ジャガー/リチャーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ジャガー(左)/リチャーズ(右)

ジャガー/リチャーズとは、ローリング・ストーンズの作品群に於いて、ミック・ジャガー及びキース・リチャーズが作詞作曲に関与した作品に付与される共同クレジット。プロデューサー・ユニットとしてはグリマー・ツインズの名称を用いる。

解説[編集]

ローリング・ストーンズのオリジナル曲の大部分がこのクレジットによる。ローリング・ストーンズに於いては、基本的にミック・ジャガーが作詞を、キース・リチャーズが作曲を、それぞれ担当するケースが多いようだが[要検証 ]、もちろん例外もあり、どちらか一方が作詞作曲をしてしまうこともある[要検証 ]。その場合でも、ローリング・ストーンズの作品としてリリースされるものについては、このクレジットを付与する場合がほとんどである。中には、他のメンバー(特に後述のミック・テイラーら)が作詞作曲に深く関与するようなケースでも、このクレジットで通してしまうことがある。形態としては、ビートルズの作品群に於ける「レノン=マッカートニー」のクレジットとほぼ同様のスタイルと考えて差し支えない。

しかし、このコンビの後に別の人物がクレジットされる事例がいくつかあり、その最も初期の事例として「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ (涙あふれて)」に於けるアンドリュー・ルーグ・オールダムのケースがある他、アルバム『アンダーカヴァー』、『ダーティ・ワーク』などに収録された一部楽曲にロン・ウッドチャック・リーヴェルの名前が併せて付与されるケースも見られる。

また、ミック・テイラーは、他にも作曲に関与した作品があるにもかかわらず、「ヴェンチレイター・ブルース」(『メイン・ストリートのならず者』収録)の1曲のみクレジットを付与されるに留まり、このことが彼のストーンズ脱退の遠因の一つとされる。[誰によって?]

ミック・ジャガー、キース・リチャーズのソロ活動に於いてリリースされた楽曲については、ローリング・ストーンズで発表された曲をソロで演奏している事例以外は原則両個人名義のクレジットがほとんどだが、ミック・ジャガーのファースト・ソロ・アルバム『シーズ・ザ・ボス』の1曲目に収録された「ロンリー・アット・ザ・トップ」については、1979年にストーンズで録音した楽曲を利用していることから、本項目のクレジットがついており、そのことがキースを激怒させた要因の一つとされている。[誰によって?]

なお、バンドのキャリア極初期には、一部の曲について「ナンカー・フェルジ」なるクレジットが為されることがあった。何故そのようなクレジットが付与されたか、及び何故そのクレジットが採用されなくなったかは不明だが、1960年代中期までの幾つかの楽曲に於いて見られた。「ナンカー」は日本で言うところの「あかんべえ」に当たる動作のことを指し、「フェルジ」とはバンドの共通の友人のファミリーネームだとされ、ミックやキースを含む複数のメンバーが作詞作曲に関与したものに付与されるクレジットだと言われていた。[誰によって?]