シング・シング・シング

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シング・シング・シング(Sing, Sing, Sing)とはジャズスタンダード・ナンバーの一つである。

概要[編集]

1936年に"King of the Swingers"と語られる歌手トランペット奏者のルイ・プリマによって作曲された。スウィング・ジャズの代表曲の一つとして知られる。

トロンボーンとトランペットの掛け合いによる躍動感あるイントロ、サクソフォーンとトランペットが奏でるマイナーコードにもかかわらずダンサブルで華やかなメロディ、延々と続くドラムソロが印象的な楽曲であり、スウィング・ジャズの特徴を余すところ無く盛り込んだ一曲である。更には後述のベニー・グッドマンの影響もあってクラリネットのソロでもお馴染みである。

1938年ベニー・グッドマン楽団がカーネギー・ホールでのコンサートで演じて以来、同楽団の代表曲として知られる。特に、当時の同楽団の看板ドラマー・ジーン・クルーパの黒人的なドラムソロは、ジャズ界におけるドラムの認識を覆すほど革新的で、シング・シング・シングといえば、誰しもがまずジーン・クルーパのドラムソロを連想するほどだった。グッドマンは、差別の激しい時代に黒人ジャズマンを楽団に採用した、リベラルな白人としても知られている。

以後も数々のビッグバンドによってカバーされ、日本映画『スウィングガールズ』でも特徴的に取り上げられている。同国では1959年第10回NHK紅白歌合戦朝丘雪路が歌唱した。

近年では吹奏楽向けのアレンジもなされ、吹奏楽の曲の一つとして取り上げられることも多い。特に京都橘中学校・高等学校の吹奏楽部の演奏会にはほぼ必ずこの曲が演奏されている。

また、フィギュアスケートのプログラムにもよく使用されている。2001-2002シーズンに本田武史(途中で「ドン・キホーテ」に変更)、2005-2006シーズンにジェフリー・バトル、2009-2010シーズンにレイチェル・フラットなど、それぞれのフィギュア選手がショートプログラムに同曲を採用した。

日本での著作権権利者には、俳優の髙島忠夫も名を連ねている。これは、彼がこの曲をいたく気に入り、直訴したという話がある。

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