トマシュ・ベルネル

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Pix.gif トマシュ・ベルネル
Tomáš VERNER
Figure skating pictogram.svg
Tomas VERNER European Championships 2008.jpg
2008年欧州選手権の表彰台で
基本情報
代表国: チェコの旗 チェコ
生年月日: 1986年6月3日(25歳)
出生地: 南ボヘミア州ピーセク
身長: 180 cm[1]
コーチ: Robert Emerson
Vlasta Kopřivová[1]
元コーチ: ミヒャエル・フース[1]
Iveta Bidarova
振付師: パスカーレ・カメレンゴ
元振付師: ローリー・ニコル
Rostislav Sinitsyn[1]
所属クラブ: BK チェスケー・ブジェヨヴィツェ[1]
ISU パーソナルベストスコア
トータルスコア: 232.67 2008 欧州選手権
ショートプログラム: 81.45 2009 欧州選手権
フリースケーティング: 156.21 2010 GPロシア杯

トマシュ・ベルネルチェコ語Tomáš Verner, 1986年6月3日[1] - )は、チェコ共和国フィギュアスケート選手(男子シングル)。2006年トリノオリンピック、2010年バンクーバーオリンピックチェコ代表。2008年欧州選手権優勝。他の日本語表記としてトマーシュ・ヴェルネルなど。

目次

[編集] 人物

自他ともに認める日本びいき[2]東京で開催された2007年世界選手権エキシビションでは、日の丸の入った鉢巻を巻いてピンク・パンサーを演じ、会場の笑いを誘った[3]。2007-2008シーズンフリーのグリーン・デスティニーでは、「勇名トラ」と胸に書かれた衣装を着た[2]

4回転トウループと6種類の3回転ジャンプを跳ぶことができる。4回転は16歳から跳んでいる[4]。 母国語であるチェコ語と英語、ドイツ語を流暢に話す事が出来る。また、ロシア語も少し話す事が出来る。

[編集] 経歴

1986年6月3日南ボヘミア州ピーセクで生まれる。5歳のとき、スケート場で見かけた女の子が気に入ったことがきっかけでフィギュアスケートを始めた[2]。12歳から親元を離れ、練習拠点を求めてコーチとともに世界各国を渡り歩く[5]。1999-2000シーズンよりISUジュニアグランプリに参戦。2001-2002シーズンに初めてチェコ選手権を制し、欧州選手権世界選手権にも出場し始める。2005-2006シーズン、カールシェーファーメモリアルで優勝してトリノオリンピック出場枠を得る[6]。2006年トリノオリンピックでは18位となった。

2006-2007シーズンからISUグランプリシリーズに参戦。2007年欧州選手権で銀メダルを獲得し、世界選手権ではフリースケーティングで2度の4回転トウループを決めて4位となる。2007-2008シーズン、フィンランディア杯で優勝。NHK杯では、ショートプログラムの2つのステップでレベル4を獲得。フリーも大きなミスなく終えて2位となり、GPシリーズで自身初の表彰台に立った。欧州選手権ではブライアン・ジュベールステファン・ランビエールらを抑えて初優勝。世界選手権はフリーでジャンプがほとんど決まらず15位に沈んだ。

2008-2009シーズン、初めてGPファイナルに駒を進めた。欧州選手権はフリーで崩れて連覇を逃した。

2009-2010シーズン、2009年スケートアメリカ期間中にH1N1亜型に罹ったことがきっかけで深刻な不振に陥る[7]

2010-2011シーズンよりコーチを変更し、拠点をカナダに移した[7]2010年ロステレコム杯で自身初となるGPグランプリシリーズでの優勝を果たした。 欧州選手権ではSP5位と出遅れたもののフリーで2位と巻き返し、総合で3位となって3年ぶりに欧州選手権の表彰台に立つこととなった。

2011-2012シーズンは背中の故障の為、2011年ロステレコム杯を欠場。国内選手権で復帰し優勝した。欧州選手権では、ショートプログラムで3位に入るがフリーでミスが重なり、5位に終わった。

