龍真咲
| りゅう まさき 龍 真咲 | |
|---|---|
| 出生地 | 大阪府東大阪市 |
| 身長 | 171cm |
| 血液型 | B型 |
| 職業 | 舞台俳優 |
| ジャンル | 舞台（宝塚歌劇） |
| 活動期間 | 2001年 - |
| 活動内容 |
2001年：宝塚歌劇団入団、月組配属 2012年：月組トップスター就任 |
| 公式サイト | 公式プロフィール |
| 主な作品 | |
|
宝塚歌劇 『ミー・アンド・マイガール』 『エリザベート』 『スカーレット・ピンパーネル』 『ロミオとジュリエット』 『ベルサイユのばら』 『風と共に去りぬ』 | |
龍 真咲（りゅう まさき、12月18日生）は、宝塚歌劇団月組に所属する男役（トップスター）。
大阪府東大阪市生まれ、城星学園出身。身長171cm。血液型B型。愛称は「まさお」。
人物・来歴
幼少期から歌を習っており、その母親仲間の紹介で月組の「風と共に去りぬ」を観に行き、以後は大の宝塚ファンとなった。
休演日の水曜日にも「元気をもらうために」と宝塚の町を散策するほどだったが、受験システムを知ったのは受験直前で、高校在学中に受けて一発合格した。
2001年、宝塚歌劇団に入団。入団時の成績は29番[1]。「ベルサイユのばら2001」で初舞台。その後、月組に配属。同期生に早霧せいな、夢乃聖夏、沙央くらま、音花ゆり、和音美桜、晴華みどり、華城季帆らがいる。
芸名について、「龍」は滝巡りが好きな母親が、「真咲」は自分でつけた名前だという。由来については「あるドラマを見て、“まさき”は響きが綺麗なので、将来子供が出来たらつけようと思っていた名前。龍は神秘的で、見た人は幸せになれて願いが叶うという伝説が多い。私も舞台人として、幸せを運べる人になれたら」と語っている。
入団早々から、新人公演で当時の男役ホープ北翔海莉の役を与えられる。
2004年7月、TAKARAZUKA SKY STAGEの第3期スカイフェアリーズを務める。
2006年、バウ・ワークショップ「Young Bloods!!」（月組、バウホール公演）で初主演。同年「暁のローマ」新人公演でブルータスを演じ、本役瀬奈じゅんに似た風貌が話題となる。[要出典]
2007年、「パリの空よりも高く」で新人公演初主演。同年の「マジシャンの憂鬱」でも新人公演主演を務める。
2009年、「二人の貴公子」でバウホール公演主演。2度目となる「エリザベート」では大役ルキーニに抜擢される。
2010年、「HAMLET!!」で3度目のバウ公演主演。その後「THE SCARLET PIMPERNEL」では明日海りおとショーヴラン、アルマンを役替わりで演じた, 月組2番手に昇格。。
2011年、初のディナーショーを開催。
2012年4月23日、霧矢大夢の後任として月組トップスターに就任。初舞台後、月組に配属され、その後、組替え経験のなかったトップでは1996年就任の久世星佳以来、約16年ぶりで、また21世紀の初舞台生で初のトップである。相手役には愛希れいかを迎える。お披露目公演は「ロミオとジュリエット」。この公演は準トップスター・明日海りおとの役替わり公演でもあり、ロミオとティボルトの二役を演じた。
2013年、明日海りおの花組への組替え（異動）に伴い、7月の『ルパン －ARSÈNE LUPIN－』／『Fantastic Energy!』より、本公演の役替わりはなくなった。
2014年3月〜6月、「宝塚をどり／明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-／TAKARAZUKA 花詩集100!!」で、宝塚歌劇団100周年記念公演（各組トップ特別出演あり）の主演を務めた。
2014年6月、日本中央競馬会60周年を記念して、宝塚記念が開催された阪神競馬場にて国歌斉唱と、表彰式のプレゼンターを務めた。[2]
2016年9月4日、『NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢-』／『Forever LOVE!!』の東京公演千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団予定[3]。
主な舞台
月組時代
- 2001年8月〜9月、「大海賊／ジャズマニア」新人公演：デイビッド（本役：北翔海莉）
- 2002年1月〜5月、「ガイズ&ドールズ」
- 2002年6月〜7月、バウホール・日本青年館公演「SLAPSTICK」ルー・コディ
- 2002年8月〜12月、「長い春の果てに／With a Song in My Heart」新人公演：ヴァール（本役：北翔海莉）
- 2003年1月〜2月、バウ・ワークショップ「春ふたたび／恋天狗」権八
- 2003年4月〜8月、「花の宝塚風土記／シニョール ドン・ファン」新人公演：ディーラー1
- 2003年11月〜3月、「薔薇の封印」新人公演：ピーター（本役：月船さらら）
- 2004年4月〜5月、バウホール・日本青年館公演「愛しき人よ」ボリス・ブラセンテ
- 2004年6月〜10月、「飛鳥夕映え／タカラヅカ絢爛II」新人公演：山背大兄王（本役：楠恵華）
- 2005年2月〜5月、「エリザベート」黒天使／新人公演：ルドルフ（本役：大空祐飛）
- 2005年7月、バウホール公演「BourbonStreet Blues」ロッシ
- 2005年9月〜12月、「JAZZYな妖精たち／REVUE OF DREAMS」リチャード／新人公演：オーベロン（本役：光樹すばる）
