都営バス北営業所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
都営バス北自動車営業所
Tokyo Metropolitan bus North bus office
Tobus-kita-dept.jpg
都営バス北自動車営業所
所在地 北区神谷3-10-6
営業開始 1949年
所管系統数 7系統
主な運行担当区域 主に北区・豊島区・足立区の重要地とJRのターミナルを結ぶ路線
バス収容可能台数 約136台(職員自家用車・検収庫分除く)
備考 かつてはCNG施設を備え、CNG車も所属していた。
荒川土手操車所

都営バス北自動車営業所(とえいバスきたじどうしゃえいぎょうしょ)は、東京都北区神谷に位置する都営バスの営業所。王子駅をターミナルに東京都北区足立区南西部およびその周辺の路線を担当している。営業所記号はN。管轄下に練馬支所を置く。

東京都交通局の職員住宅である北寮、警視庁赤羽警察署が隣接している。本営業所は王子電気軌道と縁が深く、主力路線の王40甲は同社の乗合自動車路線から発展したものである。

目次

沿革 [編集]

  • 1949年大塚営業所滝野川分車庫北区滝野川(西巣鴨)を滝野川営業所として独立。営業所記号はN
  • 1959年:大塚営業所志村分車庫を開設。
  • 1961年:志村分車庫を志村支所へ昇格。
  • 1966年:志村支所が志村自動車営業所として独立。営業所記号はY
  • 1980年:滝野川営業所および同営業所昭和町分車庫を統合、現在地に北自動車営業所を開設。営業所記号はN
  • 1982年:志村営業所閉鎖に伴い、同所担当の王40・41・45・57を当営業所に移管(王78は杉並へ移管)。
  • 2011年2月22日CNG車がこの日をもって営業運転終了[1]

現行路線 [編集]

王40甲・丙系統 [編集]

王40甲 (N-F463)
  • 王40甲:池袋駅東口 - 西巣鴨 - 王子駅 - 豊島五丁目団地 - 荒川土手操車所 - 江北四丁目 - 西新井大師 - 西新井駅
  • 王40甲:豊島五丁目団地 - 王子駅 - 西巣鴨 - 池袋駅東口
  • 王40甲:豊島五丁目団地 - 荒川土手操車所 - 江北四丁目 - 西新井大師 - 西新井駅
  • 王40甲:荒川土手操車所 → 豊島五丁目団地 → 王子駅 → 西巣鴨 → 池袋駅東口(早朝のみ)
  • 王40丙:王子駅 → 豊島五丁目団地 → みやぎ水再生センター → 江南中学校 → 豊島五丁目団地 → 王子駅(循環)
  • (出庫):北車庫 → 王子五丁目 →(溝田橋)→ 王子駅 → 西巣鴨 → 池袋駅東口
  • (入庫):池袋駅東口 → 西巣鴨 → 王子駅 → 王子五丁目 → 北車庫
  • (出入庫):北車庫 - 王子五丁目 - 王子駅
  • (出入庫):北車庫 - 王子五丁目 - 王子駅 - 豊島五丁目団地 - 荒川土手操車所 - 江北四丁目 - 西新井大師 - 西新井駅

池袋駅と東武伊勢崎線西新井駅を王子駅経由で結ぶ、北営業所の最主力路線。東京都乗合自動車の運行系統の名称・区間においては王40甲と表記されるが、旅客案内上は王40として表記される。池袋と西新井をちょうど鉄道空白地帯を縫うように結ぶ路線のため、1日を通して乗客数・本数が多い。北車庫から池袋方面への出庫便のみは王子二丁目を経由せず、溝田橋を経由する(溝田橋停留所は存在しないが方向幕に表示されている)。

王40丙は王子駅から宮城地区を循環運行する。旅客案内上は王子駅から江南中学校経由で王子駅に戻り、江南中学校前後での乗り通しが可能。

王41・45系統 [編集]

王45 (N-V359)
  • 王41:王子駅 - 王子五丁目 - 新田橋 - 新田三丁目 - 新田二丁目 - 環七新田 - 新田一丁目
  • 王41:王子駅 → 王子五丁目 → 新田橋 → 新田三丁目 → 新田二丁目(平日終発時間帯)
  • 王45:王子駅 - 王子五丁目 - 新田橋 - 新田三丁目 - ハートアイランド西 - 宮城土手上 -(←足立小台駅)- 千住桜木 - 北千住駅

