カイダ文字

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カイダ文字の例

カイダ文字(カイダもじ)は、沖縄県与那国島でかつて使われていた象形文字カイダ字(カイダじ、琉球語与那国方言:カイダーディーまたはカイダディ)やカイダー文字(カイダーもじ)、カイダー字(カイダーじ)とも呼ばれる。

概要[編集]

起源については不明であるが、明治時代小学校令が発布されるまで使用されていたことが分かっている[1][2]。主に商品の売買記録や徴税記録に用いられたもので、一般の文章が表記できるまでには発展せず、公教育が導入されて以降は漢字や仮名が普及したため、使用されなくなった。

主に取引の対象となった作物、家畜、家禽、魚介類、家、船などと漢数字を変形させた数字が文字化されていた。また、取引の上で区別が必要な雄馬と雌馬、雄鶏と雌鶏などは区別されていた。徴税記録を記した木板が国立民族学博物館などにも残されているが、多くは、第二次世界大戦の空襲で焼失した。

与那国島海底地形からも、カイダ文字に似た跡のある岩が発見されている[3]

現在は、与那国島周辺の民芸品やシャツなどにデザイン部品として用いられる例があるが、かならずしも字の意味を理解して使われているとは限らない。

出典[編集]

  1. ^ 沖縄県大阪事務所 - 沖縄Q&A
  2. ^ 沖縄県 沖縄デジタルアーカイブ「Wonder沖縄」 - 与那国海底遺跡 - カイダ文字
  3. ^ 日本トランスオーシャン航空 美ら島物語 - 地上にも同じくさび跡?

参考文献[編集]

関連項目[編集]