モンティ・パイソン

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モンティ・パイソン(Monty Python)は、イギリスの代表的なコメディユニット。明らかにモンティ・パイソンを話題にしている場合、単にパイソンズと言うこともある。その世代を超えた人気はオックスフォード英語辞書に"Pythonesque"という造語が載る事からも推測できるだろう。 1969年から始まったBBCテレビ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』で人気を博し、日本でも吹き替え版が放送されたことがある。

ふつうグレアム・チャップマン、ジョン・クリーズ、テリー・ジョーンズ、マイケル・ペイリン、エリック・アイドル、テリー・ギリアムの六人を指す。ただし、唯一のアメリカ人でアニメーション担当のギリアムを入れないことや、逆にニール・イネスとキャロル・クリーヴランドを勘定に入れることもある。

1989年10月4日、グレアム・チャップマンの死に伴い事実上の解散。奇しくも結成20周年前日の事であった(ただしチャップマンは遺灰としてその後も時々姿を見せる)。

目次

[編集] メンバー

グレアム・チャップマン (吹替:山田康雄安原義人
1941年1月8日ミッドランド州レスター生まれ。ケンブリッジ大学卒。医師免許保有。
チームリーダー的存在、ゲイの人権を守る活動家としても活躍。登山家でもある。警察官や軍人、医者などの役を得意とする。
脊髄ガン1989年に没した。享年48。
「Live At Aspen」では遺灰で登場(?)。
ジョン・クリーズ (吹替:近石真介納谷悟朗
1939年10月27日サマーセット州ウィストン・スーパー・メアー生まれ。ケンブリッジ大学卒。弁護士資格を持ち、弁護士、官僚、アナウンサーなどの高圧的な役を得意とする。
196cmと非常に長身。その長身を生かした“バカ歩き(Silly Walk)”は有名。
60歳を越えた現在も俳優として活躍しており近年ではハリー・ポッターシリーズ、チャーリーズ・エンジェル フルスロットル007シリーズに出演。
テリー・ジョーンズ(吹替:飯塚昭三
1942年2月1日北ウェールズ地方コリン・ペイ生まれ。オックスフォード大学卒。
ドタバタ喜劇的なシチュエーションを得意とする。また女装したオバさんキャラクター(ペパーポット)に特に冴えを見せる。
大学時代に学んだ英国の歴史学に詳しく、ジェフリー・チョーサー十字軍研究でも知られる。
作詞/作曲を手がけ自らもなかなかの歌唱を披露したかと思うと、『ラビリンス/魔王の迷宮』の脚本を書き、映画監督作品も『ライフ・オブ・ブライアン』、『人生狂騒曲』の他にも『ヤング・インディ・ジョーンズ 若き日の大冒険』の1話(ノベライズ題は「笑うバルセロナ」)など多数有るマルチ・タレントである。
マイケル・ペイリン(吹替:青野武
1943年5月5日ヨークシャー州シェフィールド生まれ。オックスフォード大学卒。
様々な役柄をこなしているが「イッツ・マン」が有名、ルックスどおりの好人物として知られている。
活動後、BBCで彼の旅行番組が放映され、いくつかはDVDで入手可能である(「八十日間世界一周」「北極から南極へ」など。)。
エリック・アイドル (吹替:広川太一郎
1943年3月29日ダーハム州サウスシールズ生まれ。 ケンブリッジ大学卒。
大学では言語学を学び、「喋る為に喋る」というような言葉遊び的なギャグを得意とする。ハンサムであったので、優等生役や女装もこなす。
得意の歌を生かし、音楽面を担当することが多かった。後にはCDデビューやイギリスの音楽番組に登場しヒットチャートもにぎわせている。ビートルズのパロディ・バンド「ラトルズ」でも有名。
現在はアメリカ合衆国に在住。
テリー・ギリアム (吹替:古川登志夫飛田展男(PC用のみ))
1940年11月22日アメリカ合衆国ミネソタ州メディスィンレイク生まれ。オクシデンタル大学卒。
メンバー唯一のアメリカ人。もっぱらスケッチ間を繋ぐアニメーションを担当し、本編にはほとんど端役としてのみ出演。
活動後に『バロン』『未来世紀ブラジル』『12モンキーズ』などで高名な映画監督となった。

メンバーの確執

  • 基本的にチャップマン&クリーズ(ケンブリッジ組)の「バカバカしさの中にある論理」と、ジョーンズ&ペイリン(オックスフォード組)の「問答無用のバカバカしさ」、アイドルの「言葉の為の言葉遊び」のスケッチがメンバー内で議論されて採用されるかどうかが決まる。ギリアムはアニメ製作の為にスケッチは考えていない。特にクリーズとジョーンズは見解の相違が顕著で、物を投げあう様な喧嘩をしている。更に一時期クリーズが脱退したのも、ジョーンズのあまりに強引な手法に嫌気がさしたというのが通説である。

[編集] 準メンバー

ニール・イネス
1944年、エセックス生まれ。基本的に音楽担当であるが、スケッチ出演者としてジョン・クリーズの代理で最終シーズンに参加している。イギリスのロック・バンド「ボンゾ・ドッグ・ドー・ダー・バンド」のリーダー。上述のエリック・アイドルと共にラトルズのメンバーでもある。
キャロル・クリーヴランド(吹替:松金よね子
1942年ロンドン生まれ。アメリカ育ち。正・準メンバーのうち唯一の女性で、出番は数割程度ながら全シーズンを通して出演した。番組では女性役でもたいていはパイソンズが演じてしまうのだが特に女性特有のセクシーさなどを前面に出したキャラクターを登場させる時には彼女やコニー・ブース(ジョン・クリーズの元妻)が起用されている。
コニー・ブース(吹替:沢田和子
1944年、インディアナ州生まれ。クリーズの元妻。役所はキャロルと差が殆ど無い。離婚の原因は不明だが、離婚後も女優活動を続け、「オックスフォードの恋」ではヒロインの母親役でペリンと久々の共演を果たした。

[編集] 出演作品

テレビ番組

映画

[編集] 関連項目