ノイバイ国際空港
ノイバイ国際空港 Sân bay quốc tế Nội Bài Bai International Airport | |||||||||||||
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IATA: HAN - ICAO: VVNB | |||||||||||||
概要 | |||||||||||||
国・地域 | ベトナム社会主義共和国 | ||||||||||||
所在地 | ハノイ | ||||||||||||
母都市 | ハノイ | ||||||||||||
種類 | 軍民共用 | ||||||||||||
運営者 | Northern Airports Authority | ||||||||||||
標高 | 12 m (39 ft) | ||||||||||||
座標 | 北緯21度13分16秒 東経105度48分26秒 / 北緯21.22111度 東経105.80722度座標: 北緯21度13分16秒 東経105度48分26秒 / 北緯21.22111度 東経105.80722度 | ||||||||||||
地図 | |||||||||||||
ノイバイ国際空港の位置 | |||||||||||||
滑走路 | |||||||||||||
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空港の一覧 |
ノイバイ国際空港(ノイバイこくさいくうこう、漢字:內排国際空港、ベトナム語:Sân bay quốc tế Nội Bài / 𡑝飛國際內排、英語: Noi Bai International Airport)とは、ベトナム社会主義共和国の首都・ハノイ市にある国際空港である。
ハノイ都心部から北に約45km離れた場所に位置しており、ベトナム北部最大の空港である。ベトナム航空とLCCのベトジェットエア、ジェットスター・パシフィック航空がハブ空港としている。
沿革
- 1978年1月2日 - 開港
- 2014年12月31日 - 第2ターミナル運用開始。第2ターミナルは国際線専用であり、日本の政府開発援助(円借款)によって、大成建設が受注した。
- 2015年1月4日 - 太田昭宏国土交通大臣、深田博史駐ベトナム日本国特命全権大使らが出席し、完成式典が行われた。第二ターミナルの運用開始により旅客処理能力はこれまでの年600万人から1600万人に拡大。
就航航空会社と就航都市
ターミナル1
2015年現在、第1空港ターミナルビルは国内線専用となっている。
航空会社 | 就航地 |
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ベトナム航空 | ブオンマトゥオ、リエンケオン国際空港(ダラット)、ダナン国際空港(ダナン)、ディエンビエンフー、ドンホイ空港(ドンホイ)、タンソンニャット国際空港(ホーチミン市)、フバイ国際空港(フエ)[1])、カムラン国際空港(ニャチャン)、タインホア空港(タインホア)、ヴィン、フーコック国際空港(フーコック島)、カントー空港(カントー) |
ジェットスター・パシフィック航空 | タンソンニャット国際空港(ホーチミン市)、ダナン国際空港(ダナン)、カムラン国際空港(ニャチャン) |
ベトジェットエア | タンソンニャット国際空港(ホーチミン市)、カムラン国際空港(ニャチャン) |
ターミナル2
航空会社 | 就航地 |
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ベトナム航空 | (東南アジア)スワンナプーム国際空港(バンコク)、ワットタイ国際空港(ヴィエンチャン)、プノンペン国際空港(プノンペン)、シェムリアップ国際空港(シェムリアップ)、ヤンゴン国際空港(ヤンゴン)、ルアンパバーン国際空港(ルアンパバーン)、クアラルンプール国際空港(クアラルンプール)、シンガポール・チャンギ国際空港(シンガポール) (東アジア) 北京首都国際空港(北京市)、上海浦東国際空港(上海市)、広州白雲国際空港(広州市)、昆明長水国際空港(昆明市)、香港国際空港(香港)、台湾桃園国際空港(桃園市)、高雄国際空港(高雄市)、仁川国際空港(仁川広域市)、金海国際空港(釜山広域市) |
ベトジェットエア | スワンナプーム国際空港(バンコク)[2] |
日本航空 | 成田国際空港(千葉県) |
全日本空輸 | 東京国際空港(東京都) |
中国東方航空 | 上海浦東国際空港(上海市) |
中国南方航空 | 北京首都国際空港(北京市)、広州白雲国際空港(広州市) |
四川航空 | 重慶江北国際空港(重慶市) |
香港ドラゴン航空 | 香港国際空港(香港) |
チャイナエアライン | 台湾桃園国際空港(台北) |
エバー航空 | 台湾桃園国際空港(台北) |
立栄航空 | 高雄国際空港(高雄市) |
マンダリン航空 | 台中空港(台中市) |
大韓航空 | 仁川国際空港(仁川広域市) |
アシアナ航空 | 仁川国際空港(仁川広域市) |
マレーシア航空 | クアラルンプール国際空港(クアラルンプール) |
エアアジア | クアラルンプール国際空港(クアラルンプール) |
シンガポール航空 | シンガポール・チャンギ国際空港(シンガポール) |
タイ国際航空 | スワンナプーム国際空港(バンコク) |
タイ・エアアジア | ドンムアン空港(バンコク) |
ノックエア | ドンムアン空港(バンコク) |
ラオス国営航空 | ワットタイ国際空港(ヴィエンチャン)、ルアンパバーン国際空港(ルアンパバーン) |
セブパシフィック航空 | ニノイ・アキノ国際空港(マニラ) |
タイガーエア | シンガポール・チャンギ国際空港(シンガポール) |
フィンエアー | ヘルシンキ・ヴァンター国際空港(ヘルシンキ、6月 - 9月の季節運航) |
アエロフロート・ロシア航空 | シェレメーチエヴォ国際空港(モスクワ) |
オーロラ | ウラジオストク空港(ウラジオストク)、コルツォヴォ国際空港(エカテリンブルク、季節運航) |
カタール航空 | ハマド国際空港(ドーハ)、スワンナプーム国際空港(バンコク) |
アクセス
- ハノイ市都心と当空港を結ぶエアポートタクシーがある。約380,000 - 410,000ドンの料金と、ニャッタン橋経由で40分の所要時間が掛かる。なお同設備はホン川(紅河)に架かる東南アジア最大級の斜張橋であり、連絡道路も含めた総事業費は1070億円で、うち68%が円借款である[3]。
- 市内各地を結ぶミニバスがある。30,000ドン。
- ベトナム航空やジェットスターなど一部の航空会社は、ハノイ市内の各社オフィス前と空港との間でリムジンバスを運行している。その航空会社以外の利用客も乗車可能。運賃は30,000 - 60,000ドン前後。所要時間は約1時間程度。
- ベトジェットエアでは空港⇔市内を結ぶバスを、航空券予約時のオプションとして利用できる。片道40,000ドン
- ハノイ市営バスの7番路線と17番路線が、ハノイ市都心と当空港を結んでいるが、荷物が多く大きな荷物を持つ乗客は、運転手に乗車拒否される場合がある。路線バスでの移動には、1人当たり5,000ドンの運賃と、約1時間の所要時間が掛かる。5時 - 22時の間に運行している。
- 2014年4月の市内バスの一律値上げに伴い、片道9,000ドンとなった。
脚注
- ^ ベトナム航空、9月20日からフエ空港発着便の運航を再開 Fly Team 2013年7月29日付
- ^ ベトジェット、6月にハノイ - バンコク線就航[運輸] NNA ASIA 2013年4月13日
- ^ http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASGM04H5R_U5A100C1FF8000/