嵐山駅 (阪急)

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嵐山駅
駅舎と駅前広場
駅舎と駅前広場
あらしやま
Arashiyama
(嵯峨野)
HK-97 松尾大社 (1.3km)
所在地 京都市西京区嵐山東一川町7番地[1]
駅番号 HK-98
所属事業者 阪急電鉄
所属路線 嵐山線
キロ程 4.1km(起点)
駅構造 地上駅
ホーム 3面2線
乗降人員
-統計年度-
9,008人/日
-2015年-
開業年月日 1928年昭和3年)11月9日
乗換 京福嵐山線嵐山駅(徒歩15分)
JR嵯峨嵐山駅(徒歩25分)
嵯峨野観光鉄道トロッコ嵯峨駅(徒歩25分)
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ホーム。照明器具が特徴的

嵐山駅(あらしやまえき)は、京都府京都市西京区嵐山東一川町にある、阪急電鉄嵐山線。駅番号はHK-98

京都を代表する観光地の一つ「嵐山」への、大阪・神戸方面からの玄関口である。

歴史[編集]

改装前の駅舎。右手の緑色の階段を上がったところが2階臨時改札口。
廃止されたホーム(画面奥の2面)

阪急電鉄の前身・新京阪鉄道が嵐山への観光客を見込み、6面5線という巨大なターミナル駅として建設された。

しかし規模に反して乗客がさほどいなかったことから、戦後に3面2線へ縮小した。廃止されたホーム3面のうち北東側の2面は現存しており、ホーム上や線路跡には植樹がされている(写真を参照)。

駅構造[編集]

櫛形3面2線のホームを有する地上駅。2線共に両側をホームに挟まれているが、通年使われているホームは中央の1面のみで、発着する列車のドアは片側のみが開く。

外側ホーム2面の頭端部は、スロープで駅舎2階の臨時改札口につながっており、常用される1階改札口にはつながっていない。

駅舎は長年開業以来のものが使われていたが、2010年平成22年)4月に京町家をイメージした外観に改装された(構造はそのまま)。さらに同年10月30日には駅前広場も再舗装され、桜の木なども植えられた石畳風になった。

のりば[編集]

号線 路線 行先
  臨時降車ホーム 京都(河原町)大阪神戸宝塚方面
1・2 嵐山線
  臨時降車ホーム

ホーム上の案内標識では上記のように記載されているが、当駅からの列車は臨時列車を除いて桂までの運転であり、河原町・大阪・神戸・宝塚方面へは乗り換えが必要になる。

通常のダイヤでは、同時に2本の列車が入線することはない。線路の錆付を防ぐため、休日は1号線、平日は2号線と使い分けている。1号線はイベント時の列車展示や、臨時列車等の留置に使用されることがある。

利用状況[編集]

2015年(平成27年)度の1日あたりの乗降人員は約9,008人である(年間3,297千人、京都市統計書より)。ただし、季節によって変動が非常に大きい。

近年の1日平均乗車・乗降人員は下記の通り。

1日平均乗降・乗車人員推移[3][4]
年度 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
2007年(平成19年) 8,419 4,065
2008年(平成20年) 9,254 4,527
2009年(平成21年) 8,635 4,227
2010年(平成22年) 6,917 3,339
2011年(平成23年) 6,822 3,252
2012年(平成24年) 7,277 3,407
2013年(平成25年) 8,408 3,915
2014年(平成26年) 7,568 3,737
2015年(平成27年) 9,008 4,322

駅周辺[編集]

東西に住宅地が広がっている。嵐山の観光地へは、駅から道なり(北西の方角)に直進すると良い。観光地の起点付近にあるのが渡月橋で、距離にして約400メートル。

嵐山界隈には他社の鉄道路線も通っており、当駅から最も近い京福嵐山本線嵐山駅へは、渡月橋を渡って徒歩約15分[2]。さらに北へ行くと、JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅嵯峨野観光鉄道トロッコ嵯峨駅があるが、当駅より徒歩で20分程度掛かる。

