ISUグランプリシリーズ
2011-2012年シーズンについては2011/2012 ISUグランプリシリーズを参照
ISUグランプリシリーズ(ISU Grand Prix of Figure Skating)は、国際スケート連盟(ISU)が承認するフィギュアスケートのシリーズ戦。前年度の成績などにより出場資格を満たした選手たちが出場する、それぞれアメリカ、カナダ、中国、フランス、ロシア、日本で開催される6大会と、6大会の上位選手が出場するグランプリファイナルを含めた総称。
目次 |
[編集] 大会
スケートアメリカ(アメリカ大会)
スケートカナダ(カナダ大会)
中国杯(中国大会) - 2003-2004シーズンから
エリック・ボンパール杯(フランス大会) - 2003-2004シーズンまでの名称はラリック杯
ロステレコム杯(ロシア杯)(ロシア大会) - ロステレコム杯という名称は2009-2010シーズンから
NHK杯(日本大会)- ISUグランプリファイナル(持ち回り)
- かつて開催された大会
ボフロスト杯(ドイツ大会) - 2002-2003シーズンまで。旧ネイションズ・カップ、旧スパルカッセンカップ
[編集] 概要
[編集] 歴史
1995-1996シーズン、各国で行われていた国際競技会から、ドイツ、カナダ、アメリカ、フランス、日本で行われていた5つがシリーズ化され、「ISUチャンピオンシリーズ」が始まった。同時に、緒戦の上位入賞者が出場する競技会として「ISUチャンピオンシリーズファイナル」が創設された。1996-1997シーズンからはロシアの大会もシリーズに組み込まれた。1998-1999シーズンからISUグランプリシリーズと改称。2003-2004シーズンからは、ドイツの大会に替わり中国の大会がシリーズに組み込まれ、現在に至る。
シリーズの初戦は例年10月だが、最終戦となるISUグランプリファイナルの開催がシーズンによって年をまたぐため、2009/2010 ISUグランプリシリーズ(2009/2010 ISU Grand Prix of Figure Skating)のように表記されることが多い。
[編集] ISUグランプリシリーズ出場資格
出場資格要件はシーズンごとに発表されているが、ISU世界ランキングの改定がなされた2007-2008シーズン以降はほぼ変わっていない。前シーズンの世界選手権の上位者、ISUランキングやシーズンベストスコアの上位選手などが出場資格を獲得する。男女シングルとアイスダンスの選手は最大で2大会まで出場することができ、エントリーの少ないペアに限っては3試合以上出場することも可能とされている。
2009-2010年シーズンの出場資格要件は以下の通り[1]。
- シード選手
- 2009年世界選手権の1位から6位までの選手をシード選手とする。シード選手には、くじ引きによって2大会が割り当てられる。
- もしシード選手が割り当てられたどちらかの大会を欠場する場合、それが医療上の理由であったとしても、他の大会への新たな割り当てはない。
- ここまでで欠員があった場合、2008-2009年シーズンのベストスコアが2009年世界選手権の上位6名と同等かそれ以上の選手が優先的にシード選手になる。
- ここまでで欠員があった場合、2009年世界選手権の7位以下の選手が順にシード選手に入る。
- もしシード選手が割り当てられた大会のひとつに出て後に残りのひとつを欠場するか招待を辞退するかした場合、その選手は依然としてシード選手と考え、2009年世界選手権でシードに次いで高い順位であった選手はシードとは扱わない。
- 招待選手
- 2009年世界選手権の7位から12位の選手は、2つの大会に選出されることが保証される。もし7位から12位までの選手で引退者が出た場合、2008-2009年シーズンのベストスコアが2009年世界選手権の7位から12位と同等かそれ以上の選手が優先的に招待選手に入る。もしそれでも欠員があった場合、2009年世界選手権の13位以下の選手が順に選出される。
- ここまでの記述にあてはまらない選手で、ISU世界ランキングで上位24位または2008-2009年シーズンのベストスコアで上位24名の選手は、1つの大会が保証される。ベストスコアのリストは、シーズンごとに、以下の大会のものから編集される。