[編集] 主な戦績

大会/年 99-00 00-01 01-02 02-03 03-04 04-05 05-06 06-07 07-08 08-09 09-10 10-11 11-12
冬季オリンピック 18 19
世界選手権 26 22 19 13 4 15 4 12
欧州選手権 14 10 10 2 1 6 10 3 5
チェコ選手権 2 1 1 1 1 1[8] 1[8] 2[9] 1[10] 1
GPファイナル 4 6 5
GPスケートアメリカ 5
GP中国杯 3 3
GPNHK杯 2 5
GPエリック杯 6 2
GPロシア杯 4 2 1
GPスケートカナダ 5
アイスチャレンジ 1
ネーベルホルン杯 3 1 3 4
フィンランディア杯 6 1
ボフロスト杯 6
ネペラ記念 3
シェーファー記念 11 1 2 3
世界Jr.選手権 17 14
JGPファイナル 7 6
JGPソフィア杯 2
JGPトラパネーゼ杯 5
JGPブラオエン・シュベルター杯 2
JGPハーグ 4
JGPバルト杯 11
JGPクロアチア杯 14
JGPチェコスケート 17 15 10 1

[編集] 詳細

2011-2012 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2011年11月11日-13日 ISUグランプリシリーズ NHK杯札幌 9
62.96
5
133.67
5
196.63


2010-2011 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2011年4月24日-5月1日 2011年世界フィギュアスケート選手権モスクワ 8
75.94
13
140.93
12
216.87
2011年1月24日-30日 2011年ヨーロッパフィギュアスケート選手権ベルン 5
72.91
2
149.69
3
222.60
2010年12月16日-18日 三国選手権ジリナ 1
74.83
1
146.37
1
221.20
2010年12月9日-12日 2010/2011 ISUグランプリファイナル北京 5
65.37
4
148.27
5
213.64
2010年11月22日-24日 ISUグランプリシリーズロシア杯モスクワ 3
74.10
1
156.21
1
230.31
2010年11月5日-7日 ISUグランプリシリーズ中国杯北京 3
70.31
3
144.50
3
214.81


2009-2010 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2010年2月16日 18日 バンクーバーオリンピックバンクーバー 19
65.32
17
119.42
19
184.74
2010年1月20日-21日 2010年ヨーロッパフィギュアスケート選手権タリン 8
72.75
10
130.43
10
203.18
2009年12月19日-20日 三国選手権[9]チェシン 2
62.39
2
140.82
2
203.21
2009年12月4日-5日 2009/2010 ISUグランプリファイナル東京 6
70.17
6
122.15
6
192.32
2009年11月13日-14日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカレークプラシッド 11
55.9
3
138.16
5
194.06
2009年10月31日-11月1日 2009年アイスチャレンジグラーツ 1
72.50
1
129.30
1
201.8
2009年10月15日-18日 ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯パリ 1
81.00
2
148.96
2
229.96


2008-2009 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2009年3月25日-30日 2009年世界フィギュアスケート選手権ロサンゼルス 4
80.36
4
151.57
4
231.71
2009年1月20日-25日 2009年ヨーロッパフィギュアスケート選手権ヘルシンキ 2
81.45
7
126.53
6
207.98
2008年12月10日-14日 2008/2009 ISUグランプリファイナル高陽 5
69.34
4
137.31
4
206.65
2008年11月21日-23日 ISUグランプリシリーズ ロシア杯モスクワ 2
73.20
1
149.74
2
222.94
2008年11月5日-9日 ISUグランプリシリーズ 中国杯北京 4
65.55
3
139.93
3
205.48
2008年10月14日-17日 2008年カールシェーファーメモリアルウィーン 3
62.19
2
134.47
3
196.66
2008年9月25日-28日 2008年ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) 3
70.65
4
126.73
4
197.38


2007-2008 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2008年3月17日-23日 2008年世界フィギュアスケート選手権ヨーテボリ 4
79.87
20
112.07
15
191.94
2008年1月21日-27日 2008年ヨーロッパフィギュアスケート選手権ザグレブ 1
79.03
1
153.64
1
232.67
2007年11月29日-12月2日 ISUグランプリシリーズ NHK杯仙台 1
78.15
2
151.30
2
229.45
2007年11月15日-18日 ISUグランプリシリーズ エリック杯(パリ) 8
57.23
6
132.14
6
189.37
2007年10月12日-14日 フィンランディア杯ヴァンター 1
67.90
2
121.16
1
189.06
2007年9月27日-30日 ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) 1
73.11
9
105.39
3
178.50


