スティーヴ・ジョーダン (ミュージシャン)

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スティーヴ・ジョーダンSteve Jordan1957年1月14日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨークのマルチ・プレーヤー、作曲家音楽プロデューサーである。

来歴[編集]

彼はフィオレロ・H・ラガーディア・ハイスクール・オブ・ミュージック&アート・アンド・パフォーミング・アーツを卒業、幅広いジャンルのミュージシャン達と共演を重ねてきた。また、ドラムス教則DVD"The Groove is Here"もリリースしている。

1970年代を通して、サタデー・ナイト・ライブのバンドでドラムスを叩いた。1980年代早期、ジョン・ベルーシダン・エイクロイドブルース・ブラザースとしてツアーに出た際、ジョーダンはそのドラマーだったが、同名の映画には彼は出ていない。彼はまた、CBS放送の『Late Night with David Letterman』のスタジオ・バンド、ポール・シェイファーPaul Shaffer)率いるCBSオーケストラの最初のドラマーである(後任はアントン・フィグ)。

ドン・ヘンリージョン・メレンキャンプボブ・ディランB.B.キングスティーヴィー・ニックスシェリル・クロウ奥田民生など、多くのアーティストたちとレコーディングを行っている。彼は、ジェームス・テイラー1998年のDVD "James Taylor Live at the Beacon Theatre" にフィーチャーされている。

ローリンス・ストーンズとの関係[編集]

ローリング・ストーンズチャーリー・ワッツが、ヘロインとアルコールの濫用の問題から抜け出せないでいた1980年代半ば。ジョーダンは、シェイファーの下で同窓だったフィグと共に、1986年のアルバム『ダーティ・ワーク』に参加。これをきっかけに、キース・リチャーズは、アレサ・フランクリンによるストーンズの「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」のカヴァーレコーディングにジョーダンを起用している。

キースによると、スティーヴはデトロイトでのこのレコーディング・セッションから帰る途中の飛行機の中で、制作予定のチャック・ベリーに捧げるテイラー・ハックフォード監督の映画『Hail! Hail! Rock 'n' Roll』に使ってくれ、とお願いをした。キースは、このプロジェクトにチャーリーが戻って来られることを望んでいたが、見通しが付かなかったため、スティーヴを指名した。スティーヴは、チャック・ベリーやキース・リチャーズと共に、いくつものシーンに出てくる。

このプロジェクトの成功は、キースのソロ・プロジェクト "Keith Richards and the X-Pensive Winos" にも繋がっていく。キースのソロ・アルバム『トーク・イズ・チープ』 と『メイン・オフェンダー〜主犯〜』 のレコーディングに参加、作曲者としてもクレジットされ、またツアーにも参加している。このセッションを通じて生まれた「Almost Hear You Sigh」は、ストーンズのアルバム『スティール・ホイールズ』に収録され、リカット・シングルはビルボード・シングル・チャートの39位にチャート・インしている。

プロデューサーとしては、バディ・ガイの『Bring 'Em In』でグラミー賞にノミネート、ロバート・クレイ のアルバム『Take Your Shoes Off』ではグラミー賞を獲得している。

無数のヒット曲でプレイする一方、アリシア・キーズの『If I Ain't Got You』からブルース・スプリングスティーンの『Devils and Dust』に至るまで、グラミーにノミネートされた ジョン・メイヤー・トリオ の『Try』、グラミーを獲得した同『Continuum』、ジョン・スコフィールドの『That's What I Say』、ハービー・ハンコックの『Possiblilties』、パティ・スキャルファ(Patti Scialfa)の『23rd St. Lullaby』、妻のミーガン・ヴォスと共に関わったザ・ヴァーヴスの『And Now - The Verbs』など、多くのレコードにプロデューサーとして関わった。

2006年エリック・クラプトンのヨーロッパ・ツアーのバンドに参加し、ロイヤル・アルバート・ホールでの7公演がソールド・アウトとなった。翌2007年の北米ツアーにも参加した。

外部リンク[編集]