シベ語

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シベ語
ᠰᡞᠪᡝ
ᡤᡞᠰᡠᠨ

sibe gisun
発音 IPA: [ɕivə kisun][1]
話される国 中国
地域 新疆ウイグル自治区
民族 シベ族
話者数 30,000人(2000年)[2]
言語系統
表記体系 シベ文字
言語コード
ISO 639-1 なし
ISO 639-3 sjo
消滅危険度評価
Severely endangered (UNESCO)
Status-unesco-severely.svg
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シベ語[3](シベ語:ᠰᡞᠪᡝ
ᡤᡞᠰᡠᠨ
、転写:Sibe gisun)は、中国少数民族であるシベ族(シボ族とも[4])が話す言語。言語学的には、ツングース諸語に分類される。

アルタイ語族があるとすればツングース語派女真語)に分類されることになる。同時に室韋語鮮卑語などがツングース化したとも伝わる。

言語名別称[編集]

  • シボ語
  • 錫伯語
  • Xibe
  • Xibo
  • Sibe
  • Sibin
  • Sibo
  • Colloquial Manchu

シベ文字[編集]

シベ語では、満州文字を改良したシベ文字を使用している。
活字が使われることはほとんどなく、本などは手書きで書かれている。

音韻体系[編集]

シベ語は8つの母音を有し、満州語とおおよそ互いに意思疎通ができる。その母音体系は非常に複雑である。

形態[編集]

シベ語は7つの形態素を持っている。

接尾辞 グロス
主格 -∅ ɢazn-∅ village
属格 -i ɢazn-i of the village
与格 -də/-t ɢazn-t to the village
対格 -f/-və ɢazn-əv the village (object)
奪格 -dəri ɢazn-dəri from the village
?与格 -ći ɢazn-ći towards the village
具格 -maq ɢazn-maq with the village

語彙[編集]

シベ語は、満州語のように基礎語彙と構造の面で中国語から多くの影響を受けていない。しかしそれでもシベ語は中国語から政治や経済を主とした多くの専門用語を吸収している。例として「gəming(革命)」、「zhuxi(主席)」、「chūna(出納)」、「 daikuan(贷款、貸付金)」等が挙げられる。

書き言葉で外来語が使用されることは、口語よりも少ない。しかし口語では、満州語のniyalmaに対するシベ語の「nan(男)」のように、満州語には無く、シベ語にはあるという例もある。

そしてロシアからの影響もあり、「konsul( консул,執政官)」、「mashina(машина,ミシン)」のような単語も見られる。さらに他のチュルク諸語からの借用語として、ウイグル語からの「namas(イスラムで宴会の名)」、カザフ語からの「baige(競馬)」といったように文化面での用語もある。

脚注[編集]

  1. ^ Li 1986, p. 1
  2. ^ Xibe | Ethnologue
  3. ^ 承志『ダイチン・グルンとその時代:帝国の形成と八旗社会』p.6(名古屋大学出版会,2009,2, ISBN 978-4-8158-0608-8
  4. ^ シボ族 xibo zu Xibe ethnic minority group 中国网 JAPANESE.CHINA.ORG.CN

関連項目[編集]

外部サイト[編集]