- 2006年2月〜3月、バウ・ワークショップ「Young Bloods!!」（月組）RYU ＊バウ・ワークショップ初主演
- 2006年5月〜8月、「暁のローマ／レ・ビジュー・ブリアン」ストラトーン／新人公演：ブルータス（本役：瀬奈じゅん）
- 2006年10月、全国ツアー公演「あかねさす紫の花／レ・ビジュー・ブリアン」天比古
- 2007年1月〜4月、「パリの空よりも高く／ファンシー・ダンス」フローベル／新人公演：アルマンド（本役：瀬奈じゅん）＊新人公演初主演
- 2007年5月〜6月、バウホール・日本青年館公演「大坂侍」極楽の政
- 2007年8月〜11月、「MAHOROBA／マジシャンの憂鬱」レオー／新人公演：シャンドール（本役：瀬奈じゅん）＊新人公演主演
- 2007年12月〜2008年1月、ドラマシティ・日本青年館公演「A-"R"ex」ヘファイスティオン
- 2008年3月〜7月、「ME AND MY GIRL」
- 2008年8月、博多座公演「ME AND MY GIRL」ジェラルド、ジャッキー（明日海りおと役替り）
- 2008年11月〜2009年2月「夢の浮橋／Apasionado!!」道定
- 2009年3月、バウホール公演「二人の貴公子」パラモン ＊バウホール公演 明日海りおとダブル主演
- 2009年5〜8月、「エリザベート」ルキーニ
- 2009年10〜12月「ラストプレイ／Heat on Beat!」クリストファー
- 2010年2月、バウホール・日本青年館公演「HAMLET!!」ハムレット ＊初単独主演
- 2010年4〜7月、「THE SCARLET PIMPERNEL」ショーヴラン、アルマン（明日海りおと役替り）
- 2010年9〜11月、「ジプシー男爵／Rhapsodic Moon」パリ
- 2011年1月、龍真咲ディナーショー「Hot Fairy」 ＊初ディナーショー
- 2011年3〜5月、「バラの国の王子／ONE」王様
- 2011年7〜10月、「アルジェの男／Dance Romanesque」ジャック
- 2011年11〜12月、全国ツアー公演「我が愛は山の彼方に／Dance Romanesque」チャムガ
- 2012年2〜4月、「エドワード8世／Misty Station」ガイ・バージェス
月組トップ時代
- 2012年6〜9月、「ロミオとジュリエット」ロミオ、ティボルト（明日海りおと役替り）
- 2012年10月〜11月、全国ツアー公演「愛するには短すぎる／Heat on Beat!」フレッド・ウォーバスク
- 2013年1月〜3月、「ベルサイユのばら－オスカルとアンドレ編－」オスカル、アンドレ（明日海りおと役替り）
- 2013年5月、梅田芸術劇場公演「ME AND MY GIRL」 ビル・スナイブスン
- 2013年5月、雪組公演「ベルサイユのばら－フェルゼン編－」アンドレ ＊特別出演
- 2013年7月〜10月、「ルパン －ARSÈNE LUPIN－／Fantastic Energy!」アルセーヌ・ルパン
- 2013年11月〜12月、全国ツアー公演「JIN-仁-／Fantastic Energy!」南方仁
- 2014年1月、梅田芸術劇場公演「風と共に去りぬ (宝塚歌劇)」スカーレット・オハラ
- 2014年3月〜6月、宝塚歌劇団100周年記念公演（各組トップ特別出演あり）「宝塚をどり／明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-／TAKARAZUKA 花詩集100!!」ジェイク
- 2014年7月〜8月、宝塚歌劇団100周年記念公演/博多座「宝塚をどり／明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-／TAKARAZUKA 花詩集100!!」ジェイク
- 2014年9月〜12月、「PUCK／CRYSTAL TAKARAZUKA -イメージの結晶-」パック
- 2015年2月〜3月、中日劇場公演「風と共に去りぬ (宝塚歌劇)」スカーレット・オハラ
- 2015年4月〜7月、「1789 －バスティーユの恋人たち－」ロナン・マズリエ
- 2015年9月、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ／文京シビックホール公演「DRAGON NIGHT!!」
- 2015年11月〜2016年2月、「舞音-MANON-」／「GOLDEN JAZZ」シャルル・ド・デュラン
- 2016年3月〜4月、赤坂ATCシアター／梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演 「Voice」
- 2016年6月〜9月、「NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢-」／「Forever LOVE!!」(退団予定)
テレビ出演
- 2013年6月7日、「TAKE FIVE〜俺たちは愛を盗めるか〜」第8話（TBS）本人役
脚注
- ^ 小林公一・監修『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて（人物編）』（阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日）p.113
- ^ 「宝塚記念」で、月組・龍真咲さんが君が代独唱（読売新聞、2014年6月30日）
- ^ “龍真咲、来年９月で退団 宝塚１００周年式典“最後のトップスター”。”. スポニチアネックス (2015年12月16日). 2015年12月16日閲覧。