都営バス江戸川営業所

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都営バス 江戸川自動車営業所
Tokyo Metropolitan Bus Edogawa bus office
Tobus edogawa-dept1.jpg
所在地 東京都江戸川区中葛西4-9-11
営業開始 1972年(葛西営業所として)
所管系統数 18系統
主な運行担当区域 江戸川区内の縦貫路線(一部江東区・墨田区に乗り入れる路線あり)
バス収容可能台数 約152台(職員自家用車・検収庫分除く)
備考 江戸川営業所本部のデータ
かつては葛西営業所を名乗り、当時は江戸川区内完結路線よりも区外に乗り入れる路線の担当が多かった。
正面から見た江戸川自動車営業所

都営バス江戸川自動車営業所(とえいバスえどがわじどうしゃえいぎょうしょ)は、東京メトロ東西線葛西駅北西の江戸川区中葛西にあり、江戸川区・江東区周辺の路線を担当している営業所である。

1972年(昭和47年)に江東営業所葛西分車庫として設置され、その後、葛西自動車営業所となり、2004年4月1日の東京都交通局の自動車営業所組織再編で、名称を「江戸川自動車営業所」に変更し、同時に臨海を管轄下に置いた。営業所記号は葛西自動車営業所から引き継いだVである。

都営住宅宇喜田アパートと、東京都交通局の職員住宅である葛西寮が隣接している。

沿革[編集]

都営バス 江戸川自動車営業所 東小松川分駐所
Tokyo Metropolitan Bus Edogawa bus office
Higashi-Komatsugawa yard
Tobus higashi-komatsugawa-yard.jpg
所在地 東京都江戸川区東小松川4-47-19
営業開始 1988年(当時は臨海営業所)
所管系統数 江戸川本部の項を参照
主な運行担当区域 江戸川管轄路線のうち都営新宿線の北側を走る系統の一部
バス収容可能台数 約56台(職員自家用車・検収庫分除く)
備考 臨海営業所が直営の頃は臨海の管轄であった。
かつて存在した境川操車所 (2002年)
  • 1972年10月15日:葛西分車庫として設置される[1]
  • 2003年3月31日:境川操車場を廃止。都07の大部分を江東へ移管。
  • 2004年4月1日:名称を江戸川営業所に変更する。都07・亀23を江東へ、秋26・両28・AL01などを臨海へ移管、錦25などを臨海から移管する。

葛西営業所は、江東区内の都電代替路線を受け持つために、境川に存在していた都電・錦糸堀営業所境川分車庫の跡地を利用して「境川営業所」として開設される予定だった。しかし、地元住民の反対があったため、営業所は荒川の反対側の葛西地区に新設する。一方、境川は上記代替路線(その後の錦14→都07)の待機スペースをメインとした操車場として開設され、住民への見返りとして定期券売り場を併設された。当初の葛西が、江東区の系統を主としていながら江戸川区に車庫ができたのはこのためである。現在、境川操車場は閉鎖され、跡地に回転寿司スシロー」が建っている。

2004年に、臨海での運行業務がはとバスに委託されることとなり、臨海担当の黒字系統と葛西(当時)担当の赤字路線を振り替えた結果、江東区内の系統が減少し、江戸川区内の系統の受け持ちが大幅に増えた。同時に、右記の東小松川分駐所も引き継いだ。その結果、ターミナルである葛西駅西葛西駅と至近距離に位置することから車両回送の距離とコストが大幅に削減できることになり、この地に車庫を作ったことが大きな利点へと変化した[2]

現行路線[編集]

現在の所管路線は、「臨海から移管されたもの」「葛西時代から継続されるもの」「江戸川営業所で所管開始したもの」の3タイプに分かれる。 その他では、臨時・貸切として、江戸川競艇場送迎、イトーヨーカドー葛西店送迎、江東区中学校送迎を受け持っている。

江戸川営業所本所で主に担当する系統[編集]

臨海からの移管路線[編集]

FL01系統[編集]
東大島駅最寄りの大島8丁目交差点を通過するFL01 (V-S673)

2000年12月12日、船堀駅から新大橋通り - 丸八通りを経由して、船堀駅 - 錦糸町駅では亀戸駅に近い水神森以外停まらない急行系統として、FL01が誕生した。その後、大島駅にも停車するようになったが、2007年2月より丸八通り経由から番所橋通りへの経路変更により大島駅を通らなくなるため、途中停車が東大島駅入口になり、同時に錦糸町駅 - 亀戸九丁目間において全停留所に停車する形に変更となった。

