日本語論

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日本語論(にほんごろん)とは、日本語歴史・特性・文化などに関する論考をいう。

概要[編集]

大きく分けて、日本語それ自体の起源構造変遷について論じるものと、日本語と外国語(ひいては、日本人日本文化外国人外国文化)を比較してその異同を論じるものとがある。

後者は、「日本語には他の言語とは異なるいくつかの日本語のみが持つ特有点があり、世界の言語の中でユニークな存在である」といった論旨であることが多い。 このような論は、以下のような理由に拠っている。

  1. 日本語は他の言語との類縁関係が立証されていない孤立した言語である。
  2. 日本語は平仮名片仮名漢字という3種類の文字体系を用いる。
  3. 英語をはじめとするヨーロッパ諸言語は、互いに類似しているが、日本語とは異なっている。
  4. 日本語の表記体系は世界有数の複雑さである。

一方で、言語学的には、日本語は他の言語と同じく、一定の規則に従うなど、他の言語との共通点がある。

  1. 文法において膠着語に属する朝鮮語トルコ語などと共通点がある。
  2. 音韻論においてフィンランド語ハワイ語などと共通点がある。
  3. 形態論においてオーストロネシア語族印欧語族などと共通点がある。

また沖縄県鹿児島県奄美群島の言葉は、日本語の一方言(琉球方言)とする場合と、日本語と系統を同じくする別言語(琉球語)とし、日本語とまとめて日本語族とする意見があるが、研究者機関によって見解が分かれる。(当該記事参照の事)

関連著作[編集]

関連項目[編集]