- ISUジュニアグランプリおよびファイナル
- ISUグランプリシリーズおよびファイナル
- ISUチャンピオンシップス(世界選手権、欧州選手権、四大陸選手権、世界ジュニア選手権)
- 冬季オリンピック
- その他、ISU国際スケート連盟によってそれぞれの年にISUがそれと認めた大会(例:2005年カールシェーファーメモリアル、2009年国別対抗戦など)
- 世界ジュニア選手権のメダリストとISUジュニアグランプリファイナルのメダリストは、2009-2010年シーズンからシニアに参加する意向があれば、1つの大会は保証される。
- 大会開催国の選手は最大で3名、その国の大会に参加できる。この3名とは、ここまでの記述に当てはまる選手から選出される。もし開催国がその3名分の権利の行使をしないならば、その空き枠は、2のa.b.に該当する選手から満たされねばならない。
- 過去の世界選手権で6位以内に入った選手は、故障もしくは自己の過失によらない理由で前シーズンの競技会に出場できなかった場合、復帰を望めば2つの大会に出場することができる。
- 2のa. b. に該当するのすべてのスケーターが1つの大会に選出されてもなお空き枠がある場合、開催国は2009-2010年シーズンのベストスコアの上位75名から選手を選出して空き枠を埋めることができる。
- シード選手とここまでの招待選手の他に、それぞれの開催国のISUメンバーは、ISUフィギュアスケートイベントコーディネーショングループによって設定された選出手続きにより、追加選手を選出することができる。しかしながら、一つの大会の最大エントリー人数は以下の通りである。
- 男女シングル 10人~12人(13人以上でも9人以下でもいけない)
- ペア 6組~8組
- アイスダンス 8組~10組
- シングルとダンスの招待選手は2つより多くの大会に参加することはできない。これらの大会はISU世界ランキングのポイントと賞金が与えられる。エントリーの少ないペアのみ招待選手として3つの大会に出場することは可能。ただしISUグランプリファイナルの出場選考基準のポイントが与えられるのは2つの大会までである。
このようにして選出された選手は、シーズンの始まる直前の6月頃に国際スケート連盟(ISU)から発表される。
[編集] ISUグランプリファイナル出場資格
アメリカ、カナダ、中国、フランス、ロシア、日本で開催されるグランプリシリーズ6大会のそれぞれの1位~8位(ペアは1位~6位)までの選手にポイントが付与され、そのポイントの上位6名、6組がISUグランプリファイナルと呼ばれる大会に出場することができる。
| 各6大会の順位 | 男女シングル | ペア | アイスダンス |
|---|---|---|---|
| 1位 | 15ポイント | 15ポイント | 15ポイント |
| 2位 | 13ポイント | 13ポイント | 13ポイント |
| 3位 | 11ポイント | 11ポイント | 11ポイント |
| 4位 | 9ポイント | 9ポイント | 9ポイント |
| 5位 | 7ポイント | 7ポイント | 7ポイント |
| 6位 | 5ポイント | 5ポイント | 5ポイント |
| 7位 | 4ポイント | - | 4ポイント |
| 8位 | 3ポイント | - | 3ポイント |
前年度の成績優秀者のうちのさらに優秀者で競われるグランプリファイナルは、ISUの承認する国際大会としては最高峰に位置するものともされ、世界選手権やヨーロッパ選手権と並んで欲しいタイトルとして挙げられることも少なくない。とはいえ。ISUランキングの算出のために各ISU公式大会の入賞者に与えられるポイントは、高い順にオリンピックと世界選手権(同点)、欧州選手権と四大陸選手権(同点)、ISUグランプリファイナル、ISUグランプリシリーズの順となっている。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
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