大和ハウスを相手に調停を申し立てる。
    • 10月31日 - 赤穂駅周辺整備事業が神戸地方裁判所に民事再生法に基づく申し立てを行う。
    • 11月1日 - 相生駅から当駅までICOCAの使用が可能になる。
  • 2004年(平成16年)
    • 3月19日 - 赤穂駅周辺整備事業が土地・建物を赤穂市に売却した上で再び市から建物を賃借し、発行済株式を10分の1に減資することなどをまとめた再生計画案を神戸地方裁判所に提出する。
    • 7月29日 - 再生計画案の認可が決定する。
  • 2007年(平成19年)9月20日 - 赤穂市が民事再生手続きが終結されたと発表。
  • 2008年(平成20年)11月11日 - ホテル棟が開業。

なお国鉄駅開業前の1921年(大正10年)から、国鉄駅開業前日まで赤穂鉄道の播州赤穂駅がこの駅の約700m南側(現在のウエスト神姫赤穂営業所)にあった[1]

駅名[編集]

駅名は開業当時、長野県飯田線に赤穂駅(あかほえき、現在の駒ヶ根駅[1])が存在したので頭に「播磨国」(兵庫県西部の令制国名)の別称である「播州」を冠したものである[1]が、国鉄JRの旧国名を冠した駅の中で正式な国名ではなく「○州」という呼び方を採用しているのは当駅のみである。

これは「○州」を名乗る事が国鉄において忌避される傾向が強い(飯山鉄道を戦時買収によって飯山線とした際、「信州」を冠する駅を全て正式国名の「信濃××」に直したりしている)中で例外的なものである。なお、自動車(国鉄バス)線まで目を広げると上州草津駅(現在の草津温泉駅)のようなケースもある。

駅構造[編集]

単式・島式の複合型2面3線のホームを持ち[1]、列車交換や折り返しに対応した地上駅になっている[1]橋上駅舎を有する[1]改札口は1ヶ所のみ[2]。ホーム間は跨線橋で連絡する[1]

かつては駅から東へ東洋紡績の工場(現在はイオン赤穂店・フレスポ赤穂がある)へ引込み線が延びていた。

のりば[編集]

原則として以下のように使用されている。なお、両方向とも全定期列車が当駅始発である。

のりば 路線 方向 行先 備考
1 A 山陽本線 上り 相生姫路方面  
2 N 赤穂線 下り 日生岡山方面 一部3番のりば
3 A 山陽本線 上り 相生・姫路方面  
  • 本項ではJR西日本公式サイトの全域路線図[3]の表記に従い、岡山方面を赤色のNで表記しているが、2016年3月ダイヤ改正の時点の実際の旅客案内では運賃表を除いて、方向を区別せずに青色のAで案内されている。また、駅掲示時刻表の停車駅一覧では、当駅から岡山方を黄色()で表記している。
  • ホームの発車標での相生方面の表記は、直通先の「山陽本線 相生・姫路方面」(路線系統上の表記)とされる。なお、改札口の発車標は路線名の表記がない。
  • 2・3番のりばが島式ホームとなっている。12両分までの延長スペースが用意されている。
  • 1番のりばは16時台までの使用で、主に岡山方面の列車との接続のない列車が停車する(岡山方面からは1番ホームへの乗り換えがある)。
  • 2016年3月26日のダイヤ改正で、日中は新快速姫路で折り返すため、当駅は普通電車姫路行きの対応となった。
  • 夜間滞泊設定駅でもある。岡山方面からの列車の夜間滞泊はなく、上り最終列車で到着した車両は折返し備前片上駅まで回送される。下り始発列車は日生駅から回送されてくる。

ダイヤ[編集]

  • 日中時間帯は1時間あたり姫路方面が2本、岡山方面が1本である。
  • 相生・姫路方面/日生・岡山方面の列車ともすべて当駅始発であり定期列車は運転系統が分離されているため、当駅を挟んで乗車する場合には乗り換えが必要である。
  • 始発は姫路方面が5時32分発、岡山方面が5時59分発であり、最終は姫路方面からが0時02分着、岡山方面からが22時32分着(33分発の姫路行き最終に連絡)である。岡山方面の最終列車は21時26分であり早い。
  • 2012年3月17日ダイヤ改正から2014年3月15日ダイヤ改正まで平日に山陰本線出雲市駅を9時08分に発車する当駅止まりの長距離普通列車が設定されていた(赤穂線での列車番号は1922M・播州赤穂着16時05分)。運転距離は275㎞であった。逆に出雲市行きの列車は設定されていなかった。
  • また、山陽本線・JR神戸線・JR京都線・湖西線・琵琶湖線・北陸本線へ直通する新快速も運転されている。また、米原駅を超えて、敦賀駅・近江塩津駅・長浜駅から当駅へ乗り入れる新快速も設定されている。
  • 2016年3月26日改正で、新快速 敦賀行きの運転がなくなり、敦賀駅発の 湖西線経由での当駅行きの列車の運転もなくなった。
  • 2016年3月25日までは、当駅発 快速(明石まで各駅停車)の近江塩津行きが運転されていた。この列車は、1つの列車として運転する所要時間が5時間余りとかなり長かった。しかし、翌日のダイヤ改正で、近江塩津行きから長浜行きへ、運転区間が短縮された。なお、列車種別は、快速(明石まで各駅停車)のままで変更されていない。

コンコース[編集]

駅弁[編集]