錦25系統[編集]
  • 錦25:錦糸町駅前 - 水神森 - 中川新橋 - 京葉交差点 - 船堀駅前 - 三角 - 葛西駅前
  • 錦25:錦糸町駅前 - 水神森 - 中川新橋 - 京葉交差点 - 船堀駅前
  • 錦25:船堀駅前 - 三角 - 葛西駅前
  • 錦25:葛西駅前 → 三角 → 船堀駅前 → 京葉交差点
  • (出庫):東小松川車庫前 → 京葉交差点 → 錦糸町駅前
  • (出入庫):東小松川車庫前 - 船堀駅前 - 三角 - 葛西駅前
  • (出入庫):江戸川車庫前 - 葛西駅前
    • 1947年(昭和22年)9月20日-27日:風水害により錦糸堀駅 - 三角線全線で運休[3]

終戦時には錦糸町 - 三角がすでに存在しており、江戸川の中では最古である。東西線開通前は閑散時間帯が存在しないほどの高頻度で運行されていたが、現在でも10分間隔程度の運行頻度を維持している。かつては、旧・江戸川が担当していたが、同所と今井支所の合併により臨海が1987年に誕生してからは、臨海が担当してきた。しかし、臨海のはとバス委託に伴い、葛西駅至近にある江戸川に移管された。そのため、現在は、臨海に移管された秋26に代わって葛西駅からの入出庫系統も錦25になっている。大半は全区間通しでの運転だが一部時間帯では途中の船堀駅発着、葛西駅発では京葉交差点止めもある。東小松川車庫前発の出庫便は本数が少ない。

西葛20・深夜03系統[編集]
  • 西葛20甲:西葛西駅 - 新田住宅 - 堀江団地 - なぎさニュータウン
  • 西葛20乙:西葛西駅 - 中央卸売市場葛西市場 - 葛西臨海公園駅
  • 西葛20乙:西葛西駅 - 中央卸売市場葛西市場 - 臨海車庫
  • 西葛20乙:葛西臨海公園駅 - トラックターミナル - 臨海車庫
  • 深夜03:西葛西駅 - 新田住宅 - なぎさニュータウン - コーシャハイム南葛西

新小岩から葛西沖(現・新田付近)まで船堀街道を南下する路線で、西葛22乙廃止後、船堀街道を走る最後の路線だった[4]。東西線の開通後は新小岩方面を切り捨て葛西駅から南葛西までの路線に付替え、路線も旧・新小20→葛西20に生まれ変わった。その後、西葛西駅開業で南葛西方面との乗り継ぎが薄れたため、西葛西駅折返しが増えていき、1985年に葛西駅乗入れを廃止している。この時の系統番号は葛西駅へ行かないにも関わらず葛西20だったが、1987年の臨海開所時に正式に西葛20と変更され、現在に至る[5]

乙系統は、1984年に西葛西からトラックターミナルを経由してなぎさニュータウンまでの路線として開通[6]した。その後、葛西臨海公園駅開業でこちらに振り向けられ、現在まで変化が無い。

葛西21系統[編集]
  • 葛西21:葛西駅 - 東葛西九丁目 - なぎさニュータウン - コーシャハイム南葛西
  • 葛西21:葛西駅 - 東葛西九丁目 - なぎさニュータウン - コーシャハイム南葛西 - 葛西臨海公園駅

葛西24の葛西駅 - コーシャハイム南葛西と、臨海28丙(葛西臨海公園駅 - なぎさニュータウン)を統合して新設された。東西線と京葉線の間の地域のうち、環七通りより東側を通る。並行してイトーヨーカドー葛西店への無料送迎バスがあり、利用者の競合が起きている。大半は全区間通しだが、朝夕を中心にコーシャハイム南葛西折り返し便もある。

2007年9月3日 - 2008年3月31日・2008年4月1日 - 2009年3月31日12月29日 - 1月3日7月22日 - 8月29日を除く)まで「雨降りダイヤ」を実施している。これは、前日の15時の気象庁情報で、翌朝6時から12時までの降水確率が50%以上の場合に、平日朝に1日当たり4往復増発するものだが、輸送力増強のために気象情報に関わらず運行されることもある。