2006-2007 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2007年3月20日-25日 2007年世界フィギュアスケート選手権東京 9
70.45
4
155.80
4
226.25
2007年1月22日-28日 2007年ヨーロッパフィギュアスケート選手権ワルシャワ 1
76.56
3
136.13
2
212.69
2006年11月24日-26日 ISUグランプリシリーズ ロシア杯モスクワ 6
64.45
3
122.05
4
186.50
2006年11月2日-5日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダビクトリア 3
71.30
5
120.85
5
192.15
2006年10月11日-14日 カールシェーファーメモリアルウィーン 1
62.57
4
108.27
2
170.84
2006年9月28日-10月1日 ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) 1
61.46
1
133.00
1
194.46


2005-2006 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2006年3月19日-26日 2006年世界フィギュアスケート選手権カルガリー 7
30.28
11
67.05
14
124.50
13
221.83
2006年2月10日-26日 トリノオリンピックトリノ - 22
59.71
15
120.36
18
180.07
2006年1月17日-22日 2006年ヨーロッパフィギュアスケート選手権リヨン - 7
66.13
14
112.13
10
178.26
2005年10月12日-16日 カールシェーファーメモリアル(ウィーン) - 2
54.04
1
120.06
1
174.10
2005年9月29日-10月2日 ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) - 5
57.04
2
114.76
3
171.80
2005年9月22日-25日 オンドレイネペラメモリアルブラチスラヴァ - 4
58.65
4
99.86
3
158,51


2004-2005 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2005年3月14日-20日 2005年世界フィギュアスケート選手権モスクワ 16
23.94
- - 予選落ち
2004年11月11日-14日 ISUグランプリシリーズ 中国杯(北京 - 11
40.32
- 棄権
2004年10月9日-10日 フィンランディア杯(ヘルシンキ) - 9 6 6


2003-2004 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2004年3月22日-28日 2004年世界フィギュアスケート選手権ドルトムント 13 20 19 19
2004年2月29日-3月7日 2004年世界ジュニアフィギュアスケート選手権ハーグ 4 12 15 14
2004年2月2日-8日 2004年ヨーロッパフィギュアスケート選手権ブダペスト 10 10 10 10
2003年12月11日-14日 2003/2004 ISUジュニアグランプリファイナルマルメ - 7 5 6
2003年10月2日-5日 ISUジュニアグランプリ チェコスケート(オストラヴァ - 3 1 1
2003年9月11日-13日 ISUジュニアグランプリ ソフィア杯(ソフィア - 2 2 2


2002-2003 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2003年3月24日-30日 2003年世界フィギュアスケート選手権ワシントンD.C. 10 20 21 22
2002年12月12日-15日 2002/2003 ISUジュニアグランプリファイナル(ハーグ - 8 7 7
2002年10月31日-11月3日 ISUジュニアグランプリ トラパネーゼ杯(ミラノ - 8 4 5
2002年10月15日-19日 カールシェーファーメモリアルウィーン - 13 11 11
2002年10月10日-13日 ISUジュニアグランプリ ブラオエン・シュベルター杯(ケムニッツ - 2 2 2
2002年9月4日-7日 ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) - 13 11 11


2001-2002 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2002年3月16日-24日 2002年世界フィギュアスケート選手権長野 15 26 - 26
2002年1月14日-19日 2002年ヨーロッパフィギュアスケート選手権ローザンヌ 8 17 14 14
2001年10月25日-28日 ISUジュニアグランプリ ハーグ(ハーグ) - 3 5 4
2001年10月10日-13日 カールシェーファーメモリアル(ウィーン) - 12 8 9
2001年9月26日-29日 ISUジュニアグランプリ チェコスケート(オストラヴァ - 9 11 10
2001年9月4日-7日 ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) - 13 17 15


2000-2001 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2001年2月26日-3月2日 2001年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ソフィア 4 12 23 17
2000年10月26日-29日 ISUジュニアグランプリ バルト杯(グダニスク - 13 10 11
2000年10月19日-22日 ISUジュニアグランプリ チェコスケート(オストラヴァ - 22 11 15


1999-2000 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
1999年10月6日-10日 ISUジュニアグランプリ チェコスケート(オストラヴァ) 19 17 17
1999年9月22日-26日 ISUジュニアグランプリ クロアチア杯(ザグレブ 12 14 14