現在は駅弁を発売していない。

かつては相生駅で駅弁を販売していた「エノキ」という業者が当駅でも販売を行っていた(相生駅 (兵庫県)#駅弁を参照)[5]。「瀬戸のしゃこめし」のほか、地元にゆかりのある忠臣蔵にちなむ「討入太鼓寿司」「義士弁当」などの商品があった。

利用状況[編集]

兵庫県統計書[6]によると、2014年度の1日平均乗車人員は3,890人である。

東側を中心に、平日は主に相生・姫路・神戸・大阪京都方面へ向かう通勤・通学客が利用している。また、土曜・休日は京都・大阪・神戸方面からの観光客の出入りもある。

近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。

年度 1日平均
乗車人員
2000年 3,885
2001年 3,808
2002年 3,718
2003年 3,590
2004年 3,652
2005年 3,812
2006年 3,961
2007年 4,003
2008年 4,013
2009年 3,962
2010年 3,876
2011年 3,831
2012年 3,946
2013年 4,010
2014年 3,890

隣接する施設[編集]

駅と直結している。

商業棟[編集]

プラット赤穂
Plat Ako
募集中
募集中
店舗概要
正式名称 プラット赤穂
所在地 兵庫県赤穂市加里屋290-10
開業日 2000年12月12日
施設管理者 赤穂駅周辺整備株式会社
土地所有者 赤穂駅周辺整備株式会社
敷地面積 約2,510 m²
延床面積 約6,810 m²
営業時間 午前10時から午後8時(一部除く)
駐車台数 191台
プラット赤穂シネマ
Plat Ako Cinema
情報
正式名称 プラット赤穂シネマ
完成 2000年
開館 2000年12月12日
開館公演 ゴジラ×メガギラス G消滅作戦
ダイナソー
バーティカル・リミット[7]
収容人員 (3スクリーン)345人
客席数 シネマ1:125席
シネマ2:125席
シネマ3:95席
設備 ドルビーデジタルDLP
用途 映画上映
運営 有限会社大饗興業
(代表:大饗良一、館主:大饗隆浩[7]
所在地 兵庫県赤穂市加里屋290-10
プラット赤穂2階
公式サイト http://www.plat-ako.jp/cinema/

赤穂市が土地と建物を所有し、赤穂駅周辺整備株式会社がプラット赤穂として運営する。

JR播州赤穂駅周辺整備事業の一環として橋上駅舎化された駅舎とともに、2000年(平成12年)12月12日に開業。シネマコンプレックスプラット赤穂シネマ、うかいや書店赤穂店、ザ・ダイソープラット赤穂店のほか、飲食店・医院・美容院・写真店・携帯電話販売店など25店舗が入居した。しかし、商業棟とともに計画していたホテル棟の建設が中断したこと、テナント誘致を円滑に進めるために通常テナント側が負担する費用まで運営会社側で肩代わりをしたこと、またテナント側に有利な歩合制賃料を導入したことなどで収入が伸び悩む一方、で初期投資に必要な必要の大半を金融機関からの借入金で補ったため当初から赤字経営が続き、2002年度(平成14年度)決算で約1億1,500万円の債務超過に陥った。そのため、2003年(平成15年)10月に運営会社は神戸地裁に民事再生を申し立てた。[8]その後経営再建の結果、単年度で黒字が出るまで改善した。

ホテル棟[編集]

JR播州赤穂駅周辺整備事業の一環として2008年(平成20年)11月11日に開業。東横イン東横イン播州赤穂駅前として管理運営する。当初、5階建て・102室のホテルが計画され、ワシントンホテルが入居する予定で2001年(平成13年)2月から基礎工事が行われていた。しかし、3月下旬にワシントンホテルは出店条件を管理運営委託方式に変更したのに対して建物の所有者となる赤穂駅周辺整備事業が同意しなかったため、4月に基礎工事が完了した時点で建設が中断された[9]。その後、赤穂市は2006年(平成18年)5月にワシントンホテルの建設予定地だった市有地約2410平方メートルを市内に本店がある事業者へ公募売却することを決定。入札の結果フジタが落札し、11階建て・215室のホテルを建設、東横インが管理・運営することが決まった。[10]

駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
A 赤穂線(全列車 A 山陽本線直通)
新快速(姫路駅まで各駅に停車)
坂越駅 - 播州赤穂駅
普通(西明石駅以東は快速)
坂越駅 - 播州赤穂駅 - (西浜駅 - 天和駅

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』 神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、196頁。ISBN 9784343006028
  2. ^ a b c 播州赤穂駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2015年5月12日閲覧。
  3. ^ JR西日本全域路線図 (PDF)”. JRおでかけネット. 2016年4月21日閲覧。 (PDF)
  4. ^ 赤穂駅のキヨスク 15日で閉店赤穂民報、2016年3月14日付
  5. ^ 「“えのき”の駅弁」相生市 海の恵み、ふんだんに 旅情そそる船型の弁当箱 - 神戸新聞、2004年4月15日
  6. ^ 兵庫県統計書
  7. ^ a b プラット赤穂シネマ”. 港町キネマ通り (2013年8月). 2014年4月27日閲覧。
  8. ^ 赤穂駅周辺整備株式会社の経営再建について[リンク切れ]
  9. ^ 「ホテル建設中断」(2001年6月9日付朝日新聞)
  10. ^ 「JR播州赤穂駅前 ホテル『東横イン』進出」(2006年8月26日付神戸新聞)
  11. ^ a b c d 播州赤穂駅|周辺地図・観光情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2015年5月12日閲覧。
  12. ^ ヤマダ電機HPテックランド赤穂店

関連項目[編集]

外部リンク[編集]