新小22系統[編集]
  • 新小22:葛西駅 - 今井 - 一之江駅 - 東小松川一丁目 - 京葉交差点 - 江戸川区役所 - 新小岩駅
  • 新小22:葛西駅 → 今井 → 一之江駅(平土一回夜間)
  • 新小22:葛西駅 → 今井 → 一之江駅 → 東小松川一丁目 → 船堀駅(最終便のみ)

江戸川地区では、錦25に遅れて1946年から運行されている長老的存在。途中で乙系統の廃止、丙系統の独立(→新小21)があり、葛西駅 - 新小岩駅の路線のみが残る。

道幅の狭い区間が多く、今井街道の一之江駅 - 東小松川一丁目では商店街の中を、江戸川五丁目 - 瑞江中学校では新中川 - 江戸川堤防沿いを走る。葛西駅発のうち新小岩駅行き最終の後に平日・土曜のみ一之江駅止まりが運転され、その次の葛西駅発の最終便が東小松川分駐所に滞泊する運用のため、東小松川から船堀街道を南下し、運行エリア外の船堀駅まで運行される。

臨海28系統[編集]
  • 臨海28甲:一之江橋西詰 - 一之江駅 - 葛西工業高 - 葛西駅 - 葛西南高入口 - 堀江団地 - 葛西臨海公園駅
  • 臨海28甲:一之江駅 - 葛西工業高 - 葛西駅 - 葛西南高入口 - 堀江団地 - 葛西臨海公園駅
  • 臨海28甲:葛西駅 - 葛西南高入口 - 堀江団地 - 葛西臨海公園駅
  • 臨海28乙:葛西駅 - 葛西南高入口 - 堀江団地 - 臨海車庫(出入庫)

臨海営業所新設時に葛西駅より南側の路線を新小29出入(一之江駅 - 臨海車庫)として開通させたが、その後葛西臨海公園駅への路線が新小29乙になり、新小岩と全く関係ない路線だったため、新小29を整理して葛西駅より南側を臨海28として独立させた。臨海車庫方面の路線は、臨海のはとバス委託時に江戸川便を「臨海28」、臨海便を「葛西22出入」に分離し、同時に富士公園経由コーシャハイム行きの路線が臨海28→葛西22出入になり、臨海28グループから離脱している。その後、臨海28乙系統のみ2014年4月1日に臨海に移管した。ただし、出入庫系統は存続している。

路線としては一之江駅から少し北にある一之江橋西詰までになっているが、実際は一之江駅以北は朝夕のみの運行であり、乙に至っては朝の臨海車庫発の2本(共に6時台)のみの片道運行となっている。そのため、それ以外の時間帯は甲は一之江駅、乙は葛西駅で折返している。

2007年からは、臨海28甲に並行して京成の運行するシャトル☆セブン(環07・08)が急行便として運行されている。

葛西から継続した路線[編集]

亀23系統[編集]
  • 亀23:亀戸駅 - 西大島駅 - 北砂五丁目団地 - 亀高橋 - 南砂町駅 - 江東高齢者医療センター(循環)
  • 亀23:亀戸駅 - 西大島駅 - 北砂五丁目団地 - 亀高橋 - 南砂町駅(朝夕)
    • 2001年8月7日:亀23系統が開通する。
    • 2002年5月30日:南砂町駅 - 江東高齢者医療センター間を延長する。運行形態を循環路線に変更する。
    • 2014年4月1日:江東から江戸川に移管

新砂地区の再開発を機に2001年8月に開設された路線で、江東区内の東西線で唯一都バス路線のなかった南砂町駅に乗り入れた。この系統が設定されたため、両28の亀戸駅発着が大幅に減らされた[要出典]。2002年5月に江東高齢者医療センターへ延長。医療センターの診療時間以外は、全便が南砂町駅止まりとなる[7]。当初は葛西営業所により運行されていたが、2004年3月に江東営業所に移管されていたが、2014年4月1日を持って江戸川に復帰となった。