[編集] プログラム

シーズン SP FS EX
2011-2012 カルミナ・ブラーナ(ヒップホップ・バージョン)
作曲:カール・オルフ
振付:パスカーレ・カメレンゴ
シング・シング・シングばら色の人生
振付:パスカーレ・カメレンゴ
2010-2011 雨に唄えば』より
振付:パスカーレ・カメレンゴ
マイケル・ジャクソンメドレー
振付:パスカーレ・カメレンゴ
Always Look on the Bright Side of Life
曲:モンティ・パイソン
2009-2010 その男ゾルバ
サウンドトラックより
作曲:ミキス・テオドラキス
ゴッドファーザー
サウンドトラックより
ニーノ・ロータ / カーマイン・コッポラ
マイケル・ジャクソンメドレー

Always Look on the Bright Side of Life
曲:モンティ・パイソン

2008-2009
[11][12]
たそがれのメロディ + ジプシースイング
作曲:ジャンゴ・ラインハルト
振付:ローリー・ニコル
オブビリオン
作曲:アストル・ピアソラ
ラ・クンパルシータ
作曲:ヘラルド・エルナン・マトス・ロドリゲス
アディオス・ノニーノ
作曲:アストル・ピアソラ
リベルタンゴ
作曲:アストル・ピアソラ
振付:ローリー・ニコル
マイケル・ジャクソンメドレー
2007-2008 たそがれのメロディ + ジプシースイング
作曲:ジャンゴ・ラインハルト
振付:ローリー・ニコル
グリーン・デスティニー
作曲:譚盾
ボラーレ[2]
ジプシー・キングス
2006-2007
[13][14]
トッカータとフーガ
演奏:ヴァネッサ・メイ
Fundamentum
by Lesium
ピンク・パンサー
作曲:ヘンリー・マンシーニ
2005-2006 Blues Fundamentum
Lesium
Rockaria
2004-2005 Blues ローレライ
Noche de Mi Amor
作曲:ラウル・ディ・ブラシオ
PS1491
作曲:John Tesh
Rockaria
2003-2004 New classical melody
演奏:ボストン交響楽団
ローレライ
Noche de Mi Amor
作曲:ラウル・ディ・ブラシオ
PS1491
作曲:John Tesh
Rockaria
2002-2003 New classical melody
演奏:ボストン交響楽団
ワン・マンズ・ドリーム Rockaria
2001-2002 Victory[13]
作曲:ボンド
ワン・マンズ・ドリーム -

[編集] 脚注

  1. ^ a b c d e f 『フィギュアスケート選手名鑑 2006』新書館、2005年12月、p.97
  2. ^ a b c d 梅田香子「生まれ変わったチェコを象徴するニュー・ヒーロー」『PASSION 2009 フィギュアスケート男子シングルフォトブック』双葉社、2009年2月、pp.94-95
  3. ^ 「エキシビション」『フィギュアスケートDays vol.3』DAI-X出版、2007年5月、p.30-31(特集名:2007 東京世界選手権)
  4. ^ 『ワールド・フィギュアスケート 35』新書館、2008年12月、p.59
  5. ^ 『PASSION 2009 フィギュアスケート男子シングルフォトブック』双葉社、2009年2月、p.93
  6. ^ 斎藤貴子編『COLORS フィギュアスケート男子シングルフォトブック』あおば出版、2006年2月、p.106
  7. ^ a b The big change of Tomas Verner Absolute Skating, December 2, 2010
  8. ^ a b スロバキア、チェコが国内選手権を共同開催した。チェコ選手でも全体でも1位。
  9. ^ a b スロバキア、チェコ、ポーランドが国内選手権を共同開催した。チェコ選手では2位、全体でも2位。
  10. ^ スロバキア、チェコ、ポーランドが国内選手権を共同開催した。チェコ選手でも全体でも1位。
  11. ^ 『フィギュアスケートDays Plus 2008-2009男子シングル読本』ダイエックス出版、2008年9月、 p.75
  12. ^ 『PASSION 2009 フィギュアスケート男子シングルフォトブック』双葉社、2009年2月、p.97
  13. ^ a b 小坂有紀編『COLORS 2007 フィギュアスケート男子読本』あおば出版、2007年3月、p.97
  14. ^ 山本夢子「大会結果 世界選手権 男子シングル」『フィギュアスケートDays vol.3』DAI-X出版、2007年5月、pp.20-21(特集名:2007 東京世界選手権)

[編集] 外部リンク

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