ジャンピン・ジャック・フラッシュ
「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」 | ||||
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ローリング・ストーンズ の シングル | ||||
リリース | ||||
規格 | シングル | |||
録音 | 1968年3月 | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | デッカ/アブコ | |||
作詞・作曲 | ジャガー=リチャーズ | |||
プロデュース | ジミー・ミラー | |||
チャート最高順位 | ||||
ローリング・ストーンズ シングル 年表 | ||||
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『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』 (Jumpin' Jack Flash) は、ローリング・ストーンズの1968年のシングル。
解説
ミック・ジャガー・キース・リチャーズ作詞作曲。ローリング・ストーン誌は「スウィンギン・ロンドンの超自然的なデルタ・ブルース」と評した。サイケ調アルバムであった『ビトウィーン・ザ・バトンズ』、及び『サタニック・マジェスティーズ』から、ブルースに回帰した作品と見做されている。
この曲と同時期に作られたアルバム『ベガーズ・バンケット』により、ストーンズのブルージーな方向性が再確認された。バンドの代表曲として多くのコンピレーション・アルバムに収められ、「サティスファクション」と共に、バンドのイメージを大きく象徴付けた1曲。ビル・ワイマンは、この曲のメインリフを作ったのは自分だと主張しているが、キースは断固としてその主張を認めていない。但し、ワイマンによるベースラインには工夫の跡が見られ、その主張も強ち的外れではないと言える。モノラル・ミックスのイントロはテープスピード不良によるピッチの揺れが確認できる。
ウーピー・ゴールドバーグ主演の映画『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』(1986年公開)の主題歌として起用されたほか、多くのロックミュージシャンは無論、近年ではヒップホップ・ミュージシャンが取り上げるなど、ジャンルを超えて聴かれる機会が多くなっている。『フルハウス』ではこの曲をサイレント演奏するというシーンがある。
この節の加筆が望まれています。 |
日本のテレビでの使用
2011年1月からBS11で放送の『BSイレブン競馬中継』でオープニングテーマとして使用。
TOKYO MX放送の『5時に夢中!』内コーナー、「夕刊ベスト8」のタイトルテーマとして2011年4月1日から使用。
2012年10月から放送の月9ドラマ『PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜』の主題歌となった。ストーンズが日本のドラマ主題歌を担当するのは、同局で1997年7月放送『フェイス』の「悲しみのアンジー」以来15年ぶりとなる。SMAPの木村拓哉演じる、無一文になりながら前向きに生きていく主人公の姿がバンドのイメージや歌詞と合うことなどから、曲の権利を管理する側が使用を許可した。
カバー
アレサ・フランクリン
「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」 | |
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アレサ・フランクリン の シングル | |
初出アルバム『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』 | |
B面 | インテグリティ |
リリース | |
規格 |
7インチ・シングル 12インチ・シングル |
ジャンル | ソウル |
レーベル | アリスタ・レコード |
作詞・作曲 | ミック・ジャガー、キース・リチャーズ |
プロデュース | キース・リチャーズ |
チャート最高順位 | |
映画『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』のサウンドトラックでは、ローリング・ストーンズのオリジナル・バージョンに加えてアレサ・フランクリンによる「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」のカヴァーも使用された[7]。このカヴァーでは、キースがプロデュースを担当し[7]、ロン・ウッドもレコーディングに参加した[8]。B面に「インテグリティ」を収録した7インチ・シングルに加えて、この曲の5種類のミックスを収録した12インチ・シングルもリリースされた[9]。
映画『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』のサウンドトラック・アルバムに加えて、フランクリンのスタジオ・アルバム『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』(1986年/原題:Aretha)にも収録されている。
その他
- ザ・テンプターズ - ライブ・アルバム『ザ・テンプターズ・オン・ステージ』(1969年)に収録。
- ジョニー・ウィンター - ジョニー・ウィンター・アンド名義のライブ・アルバム『ライヴ』(1971年)に収録。
- レオン・ラッセル - 1971年8月1日にバングラデシュ難民救済コンサートで演奏。ライブ・アルバム『バングラデシュ・コンサート』(1971年)に収録。
- ピーター・フランプトン - アルバム『ウインド・オブ・チェンジ』(1972年)に収録。また、ライブ・アルバム『フランプトン・カムズ・アライヴ!』(1976年)にライブ音源を収録。
- アレックス・チルトン - 1970年にこの曲のカバーを録音し[10]、未発表音源集『1970』(1996年)で発表された。
- 王様 - マキシ・シングル『転石伝説』(1996年)に日本語詞のカバーを収録。
- Fried Pride - アルバム『Fried Pride』(2001年)に収録。
- モーターヘッド - アルバム『バスターズ』(1993年)が2001年に再発された際に、ヨーロッパ盤やアメリカ盤のボーナス・トラックとして追加収録された。また、アルバム『インフェルノ』(2004年)の日本盤にもボーナス・トラックとして収録。
- RAZORS EDGE - アルバム『THRASHING GOES LOVELY』(2008年)に収録。
- ガンズ・アンド・ローゼズ - デビュー前のデモテープに収録。
脚注
- ^ swedishcharts.com - Aretha Franklin - Jumpin' Jack Flash
- ^ Aretha Franklin - Jumpin' Jack Flash - hitparade.ch
- ^ Aretha - Aretha Franklin | AllMusic
- ^ charts.org.nz - Aretha Franklin - Jumpin' Jack Flash
- ^ dutchcharts.nl - Aretha Franklin - Jumpin' Jack Flash
- ^ ARETHA FRANKLIN | Artist | Official Charts - 2015年2月22日閲覧
- ^ a b Jumpin' Jack Flash (1986) - Soundtracks - IMDb.com
- ^ 『ローリング・ストーンズ大百科』(越谷政義・著/CBSソニー出版/1986年/ISBN 4-7897-0261-8)p.72
- ^ Aretha Franklin - Jumpin' Jack Flash (Vinyl) at Discogs
- ^ Alex Chilton - 1970 (CD) at Discogs