亀24系統[編集]
  • 亀24:亀戸駅 - 西大島駅 - 大島駅 - 東大島駅 - 葛西橋
  • 亀24:江戸川車庫 - 宇喜田 - 葛西橋

28系統(船堀橋 - 亀戸駅前 - 横川3丁目 - 厩橋3丁目 - 浅草寿町⇒葛西橋 - 東大島駅前※船堀橋を延長。亀戸駅前 - 浅草寿町は草24系統東大島駅前 - 亀戸駅前横川3丁目 - 浅草寿町に分割)として運行が開始されてきた路線で、亀戸駅・大島地区から東砂地区への足に欠かせない路線であり、本数も1時間に5 - 6本運転される。西大島駅 - 東大島駅は都営新宿線と重複する区間となっている。出入庫時には葛西橋 - 江戸川車庫が運転されるが、こちらは葛西橋を出た後、旧葛西橋を経由して秋26と同じルートで葛西橋を渡って江戸川車庫へ向かう。

西葛27・深夜10系統[編集]
深夜10 (V-L729)
  • 西葛27:西葛西駅 - 東京臨海病院 - 臨海町二団地
  • 西葛27:西葛西駅 → 東京臨海病院 → 臨海町二団地 → 新田住宅 → 西葛西駅
  • 西葛27:西葛西駅 → 葛西水再生センター → 葛西市場 → 臨海町二団地(平日土曜朝)
  • 西葛27:葛西水再生センター → 東京臨海病院 → 西葛西駅(平日夕方)
  • 深夜10:西葛西駅 → 東京臨海病院 → 臨海町二団地 → 新田住宅 → 西葛西駅

西葛西駅南西の清新町・臨海町に広がる大規模住宅団地と東京臨海病院、都立紅葉川高校へのアクセスを主目的とする路線。同一経路の西葛26とともに江戸川競技場への唯一のアクセス路線で、競技会開催時には臨時直行便が運行される。西葛27乙と深夜10は中左近橋から西葛20乙系統の経路で西葛西駅へ戻る。

かつて、FC東京が同競技場で頻繁に試合を行っていた時には多く運行されていたが、現在でもサッカーを中心に臨時バスを見ることがある。

亀29系統[編集]
  • 亀29:亀戸駅 - 西大島駅 - 境川 - 宇喜田 - 西葛西駅
  • 亀29:亀戸駅 - 西大島駅 - 境川 - 宇喜田 - 西葛西駅 - 新田 - 堀江団地 - なぎさニュータウン
  • 亀29:葛西駅通り - 新田 - 堀江団地 - なぎさニュータウン

29系統(錦糸町駅 - 浦安)が発祥。その後、錦糸町発着の錦29から亀戸発着となる。現在は西葛西駅 - 亀戸駅が中心的な運行区間で、なぎさニュータウン行きは少ない。なぎさニュータウン発着のうち出入便に関しては葛西駅通り発着となる(西葛西駅まで運転しない、葛西駅通り - 江戸川車庫は回送)。

競艇バス[編集]
艇11 (V-E368)

江戸川競艇場来場者のための無料送迎バス。艇10は江東との共管で、この系統専用停留所「西小松川町」が小松川橋京葉道路)近くに設置されている。艇11は急行04と臨海22登場までは新小21乙なき後唯一、船堀街道の宇喜田 - 船堀小学校を通る路線だった。船堀駅を出ると中川に沿って江戸川競艇場へ向かう。西葛西駅 - 船堀駅間の利用はできない。

東小松川分駐所で主に担当する系統[編集]

臨海からの移管路線[編集]

新小21系統[編集]
  • 新小21:新小岩駅 - 江戸川区役所 - 京葉交差点 - 船堀駅 - 棒茅場(ぼうしば) - 宇喜田 - 西葛西駅
  • 新小21:新小岩駅 - 江戸川区役所 - 船堀駅
  • 新小21:船堀駅 - 棒茅場 - 宇喜田 - 西葛西駅
  • (出庫):東小松川車庫 → 京葉交差点 → 江戸川区役所 → 新小岩駅
  • (出入):東小松川車庫 - 船堀駅

新小21とは、西葛西駅を起点とし船堀駅を経由して新小岩駅を結ぶ路線。ほぼ全区間において船堀街道を走行する路線で、江戸川区の南北縦断路線となっている。沿線に江戸川区役所が存在することも影響し、旧・江戸川・臨海時代を通じて収益は常にトップクラスで、江戸川区内の南北の大動脈となっている。このことも影響して、都市新バス路線「都08」を選定する際に候補として選ばれたこともあった。その後、遠回り経路を通っている船堀駅 - 宇喜田において、船堀街道を直進すると同時に一部停留所以外停車しない急行04が設定された。しかし乗客は多くなく、船堀街道が片側1車線であることがあまり大きな速達性を得ることができず、廃止された。東小松川分駐所が担当しており、出入庫時には東小松川車庫前発着が運転される。新小岩駅行きは早朝のみ運転される以外船堀駅発着のみとなる。なお東小松川車庫前停留所はこの路線しか停車しない。