王41は短距離だが需要が高く、終日高頻度で運行される(王55新設以降は徐々に減便傾向)。平日のみ、新田一丁目行き終車後にその2停留所手前を終点とする新田二丁目止まりが運行されている。王45は、新田地区から東に進路を変え、ハートアイランドを経て北千住駅まで向かう。かつては足立区役所(現在の千住一丁目)の運行で、区役所付近は循環運転を行っていた。区役所の移転に伴い終着点を変更し、現在の運行区間に落ち着く。新田東 - 千住桜木は隅田川西岸の堤防道路を走る。特に豊島七丁目→新田橋間は狭隘路を連続で曲がる区間が存在する。

東43系統 [編集]

リフト車が新製配置された東43 (N-X597)
  • 東43:江北駅 - 荒川土手操車所 - 荒川土手 - 小台 - 田端駅 - 駒込病院 - 向丘二丁目 - 本郷三丁目駅 - 御茶ノ水駅 - 神田橋 - 東京駅北口
  • 東43:江北駅 - 荒川土手操車所 - 小台 - 田端駅 - 駒込病院
  • 東43:荒川土手操車所 → 荒川土手 - 小台 - 田端駅 - 駒込病院 - 向丘二丁目 - 本郷三丁目駅 - 御茶ノ水駅 - 神田橋 - 東京駅北口
  • 東43:荒川土手操車所 → 荒川土手 - 小台 - 田端駅 - 駒込病院
  • 東43:荒川土手操車所 → 荒川土手 - 小台 - 田端駅
  • 東43:向丘二丁目 → 本郷三丁目駅 → 御茶ノ水駅 → 神田橋 → 東京駅北口(始発のみ)
  • 東43:豊島五丁目団地 → 小台 → 田端駅 → 駒込病院(平日・土曜朝のみ)

元となった系統は17系統で、当初は大塚営業所(後の大塚支所)が所管だった。

荒川土手から荒川隅田川に挟まれた小台西尾久・田端駅経由で文京区千代田区の都心部を結ぶ。荒川土手 - 田端駅の需要が特に高く、過半数が折返し場を備えた駒込病院までの運行で毎時5回程度、以遠東京駅までは2回程度である。朝は、通勤対策と出庫運用を兼ねた豊島五丁目団地 → 駒込病院行き便が少数設定されている。荒川土手始発は一つ手前の荒川土手操車所を始発とし、逆方向は荒川土手を終着とする。これは、この路線開業にあたり、地元住民との話し合いによる契約に基づく。

2008年3月30日東京都交通局日暮里・舎人ライナー開業に合わせ、一部便が江北駅始発となった。2010年には江北橋下経由が廃止となっている。

2012年4月1日から巣鴨営業所との共同運行となった。

里48系統 [編集]

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています
  • 里48:日暮里駅 - 西日暮里駅 - 熊野前 - 江北六丁目団地
  • 里48:日暮里駅 - 西日暮里駅 - 熊野前 - 江北六丁目団地 - 足立流通センター - 中入谷 - 見沼代親水公園駅
  • 里48:日暮里駅 - 西日暮里駅 - 熊野前 - 江北六丁目団地 - 加賀団地(循環)

王46系統を廃止し里48系統の一部として再編した関係で、2012年4月1日から新たに担当した。(詳しくは巣鴨営業所の項を参照)。

王55・深夜11系統 [編集]

  • 王55:池袋駅東口 - 西巣鴨 - 王子駅 -(王子五丁目→)- トンボ鉛筆 - ハートアイランド東 - 新田二丁目 - 環七新田 - 新田一丁目
  • 王55:王子駅 -(王子五丁目→)- トンボ鉛筆 - ハートアイランド東 - 新田二丁目 - 環七新田 - 新田一丁目
  • 王55折返:王子駅 → 王子五丁目 → トンボ鉛筆 → ハートアイランド西 → ハートアイランド東 → トンボ鉛筆 → 王子駅(循環)
  • 深夜11:王子駅 → 王子五丁目 → トンボ鉛筆 → ハートアイランド東 → 新田二丁目

2004年4月1日に新田地区再開発ハートアイランドSHINDENの事業進捗に伴う輸送力補完目的で新設された。当初は経路のほぼ全線が王41・45と重複した経路で運行されたが、再開発地区に位置する新豊橋の開通に伴い、2007年に王40乙と経路統合・経路延長を行って現在の運行区間となった。ハートアイランドも後の進捗に伴い、王55折返を2008年2月4日に新設した。当初は平日朝のみ運行だったが、僅か2ヶ月後には平日・土曜日にも増発された。2008年8月30日より、一部便が池袋駅東口まで延長された。

深夜11はハートアイランドの開発が進歩したことにより、「ミッドナイト25」第11弾として設定した。王子駅発のみ運行で、王子駅における京浜東北線の終電時刻にあわせるため、深夜1時台まで運行する。

特に同一行先の経由違いである王41系統との誤乗防止のため、「ハートアイランドSHINDEN」のロゴを表示する(方向幕の場合は青地に白抜き文字)。

王57・深夜02系統 [編集]

