ISUグランプリシリーズ
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ISUグランプリシリーズ(ISU Grand Prix of Figure Skating)は、国際スケート連盟(ISU)が承認するフィギュアスケート及びアイスダンスにおける国際大会で、前年度の成績優秀者らが出場してアメリカ、カナダ、中国、フランス、ロシア、日本で開催される6大会と、6大会の上位選手に出場資格が与えられるグランプリファイナルを含めた総称。
目次 |
[編集] 大会
スケートアメリカ(アメリカ大会)
スケートカナダ(カナダ大会)
中国杯(中国大会) - 2003-2004シーズンから
エリック・ボンパール杯(フランス大会) - 2004-2005シーズンまでの名称はトロフィー・ラリック
ロシア杯(ロシア大会)
NHK杯(日本大会)- ISUグランプリファイナル(持ち回り)
- かつて開催された大会
ボフロスト杯(ドイツ大会) - 2002-2003シーズンまで。旧ネイションズ・カップ、旧スパルカッセンカップ
[編集] 概要
[編集] 歴史
1995-1996シーズン、すでに各地であまた行われていたフィギュアスケート及びアイスダンスの国際大会のうちから、ドイツ、カナダ、アメリカ、フランス、日本で行われていた5つの国際大会を対象に選び、これら一連の競技会に参戦した選手の中のさらに上位者による大会として「ISUチャンピオンシリーズファイナル」が創設され、「ISUチャンピオンシリーズ」が開始された。1996-1997シーズンにはロシアでの大会も組み込まれて6つの国際大会が対象大会となった。1998-1999シーズンからは「ISUチャンピオンシリーズ」をISUグランプリシリーズと改称し、それとともに「ISUチャンピオンシリーズファイナル」をISUグランプリファイナルと改称。2003-2004シーズンからは、ドイツでの大会に代わって中国での大会がISUグランプリシリーズに組み込まれ、現在の形となった。
10月に始まりISUグランプリファイナルは年をまたいで開催されることもあるため、2007/2008 ISUグランプリシリーズ(2007/2008 ISU Grand Prix of Figure Skating)というように表記されることが多い。
[編集] ISUグランプリシリーズ出場資格
現行ルールでは、前シーズンの世界選手権の上位者、次いでISUランキング、シーズナルベストの上位の選手などが出場資格を獲得、男女シングルとアイスダンスの選手は最大で2大会まで出場することができる。エントリーの少ないペアに限っては3試合以上出場することも可能。
2007-2008年シーズンの出場資格要件は以下の通り。[1]
- シード選手
- 2007年世界選手権の1位から6位までの選手をシード選手とする。シード選手には、くじ引きによって2大会が割り当てられる。
- もしシード選手が割り当てられたどちらかの大会を欠場する場合、それが医療上の理由であったとしても、他の大会への新たな割り当てはない。
- ここまでで欠員があった場合、2006-2007年シーズンのベストスコアが2007年世界選手権の上位6名と同等かそれ以上の選手が優先的にシード選手になる。
- ここまでで欠員があった場合、2007年世界選手権の7位以下の選手が順にシード選手に入る。
- もしシード選手が割り当てられた大会のひとつに出て後に残りのひとつを欠場するか招待を辞退するかした場合、その選手は依然としてシード選手と考え、2007年世界選手権でシードに次いで高い順位であった選手はシードとは扱わない。
- 招待選手
- 2007年世界選手権の7位から12位の選手は、2つの大会に選出されることが保証される。もし7位から12位までの選手で引退者が出た場合、2006-2007年シーズンのベストスコアが2007年世界選手権の7位から12位と同等かそれ以上の選手が優先的に招待選手に入る。もしそれでも欠員があった場合、2007年世界選手権の13位以下の選手が順に選出される。
- ここまでの記述にあてはまらない選手で、ISUランキングで1位から24位までの選手と、ISUランキングで1位から24位には入らないものの2006-2007年シーズンのベストスコアで上位24名の選手は、1つの大会が保証される。ベストスコアのリストは、シーズンごとに、以下の大会のものから編集される。
