その男ゾルバ
| その男ゾルバ | |
|---|---|
| Zorba the Greek (Alexis Zorbas) |
|
| 監督 | マイケル・カコヤニス |
| 脚本 | マイケル・カコヤニス |
| 原作 | ニコス・カザンザキス |
| 製作 | マイケル・カコヤニス アンソニー・クイン[1] |
| 出演者 | アンソニー・クイン アラン・ベイツ イレーネ・パパス リラ・ケドロヴァ |
| 音楽 | ミキス・テオドラキス |
| 撮影 | ウォルター・ラサリー |
| 編集 | マイケル・カコヤニス[2] |
| 製作会社 | 20世紀フォックス |
| 配給 | 20世紀フォックス |
| 公開 | |
| 上映時間 | 142分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 ギリシャ語 フランス語 |
| 製作費 | $783,000(見積値)[3] |
『その男ゾルバ』(そのおとこゾルバ、原題: Zorba the Greek[4])は、ギリシャの作家ニコス・カザンザキスの小説『その男ゾルバ(原題:Zorba the Greek)』を原作とした1964年のイギリス・ギリシャ・アメリカ合作映画。
第37回アカデミー賞において助演女優賞(リラ・ケドロヴァ)をはじめ3部門を受賞(ノミネートは7部門)。
主人公アレクシス・ゾルバは実在の鉱山労働者ヨルゴス・ゾルバス(en:George Zorbas、1867年 - 1942年)をモデルとしている。
目次 |
ストーリー[編集]
英国人作家バジルは、ギリシャ人の亡父が遺した亜炭炭鉱を再開するためにギリシャにやって来る。 目的地のクレタ島行きの船を待つ間、気のいいギリシャ人の男ゾルバと知りあったバジルは、採掘場の現場監督としてゾルバを雇うことにする。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
炭鉱近くの村に着いた2人は、フランス人のマダム・ホーテンスが経営する安ホテルに泊まることにするが、女好きのゾルバはすぐにマダムと懇ろになる。 一方、バジルは村の中で孤立している美しい未亡人と愛し合うようになる。
ところが未亡人に一方的な想いを寄せていた村の青年パブロが2人の仲を知って自殺すると、村人らは一斉に未亡人を目の敵にして石を投げつけ、男たちは刺し殺そうとまでする。 その場にかけつけたゾルバが何とか未亡人を助け出そうとするが、目を離した隙にパブロの父親が未亡人を殺してしまう。 彼女を救うことはおろか、何もできなかったバジルは強く打ちのめされる。
ゾルバは成り行きでマダムと婚約することになるが、マダムは病に倒れ、ゾルバの腕の中で亡くなる。 死者の財産を勝手に奪い取って良いという村の風習に従い、村人らは嬉々としてマダムの家からありとあらゆるものを奪い去って行く。
ゾルバの発案で建設された、森から切り出した木材を山から滑り下ろすケーブルは、竣工式での試運転で倒壊する。 全てを失ったにもかかわらず少しも動じることのないゾルバの姿に感激したバジルは、ゾルバからギリシャのダンスの手ほどきを受ける。
キャスト[編集]
- アレクシス・ゾルバ - アンソニー・クイン: 楽天的でバイタリティ溢れる自由な男。
- バジル - アラン・ベイツ: 英国人作家。父親はギリシャ人。ゾルバを気に入り、亡父の遺した採掘場の現場監督にする。
- 未亡人 - イレーネ・パパス: 村の中で孤立している美しい未亡人。村の男らには全く見向きもしなかったが、バジルと愛し合うようになる。
- マダム・ホーテンス - リラ・ケドロヴァ: 安ホテルの女主人。フランス人。元高級娼婦。過去の華やかな記憶に縋って生きている。
受賞・ノミネート[編集]
| 映画祭・賞 | 部門 | 候補 | 結果 |
|---|---|---|---|
| アカデミー賞 | 作品賞 | ノミネート | |
| 監督賞 | マイケル・カコヤニス | ||
| 主演男優賞 | アンソニー・クイン | ||
| 助演女優賞 | リラ・ケドロヴァ | 受賞 | |
| 脚色賞 | マイケル・カコヤニス | ノミネート | |
| 撮影賞(白黒) | ウォルター・ラサリー | 受賞 | |
| 美術賞(白黒) | ヴァシリス・フォトポロス | ||
| 英国アカデミー賞 | 作品賞 | ノミネート | |
| 最優秀外国男優賞 | アンソニー・クイン | ||
| 最優秀外国女優賞 | リラ・ケドロヴァ |