葛西から継続した路線[編集]

錦28系統[編集]

当初は東京駅から新大橋通り経由で今井まで東28系統として走っていたが、都営地下鉄新宿線が開業すると、同線と競合するため路線が短縮され錦28系統(錦糸町駅 - 大島駅 - 船堀駅 - 今井間、後に船堀駅止まりとなる))、1990年に現行の北砂五丁目団地経由に変更された。しかし、1990年12月に船堀乗入れを中止したため、FL01新設まで船堀橋を渡る都バス路線は途絶えていた。東大島駅の小松川口から平井駅への錦28乙もあったが、こちらは平28へ変更されている。

江戸川として所管開始した路線[編集]

錦27系統[編集]
  • 錦27系統:小岩駅 - 菅原橋 - 江戸川区役所 - 京葉交差点 - 錦糸町駅 - 両国駅[8]
  • 錦27系統:小岩駅 - 菅原橋 - 江戸川区役所 - 京葉交差点 - 錦糸町駅
  • 錦27-2:小岩駅 - 菅原橋 - 江戸川区役所 - 京葉交差点 - 船堀駅

小岩駅 - 両国駅を江戸川区役所、錦糸町駅を経由して結ぶ路線。相互乗入れしていた錦27(京成)・小74については、京成タウンバスを参照にされたい。

1951年に32系統として錦糸町駅 - 新橋駅で運転が開始された。運転開始2ヵ月後には京成バスとの相互乗入れ路線となり、錦糸町駅 - 小岩駅の延長、系統番号が128系統に改められた。新系統番号化され橋27系統となったが、都心部の道路の渋滞の悪化により、1974年には日比谷線浅草線で代替が可能な都心部の区間が廃止され、運転区間は箱崎町までとなった。

その後大きな動きはあまり見られなかったが、1989年4月に休日を除いて両国駅止まりへと変更された。箱崎町まで運転されていた当時は、東日本橋駅 - 箱崎町間において都心部の道路が一方通行であった関係で、小岩駅行きと箱崎町行きで通る経路が異なっていた[15]

1996年には残った休日日中の箱崎町発着も両国駅発着に切り替えられ、同時に京成との相互乗り入れを解消することとなった。このため、錦27系統の運行本数は、京成担当分が減ることとなった。

1988年に臨海営業所(当時)と共管になって以来、江東営業所の所管であったが、2005年3月28日から江戸川営業所が一部便の運行を担当することとなった。また、京葉交差点から分岐して小岩駅 - 船堀駅間で錦27-2の運行が開始された。[要出典]その後、2009年4月1日には、すべての運行便を江戸川営業所が担当することとなった[14]

小松川警察署 - 小岩駅は京成タウンバス小74と並行して走っており、共通定期券制度を実施している。

廃止・移管路線[編集]

基本的に撤退系統は、臨海以外へ移管した系統のみ記述する。

西葛01系統[編集]

夜の宇喜田さくら公園に停車する西葛01 (V-E888)
  • 西葛01:西葛西駅 → 北葛西五丁目 → 西葛西駅(循環)

江戸川区の、西葛西駅の放置自転車対策の要望として、北葛西地区と西葛西駅を結ぶために開通した。平日朝夕のみの運行で、この路線限定の系統指定定期券が存在した。

1年間の限定で2005年春に開通したが、北葛西地区から葛西駅へ向かう葛西24と競合するためか最初から成績は悪く、試験期間満了で廃止濃厚と思われた。しかし、継続調査のため試験期間が1年間延長され、2007年3月の運行をもって試験運行を終了。代替として西葛26折返(西葛西駅 - 行船公園 - 船堀駅)が新設された。

都07系統(グリーンスター)←錦14系統[編集]

  • 都07:錦糸町駅 - 亀戸駅通り - 西大島駅 - 境川 - 東陽町駅 - 木場駅 - 門前仲町
  • 都07:錦糸町駅 - 亀戸駅通り - 西大島駅 - 境川 - 旧葛西橋 - 葛西車庫
  • 都07:門前仲町 - 木場駅 - 東陽町駅 - 境川 - 旧葛西橋 - 葛西車庫

