東京都交通局上野懸垂線

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上野懸垂線
上野懸垂線と不忍池

上野懸垂線(うえのけんすいせん)は、東京都台東区上野上野動物園内にある東京都営モノレール路線である。単に都営モノレールとしたり、上野モノレールあるいは上野動物園モノレールとも呼ばれる。

常設のものとしては日本初のモノレール(懸垂式鉄道)である。鉄道事業法に基づく交通機関であり、園内「遊戯施設」ではない。そのため、東京近郊区間のJR、私鉄の時刻表(『MY LINE 東京時刻表』)にも掲載されている。

有料の施設である上野動物園の園内にある2駅間を結ぶ。車体にはカラフルな動物の絵が描かれている。地方鉄道法(鉄道事業法の前身法)に基づく交通機関「懸垂式鉄道」として開業した。東山公園モノレール1964年 - 1974年)などと同様に「新しい都市交通機関の試行」という要素も持っていた。

目次

[編集] 路線データ

  • 路線距離(営業キロ):331.42m (0.3km)
  • 方式:懸垂式(上野式)
  • 駅数:2駅
  • 複線区間:なし(全線単線
  • 電化方式:直流600V
  • 最高速度:20km/h

[編集] 歴史

東京都交通局は、道路上を通る路面電車路線バス渋滞の影響を受けやすいとして、それに代わる交通手段を摸索していた。メインは地下鉄を採用することとし、それほど需要を見込めない地域や短い区間を結ぶ鉄道にはモノレールが有効であるという結論になった。当時モノレールは研究途上であり、東京都交通局は日本車輌と共同で独自に研究を開始した。

ドイツヴッパータール空中鉄道として1901年から運行されていたランゲン式を参考にし、車輪をゴムタイヤに代える改良を加えた。そのため、「東京都交通局式」とも呼ばれる。その後、東京都交通局はモノレール路線を開業しておらず、上野懸垂線の方式も他では採用されていない。

[編集] 運行形態

2両編成1本の車両が西園駅と東園駅の間を往復している。所要時分は1分30秒で、7分間隔で運行されている。上野動物園内にあるため、休園日は全面運休。運行時間も開園時間に合わせて9時40分始発・16時30分最終となっている。

PASMOSuicaは利用できない。また、特別企画乗車券である「東京フリーきっぷ」や「都営まるごときっぷ」などの対象にもなっていない。

[編集] 企画乗車券の発売

40形が運行を開始してから、何度か企画乗車券が発売されている。2007年12月には、開業50周年を記念して上野動物園の入園券とモノレールの乗車券がセットになった「Go!Zooきっぷ」を発売している。

[編集] イベントの実施

40形が運行を開始してから、何度かイベントが実施されている。2007年12月の開業50周年記念イベントにはシナモン一日駅長を務めた。

[編集] 車両

[編集] 現在の車両

[編集] 過去の車両

  • 30形(宝くじ号)
  • M形(廃車後長らく志村検車区で保管されていた)
  • H形(現在日本車輌豊川製作所で保存)

[編集] 駅一覧

上野動物園東園駅 - 上野動物園西園駅

かつては、東園駅を「本園駅」、西園駅を「分園駅」と称していた。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

世界測地系35°42′51.95″N, 139°46′14.5″E

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