- ISUジュニアグランプリおよびファイナル
- ISUグランプリシリーズおよびファイナル
- ISUチャンピオンシップス(世界選手権、欧州選手権、四大陸選手権)
- 冬季オリンピック
- その他、ISU国際スケート連盟によってそれぞれの年にISUがそれと認めた大会
- 世界ジュニア選手権のメダリストとISUジュニアグランプリファイナルのメダリストも選考過程に含まれ、2007-2008年シーズンからシニアに参加する意向があれば、1つの大会は保証される。
- 大会開催国の選手は最大で3名、その国の大会に参加できる。この3名とは、ここまでの記述に当てはまる選手から選出される。もし開催国がその3名分の権利の行使をしないならば、その空き枠は、2のa.b.に該当する選手から満たされねばならない。
- 2のa. b. に該当するのすべてのスケーターが1つの大会に選出されてもなお空き枠がある場合、開催国は2006-2007年シーズンのベストスコアの上位75名から選手を選出して空き枠を埋めることができる。
- シード選手とここまでの招待選手の他に、それぞれの開催国のISUメンバーは、ISUフィギュアスケートイベントコーディネーショングループによって設定された選出手続きにより、追加選手を選出することができる。しかしながら、一つの大会の最大エントリー人数は以下の通りである。
- 男女シングル 10人~12人(13人以上でも9人以下でもいけない)
- ペア 6組~8組
- アイスダンス 8組~10組
- シングルとダンスの招待選手は2つより多くの大会に参加することはできない。これらの大会はISUランキングのポイントと賞金が与えられる。エントリーの少ないペアのみ招待選手として3つの大会に出場することは可能。ただしISUのポイントが与えられるのは2つの大会まで。
このようにして選出された選手は、シーズンの始まる直前の6月頃に国際スケート連盟(ISU)から発表される。
[編集] ISUグランプリファイナル出場資格
アメリカ、カナダ、中国、フランス、ロシア、日本で開催されるグランプリシリーズ6大会のそれぞれの1位~8位(ペアは1位~6位)までの選手にポイントが付与され、そのポイントの上位6名、6組がISUグランプリファイナルと呼ばれる大会に出場することができる。
| 各6大会の順位 | 男女シングル | ペア | アイスダンス |
|---|---|---|---|
| 1位 | 15ポイント | 15ポイント | 15ポイント |
| 2位 | 13ポイント | 13ポイント | 13ポイント |
| 3位 | 11ポイント | 11ポイント | 11ポイント |
| 4位 | 9ポイント | 9ポイント | 9ポイント |
| 5位 | 7ポイント | 7ポイント | 7ポイント |
| 6位 | 5ポイント | 5ポイント | 5ポイント |
| 7位 | 4ポイント | - | 4ポイント |
| 8位 | 3ポイント | - | 3ポイント |
強豪選手同士で出場大会が重なると必然的にどちらかの獲得ポイントは低くなってしまい、ある大会の3位の人の得点が他の大会の1位の人の得点と比べて上であってもポイント上はグランプリファイナルには出場できないこともある(2006年のトリノオリンピックで金メダルを獲得した荒川静香は同シーズンのグランプリシリーズでは3位が2回であったために、得点のみの比較では全演技者中3位であったにもかかわらずファイナルには出場できていない)。しかし各大会毎にジャッジや得点傾向は異なるという観点からすると、得点の単純比較ではなく順位によるポイント制であることは公平であるとも言える。
前年度の成績優秀者のうちのさらに優秀者で競われるグランプリファイナルは、ISUの承認する国際大会としては最高峰に位置するものともされ、世界選手権やヨーロッパ選手権と並んで欲しいタイトルとして挙げられることも少なくない。とはいえISUランキングの算出のために各ISU公式大会の入賞者に与えられるポイントは、高い順にオリンピックと世界選手権(同点)、欧州選手権と四大陸選手権(同点)、ISUグランプリファイナル、ISUグランプリシリーズの順となっている。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
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