1972年に都電38系統の代替として運行開始された錦14系統が、1992年に都市新バスに移行した路線である。2003年に江東との共管となり、2004年の当営業所の江戸川営業所への改称時に撤退した。

秋26系統[編集]

  • 秋26:秋葉原駅前 - 神田駅前 ←岩本町1丁目 ←小伝馬町・岩本町→ 東日本橋駅前→ 浜町中の橋 - 白河 - 境川 - 旧葛西橋 - 葛西車庫前 - 葛西駅前
  • 秋26:秋葉原駅前 - 神田駅前 ←岩本町1丁目 ←小伝馬町・岩本町→ 東日本橋駅前→ 浜町中の橋 - 白河 - 境川 - 旧葛西橋 - 葛西車庫前

26系統として江東自動車営業所所管で、(上野公園~秋葉原駅前~白河町2丁目~北砂町10丁目)開通。後に、上野公園~秋葉原駅前間を廃止し、白河~葛西駅前を延長し、東京駅への支線は、東26系統と分けた。同時に葛西営業所の所管となっていたが、はとバス委託の為、臨海支所へ移管された。

東26系統[編集]

  • 東26:東京駅八重洲口 - 通り三丁目 - 西八丁堀 - 亀島橋 - 霊岸島 - 箱崎町 - 水天宮前 - 浜町中の橋 - 清住町一丁目 - 白河町 - 境川 - 境川車庫前 - 亀高橋 - 葛西橋 - 新葛西橋東 - 葛西車庫前
  • 東26:東京駅八重洲口 - 通り三丁目 - 西八丁堀 - 亀島橋 - 霊岸島 - 箱崎町 - 水天宮前 - 浜町中の橋 - 清住町一丁目 - 白河町 - 境川 - 境川車庫前 - 亀高橋 - 葛西橋

秋26系統の系統番号整理以前は同じ26系統として運行されて来た。同じく江東営業所の所管で開業をしていた物を、葛西自動車営業所へ移管して来たものである。歴史は古く、秋26系統の支線的役割を持つ。地下鉄の開業などで乗客が減り続けてきたので、末期には平日の朝夕と日・祝のみ運行されるように減便され。1982年にこちらは廃止となった。

新小29系統[編集]

廃止された新小29系統春江町終点
  • 新小29乙:東新小岩四丁目 - 新小岩駅北口 - 菅原橋 - 松江 - 一之江駅 - 春江町終点

新小29乙は2013年4月1日の改編で廃止され、春江町終点も廃止された(一之江駅と春江町終点の間は京成バスの小76系統が並走しており、代替となる)[16]。残存路線は臨海に移管された。

草32系統[編集]

  • 草32:平井駅前 - 平井操車所前 - 中平井 - 八広二丁目 - 中居堀 - 間橋通り - 押上三丁目 - 押上駅前 - 業平四丁目 - 太平三丁目 - 石原四丁目 - 石原一丁目 - 蔵前一丁目 - 浅草橋駅前 - 浅草橋 - 馬喰町 - 東日本橋駅前

車両[編集]

指定車種:葛西自動車営業所開設時日野日産ディーゼル(江東からの台数補助) 再編前の江戸川自動車営業所は日野。 再編後の江戸川自動車営業所はいすゞ。 現在は、年度別入札購入の為、製造を中止したUDトラックスを除くディーゼル3社が、その年度の前期、後期に分かれて配置される。後段に詳細。 音声装置レシップ→ネプチューン(現・レゾナント・システムズ

江戸川営業所となってからはいすゞを導入[17]している。葛西時代の指定は日野古くは帝国ボディで、営業所の斜め向かいに東京日野自動車の営業所・工場があるため、故障時に出張修理も見られた[18]。さらにさかのぼって江東から分離・独立した際に転入した車両は日産ディーゼル車だったほか、西葛01専用車として南千住から三菱車が3台転入しており、廃止後も江戸川に残留し混雑率の低い路線(新小29・30)に限定して使用されていたが、2011年9月に運用離脱し、W代車に置き換えられた。

品川深川と共にH - L代までのノンステップ車方向幕LEDに改造され、同所配属車の大半が改造済みとなっている。さらに見返りとして、2008年春に渋谷からB627が転入し、約4ヶ月在籍した。