王57 (N-E401)
  • 王57:赤羽駅東口 - 北車庫 - 王子五丁目 - 王子駅 - 豊島三丁目 - 豊島五丁目団地
  • 王57:北車庫 - 王子五丁目 - 王子駅 - 豊島三丁目 - 豊島五丁目団地
  • 王57:王子駅 - 豊島三丁目 - 豊島五丁目団地
  • 王57:王子駅 → 王子五丁目 → 北車庫 → 赤羽駅東口(始発のみ)
  • 深夜02:池袋駅東口 → 西巣鴨 → 王子駅 → 豊島三丁目 → 豊島五丁目団地(1回のみ)
  • 深夜02:王子駅 - 豊島三丁目 - 豊島五丁目団地

当系統は、都電27系統の廃止代替路線として開業。都電の赤羽停留場は国鉄(現JR東日本)赤羽駅から離れた北本通り(現在の東京メトロ南北線赤羽岩淵駅付近)にあり、不便であったので、赤羽電停から国鉄赤羽駅東口まで延長の上開業。国鉄赤羽駅から岩淵町(旧赤羽電停)を経由、北本通り(国道122号)を南東に向かって神谷三丁目・王子駅を目指し、ここから進路を北東に変え、都内有数の大規模団地である豊島五丁目団地を終点とする路線。

1991年11月29日営団地下鉄南北線が開業し、北本通りを経由する赤羽二丁目(赤羽岩淵駅) - 王子駅が重複する形となったが、赤羽駅繁華街へ直通している(南北線はJR赤羽駅より離れた地域に駅を設けているのは、都電27系統時代と同じ)事や沿線公共施設(赤羽・王子両警察署)へのアクセス需要が高い事から、減便されたものの毎時4回程度の運行を保っている。ほぼ全線が交通量の多い幹線道路であるため、ダイヤが乱れる事も多い。

現在は、王40甲と重複する王子駅 - 豊島五丁目団地の運行が過半数(日中はほぼ半々)で、同区間に限っては運行回数が毎時8回程度まで倍増する。これは池袋および足立区方面への直通需要が非常に高く、輸送力が飽和状態にある同系統の補完的役割・遠近分離を狙っているためである。

深夜02は池袋駅・王子駅と豊島五丁目団地を結ぶ深夜バスで、平日のみ運行されている。池袋駅東口発を設定して王40甲の深夜バスとしての役割も担う様になった。終発は京浜東北線最終電車に接続する形で、王子駅発午前1時以降まで運行されているが、都営バスとしては異例に遅い発車時刻である。王子駅停留所は、本線にあたる王40甲や王57と異なり、バスターミナル内の乗り場を使用している。

廃止・移管路線 [編集]

王40乙系統 [編集]

  • 王40乙:王子駅 → 王子五丁目 → トンボ鉛筆 → 豊島六丁目 → 王子駅(午前)
  • 王40乙:王子駅 → 豊島六丁目 → トンボ鉛筆 → 王子五丁目 → 王子駅(午後)

1988年10月31日に運行を開始した(同日、宮城循環が王40丙となる)。乗降客が多い豊島五丁目団地を避ける経路をとり、事業所や学校、住宅の多い豊島地区の通勤・通学対策として平日・土曜の朝夕のみ運行されていた。2007年4月1日、王55をトンボ鉛筆経由に改める路線統合で廃止された。

(旧)王55系統 [編集]

  • 王55:王子駅 - 王子五丁目 - ハートアイランド(循環)

2004年に新設された。2007年4月1日、新田一丁目まで路線を延伸すると共に、王55折返に系統番号変更。

急行03系統 [編集]

  • 急行03:池袋駅東口 - 西巣鴨 - 王子駅 - 豊島三丁目 - 豊島四丁目 - 豊島六丁目 - 豊島五丁目団地

上記停留所のみ停車するラビットバス。2000年12月12日大江戸線全線開通時に設定。2003年3月14日に運行終了。

草64系統 [編集]

滝野川営業所営業所時代から担当してきたが、巣鴨に移管された。

王46系統 [編集]

巣鴨に移管した後、2012年3月31日をもって廃止。

備考 [編集]

営業所内にCNG充填設備を備え、1999年2月にCNGノンステップバス (N-E401) を導入していたが、CNG充填設備廃止計画に伴い、順次CNG車は除籍・転属を行い、最後まで残ったD281とD282も2011年2月22日の営業運転をもって終了した。

早稲田から転入したL748は、江東のL100と同じく、背当て式の車椅子スペースの試行改造車である。

脚注 [編集]

  1. ^ [1] - 都営交通100周年公式Twitter

関連項目 [編集]