バス路線[編集]

阪急嵐山駅前バス停の位置

京都市バス洛西営業所)と京都バス嵐山営業所)が乗り入れており、「阪急嵐山駅前」停留所に発着する。

のりばは3か所に設置されているが、路線によって発着地が異なるため、注意を要する。中には、2つののりばを通る路線もある。

  • 駅前バスターミナル(駅前BT) - 駅前広場内
  • 南行のりば - 嵯峨街道(府道29号線)沿い
  • 北行のりば - 同上

京都市バス[編集]

以下は京都市バス時刻表[5]による。

  • 28系統:(松尾橋・四条大宮経由)京都駅
    • 長辻通→渡月橋)→南行のりば→(松尾橋方面)
  • 28系統:大覚寺
    • (松尾橋方面)→北行のりば→(渡月橋)

京都バス[編集]

以下は京都バス時刻表[6]による。

  • 三条通方面行き
    • 63系統:四条河原町三条京阪行き/73系統:(四条大宮経由)京都駅行き/庫系統:(苔寺発)有栖川行き
      • 苔寺)→北行のりば駅前BT→(渡月橋→三条通) ※駅前BTは9:00 - 19:00の発着便のみ経由
    • 62,64系統:四条河原町・三条京阪行き/72,快速72,74系統:京都駅行き/庫系統:(清滝発)有栖川行
      • (長辻通→渡月橋)→駅前BT→(渡月橋→三条通) ※渡月橋を二度渡る
  • 長辻通方面行き
    • 62,72系統:清滝行き
      • (三条通→渡月橋)→駅前BT→(渡月橋→長辻通) ※渡月橋を二度渡る
    • 64系統:大覚寺・清滝行き
      • (三条通→渡月橋)→駅前BT→(渡月橋→長辻通) ※渡月橋を二度渡る
    • 90系統:嵐山・高雄パークウェイ経由 西山高雄行 ※紅葉シーズンのみ運行
      • 駅前BT(始発)→(渡月橋→長辻通)
    • 94系統:大覚寺・清滝行き ※冬期を除く土休日運転
      • 駅前BT(始発)→(渡月橋→長辻通)
  • 苔寺方面行き
    • 63,73系統:苔寺・すず虫寺行き
      • (三条通→渡月橋)→南行のりば→(苔寺)

その他[編集]

  • 駅名標には、「嵯峨野」という副駅名が表記されている。駅自体は嵯峨野(右京区)と呼ばれる地区には位置しておらず、車内放送などでも特に明言されない。
    • なお、阪急線内で見られる「京都(河原町)」という表記について、ここでいう「京都」は京都駅や京都市のことではなく、いわゆる「洛中」(かつての平安京内部)を指す。
  • 第2回近畿の駅百選に選定されている。
  • 当駅は日本全国の駅ナンバリングで最も番号が大きい数字である(98)。
  • 阪急の駅では最北端に位置する駅である[7]

隣の駅[編集]

阪急電鉄
嵐山線
快速特急・直通特急・普通
松尾大社駅 (HK-97) - 嵐山駅 (HK-98)
  • 快速特急・直通特急は、いずれも春・秋の行楽シーズンにのみ運転。

脚注[編集]

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  1. ^ 『阪急ステーション』 阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、128頁。ISBN 4-89485-051-6
  2. ^ a b c d e 生田誠 『阪急京都線・千里線 街と駅の1世紀』 彩流社〈懐かしい沿線写真で訪ねる〉、2013年、4-6・56-57頁。ISBN 978-4-7791-1726-8
  3. ^ 京都市統計書 第8章 都市施設 07 私鉄市内駅乗降客数(JRを除く) Archived 2014年12月9日, at the Wayback Machine.
  4. ^ 京都府統計書「鉄道乗車人員」
  5. ^ 京都市バス時刻表
  6. ^ 京都バス時刻表
  7. ^ 最東端は河原町駅、最南端かつ最西端は管理駅では花隈駅、路線上では新開地駅である。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]