タルバガタイ地区

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中華人民共和国 新疆自治区 塔城地区
新疆ウイグル自治区の中のダリバガタイ地区の位置
新疆ウイグル自治区の中のダリバガタイ地区の位置
簡体字 塔城
繁体字 塔城
拼音 Tăchéng
カタカナ転写 ターチェン
ウイグル語 تارباغاتاي ۋىلايىتى
ウイグル語ローマ字転写 Tarbagatay
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
自治区 新疆
副省級自治州 イリ・カザフ自治州
行政級別 地区
面積
総面積 94,890.94 km²
人口
総人口(2003) 95.3 万人
経済
電話番号 0901
郵便番号 834700
ナンバープレート 新G
行政区画代碼 654200
公式ウェブサイト http://www.xjtc.gov.cn/

タルバガタイ地区(-ちく)は中国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州に位置する地区カザフ族など少数民族の人口は38.5万人。「タルバガタイ」はモンゴル語タルバガン(マーモットの一種)がいる所という意味。

地理[編集]

新疆西北部、イリ・カザフ自治州の中部にあり、西北はカザフスタン共和国と546kmに渡り接する。

中央部には石油重鎮である自治区直轄のカラマイ独山子石油化学基地と自治州直轄県級市クイトゥンを有する。

地区行政公署所在地であるチョチェク市街は自治区の首府ウルムチ市より637km、自治州人民政府所在地グルジャ市より832km離れる。

歴史[編集]

  • 1764年 政府が肇豊城を建て、高塔爾巴哈台参賛大臣が駐防、塔城地区を行政区として正式に設立。
  • 1864年 ロシア帝国との間に『中俄勘分西北界約記』(カシュガル条約)を締結させられ、清は西北の辺境の領土を40万km²以上も失った。うち塔城地区は10万km²強を失った。
  • 1893年 ロシアに租借されて10年が経過した巴爾魯克山を回復。
  • 1916年 裁撤塔爾巴哈台参賛大臣が塔城道を設け、塔城、烏蘇、沙湾の三県を管轄した。
  • 1929年 塔城道が塔城行政区へ改められる。
  • 1969年 ソ連軍による巴爾魯克山西部鉄列克提(テレクチ)への侵入。
  • 1984年 塔城県から塔城市に改める。
  • 1989年 塔城市を対外開放。
  • 1990年 塔城地区巴克図口岸の臨時開放。
  • 1995年 塔城民航機場が完成、正式通航。

経済[編集]

主に穀物綿花甜菜などの農産品を生産。2003年の農牧民平均収入は4007元。

行政区画[編集]

2県級市・4県・1自治県を管轄する。

区内に新疆生産建設兵団農七、八、九、十師の所属する36の農墾団場を有する。

年表[編集]

タルバガタイ専区[編集]

新疆省イリ・カザフ自治州タルバガタイ専区[編集]

  • 1955年9月13日 - 新疆ウイグル自治区の成立により、新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州タルバガタイ専区となる。

新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州タルバガタイ地区[編集]

  • 1958年5月29日 - ホボクサルモンゴル自治県・トリ県・ウス県の各一部が合併し、自治区直轄県級行政区のカラマイ市となる。(6県1自治県)
  • 1975年1月30日 - イリ・カザフ自治州タルバガタイ専区がイリ・カザフ自治州タルバガタイ地区に改称。(6県1自治県)
  • 1976年1月2日 - 沙湾県が石河子地区に編入。(5県1自治県)
  • 1978年6月5日 - 石河子地区沙湾県を編入。(6県1自治県)
  • 1984年11月17日 - チョチェク県が市制施行し、チョチェク市となる。(1市5県1自治県)
  • 1996年7月10日 - ウス県が市制施行し、ウス市となる。(2市4県1自治県)

石河子地区[編集]

  • 1976年1月2日 - イリ・カザフ自治州タルバガタイ地区沙湾県昌吉回族自治州マナス県を編入。石河子地区が成立。(1市2県)
  • 1978年6月5日
    • 石河子市が自治区直轄県級行政区となる。
    • 沙湾県がイリ・カザフ自治州タルバガタイ地区に編入。
    • マナス県が昌吉回族自治州に編入。