ジャパンカップダート
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| ジャパンカップダート | |
|---|---|
| 開催地 | 阪神競馬場 |
| 施行日 | 2008年12月7日 |
| 格付け | GI |
| 1着賞金 | 1億3000万円 |
| 距離 | ダート1800m |
| 出走条件 | サラブレッド系3歳以上(国際)(指定) |
| 負担重量 | 3歳55kg、4歳以上57kg (牝馬2kg減) |
| 第1回 施行日 |
2000年11月25日 |
ジャパンカップダート(Japan Cup Dirt)は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場のダート1800mで施行する中央競馬の重賞(GI)競走(国際招待指定)である。2000年から2007年(2002年除く)までは東京競馬場のダート2100mで施行されていた。
ジャパンカップダートの1着賞金1億3000万円は日本の全ダート競走の中で最高賞金額を誇る。
外国から当競走に出走する場合には競走馬の輸送費、滞在に要する厩舎や飼料にかかる費用、馬主、調教師、騎手、厩務員(馬主、調教師、騎手についてはその配偶者も含む)の交通費や宿泊費はJRAが全額負担する。このような遠征に要する諸費用の負担を外国からの全出走馬に行う競走は日本ではこのほかに中山グランドジャンプ、ジャパンカップがある。世界ではドバイミーティング(ドバイワールドカップなど)、香港国際競走がある。なお、外国招待馬は8頭まで出走可能である。 2008年からジャパン・オータムインターナショナルに指定されている。
目次 |
[編集] 概要
JRAにおける最初のダートGI競走は1997年に昇格したフェブラリーステークスであったが、中距離の交流GIである帝王賞や川崎記念での熱戦、ドバイワールドカップやブリーダーズカップ・クラシックの隆盛により中央競馬においてもダート競走の主流である2000m級の距離によるダート国際競走を望む声が高まり、2000年にジャパンカップダートが創設された。略称はJCD(JはJAPAN、CはCUP、DはDIRTのそれぞれの頭文字)。
しかしながら、世界のダート競走の主流が2000mであるにもかかわらず2100mという半端な距離で(JRAではダート2000mというコースが阪神競馬場以外にない)スタートから第一コーナーまでが短めで競走馬の能力以外の有利不利があることなどがこのレースの欠点となっている。また、ダートが主流のアメリカでは赤土のようなスピードの出やすいダートが主流だが、日本のダートはスピードが出にくい。2007年に来日した、スチューデントカウンシルは、時計のかかる馬場向きと見て、BCクラシックを回避して、このレースに出走した経緯がある[1]。 そのため、2008年からはジャパンカップの翌週の日曜に移動し、阪神競馬場のダート1800m[2]で施行される。これに伴い、一部の競走日程が変更されている[3]。
世界各国の一流馬が登録することこそあるものの開催時期が北米勢(およびクールモアグループなど一部の欧州勢)にとっての最大目標であるブリーダーズカップ・クラシックの後ということだけあって、実際に出走することは皆無である。
ただし近年、アメリカのダートコースにも変化が見られるようになり、オールウェザーの競馬場も増えたことから、スピードの必要なアメリカ特有のダートに適性がない馬がこのレースを選ぶこともある。また、1800mという距離で施行されるため、今後は中距離馬とマイル馬の両方が出走し易くなっている。ただし、日本馬のレベルの向上と、アメリカ勢の惨敗が続いているため、アメリカの競馬関係者の中にはジャパンカップダートに出走すること自体が無謀という考えも多くあるうえに[1]、アメリカの競馬場は全て左回りであることから、今後このレースの外国の有力馬が増えるかどうかは微妙である。
なお、ファンファーレは創設以来テープ演奏であったが2004年から生演奏となった。2007年まで平地のGI競走では数少ない、土曜日に施行されていた競走である[4]。
正賞は日本馬主協会連合会会長賞、全国公営競馬馬主連合会会長賞、地方競馬全国協会会長賞、全国公営競馬主催者協議会会長賞。
[編集] 主な前走
以下はジャパンカップダートに出走する競走馬の主な前走。
| 競走名 | 格付 | 団体 | 施行競馬場 | 施行距離 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 武蔵野ステークス | GIII | 中央 | 東京競馬場 | ダート1600m |
| 2 | JBCクラシック | 統一JpnI | 地方 | 持ち回り | ダート2000m |
[編集] 歴史
- 2000年 - 東京競馬場のダート2100mの国際招待指定競走として創設。