リフト車の初配置は1995年と遅れたものの、ノンステップ車の初配置は1997年度と早く、現在はいずれも江東担当の都07(グリーンスター)に投入されていた[19]HIMRも1992年度の都07仕様を皮切りに1998年度まで(1996年度を除く)各世代全て配属[20]されていたが、これらはバリアフリーに対応できないツーステップ車で、ノンステ車の増加により現在は出番が大幅に減っている状況ではあるが、最近でも平日の新小22系統でダイヤ固定されながらもノンステ車に混じって走る姿がしばしば見られるが、元々の所属地だった葛西営業所出身路線に入ることは現時点で基本的にはない。他に葛西出身古参車でF452~F454のブルーリボンノンステップ車が在籍するが、こちらも臨海28乙(葛西駅~臨海車庫前)、西葛20乙(西葛西駅~葛西臨海公園)といった臨海出身の東西線以南の系統に入ることがほとんどで、結果的に葛西出身の古参車は現在では2車種とも基本、臨海出身系統にしか入らない結果となってしまっている。

2006年度は日産ディーゼル車が導入され、結果的に4メーカー全てを保有することになった。2007年度はいすゞの指名停止により4年ぶり(大型車に限れば1999年度以来)に日野車が配置された。2008年度は日産ディーゼル車,2009年にはいすゞ車,2010年 - 2011年には三菱車が配置されている。

脚注[編集]

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  1. ^ a b 東京都交通局編、「東京都交通局70年史―再建10年の歩み」、東京都交通局、1981年、343頁
  2. ^ 回送距離を比較すると、葛西駅の場合は臨海 3.1 km に対し江戸川 1.0 km 、西葛西駅の場合は臨海 2.5 km に対し江戸川 1.7 km である。
  3. ^ 昭和二十二年九月の風水害の概要、東京都総務部文書課、1947年12月25日発行、Page25
  4. ^ 艇11を除くと、この路線を最後に船堀街道を走る路線は2000年開通の急行04まで存在しなかった。
  5. ^ 現在も新小岩駅の改札付近にあるバス乗り場の案内板の中に「新田」が記載されているが、かつてこの路線が新小岩まで到達していたことを示す貴重な生き残りである。
  6. ^ しかし1986年頃のダイヤでは、全便がトラックターミナル止まりで、実際になぎさニュータウンまで運行した時期が存在したのかは不明である。
  7. ^ 亀戸駅時刻表、tobus.jpにおける亀戸駅時刻表、2010/05/30閲覧
  8. ^ 東京都乗合自動車の運行系統の名称及び区間、昭和54年11月22日 交通局告示第11号
  9. ^ 東京都交通局60年史、東京都交通局、350page、Ⅱ-1-46表 相互乗入系統一覧表
  10. ^ 東京都交通局70年史、東京都交通局、343page
  11. ^ 東京都交通局70年史、東京都交通局、59page
  12. ^ とえいこうつうのごあんない、1991年版より
  13. ^ 東京都交通局80年史、東京都交通局、Page350
  14. ^ a b 都営バスのニュース、2009年3月24日、東京都交通局
  15. ^ 都バス路線案内1993年版より
  16. ^ 都営バスの路線変更等について - 東京都交通局2013年3月12日
  17. ^ 葛西時代にもK代大型車のみいすゞより購入、AL01予備車として小滝橋からもE876を転入させている。
  18. ^ 日野自動車の工場内に、他所の日野車が修理のため入場している光景も良く見られる。
  19. ^ リフト車は、1997年の都07・ノンステップ車導入により、葛西担当だった秋26へ移動された。ノンステップ車はこれ以前に新宿に配置されたC201(現・N-C201、所属)が試験運行として当時の葛西所轄の路線のうち、艇10・11以外の各路線で試験運行された。
  20. ^ 1993年度車のみ、全車が杉並からの転入。

参考文献[編集]

  • 都営バス系統案内図
  • 都バス担当(系統)営業所一覧表
  • 方面別新旧系統一覧表(以上、東京都交通局発行、1972年12月1日版)
  • 都営交通路線案内図(東京都交通局発行、1978年版)

関連項目[編集]

座標: 北緯35度40分4.3秒 東経139度52分4.2秒 / 北緯35.667861度 東経139.867833度 / 35.667861; 139.867833