ブラウン・シュガー (曲)

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ブラウン・シュガー
ローリング・ストーンズシングル
収録アルバム スティッキー・フィンガーズ
B面 "ビッチ"/"レット・イット・ロック" (UK)
"ビッチ" (US)
リリース 1971年5月7日
規格 シングル
録音 1969年12月1日 - 4日
ジャンル ロック
時間 3:50
レーベル ローリング・ストーンズ・レコード
作詞・作曲 ジャガー=リチャーズ
チャート最高順位
ローリング・ストーンズ シングル 年表
"ホンキー・トンク・ウィメン"
(1969)
"ブラウン・シュガー"
(1971)
"ワイルド・ホース"
(1971)
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ブラウン・シュガー』 (Brown Sugar) は、ローリング・ストーンズのシングル。非常に有名なギター・リフを持つ。アメリカでは2週連続1位を獲得し、後に収録されるアルバム『スティッキー・フィンガーズのオープニング・チューンである。『ローリング・ストーン(Rolling Stone)』誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・ソング500」と「オールタイム・グレイテスト・ギター・ソングス100」に於いて、それぞれ495位[1]と5位[2]にランクイン。


解説[編集]

非常に特徴的、かつ有名なギター・リフで始まる印象的なナンバーである。1970年代、ストーンズが最初に発表した楽曲で、収録はストーンズ自身のレーベル「ローリング・ストーンズ・レコード」からの第一弾アルバム『スティッキー・フィンガーズ』である。他にも、多くのコンピレーション、ベスト盤に収録され、『ラヴ・ユー・ライヴ』、『フラッシュ・ポイント』、『ライヴ・リックス』、『シャイン・ア・ライト』といったライヴ・アルバムにも収録されている。なお、収録された『スティッキー・フィンガーズ』はこの楽曲の大ヒットと連動して、アメリカでは少なくとも300万枚以上のセールスを上げている。

制作者の一人ミック・ジャガーは「ほぼ作詞とリフは自身によるもの」という。ただし、もう一方の制作者であるキース・リチャーズは「あのリフはレコーディングの前と後とでは全く別物になった」という。発表以降、リフを演奏するキースの特徴的なギター奏法は以後トレードマークになっていった。またハード・ロックが大きく躍進していた頃に発表されたナンバーであるがギター・ソロはなく、代わりにボビー・キーズのサックスによるソロ・パートが演奏されているのも大きな特徴の一つである。 非常に人気が高く、ライヴでも盛り上がる楽曲であるが、初演奏は1971年にイギリスで行ったフェアウェル・ツアーから。以後は毎回のように演奏されてライヴのレパートリーとなった。現在は、観客一体となったライヴの盛り上げに大きく買って出ているナンバーである。 またエンディングの叫びが「Yeah」のものと、「Alright」のものがあり、前者は『スティッキー・フィンガーズ』をはじめとする多くのアルバムに収録されて一般的だが、後者はシングルなど限られた盤にしか収録されていない。キースがリードヴォーカルを取ったものも録音されたことがあるが、未発表。ちなみに「ブラウン・シュガー」とは、英俗語で”精製されていないヘロイン[3]”を指す。

アブコ・レコードはどういう経緯からか、この曲と「ワイルド・ホース」に関する権利を有しており、アブコによって編集されるコンピレーションアルバム(例『ホット・ロックス』など)に収録されることもある。


脚注[編集]

  1. ^ [1]
  2. ^ [2]
  3. ^ 来日公演を控えて、1990年にCBSソニーからリリースされたベスト盤『STARBOX』のライナーノーツ参照。

外部リンク[編集]