- 2001年 - 日本のクロフネがダート2100mの世界レコード2.05.9で勝利。
- 2002年 - 東京競馬場の改修工事により中山競馬場のダート1800mで施行。
- 2003年 - アメリカのフリートストリートダンサーが外国調教馬として史上初の制覇。
- 2004年 - ゴールデンジュビリーデーに伴い当年に限りジャパンカップと同日開催。
- 2005年 - 武豊が騎手として当競走初の連覇。
- 2006年 - 外国馬が1頭も参戦しなかった。
- 2007年 - 石坂正が調教師として当競走初の連覇。
- 2008年
- 開催競馬場を阪神競馬場ダート1800mに移して施行。
- ジャパン・オータムインターナショナルに指定。
[編集] 歴代優勝馬
| 回数 | 施行日 | 調教国・優勝馬 | 性齢 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 2000年11月25日 | 牡5 | 2:07.2 | 岡部幸雄 | 南井克巳 | 池田實 | |
| 第2回 | 2001年11月24日 | 牡3 | 2:05.9 | 武豊 | 松田国英 | 金子真人 | |
| 第3回 | 2002年11月23日 | 牡5 | 1:52.2 | L.デットーリ | 小島太 | 西川清 | |
| 第4回 | 2003年11月29日 | 騸5 | 2:09.2 | J.コート | D.オニール | T.レザーマン | |
| 第5回 | 2004年11月28日 | 牡6 | 2:08.7 | 武豊 | 松田博資 | (有)社台レースホース | |
| 第6回 | 2005年11月26日 | 牡3 | 2:08.0 | 武豊 | 角居勝彦 | 金子真人ホールディングス(株) | |
| 第7回 | 2006年11月25日 | 牡3 | 2:08.5 | 後藤浩輝 | 石坂正 | (有)キャロットファーム | |
| 第8回 | 2007年11月24日 | 牡5 | 2:06.7 | 武豊 | 石坂正 | (有)サンデーレーシング |
[編集] ジャパンカップダートの記録
- レースレコード - 2:05.9(第2回優勝馬クロフネ)
- 2着との最大着差 - 7馬身(第2回優勝馬クロフネ)
[編集] 注釈
- ^ a b 週刊Gallop2007年11月25日号。
- ^ 2007年11月20日のサンケイスポーツによると阪神の2000mダートはスタートが芝コースとなる関係もあり、1800mでの開催になったのではと考えられている。
- ^ 阪神ジュベナイルフィリーズが12月第2週目、朝日杯フューチュリティステークスが12月第3週目にそれぞれ変更となる。また、ジャパン・オータムインターナショナルシリーズに指定されることになる。
- ^ 例えば、2002年のNHKマイルカップが5月5日の大国魂神社の祭事と重なるため5月4日土曜日に施行されたほか、天皇賞(春)が4月29日の固定開催だった1989年に土曜日開催となった。
[編集] 関連項目
| GI 競走 | JpnI 競走 | J・GI 競走 |
|---|---|---|
| フェブラリーステークス | 高松宮記念 | 天皇賞(春) 安田記念 | 宝塚記念 | スプリンターズステークス |
桜花賞 | 皐月賞 | NHKマイルカップ ヴィクトリアマイル | 優駿牝馬 | 東京優駿 |
中山グランドジャンプ 中山大障害 |
- 国際グレードが得られている競走には右肩に「*」を付している。
| GIおよびJpnI 競走 | GIIおよびJpnII 競走 | GIIIおよびJpnIII 競走 |
|---|---|---|
| 川崎記念 フェブラリーステークス* かしわ記念 帝王賞 ジャパンダートダービー マイルチャンピオンシップ南部杯 JBCスプリント JBCクラシック ジャパンカップダート* 全日本2歳優駿 東京大賞典 |
エンプレス杯 ダイオライト記念 兵庫チャンピオンシップ 東海ステークス* 関東オークス ブリーダーズゴールドカップ 日本テレビ盃 東京盃 浦和記念 兵庫ジュニアグランプリ 名古屋グランプリ |
ガーネットステークス* | TCK女王盃 | 平安ステークス* 根岸ステークス* | 佐賀記念 | 名古屋大賞典 マーチステークス* | マリーンカップ | アンタレスステークス* かきつばた記念 | さきたま杯 | ユニコーンステークス 北海道スプリントカップ | スパーキングレディーカップ プロキオンステークス* | マーキュリーカップ クラスターカップ | サマーチャンピオン エルムステークス | シリウスステークス* 白山大賞典 | エーデルワイス賞 | 北海道2歳優駿 武蔵野ステークス* | クイーン賞 カペラステークス | 兵庫ゴールドトロフィー |

